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映画『ゼイラム』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ゼイラム』の概要:古代に作られた宇宙生物兵器が逃走。それを捕獲するため、賞金稼ぎである女性が地球へとやって来る。多次元空間ゾーンを形成し宇宙生物を捕獲しようとする女性だったが、ひょんなきっかけで2人の人間もゾーンへと入れてしまうのだった。

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映画『ゼイラム』の作品情報

ゼイラム

製作年:1991年
上映時間:96分
ジャンル:SF、アクション
監督:雨宮慶太
キャスト:森山祐子、井田州彦、螢雪次朗、半田雅和 etc

映画『ゼイラム』の登場人物(キャスト)

イリア(森山祐子)
マイス星系の賞金稼ぎ。相棒のボブと仕事を請け負って生計を立てているが、性格的に戦闘が激しくなるため、罰金のせいで借金を背負っている。ゼイラムを捕獲することで借金返済を目論んでいる。
神谷(螢雪二朗)
ゾーンに巻き込まれた電気工。調子が良く上司にはおべっかを使うも、後輩には強気の態度をとる40代の男性。手先が器用で車の修理や電気系の修理には能力を発揮する。
鉄平(井田州彦)
神谷の後輩でゾーンに巻き込まれた電気工。若い青年で神谷を尊敬している。勇気をもってゼイラムと戦う。
ゼイラム(吉田瑞穂)
太古に生物兵器として作られた宇宙危険生物。頭部の傘部分が本体で、傘の前部にいる白塗りの顔が独特な動きをする。身体部分は戦闘ユニット。細胞を捕食することでクローンを造り出し、部下を増やす。
ボブ(半田雅和)
イリアの相棒でAI。激しい性格の相棒のため、法に触れない作戦を考える。保守的でイリアを止めたり警告を発したりする存在。

映画『ゼイラム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ゼイラム』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ゼイラム』のあらすじ【起】

遥か太古に生物兵器として作られた宇宙寄生生物ゼイラムが大量虐殺を行い逃亡。依頼により賞金稼ぎのイリアと相棒のAIボブは、ゼイラムを追って地球へとやって来た。
イリアの仕事振りはいつも激しく法を犯してしまうため、罰金によって借金を背負っている。今回のゼイラム捕獲任務で得る報酬にて、借金の帳消しを狙っていた。

地球という星には人間という生物が生息しており、この星で仕事を行う場合、痕跡を一切残してはならないという法がある。故に、イリアとボブは報酬の30%を失う覚悟で一時的にゾーンという異次元空間を形成することにした。ゾーンで行われることは、多次元空間へと移送されるので現実世界には異常を及ぼさない。実際問題として、これ以上後がないイリアとしても致し方ない作戦であった。

ゼイラムの行動パターンを分析し、先回りしてゾーンを形成。多次元空間に生物はゼイラムとイリアだけに設定し、いよいよ捕獲作戦開始という時だった。
電気が盗まれているという知らせにより電気工の神谷と鉄平が、イリアのアジトへとやって来てしまう。彼女は身を隠しやり過ごそうとしたが、タイミング良くゼイラムが来訪。その反動で鉄平が転送機へと乗ってしまい、ゾーンへと送られてしまう。急いでイリアも転送機にてゾーンへ向かうも、状況が分からない神谷も一緒に付いて来てしまうのだった。

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映画『ゼイラム』のあらすじ【承】

ゾーンへ到着したイリアは、喚く神谷を防護壁で囲みゼイラム捕獲へと向かう。
その頃、ゾーン内をさ迷う鉄平はゼイラムと遭遇。奴に攻撃された鉄平は一目散に逃げ出すも、ゼイラムは細胞から追手を作り出し鉄平の追跡を開始。

ゼイラムを罠に誘き出し捕獲する予定だったイリア。しかし、奴は拘束から逃れ反撃して来る。応戦するも手持ちの武器が通じないので大爆発を起こして弱らせようとするが、やはり敵わない。イリアは戦闘用スーツを着用し、負けそうになりながらもどうにか捕獲に成功した。

そこへ、鉄平が辿り着く。彼は先輩の神谷を解放してもらいイリアから元の世界へ戻してもらおうとする。しかし、ゼイラムの細胞から産まれた生物が襲撃。人間を助けようとしたイリアと生物が現実世界へと転送されてしまう。ゾーンには捕獲したゼイラムと鉄平と神谷が残された。

現実世界へと転送されてしまった生物を倒したイリアだったが、そのせいで転送装置が故障してしまう。
その頃、ゾーンに残された神谷と鉄平の元にゼイラムが残した生物が奇襲。2人はイリアが残した武器によって生物を追い払うも、捕獲したゼイラムをも解放してしまうのだった。

映画『ゼイラム』のあらすじ【転】

転送装置の修復をしていたイリアの元にゼイラムが解放されてしまった知らせが届く。彼女は急いで転送装置を修理しゾーンへ向かおうとするが、装置の修復は完全ではなく更にゾーンの維持装置までが故障してしまう。

八方塞がりとなってしまったイリア。ゾーンに残された人間がゼイラムによって死亡してしまえば、イリアの賞金稼ぎとしての資格が剥奪されてしまう。
何か他の方法がないか、必死に考えを巡らせたイリアは神谷と鉄平に戦い方を指示し、生き残ってもらう他に方法はないと考える。しかし、この案にはボブが賛成せず、口論となってしまう。

同じ頃、神谷と鉄平は宛てもなくゾーン内を移動。神谷のお陰で車に乗ることが可能になる。だが、そこへゼイラムが現れ襲われてしまう2人。咄嗟に車で轢いて足止めをすることに成功するも、神谷が腕を噛まれてしまう。這う這うの体でどうにか逃げ出す人間達。

一方、ボブと言い合いになった末、ゼイラムのことについて詳細を調べることにしたイリア。ゼイラムの本体は恐らく頭部の傘部分だけで、身体は戦闘ユニットであることが分かる。傘の部分にある白塗りの小さな顔は捕食用で、その部分から細胞を摂取しクローンを造り出すことができるらしい。身体が拘束された際、傘部分の顔が単独で動き出すため、ある意味厄介である。

その頃、ゼイラムは神谷の細胞を使ってクローンを作り出すも、神谷の性格面もそのままであるため、本体の言うことを聞かない。神谷の細胞は使えないと判断したゼイラムは、クローンを破棄するのだった。

神谷と鉄平の生存を確認したイリアは、通信器をゾーンへ転送。人間と会話しゼイラムと戦ってもらうよう説得する。だが、説得中にゼイラムから襲われてしまう。鉄平は上手く逃げられるも神谷は逃げ遅れてしまうのだった。

映画『ゼイラム』の結末・ラスト(ネタバレ)

逃れた鉄平はゼイラムと戦う意思を固め、その間にイリアは転送装置の修理を行いゾーンへ向かうことにした。
ゾーンの維持装置はすでにボブが管理できないところまできている。早くしなければゾーンが消えてしまうだろう。

バイクにてゼイラムへ突っ込んだ鉄平だったが、奴に攻撃はほとんど効かない。あわや殺されそうになった時、生きていた神谷が現れ鉄平を助けてくれる。しかし、何の武器も持たない2人はたちまち窮地へと追いやられてしまう。
だが、そこへようやくイリアが登場。いよいよ最終決戦である。彼女はバズーカを手にゼイラムを攻撃。奴は動きを止め沈黙した。

これで終わりかと思われたが、ゼイラムは更に進化。骨のような様相を呈し襲って来る。バズーカの弾は1発だけなので、今のところ倒す術がない。イリアは鉄平達を逃しゼイラムと戦闘。幸い俊敏性が低下したため、爆弾で抵抗が可能である。ぎりぎりの場面で強力な武器が転送されたため、どうにか使いこなしゼイラムの戦闘ユニットを破壊。頭部の傘部分を捕獲することに成功した。

神谷と鉄平を先に現実世界へ転送。その後、ゼイラムを転送するも奴は捕獲ユニットから逃れ本体を現す。そのせいで転送機が再び故障。ゾーンの維持も限界を超える。ゾーンに残されたイリアを助けるため、ボブは神谷に修理を依頼。
鉄平が瓦礫でゼイラムを牽制している間に神谷が修理するも、ゼイラムも強気の抵抗。鉄平が捕食されそうになるも、神谷のお陰でイリアの転送が完了しゼイラムを倒した。

満身創痍となった3人。イリアは神谷と鉄平へ認めた証として自分の髪の毛を渡し、3人で仲良く記念撮影をするのだった。

映画『ゼイラム』の感想・評価・レビュー

人気テレビシリーズ『牙狼-GARO-』の雨宮慶太監督の初劇場公開作品。1991年公開作品で小道具や演出は古めかしいものの、ストーリーやアクションなど面白いシーンは随所に溢れている。
主人公の女性は宇宙人で賞金稼ぎだが、意外と激しい性格でいつもじり貧という設定がまず良い。監督曰く、主人公が女性なのは登場キャラクターに女っ気がなかったかららしい。ゼイラムという生物の生態やしぶとさも良く、キャラクターの奮闘ぶりも面白い。ただし、あれだけ危険な生物と戦っているにも関わらず、ただの電気工である人間2人が生き延びるというのもある意味、凄い。突っ込みどころは多々あるも、ストーリーや設定を現代の技術でやり直したら、迫力は倍増するかもしれない。意外な魅力溢れる作品。(女性 40代)


謎の生物兵器と、ひょんな事から捕獲作戦に巻き込まれてしまった普通の人間が戦うお話。有名な俳優も出ていないし、設定もかなり独特でB級感漂う作品ですが率直な感想としては「コアなファン」がつきそうな作品だなと思いました。
生物兵器を追う異星人が、捕獲のために人のいない別空間をつくるのですが、そこに2人の人間が巻き込まれてしまうんです。なんともチープな設定ですがこれがクセになるし意外と面白いんですよね。
ゼイラムのビジュアルがめちゃくちゃ気持ち悪いのにも注目して先入観無しに見て欲しい作品です。(女性 30代)

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