映画『アルマゲドン』あらすじとネタバレ感想

アルマゲドンの概要:「ザ・ロック」(96)のマイケル・ベイ監督とジェリー・ブラッカイマー製作コンビの宇宙を舞台にした、熱き男たちのSFドラマ。出演は、ブルース・ウィルス、ベン・アフレックなど。1998年のアメリカ映画。

アルマゲドン あらすじ

アルマゲドン
映画『アルマゲドン』のあらすじを紹介します。

巨大な小惑星が地球に接近。解析の結果、18日後に地球に衝突することが判明します。この事態に対して、NASAの総指揮官トルーマン(ビリー・ボブ・ソーントン)は、小惑星の表面に穴を開けて、地中で核爆発させて軌道を変更させる案を採用。
石油採掘のスペシャリストのハリー(ブルース・ウィルス)にその大役を頼みます。ハリーは、石油会社”スタンパー・オイル”の3代目社長。仕事仲間のロックハウンド(スティーブ・ブシュミ)やチック(ウイル・パットン)、A・J(ベン・アフレック)に参加を求めます。

しかし、A・Jは、ハリーの娘グレース(リブ・タイラー)と付き合っていることが発覚し、結婚を反対されているため、ハリーとは距離を置いてしまいます。それでも、ハリーたち8人と別チーム6人の合計14人で小惑星爆破計画を実行することに。
宇宙へ行くための厳しい訓練が始まります。幸いにも1人の脱落者もなく、訓練は終了。いよいよNASAの用意した2機のシャトルに乗り込み、小惑星へ向かう!

2機のシャトルは無事、小惑星に接近したが、隕石群にあたってしまい被害を受けてしまう。そして、A・Jが乗ったシャトルが着陸に失敗。ハリーたちだけで採掘作業を行わなければならなくなり、作業は困難を極めます。
石油採掘のスペシャリストたちは、果たして地球の危機を救うことができるのか?ラストは、熱い男たちの感動で包まれます。

アルマゲドン 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1998年
  • 上映時間:150分
  • ジャンル:SF、ラブストーリー、ヒューマンドラマ
  • 監督:マイケル・ベイ
  • キャスト:ブルース・ウィリス、ベン・アフレック、リヴ・タイラー、ウィル・パットン etc

アルマゲドン ネタバレ批評

映画『アルマゲドン』について、感想批評です。※ネタバレあり

ありえない程、良い加減な映画

「アルマゲドン」という映画を観て、”泣ける”とか”感動した”と思って、悪いのではありません。ただ石油採掘のスペシャリストが短期間、訓練しただけで宇宙飛行士と同等の技術を持てますか?救えるのかなぁ。現実的に考えると無理なんです。

それでも、民間の力で地球の危機を救おうという物語だから、その流れは変えられないけど、何年も前から秘密裡に計画が進められていた・・という風に付け加えたら少しマシになると思う。また家族愛を強調している演出が後半にありますが、男親のみの家族って難しいのです。

女の子はやはり人生の先輩として母親が必要だから。ハリーの娘グレースが、父親を”ハリー”と呼ぶ気持ちも分かります。だから、彼女は父親を喪ってもあまり悲しんでいないようにも見えます。いや、悲しいけどもA・Jという新しい家族ができたから大丈夫なんですね。

そんな父娘(おやこ)の葛藤や愛を描いた点は評価できると思います。そして、なによりも、ラストに流れるエアロスミスが歌う「ミス・ア・シング」が最高!この曲の素晴らしさだけで成り立っているのではと思うほど、心に残ります。

熱き男たちの闘い~個性派俳優スティーブ・ブシュミの魅力

本作では、女好きのロックハウンド役を怪演しています。主な出演作は、「レザボワ・ドックス」(91)や「パルプフィクション」(94)、「ファーゴ」(96)、「コン・エアー」(97)など約80作もあります。どの作品でも、強烈な存在感と一度観たら忘れられない風貌で印象に残ります。

スティーブ・ブシュミの魅力は、誰にも負けない存在感だと思います。それから声もいい。「ファーゴ」を観ていると、いつまでもしゃべり続ける男を演じていて、変な気持ちになります。友達にこんなやつがいたら嫌だなぁと思うけど、おしゃべりなのは孤独の裏返しで誰かに気付いてほしいからなんです。

性格的に問題があったり、よく死んだりと、とにかく面白い役しかしないブシュミ。本作でも、その道化っぷりが発揮されていて彼の演技にくぎづけです。ブルース・ウィルスやベン・アフレックなど主要俳優に目がいきがちになってしまいますが、脇役俳優こそ本作の見どころだと思います。

ぜひ、ブシュミに注目してみて下さい。スティーブ・ブシュミの最新作は、「靴職人と魔法のミシン」(14)。主人公マックスの友人ジミー役で出演しています。2015年6月5日から公開のヒューマン・コメディもぜひご覧下さい。

アルマゲドン 感想まとめ

SF映画の評価をリアルな再現性とするか、人物や心理描写に重きをおくかで、ずいぶん印象が変わってしまうと思います。個人的な意見としては、”泣ける映画”が大好き。泣くことで、カタルシスを味わえるから。「アルマゲドン」もラストにまとめて泣くことで、生きていて良かったな。ハッピーエンドではないけど、誰かの死の隣に自分の生があると実感します。

「アルマゲドン」の魅力は、父娘の葛藤や愛を描いた点と主要俳優から脇役俳優に至るまでの配役&演技が素晴らしい点です。またラストに流れる、エアロスミスの曲「ミス・ア・シング」が涙を誘いますね。本作では、NASAの全面協力のおかげで、リアルな宇宙船や発射シーンを描くことができました。細部へのこだわりにも注目するとより楽しめる映画です。

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