映画『キャスト・アウェイ』あらすじ・ネタバレ結末と感想

キャスト・アウェイの概要:『キャスト・アウェイ』は、無人島に漂着して一人でサバイバル生活を送ることになった男の姿を描く。『フォレスト・ガンプ/一期一会』でタッグを組んだロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクスの二度目の作品。

キャスト・アウェイ あらすじ

キャスト・アウェイ
映画『キャスト・アウェイ』のあらすじを紹介します。

宅配会社に勤めるチャックは、恋人ケリーとクリスマスを過ごし、プロポーズする。
その後仕事で自社の飛行機に乗り、南米へ向かっていたのだが、その飛行機が嵐のために墜落してしまう。

チャックはたった一人だけ奇跡的に生き延び、無人島に漂着する。命が助かったのは良かったものの、誰もいない無人島で一人過ごし、助けがくるまで待たなければならず、チャックは途方に暮れてしまう。
怪我をしていたチャックは、一緒に流れ着いた積み荷をほどく。だが無人島での生活に役立ちそうなものはなにもなかった。
それでも生きるため、様々な工夫で無人島での生活を始めていくのだった。

チャックは、ウィルソン社のバレーボールに顔を描き、ウィルソンと名付けて唯一の友達とし、自分を励ましながら生きる。

それから4年の歳月が過ぎた。
チャックはサバイバル生活でたくましくなり、原始人のような姿になりながらも元気に生きていた。
いつまでも無人島で待っていても助けは来ないので、チャックはいかだを作って島を出る。
しかしちっぽけないかだで大海原を渡ることは不可能。いかだはこわれ、もはやこれまでというところで大型船に助け出される。

キャスト・アウェイ ネタバレ結末・ラスト

無人島から4年をかけて生還したチャックは、一月後に地元メンフィスへ戻る。
だが彼は死んだということになっていた。会社の社長はチャックの生還を祝してパーティを開いてくれるが、そこに恋人ケリーは現れなかった。

チャックは自分からケリーに会いに行く。
しかし、ケリーはすでに歯科医と結婚して、子供までいたのだった。
チャックが生きていたことにケリーは喜び、まだ彼を忘れてはいなかったが、二人は別々の道を歩むことを決める。

キャスト・アウェイ 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2000年
  • 上映時間:144分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ、アドベンチャー
  • 監督:ロバート・ゼメキス
  • キャスト:トム・ハンクス、ヘレン・ハント、クリストファー・ノース、ニック・サーシー etc

キャスト・アウェイ 批評・レビュー

映画『キャスト・アウェイ』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ウィルソン

無人島に流れ着いて、たった一人で4年以上の歳月を生きたチャックにとって、唯一の心の支えだったのがバレーボールの「ウィルソン」である。
ウィルソン社のボールだから名前は「ウィルソン」。怪我した際の血で顔を描いている。チャックはウィルソンに話しかけ、独りぼっちの生活の中での活力を得ていたのだ。

そんな親友ウィルソンだが、ある時波に流されてしまう。チャックは必死にウィルソンを追いかけるが、手の届かないところまで流されてしまっていた。チャックは「ウィルソーン!」と悲痛な叫びをあげる。

このシーン、表面だけ見れば、ひどく滑稽である。物言わぬボールがついうっかり海に流されてしまっただけなのだから。なんとも笑える場面なのだが、チャックの心情を思うと涙すら流れてくる。

すさまじい制作秘話

主演のトム・ハンクスは、無人島でサバイバル生活を送る男を演じるため、体重を22㎏も落として撮影に挑んだという。しかも、その前には漂流する前の姿、ちょっとぽっちゃりした体型である必要があった。つまり、一度太ってからその後急激に痩せる必要があったのだ。
トム・ハンクスは見事減量し、4年間サバイバルで生きる男らしい姿を披露している。

撮影にあたっては、トム・ハンクスは島で劇中どおりの姿で行動していたらしく、当然はだしだった。そのため足を怪我し、ひどい感染症にかかったこともあったという。
まさに命がけの演技で、これを知るとさらに圧倒される。

キャスト・アウェイ 感想まとめ

チャックは無人島で生き延び、地元に戻る。だがかつての恋人は結婚してしまっている。浦島太郎のような展開だ。浦島太郎は変わってしまった世界に絶望し、玉手箱でヨボヨボの老人になってすぐ死んでしまうだろうが、チャックはこれからも生きるため人生を見つめなければならないのでより辛い。
映画の見どころとしては、この最後の、恋人との結婚生活という希望を亡くした切なさにあるのかもしれない。
が、一番グッときたのはウィルソンとの別れだった。最初こそボール相手に何をやってるんだと思うのだが、次第にウィルソンが本当に友人で生きているかのように思えてきて、別れのシーンは感動を呼ぶ。
こんな場面で感動させるなんて、トム・ハンクスの演技のたまものだと思う。素晴らしい。

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