映画『コレクター(2012)』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「コレクター(2012)」のネタバレあらすじ結末

コレクター(2012)の概要:1980年代にアメリカを震撼させた連続猟奇殺人事件を題材にしたサイコ・サスペンス映画。自分の子供を産ませるために次々と娼婦を拉致監禁し、妊娠できない娼婦は殺してしまう残忍な猟奇殺人鬼と、娘を誘拐された敏腕刑事の闘いを描いている。

コレクターの作品概要

コレクター

公開日:2012年
上映時間:104分
ジャンル:サスペンス、ホラー
監督:モーガン・オニール
キャスト:ジョン・キューザック、ジェニファー・カーペンター、ダラス・ロバーツ、メイ・ホイットマン etc

コレクターの登場人物(キャスト)

マイク・フレッチャー(ジョン・キューザック)
バッファロー市警の敏腕刑事。3年前から連続娼婦失踪事件の捜査を続けているが、なかなか犯人を逮捕できない。高校生になる娘と幼い息子がいる。刑事としては優秀で、粘り強く捜査を続ける。
ケルシー・ウォーカー(ジェニファー・カーペンター)
マイクの相棒の女性刑事。三十路を迎えているが、まだ結婚はしておらず、家族もいない。マイクの家族と仲が良く、子供たちからも慕われている。
カール・ジュモー(ダラス・ロバーツ)
連続娼婦失踪事件の犯人。捜索されにくい娼婦を自宅の地下室に監禁し、自分の子供を産ませている。ケータリング会社から派遣されるコックで、現在は病院の食堂で働いている。
アビー・フレッチャー(メイ・ホイットマン)
マイクの長女。17歳の思春期を迎えており、大学生の彼氏のことで頭がいっぱい。背伸びをして派手な化粧をしており、娼婦と間違われてカールに拉致される。
ダリル・ゲイリー(アンソニー・ウィリアムズ)
市民病院の看護師。入院中の娼婦をレイプして妊娠させた過去がある。それをネタにカールに脅され、彼に頼まれた薬品を病院から盗んでいる。
ブリタニー(マゲイナ・トーヴァ)
カールに監禁されている娼婦。なかなか妊娠できず、カールに殺されるのではないかと怯えている。アビーを敵対視する。
ローレン(キャサリン・ウォーターストーン)
カールに監禁されている娼婦で、現在妊娠中。病院でダリルにレイプされ、寝ている間に地下室へ連れ込まれていた。第一子を帝王切開で出産している。

コレクターのネタバレあらすじ

映画『コレクター(2012)』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

コレクターのあらすじ【起】

雪の降るニューヨークのバッファロー。夜の街角に立つ娼婦たちは、車を徐行させるカール・ジュモーに声をかける。カールは娼婦たちを物色し、銀行のATMでお金を出していた娼婦に声をかける。娼婦は誘われるまま車に乗り、カールの自宅へ向かう。

カールは、友達の少ない気弱な男を演じ、娼婦を安心させる。しかし、その娼婦が女装した男だとわかると、残忍な手口で殺してしまう。カールは、娼婦ばかりを狙う連続殺人鬼だった。

バッファロー市警のマイクと相棒のケルシーは、3年前から連続娼婦失踪事件の捜査を続けている。しかし娼婦の遺体さえ発見されず、捜査は打ち切りになる。この事件は冬季限定で起こるのが特徴で、まだ17歳の少女を含む7名の娼婦が行方不明になっていた。同じ年頃の娘を持つマイクは、犯人に強い怒りを感じていた。

マイクの娘のアビーは17歳の高校生で、反抗期を迎えている。今日も感謝祭のお祝いを彼氏とすると言い出し、母親と衝突する。ケルシーはマイクの一家と仲が良く、アビーとも親しい。マイクは、感謝祭のお祝いにケルシーも誘うが、彼女は食事をせずに帰る。

ケルシーは独身だが、なぜか不妊治療について詳しく調べている。彼女は身寄りがなく、孤独だった。

カールは娼婦の死体をバラバラにして、その肉を飼い犬に与える。残った肉片は、冷蔵庫に保存していた。その後手際よく料理を作り、地下室へ運ぶ。カールは市民病院の食堂でコックをしており、料理は得意だった。

女装した娼婦が行方不明となり、マイクは事件の捜査を開始する。犯行の手口から、この事件も一連の娼婦失踪事件と同一犯の犯行と思われた。

コレクターのあらすじ【承】

カールは、市民病院で看護師をしている巨体の黒人男性のダリルを脅し、病院からホルモン剤などの薬品を盗ませていた。ダリルは、入院中の娼婦をレイプし、その映像をカールに握られていた。その娼婦は妊娠し、カールが娼婦の後始末をしたらしい。カールはダリルから薬品を受け取り、次の薬品リストを渡す。

監視カメラの映像から、行方不明となった娼婦が黒のセダンに乗り込んだことがわかる。黒のセダンを持つ性犯罪者リストを調べると、娼婦をレイプして刑務所に収監され、3年前に仮釈放となった男がひっかかる。マイクは本部長に頼み、連続娼婦失踪事件の捜査を再開させてもらう。

その夜、マイクとケルシーはその男の家に乗り込むが、彼は車椅子生活を送る障害者だった。マイクたちの動きはなぜか犯人に読まれているようで、男の車のナンバープレートは盗まれていた。

同じ頃、アビーは家を抜け出し、彼氏の働くダイナーに来ていた。ダイナーにはダリルもいたが、カールの車が来たので店を出ていく。その後、アビーは彼氏に別れ話を切り出され、怒って店を出る。そして道端でカールに声をかけられる。アビーは店内からこちらを見ている彼氏の目を意識し、カールの車に乗ってしまう。最近のアビーは、自分を大人っぽく見せるため、娼婦のように派手な格好をしていた。

マイクは妻から「アビーがいなくなった」という連絡を受け、ケルシーと自宅に戻る。妻は彼氏にも電話していたが、彼氏は「今夜は会っていない」と嘘をついていた。

アビーは地下室で鎖に繋がれていた。カールは泣き叫んでいるアビーの写真を撮り「これで家族だ」と不気味に微笑む。

翌日、警察署にアビーの彼氏がやってきて、彼女の上着と携帯をマイクに渡す。そして嘘をついたことを謝罪し、アビーが黒のセダンの男と話していたことを伝える。彼氏は署の壁に貼ってあったダリルの写真を見て「こいつが店にいた」と話す。ダリルは娼婦失踪事件の容疑者リストに入っていた。

コレクターのあらすじ【転】

地下室には、ローレンとブリタニーという女性も監禁されていた。2人は元娼婦で、カールのことを「パパ」と呼んで服従していた。ローレンはダリルに犯されて妊娠した娼婦で、ここで出産し、現在はカールの子供を妊娠中だった。カールは、子供を産ませるために娼婦を誘拐し、妊娠できない娼婦は井戸に落として殺していた。カールが娼婦ばかりを狙うのは、彼女たちが消えても誰も捜さないという理由からだった。

マイクは血眼になってアビーを捜しており、ダリルにも話を聞く。しかしダリルがとぼけたので、思わず暴力を振るってしまう。感情的になったマイクは、この捜査の担当を外される。

自宅に戻ったマイクは、アビーの部屋で陽性反応を示した妊娠検査薬を見つける。アビーの部屋には、タバコや彼氏とのわいせつな写真も隠してあった。

地下室のアビーは、ローレンとブリタニーに「一緒に逃げよう」と声をかける。しかし、孤独な娼婦だったローレンとブリタニーは、自分たちを家族と呼んでくれるカールに心酔しており、アビーの話を聞こうとしない。ブリタニーは、アビーが逃げようとしていることをカールに告げ口し、カールの命令でアビーを鞭で打つ。

マイクは独自で捜査を続け、ダリルの家でカールの書いた薬品リストを見つける。その後、再び市民病院を訪れ、前回の騒ぎを詫び、ダリルの同僚から話を聞く。彼女を待つ間、食堂を訪れたマイクは、頭をケガしたカールと少し話をする。ダリルは病院を欠勤し、行方をくらませていた。同僚の話で、リストに書かれた薬品が、不妊治療に必要な薬であることがわかる。マイクからその話を聞いたケルシーは、リストのことを隠していたマイクを責める。ケルシーは、ずっと休んでいないマイクのことを心配していた。

情報屋の娼婦から、黒のセダンに乗った男に拉致されそうになった娼婦がいると聞き、マイクは彼女を訪ねる。その娼婦は、後方から男に襲われ、ワインの瓶で男の頭を殴っていた。その男は、南部訛りのある白人で、ホットドックのような匂いがしたらしい。

コレクターのあらすじ【結】

地下室のアビーはカールに服従する態度を見せ、チャンスを待つことにする。妊娠できないで焦っていたブリトニーは、アビーを陥れようとしてカールの怒りを買い、井戸に放り込まれる。アビーは咄嗟に「彼女は妊娠している」と嘘をつき、ブリトニーを救う。

ダリルが潜伏しているホテルがわかり、マイクとケルシーは現場に急行する。しかしダリルは、薬物の過剰摂取により死亡していた。マイクは気づかなかったが、そのホテルのロビーにはカールがいた。

ホテルの部屋には、失踪した娼婦たちのアルバムがあり、最後のページにはアビーの写真もあった。部屋の冷蔵庫からは人間の肉片が出てきて、警察はダリルが犯人に間違いないだろうと考える。しかしマイクは、薬品リストをメモしていた封筒が食品のケータリング会社のものであることを知り、市民病院の食堂で会ったコックのことを思い出す。彼には南部訛りがあり、あのケガは娼婦に殴られたものだったのだ。マイクはカールが真犯人だと確信し、カールの自宅に急行する。

カールの自宅では、アビーが初夜を迎えるお祝いをしてもらっていた。アビーはうまくカールに媚び、彼を油断させる。自宅の電話が鳴り、カールが席を外したすきに、アビーは彼の携帯で電話をかけようとする。しかしカールに見つかってしまう。カールはアビーを地下室に閉じ込めようとするが、アビーは隠し持っていた刃物で彼の胸を刺す。それでもカールはアビーを地下室に閉じ込め、地下室の鍵を持ってどこかへ行く。

マイクとケルシーは、カールの家に侵入する。家の中は真っ暗で、不気味に静まり返っていた。地下室とつながるインターホンを使い、アビーと話をしたマイクは、鍵を手に入れるためカールを捜す。地下室ではローレンが産気づき、大変なことになっていた。

子供部屋を見つけたマイクは、保育器の中で保護されている3人の赤ちゃんを見て驚く。その部屋の壁には、びっしりと写真が貼られていた。

カールは銃を持ち、寝室にいた。マイクがカールを撃った直後、ケルシーが部屋に入ってくる。そしてケルシーは銃を構え、マイクを撃つ。

実はケルシーは、カールに拾われた最初の家族だった。しかし子供を産めなかったため、カールが拉致してきた娼婦に赤ちゃんを産ませていた。ケルシーが共犯者だったので、連続娼婦失踪事件は、なかなか解決しなかったのだ。マイクはケルシーにアビーが妊娠していることを打ち明け、彼女を説得しようとする。しかしケルシーは、非情にもマイクにトドメを刺す。

ケルシーは地下室へ行き、刑事としてアビーたちを保護する。アビーはローレンの赤ちゃんを抱いていた。子供部屋の赤ちゃんは、警察が来る前にケルシーが運び出していた。

後日、ケルシーはマイクの自宅の留守電に、マイクを守れなかった謝罪のメッセージを入れておく。そして、マイクがアビーの妊娠を知って喜んでいたと伝える。ケルシーは警察を退職し、郊外の一軒家へ引っ越す。彼女の車には、3人の赤ちゃんが乗っていた。アビーはケルシーのメッセージに、赤ちゃんの声が入っていることに気づく。そして釈然としないものを感じて、じっと電話機を見つめる。

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    この映画は趣味が悪い。
    しかしそれを置いておいてもラストシーンの大どんでん返しは、アイデアとしては面白みがあったが最後の最後で子供を抱きかかえてカメラを睨む必要はあったのか?
    そしてマイクが殺されるのも納得がいかない。

    伏線はあったのかもしれないがストーリーとしては大分弱い。
    見ている側はいきなり仲間に発砲された感じがして、唐突で驚いた。
    もう少しケルシーの細かい部分を描けていると裏切りのショックも大きかったかもしれない。

  2. 匿名 より:

    確かにストーリーとしては楽しめるのだが、ぶつ切れでシーンにまとまりが無いように感じてしまう。
    なめらかに繋がって以内感じが不自然なのだ。
    地下で起こっている非常事態と、父が捜査している現在の時間軸を上手くそろえないとリアルな恐怖感という物は生まれない。
    よりサスペンス感とスリルを出すのには、もう少し研究が必要である。