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映画『ダイ・ハード』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ダイ・ハード』の概要:クリスマスのロサンゼルスで、ビル立てこもり事件が発生。妻に会うため偶然ビルにいたNY市警のジョンは、事件に巻き込まれ1人で犯人グループと戦う羽目になる。ブルース・ウィリス主演大ヒットシリーズの第1弾。

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映画『ダイ・ハード』の作品情報

ダイ・ハード

製作年:1988年
上映時間:131分
ジャンル:アクション
監督:ジョン・マクティアナン
キャスト:ブルース・ウィリス、アラン・リックマン、ボニー・ベデリア、アレクサンダー・ゴドノフ etc

映画『ダイ・ハード』の登場人物(キャスト)

ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)
型破りなNY市警。ナカトミ商事で働く妻に会うためロサンゼルスにやってきたが、彼女の会社のクリスマスパーティーで、人質事件に巻き込まれてしまう。犯人グループに1人で立ち向かうタフな男。
ホリー・ジェネロ(ボニー・ベデリア)
ジョンの妻。ロサンゼルスに単身赴任し、旧姓ジェネロを名乗ってナカトミ商事で働いている。会社のナンバー2の座にまで上り詰めるほど有能な人物。ジョンとは喧嘩が多い。
アル・パウエル(レジナルド・ヴェルジョンソン)
ロサンゼルス市警。ジョンの通報によりナカトミ商事を巡回、事件の発見者となる。上司たちと違ってジョンのことを信用している。一介の巡査ながら判断力も優れている。
ハンス・グルーバー(アラン・リックマン)
テロリスト一味のリーダー。元西ドイツの過激派。ナカトミ商事の金庫にある無記名債券を盗むため、テロに見せかけた人質事件を起こす。
カール(アレクサンダー・ゴドノフ)
テロリスト一味の一員。同じくテロリストの弟をジョンに殺され、誰よりも執拗にジョンを追うこととなる。
エリス(ハート・ボックナー)
ホリーの同僚。うぬぼれ屋で話が面白くない。犯人グループに戦いを挑んでいる男がジョンであることを、ホリー以外に知っている唯一の人物。
ロビンソン(ポール・グリーソン)
ロサンゼルス市警本部長補佐。現場の指揮を執っている。ジョンのことを犯人の1人ではないかと疑っている。
ソーンバーグ(ウィリアム・アザートン)
テレビ局のレポーター。野心家で番組のメインキャスターの座を狙っている。特ダネのためなら事件を悪化させることも気にしない、大変迷惑な存在。

映画『ダイ・ハード』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ダイ・ハード』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ダイ・ハード』のあらすじ【起】

クリスマスのロサンゼルス。ニューヨーク市警のジョン・マクレーンは、単身赴任中の妻ホリーを訪ね、彼女の勤務先ナカトミ商事に来ていた。ホリーは仕事の都合でジョンと別居し、旧姓で働いている。めきめきと頭角を現し、会社のNo.2として個室とロレックスの腕時計を貰うまでになっていた。今日はナカトミ商事の建設完了間近の高層ビルで、クリスマスパーティーが行われるのだ。久しぶりに会ったジョンとホリーの仲はぎくしゃくしていた。

ビルの入り口に男が2人現れた。彼らは受付の社員を射殺し、後からトラックに乗った武装集団が現れた。彼らは瞬く間に、ビルを占拠してしまう。たまたま別室にいたジョンを除き、全員が人質として捕まってしまった。

犯人グループの狙いは、ビルの金庫室に保管されている4億ドル以上の無記名債権だった。リーダーのハンス・グルーバーは社長を脅して金庫室のパスワードを聞き出そうとするが、社長はこれを拒否し射殺されてしまう。金庫室は7つのロックが掛けられている上、最後の1つは発電所の電力を落とさなければ突破できない。ジョンはこの様子をこっそり見ていたが、気配を悟られてしまう。

ジョンは見張りの1人を倒し、爆弾の起爆装置が入った荷物を奪う。更にその死体に挑発するメッセージを書いて、犯人グループに送り返す。ハンスはこれに怒り狂い、殺された見張りの兄・カールでの怒りはそれ以上だった。カールは数名でジョンを追うが、銃撃戦で手下を失い逃げられてしまう。

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映画『ダイ・ハード』のあらすじ【承】

ジョンは非常用無線で警察に通報する。しかしパトロール中の警察アル・パウエルが1人で見に来ただけだった。業を煮やしたジョンは、アルのパトカーの上にテロリストの手下の死体を落とし、更にビルの上から銃を乱射した。アルは慌てて応援を要請した。

ジョンはアルと無線で話し、犯人の特徴を伝える。アルはジョンのことを信用したようだ。そこへ警察隊とテレビ局が到着した。アルの上司ロビンソンが現場の指揮を執り始め、突入準備を始めてしまう。彼は匿名の通報者の話を信じておらず、人質などいないと考えていたのだ。ビルの裏口に突入班が待機するが、ジョンは人質を危険に晒さないよう裏口を爆破する。ロビンソンも事の重大さに気づき、更に犯人グループのリーダーが、元西ドイツのテロリストだと判明する。

ホリーは犯人グループをてこずらせている謎の男がジョンだということに気付いていた。それを聞いた同僚のエリスは、男の正体を知っていると言ってハンスと交渉しようとする。しかしジョンは投降する訳にはいかず、結局エリスは殺されてしまう。ジョンの名前が無線を通じてハンス、警察、テレビ局にばれてしまった。

映画『ダイ・ハード』のあらすじ【転】

ハンスは金庫略奪という本当の狙いを隠すため、「全世界のテロリスト同志を解放せよ」との嘘の犯行声明を出す。更に罠として、「脱出用のヘリコプター」も要求した。ハンスは屋上に上がり、ジョンと対面する。逃げ出した人質を装うがジョンは騙されず、再び銃撃戦となる。

FBIが現場に到着した。犯人たちを追い詰めるため、建物の電気を落とそうとする。しかしこれこそハンスの思惑通りだった。地区一帯が停電となり、金庫の最後のロックが開いたのだ。犯人達は巨額の無記名債券を前に歓喜する。

ジョンは悪い予感がしていた。アルに、妻への謝罪メッセージを言付けると、ハンスが屋上にいた理由を探るため再び屋上へと行く。ヘリポートのある屋上には爆弾が仕掛けられていた。ヘリコプターごと吹き飛ばすつもりなのだ。ジョンはアルにこのことを伝えようとするが、その前にカールに見つかってしまった。

テレビ局のソーンバーグは、スクープを手に入れるため、勝手にジョンとホリーの子供達を取材してしまう。この様子が放送されたせいで、ホリーがジョンの妻であることがハンスにばれてしまった。ハンスは人質達を屋上に移動させ、ホリーだけをジョンとの交渉材料に連れていく。

映画『ダイ・ハード』の結末・ラスト(ネタバレ)

FBIが乗ったヘリコプターが、犯人達を奇襲しようと飛来する。カールを倒したジョンは屋上に駆け付け人質を屋上から逃がし、ホリーがハンスに連れて行かれたと知る。ヘリコプターは爆発の犠牲となってしまった。ジョンは屋上からロープを伝って爆発を逃れる。

ジョンはハンスに追いついたが、ホリーを盾にされ、手に持っていた銃を手放すこととなる。しかしジョンは背中にもう1つ銃を隠し持っていた。隙をついて逆襲し、ハンスはビルの外に投げ出された。ハンスはホリーの腕時計に掴まり、ホリーまで巻き添えで落ちそうになる。ジョンは落ちそうなホリーを掴みながら、腕時計を彼女の手から外した。ハンスは大量の無記名債券と腕時計と共に、ビルから落下し死亡した。

事件は解決した。ジョンはアルと生きて会うことができたことを喜び合う。そこにまだ生きていたカールが、銃を乱射しながら出てきた。彼を仕留めたのは、アルの一撃だった。反省の意も見せずコメントを取ろうとするテレビ局のソーンバーグを、ホリーは思いっきり殴る。ジョンとホリーは互いへの愛情を再確認し、仲良く現場から去るのだった。

映画『ダイ・ハード』の感想・評価・レビュー

当時、アメリカで猛威を振るっていた日本企業を象徴したような作品。

アメリカ社会に大きな影響力を与えていた日本企業が進出し、巨大なビルを建てるが、テロリストたちに占拠される物語は、当時のアメリカ人が持っていた感情を代弁しているような印象を受ける。

そこで登場するアウトローな主人公がみんなを助け出す姿は、まさに古き良きアメリカン・ヒーローを体現しています。

傷だらけになっても一人で戦い続ける姿こそ、アメリカン・スピリットを感じさせる。

主人公以外にも無線で友情を育む警官、悪役のテロリストのリーダーと濃いキャラクターの存在感があって、最後まで飽きさせない展開である。(男性 30代)


クリスマスに家の飾りつけをして、チキンを食べながら観たいエンターテイメント作品。
言わずと知れたブルース・ウィリスの出世作である。

主人公の刑事『ジョン・マクレーン』の人情味のあるキャラクターと、体当たりのアクションは見物だが、割れたガラス片で怪我をしたのが痛そうでトラウマになってしまった。次回は是非靴を履くことを覚えてほしい…。

ビルという一つの建物を舞台にした設定で、屋上、エレベーター、通気口など余すところなく設備を使い倒していたのが印象的だった。

通信でしか会話がなかった警官のパウエルが、マクレーンとの会話を通して自分の過去を払拭するシーンはスッキリした。(女性 30代)


ブルース・ウィリス主演のいアクション映画。ブルースをスターダムに押し上げ、後のアクション映画に大きく影響を与え、今なお語られる大ヒットシリーズの第1作。

ブルース演じるマクレーンは完全無欠のヒーローというわけではなく、当時の作品としては珍しく非常に口が汚い。しかしながら、かえって人間味が表現され共感できる主人公となっている。孤立無援の中テロ集団に挑み、最後まであきらめない不屈の精神と妻、ホリーへの愛情の深さに胸を打たれる。(男性 20代)


この映画の脚本の妙はマクレーンが裸足になることと裸足でいることで起こる不便さを描いた点にある、裸足でガラスを踏むと痛いどころか戦えないという人間の限界の描き方。これは西部劇の流れ者のガンマンには起こりえないことで、マクレーンだからこそ起こる悲劇なのである。万事この調子で巧妙。すばらしい作品。あと一点付け加えるなら何度も観ただろう人も案外、オリジナル音声で観ていない人が多い。吹き替えも良いが字幕版も一度試してもらいたい。(男性 30代)


若き頃のブルース ウィルスの映画です。今みたいにCGではなくアクションやスリリングがありハラハラドキドキさせられます。女性よりかは男性向きの映画だとは思います。今の人には新鮮に感じるかもしれません。

インパクトと展開の速さがこの映画の魅力の1つでもあり、1度観たら忘れられない映画の1つでしょう。(女性 30代)


刑事が一人でテロリスト相手に頑張っちゃうお話。決してコミカルではない、大真面目。銃撃戦等のアクションも、緊張感ありハラハラありで、手に汗握ります。でも、どこか楽しんでみてしまう。それもそのはず、立ち向かう主人公は終始ランニングと裸足で、皮肉をぼやきながら戦うおじさんだからです。緊迫感とおじさんのギャップが素晴らしい。

冗談を言いながらも、とっさの振る舞いもしっかりしてるマクレーン。特に最後、奥さんをかばおうとするシーンが好きです。マクレーンは男としての理想です。(男性 20代)


ブルース・ウィリスがぼやきながら泥臭く悪を倒していきます。さらっと敵を倒すカッコイイヒーローではなく、とてもリアリティに富んだヒーローです。
この1作目では、ハリー・ポッターシリーズのスネイプ先生役で今は亡きアラン・リックマンが悪のボス役をやっているのも見どころの1つです。リックマンの悪役っぷりも素晴らしいですが、ウィリスが寒い中ランニングシャツで血だらけで駆けまわるのも凄いです。何度見ても面白いアクション映画です。(女性 30代)


ブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンの大人気シリーズはこの作品から始まりました。白のタンクトップにいつも傷だらけで体を張って戦う彼の姿は、スーパーマンやキャプテン・アメリカには無い、リアルで男臭いヒーローそのものです。
1988年の作品なので設定やキャストの服装はだいぶ時代を感じさせるものになっていますが、エセ日本っぽい演出が出てくるのが日本人としてはなんだか嬉しいですよね。
シリーズの他の作品も続けて見たくなりました。(女性 30代)

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次作 ダイ・ハード2

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みんなの感想・レビュー

  1. Miyaken より:

    大ヒットを飛ばしたアクション映画。世界中にブルース・ウィリスの名を轟かせた作品でもある。クリスマスを家族と過ごす予定だった刑事のジョン。しかし、運悪くテロリストが襲撃する会場に居合わせてしまう。
    この映画の最大の魅力はジョンのキャラクターだろう。頭脳明晰でもなく、イケメンというわけでもない。とにかく人間くさいのだ。そんなジョンがたった一人でテロリスト集団に立ち向かう姿はとても勇ましく、応援したくなるキャラクターなのである。
    スカッとしたい時にはぜひ観るべき映画である。

  2. 瑞季 より:

    ブルース・ウィリスが主演を務め大人気シリーズとなった記念すべき1作目になっている。分かりやすい登場人物や、何度観ても飽きることないストーリーになっていて、アクション映画の中では、個人的に1番好きな映画になっている。

    悪役として出てくるアラン・リックマンはハリー・ポッターシリーズなどにも登場する人気俳優だが、今作がデビュー作ということで、貴重な作品になっている。

  3. 匿名 より:

    目の前で殺されたタカギ社長を救えなかったことに落ち込んだり、死を覚悟した時には無線を通してパウエルに妻への伝言を頼むという、人間味あふれるキャラクターは魅力的だ。
    ブルース・ウィルスはスタントを使わずアクションをこなし、消火用ホースを体に巻き付けて屋上から飛び降り、後ろでは爆発が起こるという危険なシーンも自ら演じている。

  4. 匿名 より:

    ど派手なアクションや爆発シーンの数々もさることながら、悪役ハンスとビル内で遭遇してしまった時の心理戦も細かく描かれている。
    終盤で、妻ホリーを人質に取られた万事休すの状態で、突然笑い出して相手を油断させておきながら、背中にガムテープで隠しておいた銃を取り出すという名場面もある。

  5. 匿名 より:

    知名度が低かったブルース・ウィルスは、本作のヒットでアクション映画俳優としての地位と、高い知名度を獲得している。
    ジョン・マクレーンの文句を言いつつ、人助けをする羽目になるというキャラクターも魅力的で、「アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100」に選ばれている。
    また、悪役を演じることの多いアラン・リックマンが演じたハンス・グルーバーも、ジョン・マクレーンとともにベスト100に入っている。

    本作はアカデミー賞4部門にノミネートされた作品でもあり、公開された1988年から現在まで高い人気を持ち続けている。

    ジョン・マクレーンの決め台詞で、本来はカウボーイの使う掛け声のような意味合いの言葉、「イピカイエー」も本作で登場している。

  6. 匿名 より:

    日本企業は独身のほうが評価が高いという理由で、ホリーがマクレーン姓を名乗っておらず、刑事ジョン・マクレーンが侵入者だと犯人グループにバレても、ホリーの身の安全が保たれたという伏線がある。
    また、無線での会話中に、パウエルがトラウマによって銃を撃てなくなったことを告白し、ラストでジョンを助けるために銃を手に取ってトラウマを克服させた、という展開もみられる。

    ビルにFBIが到着し、停電にしてほしい犯人グループと、停電させて犯人をパニックにさせたいFBI職員のやり取りが、絶妙に絡んで進んでいくストーリーも見もの。

  7. 匿名 より:

    孤立無援の極限状態で、タンクトップを血まみれ、泥まみれにして体を張って戦う新しいアクションヒーロー、刑事ジョン・マクレーンの姿を描いたシリーズ1作目にして最高傑作と呼ばれる作品。