映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』の概要:「山猫は眠らない」シリーズ最新作。中米で大臣の狙撃事件が発生し、狙撃兵ブランドン・ベケットが容疑者として疑われる。しかし彼もまた、何者かに命を狙われ…。秋元才加のハリウッドデビュー作!
映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』の作品情報
上映時間:95分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:カーレ・アンドリュース
キャスト:チャド・マイケル・コリンズ、秋元才加、トム・ベレンジャー、イアン・ロビンズ etc
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映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』の登場人物(キャスト)
- ブランドン・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)
- 海兵隊の一流狙撃兵。伝説の狙撃手トーマス・ベケットの息子。趣味のオンラインゲームに没頭中に、大臣暗殺容疑でCIAに拘束される。父トーマスの山荘に逃走し、久しぶりに親子らしい時間を過ごす。
- トーマス・ベケット(トム・ベレンジャー)
- 海兵隊の伝説の狙撃手。ブランドンの父。山荘で隠居生活中にブランドンを匿ったことをきっかけに、狙撃手として復活する。謎めいた部分が多いが、本作では妻に結婚を3回申し込んだことが明かされる。
- ユキ・ミフネ“レディ・デス”(秋元才加)
- 犯罪一族で育った殺し屋。黒幕に雇われて大臣の暗殺を実行した。2キロ先の標的を1発で留める凄腕スナイパー。
- ローゼンバーグ“ゼロ”(ライアン・ロビンス)
- 国家安全保障省の捜査官。ベケットの元上官である「大佐」の依頼で、大臣暗殺事件について独自に調査する。早い段階から製薬会社のCEOが怪しいと睨む。
- フランクリン捜査官(ロックリン・マンロー)
- CIA捜査官。大臣暗殺事件捜査の指揮を執り、ブランドンを拘束する。同僚のクローヴァーはフランクリンの目を盗み、ゼロにCIAの情報を提供する。
- ドナルド・サウス(ヴィンセント・ゲイル)
- ノヴァシル製薬会社のCEO。禁輸措置解除により、カナダの製薬会社ファイカスとの合併交渉を進めた功労者。暗殺事件の際、大臣と同じ壇上に座っていた。
- ドレイク・フェニックス(マイケル・ジョンソン)
- ファイカス社の警備主任。民間会社の警備員とは思えないほど鍛えられた体格。その正体は元海兵隊員マコネル軍曹。ブランドンの元同僚であり、過去にブランドンから告発されたことを今でも恨んでいる。
映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』のあらすじ【起】
中米の国家コスタベルデ。長年の禁輸措置を解除することに貢献したブルーノ大臣は、式典で演説を行おうとしていた。同時刻、2キロ離れたホテルの一室では殺し屋の女が大臣に向けて狙撃し、1発で頭に命中させた。CIAはホテルに残っていた毛髪などから、大臣を暗殺したのは海兵隊の狙撃手ブランドン・ベケットだと特定した。
その頃、ブランドンは5年ぶりの休暇中で、14歳の子供相手にオンラインゲームに没頭していた。殺し屋の女は黒幕からブランドンの殺害も命じられるが、CIAが先に彼の自宅に踏み込んだため殺害し損ねる。
ブランドンはCIAフランクリン捜査官から聴取を受けることになった。するとそこに、国道安全保障省の捜査官ゼロが現れる。彼はブランドンの元上官「大佐」からの命令で、事件の真相を独自に調べるためにやって来たのだ。彼はブランドンに真犯人を見つけることを約束。CIA職員クローヴァーに協力を要請した。
ブランドンは別の施設に移送中に、黒幕に雇われたロシア人マフィアに襲撃される。しかし、ブランドンが戦いに加わったことで、マフィアは苦戦を強いられた。マフィアがしくじった場合に備え待機していた殺し屋の女が、マフィアもCIAも次々と狙撃。しかし、肝心のブランドンには逃げられてしまった。
映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』のあらすじ【承】
ゼロは式典出席者であったノヴァシル製薬会社のCEOサウスが、何かしら事情を知っていると考えて訪問。サウスは合併相手のカナダの製薬会社ファイカス社が怪しいと言った。ファイカス社では最近、経理社員による不正アクセス事件が起きたばかりだった。
ゼロはファイカス社を訪れ、警備主任のドレイク・フェニックスに当時の様子を尋ねるが、経理社員が酔っぱらって起こした事件だと言われて追い返される。続いて襲撃事件で生き残ったロシア人に尋問し、暗殺事件の黒幕はヘリを所持している者であることが分かった。
ブランドンは盗難車などを乗り継いでモンタナに行き、山荘で悠々自適に暮らす父トーマスを訪れる。久しぶりに顔を合わせたベケット親子。ゆっくり酒を飲みながら、父のベトナム戦争時代の思い出話など、お互いのことを語り合った。
ゼロは独自の捜査を続け、フェニックスの正体が5年前に戦死したはずのマコネル軍曹であることを突き止める。マコネルはブランドンの元同僚であった。さらにゼロは、ファイカス社の経理社員から大臣暗殺事件の計画者はフェニックスだと聞き出す。大臣暗殺で禁輸措置の解除を停止させることによって、製薬会社の株価の暴落を引き起こし、利益を得ようとしたのだ。経理社員は架空口座を作らされたのだった。
映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』のあらすじ【転】
ブランドンの身柄を捕らえるため、CIAの部隊が山荘に向かった。トーマスは事前に気付いてブランドンを山中に逃がす。同じ頃、ゼロはブランドンが無実であることをフランクリン捜査官に訴え、作戦中止を要請した。
ところが、作戦中止命令が出されると同時に、殺し屋の女がCIA隊員を狙撃し始めた。ブランドンは山荘まで戻り、トーマスは山荘の中から殺し屋の居場所を絞った。2対1で睨み合うベケット親子と女殺し屋。女は2人との対決を諦め、CIA隊員のマシンガンを暴発させてその場から立ち去った。
ブランドンは殺し屋に追い付き、相手が女であることを知り驚く。2人は激しい格闘を繰り広げるが、最後は女殺し屋がトーマスに銃口を向けられたことで降参する。CIAが彼女を調べた結果、日本人の殺し屋レディ・デスであることが分かった。
一方、ゼロはフェニックスの自宅を捜査。ブランドン名義の偽造パスポートや水上タクシーのチケットなど、真相に近づく手掛かりを見つけた。
映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』の結末・ラスト(ネタバレ)
ゼロはチケットを手掛かりに湖へ行き、水上タクシーでヘリポートがある離島へ渡った。離島の豪邸がサウスの所有だと分かったところで、ゼロはサウスとマコネルに捕まってしまう。サウスは大臣暗殺の発案は自分であり、計画を立てたのはマコネルだと明かした。マコネルは暗殺の目的は金儲けだが、ブランドンに恨みがあるのでついでに巻き込んだと言う。
ブランドンはマコネルの潜伏先を知るため、レディ・デスを利用することを提案。彼女からマコネルに、ブランドンを捕まえたという嘘の連絡をさせて、潜伏先を聞き出した。
CIAやブランドンたちはヘリで島に着陸。レディ・デスに連行されるという形で、ブランドンはサウスの屋敷に現れた。ブランドンとマコネルはすぐに格闘となり、ブランドンは不意を突かれて人質に取られてしまう。遠くから狙撃を待機していたトーマスは、マコネルを撃とうするが、息子を撃つかもしれないと思い躊躇した。するとブランドンがインカムを通して、父に撃てと後押しをする。トーマスはその言葉に促されて発砲し、フランクリンの頭に1発で命中させた。ゼロは助け出され、サウスは逮捕され、作戦は終了。トーマスは「今までで一番難しい狙撃だった」と息子に心境を吐露した。
その後、ゼロはレディ・デスを日本へ引き渡すことを中止する。彼女の腕を見込み、これからの話を持ち掛けるのだった。
映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』の感想・評価・レビュー
人気ミリタリー・アクション「山猫は眠らない」シリーズ第8弾。トーマスが山荘で隠居生活を送っていたり、ブランドンの趣味がオンライン対戦ゲームだという意外な一面を見せる。
なんと言っても今回の見どころは、ハリウッドデビューを果たした秋元才加だ。冒頭のシーンから始まり、鍛えた体でブランドンとの激しい格闘シーンや、狙撃手3人で睨み合うシーンなど、印象的な場面で存在感を残した。ラストも次回を期待できる終わり方。楽しみに待ちたい。(MIHOシネマ編集部)
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