この記事では、映画『とっととくたばれ』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『とっととくたばれ』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0056158
| 製作年 | 2018年 |
|---|---|
| 上映時間 | 98分 |
| ジャンル | アクション |
| 監督 | キリル・ソコロフ |
| キャスト | ヴィタリ・カエフ アレクサンドル・クズネツォフ イェフゲニア・クレグジュデ ミハイル・グリヴォイ |
| 製作国 | ロシア |
映画『とっととくたばれ』の登場人物（キャスト）
- マトヴェイ（アレクサンドル・クズネツォフ）
- ロシアの田舎町に住む青年。恋人であるオーリャの父親に会いに、オーリャの家族が住むアパートを訪問する。
- アンドレイ（ヴィタリー・カエフ）
- オーリャの父親。地元の警察で刑事を務めている。
- オーリャ（エフゲーニャ・クレッグツェ）
- マトヴェイの恋人。親元を離れて生活している。
- エヴゲーニチ（ミハイル・グレヴォイ）
- 地元の警察署に勤める刑事で、アンドレイの同僚。
映画『とっととくたばれ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『とっととくたばれ』のあらすじ【起】
ロシアの田舎町にあるアパートの部屋を、マトヴェイという青年が訪ねて来る。マトヴェイはこの部屋に住む夫婦の娘・オーリャと付き合っていて、両親に挨拶に来たのだという。オーリャの父親・アンドレイはマトヴェイと面識がなかったが、娘も後から来るのだろうと考え、マトヴェイを部屋の中に案内する。
アンドレイがマトヴェイとテーブルに付くと、マトヴェイが隠し持っていたらしいハンマーを床に落とす。それを見て何か不審なものを感じたアンドレイは、部屋にあったショットガンをマトヴェイに突きつける。
アンドレイが逃げようとしたマトヴェイに発砲すると、弾は外れてソファーに命中する。するとソファーの中から、大量の札束が飛び出してくる。刑事をしているアンドレイは格闘技も得意としていて、アンドレイにパソコンのモニターを投げつけ、気を失わせる。
実はマトヴェイは、小さい頃から父親に虐待を受けているとオーリャに聞かされ、彼女に頼まれてアンドレイを殺しに来たのだった。気絶していたマトヴェイが目を覚ますと、部屋のバスルームに手錠をかけられて監禁されていた。
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映画『とっととくたばれ』のあらすじ【承】
アンドレイは、これまで逮捕した犯罪者の依頼でマトヴェイが自分を殺しに来たのではないかと考え、バスルームに監禁したマトヴェイを拷問する。マトヴェイはたまらず、オーリャの話を聞いて殺しに来たことを白状する。
アンドレイがバスルームを出ていくと、マトヴェイは滑りやすいように液体ソープを手に塗りたくり、指の骨を折って強引に手錠を外すことに成功する。バスルームから逃げ出したマトヴェイは、床に落ちていたショットガンを拾い上げ、アンドレイに突きつける。
アンドレイはオーリャに電話し、3人で話しあおうとマトヴェイに提案する。アンドレイが、電話に出たオーリャにマトヴェイのことを聞くと、オーリャは「そんな人は知らない」と答える。それを聞いて落胆したマトヴェイの隙をつき、アンドレイはマトヴェイの首を締めあげて殺してしまう。
そこに、アンドレイに呼ばれた刑事の同僚・エヴゲーニチがやって来る。アンドレイとエヴゲーニチは、かつて2人が関わった殺人事件で、容疑者の親に大金を要求し、その代わりに容疑者を無罪にしたという共通の秘密があった。
映画『とっととくたばれ』のあらすじ【転】
アンドレイがエヴゲーニチと一緒にマトヴェイの死体を運ぼうとすると、心臓が止まっていたマトヴェイが急に動き出す。マトヴェイは子供の頃に友人たちと息を止めるゲームをしていたことがあり、その時もやり過ぎて一度は心臓が止まったものの、息を吹き返したという経験があった。
アンドレイが改めてマトヴェイをどう始末しようかと考えていると、マトヴェイはソファーの中から札束が出て来たことをエヴゲーニチに告げる。アンドレイは、容疑者の親から金は手に入らなかったとエヴゲーニチに嘘をつき、大金を独り占めし隠し持っていたのだった。
エヴゲーニチはその金を、病床にあった妻の治療費にするつもりだったが、資金不足で満足な治療が出来ずに妻は死亡していた。怒りに燃えたエヴゲーニチは取り出した拳銃をアンドレイに向け、アンドレイもショットガンをエヴゲーニチに向ける。
そこにオーリャがやって来るが、エヴゲーニチもアンドレイも相手を銃で撃ち抜く。エヴゲーニチは死亡したが、アンドレイに当たった弾はかろうじて急所を外れていた。
映画『とっととくたばれ』の結末・ラスト（ネタバレ）
オーリャは血まみれのアンドレイに、1人暮らしの自分は金銭的に苦しい生活をしていて、アンドレイが隠し持っていた金が目当てでマトヴェイに父親の殺害を依頼したことを告白する。そこに、騒音が聞こえるという近所からの苦情を聞いた警官が現れ、マトヴェイが助けを求めようとすると、オーリャはマトヴェイにナイフを突き刺す。
オーリャが警官に対応し、刑事であるアンドレイの娘だとわかって、警官はそのまま去って行く。その間にアンドレイは、自分の妻とエヴゲーニチが浮気をしていたことにして、痴情のもつれで自分の知り合いであるマトヴェイと口論の末殺し合いになったという、惨劇の理由付けを考えていた。
オーリャは自分のことしか考えない父親に絶望し、アンドレイをショットガンで撃ち抜く。オーリャが金を持って部屋を出ようとすると、まだ息のあったアンドレイが、エヴゲーニチの持っていた銃でオーリャを射殺する。
アンドレイはそのまま死亡し、マトヴェイはオーリャが持ち去ろうとした金をその場に残して、傷だらけの体でアパートを後にするのだった。
映画『とっととくたばれ』の感想・評価・レビュー
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映画『とっととくたばれ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『とっととくたばれ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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