映画『ブラックフット』あらすじネタバレ結末と感想

ブラックフットの概要:キャンプに行った1組のカップルが森の中で迷い、クマに襲われる恐怖を、実話を元に描いたB級パニックムービー。原題は「BACKCOUNTRY」。監督はアダム・マクドナルド。

ブラックフット あらすじネタバレ

ブラックフット
映画『ブラックフット』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ブラックフット あらすじ【起・承】

「ブラックフットの小道」を見せるため、アレックスはガールフレンドのジェンを連れて自然の中にあるキャンプ場にやって来た。
しかし「ブラックフットの小道」は、マナーの悪い客に荒らされて立ち入り禁止になっていた。

カヌーで湖を渡るが、それを地面に下ろすときに足を痛めてしまうアレックス。

森の中でブラッドと名乗る男性と出会ったジェンは、彼を夕食に誘う。
しかしブラッドの言動はおかしな部分が多く、アレックスとジェンは顔をしかめるばかり。
ブラッドと別れた後、2人はケンカになる。

翌日、散策をするアレックスとジェン。
初日に痛めたアレックスの足は、ひどい状態になっていた。
手当てをして眠りにつくが、夜中に何かが当たるような物音で目が覚めてしまうジェン。
アレックスは気のせいだと言い張った。

しかし翌朝目覚めると、テントの周囲の木が倒れていた。
帰ったほうが良いと言うジェンだったが、アレックスに言いくるめられてしまう。

だが、森の中を歩き回っていた2人は死んだ鹿を見つけ、湖のカヌーへと急ぐ。
しかしそこに湖はなく、森の中で迷ってしまったと気付く。
何度も来た森だからとアレックスは地図を持っておらず、携帯で助けを呼ぼうとするジェンだったが、それもアレックスが勝手に車の中に置いてきてしまった。
怒るジェンに、プロポーズするつもりで連れ出したと言うアレックス。

ブラックフット あらすじ【転・結】

仲直りした2人はテントを張って眠る。
翌日、クマの寝床を見つけたアレックスとジェンは、急いで湖を探すために移動。
その晩、最後の食料とシャンパンを口にしてしまった。

翌朝テントから出ようとしたアレックスは、クマが近寄ってきていることに気付く。
自分の命を犠牲にしてジェンを守ったアレックス。

一旦は逃げるが、テントの場所に戻ったジェンが目にしたのは、クマに食べられるアレックスの死体だった。

アレックスが持っていた自分への指輪をはめて逃げるジェン。
木の上で眠っていると、ヘリの音で目が覚める。
必死に助けを求めるが気付いてもらえず、ジェンは湖を探して森の中をさまよう。
クマに見つかったジェンは、滝の横の崖を下って逃げるが、途中で滑り落ちて足を骨折。
その日の夜はしのいだが、まともな食料も水もない彼女には限界が訪れようとしていた。

だが、ようやくジェンは湖にたどり着く。
カヌーで湖を渡り対岸にたどり着いたジェンは、ツアーガイドをしているブラッドに助けられた。

ブラックフット 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:91分
  • ジャンル:アクション、サスペンス、ホラー
  • 監督:アダム・マクドナルド
  • キャスト:ミッシー・ペリグリム、ジェフ・ループ、ニコラス・キャンベル、エリック・バルフォー etc

ブラックフット 批評・レビュー

映画『ブラックフット』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ほとんど熊が出てこない

クマに襲われるパニック映画だが、足跡や寝床、鹿の死骸といったものが出てくるだけで肝心のクマがほとんど出てこないというトンでも映画。
開始60分は痕跡だけで、アレックスとジェンのカップルのケンカや、怪しさ満点のブレッドを交えた夕食、アレックスの身勝手な行動をただただ見せられる。
その分、遂に姿を見せたクマがテントの周りを歩き回り、襲ってくるシーンには“待ってました”と言いたくなる。

しかしクマが姿を見せるシーンは、2人がテントの中にいる時とその直後と、ジェンが滝の下に降りる時の3回だけ。
クマに追いつめられるというより、大自然の恐ろしさを描いた作品に近い。

だが実際にクマは頻繁に姿を見せると思えず、本当に起こった事を元にしているというのもあってリアリティはある。

予約確認をするときに勧められても地図を持たず、勝手にジェンの携帯電話をバッグから抜き出すアレックスにイライラさせられるが、彼が最初に犠牲になることでスッキリさせられるストーリー。
また、前半に出てきた食べられる野草や、滝を下る場所といった伏線を自然に回収しているのは良い。

グロテスクさも含めて映像は完璧

前半では美しい自然を映し出していて、湖から見える景色は特に素晴らしい。

クマに襲われた後、映像がぼやけたりふらついたりするのは、セリフの無いジェンの心境を見事に映し出している。
また、クマに襲われているシーンがところどころ無音になったり、突然クマの口が映し出されるなど工夫が凝らされていて緊張感たっぷり。

だがクマに襲われるアレックスの姿、その後の遺体や鹿の亡骸など、グロテスクなシーンがあるため苦手な場合は注意したい。

ブラックフット 感想まとめ

人食いクマの恐怖を描いたパニック映画は多くないが、本作では姿をまったく見せないクマにイライラさせられ、アレックスの自称ベテランキャンプ行動にもイライラさせられる作品。

アレックスが襲われるシーンのリアル感、そしてグロテスクさが際立っている。
特にボロボロになっていくアレックスの体は、苦手な人は注意したい。

食事している人の目の前で用を足すようなブラッドが、実はキャンプのガイドをしていて、ラストで湖を渡ってきたジェンに駆け寄るラストには毒気を抜かれる印象を覚える。

本当にあった出来事を元にしていると銘打ってはいるものの、それがどんなものだったのかは明らかにされていない。

Amazon 映画『ブラックフット』の商品を見てみる