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映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』の概要:霊界に異変が起こり、水没してしまう。霊界の長であるコエンマは、霊界探偵の浦飯幽助に助けを求めるよう部下のぼたんに指示を出した。霊界の異変の裏には、冥界の王である耶雲の存在があった。

映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』の作品情報

幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆

製作年:1994年
上映時間:93分
ジャンル:アクション、アニメ
監督:飯島正勝
キャスト:佐々木望、千葉繁、緒方恵美、桧山修之 etc

映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』の登場人物(キャスト)

浦飯幽助(佐々木望)
霊界探偵。得意技は霊気を弾丸のように撃つ霊丸。粗野な性格だが、仲間思いの心優しい人物。
桑原和真(千葉繁)
幽助の友人でありライバル。情に厚い。得意技は、霊気を剣のように扱う霊剣。判断力に優れている。
蔵馬(緒方恵美)
幽助の友人。妖狐。冷静沈着な性格。妖力を使い植物を操って敵と戦う。とある理由から胎児に憑依し、南野秀一として人間界で暮らしている。
飛影(桧山修之)
幽助の友人。一匹狼で、集団行動を嫌う。額に第三の眼・邪眼がある。戦闘能力に優れている。氷女の雪菜は双子の妹だが、自分が兄だと明かしていない。
ひなげし(横山智佐)
霊界案内人。霊界案内人のぼたんとは幼馴染。重根神社で巫女として暮らしている。人間界や霊界を守るため、幽助達と行動を共にする。
耶雲(鈴置洋孝)
冥界の王。冥界の復活を望み、騒動を巻き起こす。圧倒的な力を持っている。冷酷な人物。

映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』のあらすじ【起】

霊界に大雨が降り注ぎ、三途の川が氾濫した。霊界の長であるコエンマは敵の仕業だと確信し、霊界探偵の浦飯幽助に助けを求めるよう部下のぼたんに指示を出した。ぼたんはコエンマの身を案じながらも、幽助の元に急いだ。

幽助が学校の屋上にいると、ボロボロになったぼたんが現れる。ぼたんは「重根神社のひなげし」と口にした後、気絶した。幽助は幼馴染の雪村螢子にぼたんのことを託し、友人の桑原和真と一緒に重根神社に向かった。

幽助達が神社に到着すると、巫女のひなげしが冥界鬼に襲われていた。幽助達は冥界鬼を倒し、ひなげしを救い出した。ひなげしは霊界案内人で、ぼたんの幼馴染だった。現在、ぼたんは幽助の師匠である幻海に看病をしてもらっていた。幽助達はひなげしと共に幻海の元を訪ねた。

幽助達の友人である蔵馬は、霊界の様子を見に行っていた。蔵馬は幽助達の前に現れると、霊界が水の底に封じ込められていたと説明した。霊界には冥界鬼の姿があり、何かを探している様子だった。ひなげしは冥界について皆に説明した。数千年前、冥界は人間界を手中に収めようと、霊界に戦争を仕掛けたことがあった。閻魔大王が冥界を消滅させ、冥界の者達を遥か彼方に封じ込めて危機を救っていた。

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映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』のあらすじ【承】

霊界を復活させるには、パワーを送る必要があった。人間界には自然と霊力が溜まる霊鬼門という場所があった。5か所の霊鬼門を開封すれば、霊界にパワーを送ることができた。幽助達はひなげしに案内してもらい、霊鬼門に向かうことにした。

幽助達は地の地点の霊鬼門に到着した。だが、霊鬼門が破壊され、霊力ではなく冥界パワーが噴出していた。敵には霊力を冥界パワーに変える力があったのだ。全ての霊鬼門が冥界の手に落ちれば、霊界は閉ざされたままになってしまう。幽助達は手分けして霊鬼門を守ることにした。

幽助とひなげしは、火の地点の霊鬼門に辿り着く。そこには、冥界鬼の姿があった。幽助は冥界鬼を倒すが、そこに冥界の王・耶雲が現れる。耶雲は幽助を倒すと、霊鬼門を壊して霊力を冥界のパワーに変えた。

桑原は精霊の地の霊鬼門に辿り着く。そこに、耶雲の部下で冥界三獄神の一人である魔舎裏が現れる。魔舎裏は敵の技や思考を鏡のようにコピーすることができた。桑原は魔舎裏と戦った。

幽助の仲間である飛影は冥界鬼の1つを守りに行くが、耶雲の部下で冥界三獄神の一人である頼光に襲われる。霊鬼門は破壊された。一方、蔵馬は霊鬼門の一つに辿り着くが、かつて相棒だった黒鵺に襲われ霊鬼門を破壊されてしまう。

映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』のあらすじ【転】

桑原は霊気を一気に放出し、自分を真似た魔舎裏の冥気を放出させた。そして、魔舎裏を殴って倒した。桑原の元に駆けつけた幽助達は霊鬼門を封印しようとするが、敵に襲われ霊鬼門を破壊されてしまう。全ての霊鬼門が破壊されてしまった。

耶雲と頼光は閻魔大王の秘宝「冥界玉」を奪うため、ぼたんが匿われている寺を襲撃した。「冥界玉」はぼたんの体内に隠されていた。幻海と飛影の妹の雪菜はぼたんを守ろうとするが、やられてしまう。異変を察知した幽助が駆けつけるが、ぼたんを攫われ耶雲達に逃げられてしまう。

幽助、桑原、蔵馬、飛影、ひなげしは耶雲一味を止めるため、戦いの場に向かった。まず初めに、黒鵺が立ちはだかった。蔵馬が黒鵺と戦った。黒鵺は見捨てられたと、蔵馬に対して激しい憎しみを抱いていた。蔵馬は激しく動揺し、黒鵺に追い詰められていく。しかし、目の前の黒鵺が偽物だと気づいた蔵馬は、攻撃を繰り出して敵を倒した。敵の正体は、耶雲の部下で冥界三獄神の一人である傀麒だった。今まで蔵馬が見ていたのは、傀麒の幻術だった。

映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』の結末・ラスト(ネタバレ)

幽助達の前に、頼光が現れる。頼光は相手の邪悪な心を引き出し、邪眼の力で操ることができる危険な人物だった。戦いを挑んだ飛影は頼光に操られそうになるが、自力で洗脳を解き頼光を倒した。

耶雲は「冥界玉」を使い、人間界を冥界にしようとしていた。ぼたんは必死に抵抗していたが、耶雲に「冥界玉」を奪われてしまう。耶雲は「冥界玉」を使いパワーアップした。幽助は諦めることなく戦いを挑むが、全く歯が立たなかった。

ひなげし、蔵馬、飛影は耶雲から「冥界玉」を奪うが、攻撃を受けて倒れてしまう。幽助は霊力が残っていなかったため、自分の命を燃やして「冥界玉」の力を霊力に変えた。蔵馬、飛影、桑原も幽助に協力する。幽助達は力を合わせ、耶雲を攻撃した。

耶雲はまだ死んではいなかった。幽助は最後の力を振り絞り、「冥界玉」ごと耶雲を攻撃した。「冥界玉」は木っ端微塵に壊れ、人間界は危機を脱した。その時、コエンマの力が天から降り注ぎ、ぼたんが息を吹き返した。幽助はぼたんや桑原達が無事だったことに安堵した。耶雲が死んだかどうかは分からないが、もしまた現れれば幽助は戦うつもりだった。

映画『幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆』の感想・評価・レビュー

幽助、桑原、蔵馬、飛影の4人の関係がやっぱり素敵で、これぞ『幽☆遊☆白書』という物語だったと思う。短いシーンだったが、コエンマや幻海など人気のキャラクターが登場したのも良かった。映画オリジナルキャラクターは原作者の冨樫義博が担当したこともあり、原作ファンの人にはぜひ見てもらいたい。幽助、桑原、蔵馬、飛影の4人とも、それぞれメインで戦うシーンがあったのが良かった。どのキャラクターのファンでも満足できる仕上がりだったと思う。(MIHOシネマ編集部)

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