映画『アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ』あらすじネタバレ結末と感想

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツの概要:カルト的人気を持つ「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」のオマージュ的作品。自称天才の叔父の発明が原因で生まれたキラードーナツが、次々と人を襲っていく様子を描いたB級映画。

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ あらすじネタバレ

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ
映画『アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ あらすじ【起・承】

寂れたドーナツ店で働くジョニーは、母と叔父ルーサーと暮らしている。

その日、恋人ヴェロニカに貢ぐお金を母に無心したジョニーは、自分のパソコンが無いことに気付く。
パソコンを勝手に使っていたルーサーは、進めていた実験を成功させていた。

ジョニーに思いを寄せる幼馴染で同僚のミシェルは、彼がヴェロニカにお金を渡す場面を目撃。
しかもヴェロニカは彼氏と一緒なのに、ジョニーは全く気付かない。

パソコンを求めてドーナツ店にやって来たルーサーは店長と大乱闘になり、ポケットに入っていた実験の成果がフライヤーの中に飛び込んでしまった。
それに誰も気付かないまま、常連客スコラーリがドーナツを買っていった。
だが、帰宅してドーナツを食べようとすると、箱の中のドーナツに襲われてしまう。

犯人を輸送中の警官2人もドーナツを買っていく。
犯人にドーナツを食べさせたが、彼は苦しみ出すと怪力でパトカーのドアを蹴り飛ばし、警官2人を気絶させて逃げた。

やがて、ライバル店のフラニガンが、ヘルシーな新作ミニドーナツを自慢しに訪れる。
ジョニーたちは対抗し、普通のドーナツを店の新作だと偽って渡した。
それを持ち帰ったフラニガンも、動き出したドーナツに襲われ命を落とす。

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ あらすじ【転・結】

ジョニーしか友達がいないハワードが店に来た後、ミシェルは不良3人組に絡まれてしまう。
ジョニーとハワードが助けに入り、ミシェルは防犯スプレーで撃退するが、それが原因でミシェルはクビに。
ジョニーも仕事を辞めた。

店長は不良たちにドーナツを渡すが、それを食べていた3人もドーナツに襲われる。

ハワードも一緒にジョニーの車でミシェルを家まで送ることになるが、途中で人を轢いてしまう。
彼はパトカーから逃げた犯人だったが、3人は気にしない事にした。

その後、ヴェロニカと彼氏に会って遊ばれていた事を伝えられるジョニー。
落ち込む暇も無く、ドーナツに襲われている3人組を見つけ、スコラーリの身を案じる。
彼女の家でキラードーナツに襲われ、隣人の通報で駆け付けた警官2人もそれを目撃。
隣人もドーナツの餌食となり、パトカーを盗んだドーナツは、イチャイチャしていたヴェロニカと彼氏も殺してしまった。

原因がルーサーの発明だと察した3人は、偶然完成していた解毒剤を手にドーナツ店に戻る。
店長は亡くなっており、店の中はキラードーナツだらけ。

解毒剤が足りないためにルーサーは家に戻り、警官2人は異変を察知して助けに来る。
そんな中でハワードは、ジョニーの母と恋人関係だと告白。
倉庫に隠れたが逃げ場を失ったジョニーとミシェルは、ガス爆発を起こしてキラードーナツを倒した。

その後、ジョニーとミシェルは付き合うことになった。

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★☆☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2016年
  • 上映時間:85分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:スコット・ホイーラー
  • キャスト:ジャスティン・レイ、ケイラ・コンプトン、アリソン・イングランド、C・トーマス・ハウエル etc

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ 批評・レビュー

映画『アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

おバカで気の抜けた低予算映画

アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」のオマージュ作品なだけあり、謎だらけの手抜きシーンや適当な展開が多い。

ルーサーの実験台になるマウスは当然ぬいぐるみだが、スコラーリ夫人の家の猫も動くぬいぐるみ。
ジョニーとハワードがドーナツに襲われるシーンは、ただドーナツを投げつけられているだけ。

合成技術は下手すぎる事はないが、上手すぎるわけでもなく、ヴェロニカの彼氏を襲うシーンなどは手抜き感が残るが、キラードーナツたちのキバや動きは個性的。
ジョニーの母の作る食事がカリカリに焼けたベーコンのみ、というおかしなシーンもあるが、コメディとしてはバカバカしくて、笑いを誘う小ネタになっている。

スコラーリ夫人の隣人や不良たちがキラードーナツに襲われる場面は、適度なグロテスク描写がある。
その一方で排泄物などの下品な描写も多く、食事中には見たくない仕上がりとなっている。

粗削りだから笑えるストーリー

登場するキャラクターが全員個性的だが、まともな人物がいないので個性が目立たなくなってしまっている。

子供がやりそうな手段で母をおだて、お金を無心する主人公ジョニー。
高いパソコンの知識がある設定なのに、作中では役立っていないミシェル。
ジョニーの母と付き合っているハワードに、カツラの店長。
買ってきたドーナツを食べるためにセクシーな服に着替え、そのまま命を落とすスコラーリ夫人もバカバカしいが、変人しか出てこないので目立たない。

轢いてしまった脱走犯を「ゾンビだ」と言うシーンは、近年増加し続けるゾンビ映画要素を無理に詰め込んだようにも見えるが、問題ないと言って去る3人には笑ってしまう。

テニスラケットやオモチャの水鉄砲、ただの棒に注射器を貼り付けただけの武器を手に、ドーナツ店に乗り込むジョニーたちの姿はシュールだ。

生き残ったキラードーナツがジョニーの部屋を覗いているのはありがちなラストだが、細かい事を気にしなければ楽しめる典型的なB級映画。

アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ 感想まとめ

わざと手抜きしていると思われる、ドタバタB級ホラーコメディ。

タイトルからして「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」を意識し、オマージュとして作られた作品なので、キラートマトのファンなら一度は見ておきたい。
1978年のキラートマトの完成度と、現代の手抜き映画としてのキラードーナツの完成度の差を楽しむのもアリだろう。

アメリカのコメディらしく、下品なシーンが多く出てくるため、食事をしながら鑑賞することは絶対にお勧めできない。

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