映画『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』の概要:大学教授のジム・ベネットは、ギャンブルに嵌まっていた。多額の借金を抱えており、7日以内に返済するよう求められていた。返す当てがなかったジムはギャングからお金を借りるが、それすらもギャンブルで使い果たしてしまう。
映画『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』の作品情報
上映時間:111分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:ルパート・ワイアット
キャスト:マーク・ウォールバーグ、ジェシカ・ラング、ジョン・グッドマン、ブリー・ラーソン etc
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映画『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』の登場人物(キャスト)
- ジム・ベネット(マーク・ウォールバーグ)
- 大学教授。ギャンブルに嵌まり、刹那的な生き方をしている。借金を抱えている。母親とは折り合いが悪い。
- エイミー・フィリップス(ブリー・ラーソン)
- 大学生。ジムの教え子。カジノで働いており、ジムがギャンブルに嵌まっていることを知っている。ジムのことを心配している。
映画『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』のあらすじ【起】
大学教授のジム・ベネットは、ギャンブルに嵌まっていた。賭ける金額は高額で、負ければ相当な痛手を負った。ジムは韓国マフィアのリーから24万ドルを借りており、7日以内に返済するよう求められる。返す当てがなかったため、危険なギャングのネヴィルから5万ドルを借りた。
ジムは4万ドルを借金の返済に充て、1万ドルでギャンブルを行った。ジムが勝った際、ディーラーはやめるよう忠告した。だが、ジムは忠告を聞かず、賭けを行い続けた。その結果、負けてしまう。ジムは懲りた様子もなく、ネヴィルから再びお金を借りようとした。
残り7日。ジムは大学で講義を行った後、母のロベルタにお金を借りに行った。母はジムがギャンブルに嵌まっていることを知っており、やめて欲しいと思っていた。だが、ジムは母の忠告を聞こうとはしなかった。母はお金を貸すつもりはないと、断った。
残り6日。ジムは裏の世界にいる、フランクという人物にお金を借りに行った。その時、「自分は馬鹿なギャンブラーなのでお金を貸して欲しい」というよう指示される。ジムは口を閉ざした。
映画『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』のあらすじ【承】
ジムは教室で、エイミーという生徒に会った。エイミーはカジノで働いており、ジムの裏の顔を知っていた。エイミーはジムが執筆した本を持っており、サインして欲しいと頼んだ。ジムは本を出版した過去を封印したいと思っており、サインを嫌がった。
残り5日。ジムはフランクからお金を借りていなかった。フランクから指示された言葉を口にしたくなかったのだ。ジムの元に、ネヴィルがやって来た。借金の返済を求められるが、返せるお金を持っていなかった。ジムは学校に行き、授業を行った。生徒達はジムの極端な話についていけず、ほとんどの者が出席しなくなった。
出席している生徒の中で、授業中に携帯を触るのを止められない人物がいた。その生徒の名はラマーで、バスケットボールの有能な選手だった。ジムは講義を終わらせ、ラマーと話をした。ラマーは膝の故障を抱えていたが、周囲に相談できていないことを話した。そして、膝のことがあるため、早くプロになってお金が稼ぎたいと思っていた。
ロベルタはネヴィルから連絡を受け、ジムに会いに行っていくら借金をしているのか問いただした。ジムは仕方なく借金の金額を教えた。ロベルタはあまりにも高額な金額に、ショックを受ける。ロベルタはジムを連れて銀行を訪れ、お金を貸した。ジムはロベルタの思いなど気にしておらず、平然とした様子でお金を貰っていった。
映画『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』のあらすじ【転】
残り4日。ジムは車を担保に取られてしまい、移動手段に困っていた。エミリーは偶然ジムを見かけ、車に乗せた。ジムはエミリーと一緒にカジノを訪れ、ギャンブルに明け暮れた。そして、有り金を全てなくしてしまう。
残り3日。ジムの前にネヴィルが現れた。ネヴィルはジムを使い、ラマーに八百長をさせようとしていた。ジムはラマーを巻き込むのが嫌で逃げるが、ネヴィルは諦めなかった。残り2日。ジムの家に、リーと手下達がやって来た。ジムはリーからお金を借りようとするが拒まれ、手下達の手によって風呂に沈められてしまう。
ジムは腕時計を売ろうとするが、希望していた金額で買い取ってはもらえなかった。腕時計の売却を諦め、店を出たところでネヴィルの手下に捕まってしまう。ネヴィルは、ジムがリーからお金を借りたと誤解していた。ジムがお金を借りていないと弁明すると、家を奪うと言われる。そして、暴力を振るわれ、ラマーに明日の試合で8点以上差をつけて勝たせないよう指示される。ネヴィルは言うことを聞かなければ、エミリーと共に殺すと脅した。
映画『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジムはエミリーに別れを告げ、会いに行かなければ死んだと思って欲しいと伝えた。エミリーはジムの身に何が起きているのか分からず困惑する。その後、ジムはラマーに会いに行き、15万ドルを稼ぐために八百長をして欲しいと頼んだ。やるかどうかは、ラマーの判断に委ねた。
ジムはフランクに会い、金を貸して欲しいと頼んだ。フランクはもしお金を返さなければ家族も一緒に殺すと脅し、26万ドルを貸した。その後、ジムはリーの元を訪れ、お金を貸して欲しいと頼んだ。リーの手下に殴られるが、ジムは一歩も引かなかった。リーはジムのバカな行いを笑い、お金を貸した。
最終日。ジムはリーから借りたお金を、ラマーのロッカーに入れておいた。ラマーは試合に出場し、7点以内で勝利した。ネヴィルに対しての借金がなくなった。ジムは大金を持ち、フランクをコリアンシティのカジノに呼び出した。そこは、リーが経営しているカジノだった。
ジムはフランクとリーの前で、大金を賭けた。ジムは賭けに勝ち、フランクとリーにお金を返した。カジノを出たジムは一文無しだったが、清々しい表情をしていた。ジムは町中を駆けて行った。
映画『ザ・ギャンブラー 熱い賭け』の感想・評価・レビュー
主人公が大学教授のせいか、小難しいセリフが多いのが少し残念だった。登場人物達の心情を考える前に何が言いたいのか考えなければいけなくて、途中で飽きてしまった。物語の内容は難しくなく、ギャンブル依存症の男性が立ち直る姿が描かれている。自分の命を軽く考えながらも、教え子達を守ろうと奮闘する姿は好感が持てた。ただ、ギャンブルに嵌まったことがないため、ここまで追い込まれてもギャンブルをやめない主人公の気持ちが理解できなかった。(MIHOシネマ編集部)
ギャンブル依存症のジムが全く理解できない行動をするので終始イライラしながら鑑賞していました。人様からお金を借りること自体、私にとっては理解し難い行為なのでそのお金を使ってギャンブルをし、負ければまたお金を借りて…とどんどん沼にハマっていくジムの姿は見ていて呆れてしまいます。
挙句の果てには教え子まで巻き込み、最後の最後まで賭けで自分の人生を決めています。ラストで清々しい顔をしていたジムですが、すっきりしたのは自分だけでどこまで自分勝手な人なのだろうとうんざりしました。(女性 30代)
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