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映画『たちあがる女』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『たちあがる女』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『たちあがる女』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0044051

製作年 2018年
上映時間 100分
ジャンル ヒューマンドラマ
コメディ
監督 ベネディクト・エルリングソン
キャスト ハルドラ・ゲイルハルズドッティル
ヨハン・シグルザルソン
ヨルンドゥル・ラグナルソン
マルガリータ・ヒルスカ
製作国 アイスランド
フランス
ウクライナ

映画『たちあがる女』の登場人物(キャスト)

ハットラ(ハルドラ・ゲイルハルズデッティル)
地元でセミプロ合唱団の講師を行いながら、周囲には知られざるもう1つの顔を持っている。それは山女と呼ばれる環境活動家であり、環境のために地元のアルミニウム工場に対して孤独な戦いを続けていた。そこに、養子の申請が通ったと連絡を受け、環境活動を続けていくか、母として生きていくか、苦渋の選択を迫られる。

映画『たちあがる女』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『たちあがる女』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『たちあがる女』のあらすじ【起】

アイスランドの美しい平原で、女は弓を片手に送電線に狙いを定める。送電線は火花を散らして引き裂かれる。その影響で、近くのアルミニウムの工場は停電し、ストップしてしまう。

女の名はハットラ。送電線を切ったことにより追われているから匿って欲しいと近くの農場へ逃げ込む。農夫は、もう5回目だろう?と呆れた様子であるが、ハットラを匿い、ここに居ては危険だと車を貸してくれる。

ニュースでは繰り返される破壊行為としてハットラの起こしたことが報道されている。ハットラは地元でセミプロ合唱団の講師を担っていた。もちろん仲間達に破壊行為のことは秘密であるが、官僚であるバルドヴィンだけはそのことを知っていた。

バルドヴィンは、もうやめて欲しいとハットラを説得する。捕まれば台無しだというバルドヴィンに、ハットラは考えると答えた

帰宅したハットラに電話が入る。4年前の養子申請が通ったのだ。養子と紹介されたウクライナ人の4歳の少女は、紛争で両親を亡くし、彼女が発見された時、死後数日たった祖母の側に居たのだそうだ。名前はニーカと言う。

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映画『たちあがる女』のあらすじ【承】

養子を迎えるための保証人のサインをもらうために姉の元を訪れたハットラ。ハットラは双子であった。

ハットラは声明文を密かに作成し、建物の屋上に登ると、それを上からばら撒いた。声明文は街の人々の手に渡り、それは瞬く間にSNSで拡散された。

送電線への抗議行動は私の行いであると宣言する。破壊は人類に対する実質的な犯罪である。この卑劣な行為は非民主的である。声明文を読んだバルドヴィンは頭を抱えた。

民衆の力を結集し、企業に衝撃を与えるため立ち上がろう。グローバルビジネスの強引なやり方が自然や市民社会を脅かしていることを知らせよう。温暖化や海洋の酸性化を引き起こし、地球のあらゆる生命を脅かしている。世界経済や、グローバル企業の戦略を民主主義は止められない。地球に仕掛けられた戦争を止められる最後の世代だ。山女。と書かれた声明文を読んだ政府は山女を封じ込めようと案を練る。

ニュースでは山女の声明文に対して、否定的な意見が次々に報じられた。それは市民の生活に直結するものであり、政府による山女への印象操作であった。

映画『たちあがる女』のあらすじ【転】

ハットラは何かを思い立ったようにフェイクのために荷物をベビーカーに積み込むと、車に乗り込み走り出す。

翌日、ハットラは花と肥料を購入する。車のラジオからは、昨日道路管理局の倉庫から大量の爆薬が盗まれたと報道されていた。それはハットラによる犯行であった。ハットラは肥料に爆薬を隠すと衣服を着替えて走り出す。

道中、警察に止められたハットラであったが、なんなくすり抜けそのまま車を進める。ハットラが訪れたのは農夫の元だった。借りていた車を返しに来たのだ。しかしそこにハットラの姿は無かった。

ハットラは大きなリュックを背負って、山道を歩いていた。そして送電気へ近付くと、サンダーを手に電線を破壊していく。そして送電気の下に爆薬を設置すると、ハットラは一気に爆発させ、送電気を崩壊させた。

すぐにハットラに追手が迫ってくる。お面を付けて、追跡してくるドローンを破壊したり、周囲を飛び回るヘリのサーモグラフィーを羊の死体で誤魔化したり、なんとか捜索を潜り抜けるハットラの元に警察犬が迫っていた。

映画『たちあがる女』の結末・ラスト(ネタバレ)

その時、農夫がハットラを助けに来る。身なりを整えたハットラはニーカの元へ向かうため空港へ向かう。農夫に感謝を述べ、2人はハグをして別れた。

空港ではDNAの採取が行われていた。ハットラがどうしようか考えていると、後ろに並ぶ乗客が山女は捕まったからDNAの採取は必要ないと声を上げる。ニュースでは山女として捕まる、ハットラの姉、アウラの姿が映し出されていた。

ハットラは居てもたってもいられず、タクシーに乗り込むと街へと車を走らせる。ハットラは気持ちが悪いと言ってタクシーを降りると、近くの土にニーカの写真をこっそりと埋めた。そこにタクシーの運転手が通報したのであろう、パトカーが現れ、ハットラは確保される。

拘留されていたハットラの元にアウラが面会に現れる。アウラは、ハットラの拘留中にニーカの養親となる手続きを済ませていた。すると辺りが停電する。停電はアウラが農夫に頼んで起こさせたものであり、回復するまでに数秒しかないと言って、自分の着ていた衣服をハットラに着せて、アウラとハットラは入れ替わる。

ハットラはニーカの元へ向かい、彼女を抱き上げると、2人は歩き出した。

映画『たちあがる女』の感想・評価・レビュー

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映画『たちあがる女』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『たちあがる女』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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