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映画『ダイ・ハード2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ダイ・ハード2』の概要:1990年公開の、大ヒットアクションシリーズ第2弾。刑事ジョン・マクレーンがまたしてもクリスマスに大事件に巻き込まれる。今回は空港を舞台に、麻薬王奪還を狙う元軍人達との戦いが繰り広げられる。

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映画『ダイ・ハード2』の作品情報

ダイ・ハード2

製作年:1990年
上映時間:124分
ジャンル:アクション
監督:レニー・ハーリン
キャスト:ブルース・ウィリス、ボニー・ベデリア、ウィリアム・サドラー、ジョン・エイモス etc

映画『ダイ・ハード2』の登場人物(キャスト)

ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)
アナログで型破りな刑事。NY市警だったが、妻の勤務地に異動して今はロサンゼルス市警。妻とは前作での立てこもり事件を機に関係が改善し、ラブラブである。ホリーの迎えのためダレス空港に来て、事件に巻き込まれる。
ホリー・マクレーン(ボニー・ベデリア)
ジョンの妻。ダレス空港上空で足止めされた飛行機の1つに乗っている。観察眼が鋭く気の強い女性。前作で夫と危機を共にし、仕事も夫婦関係も順調である。
スチュアート大佐(ウィリアム・サドラー)
追放された元アメリカ軍人。エスペランザ将軍を奪還するため、仲間と共に空港ジャックを実行する。
グラント少佐(ジョン・エイモス)
アメリカ陸軍、テロ対策部隊隊長。犯人逮捕のため出動、主導権を握る。ジョンに対し好意的な態度をとるが、実はスチュアートの仲間だった。
カーマイン・ロレンゾ(デニス・フランツ)
空港警察署長。自分の管轄である空港内で騒ぎ立てるジョンに対し対抗心を燃やしている。そのためジョンの忠告を聞かず、テロが起こる前に対策を取ることができなかった。
トルドー(フレッド・トンプソン)
ダレス空港の管制部長。航空機に指示を出す責任者。空港上空で待機する航空機を無事地上に帰せるよう、奔走する。
レスリー・バーンズ(アート・エヴァンス)
ダレス空港のチーフ・エンジニア。ジョンに協力的な人物の一人。建設中の管制塔から航空機に連絡を取る作戦を思い付くが敵襲に遭い失敗、ジョンに命を助けられる。
エスペランザ将軍(フランコ・ネロ)
バルベルデ共和国の独裁者。アメリカからの援助を受けて共産主義者を掃討、英雄とされていたが、麻薬王として逮捕された。アメリカへ飛行機で移送中。
ソーンバーグ(ウィリアム・アザートン)
テレビ局のキャスター。前作の立てこもり事件のおかげで出世した。ホリーと同じ飛行機に居合わせる。特ダネのためなら事件の悪化も気にしない身勝手な男。

映画『ダイ・ハード2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ダイ・ハード2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ダイ・ハード2』のあらすじ【起】

クリスマスの夜。妻ホリーの勤務先に合わせてロス市警に異動した刑事、ジョン・マクレーンは、妻の出迎えのためダレス空港に来ていた。ホリーの乗った飛行機は到着が遅れているようだ。ニュースでは、バルベルデ共和国の独裁者で麻薬王・エスペランザ将軍の逮捕とアメリカへの移送が報じられていた。

その頃空港近くの教会では、武装集団が神父を殺害、コンピューターを設置し始めた。

貨物室に入る怪しい2人組を見かけたジョンは、彼らを追いかけ銃撃戦に発展してしまう。ジョンは2人組を殺害し、空港警察のカーマイン・クレンゾ警部に取り押さえられた。ジョンの警告に耳を貸さず、クレンゾ警部は2人をコソ泥だと考えていた。ジョンはこっそり2人の指紋を取り、ロス市警の同僚に身元を調べさせる。

管制塔では、悪天候により航空機が多く飛来しており慌ただしい空気が流れていた。ジョンは管制塔に乗り込み2人組の身元を知らせる。彼らは元軍人で、記録上では2年前に亡くなっている筈だった。ジョンはエスペランザ将軍を奪還するのが彼らの狙いではと警告する。その時突然、滑走路の電気が消え、管制塔の全システムが停止した。暗い中での着陸は非常に危険との判断から、管制部長のトルドーは着陸態勢に入っている航空機だけを待機させ、他は別の空港に回すよう手配する。管制塔の無線が乗っ取られ、テロリストからの犯行声明が流れてきた。スチュアート元大佐率いるテロリストは、航空機数台の乗客を人質に、エスペランザ将軍の身柄引き渡しを要求する。

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映画『ダイ・ハード2』のあらすじ【承】

ジョンは管制塔を追い出された。エレベーターに乗る間際、チーフ・エンジニアのバーンズが建設中の新管制塔からの通話を試みようとしているのを聞き、ジョンもそちらへ向かう。バーンズ達は敵の奇襲に遭い、ジョンに助けられたバーンズ以外は殺されてしまった。スチュアートは反抗した見せしめとして、1台の航空機に偽の指示を出して墜落させる。

陸軍から、グラント少佐率いる対テロ部隊が派遣される。現場の指揮は陸軍に一任されることとなった。グラント少佐はジョンの活躍を知っており、一緒にテロリストと戦うことに好意的だ。

一方ホリーは、いつまでも機が着陸しないことに不安を感じていた。燃料はあと1時間ほどしか持たないだろう。偶然一緒に乗り合わせていたテレビキャスターのソーンバーグは、
無線を盗み聞きし、自分達がテロリストの人質となっていることを知る。

管制塔では、旧式の無線標識を使って、テロリスト達にばれること無く操縦室に現状を伝えることに成功する。これで偽の着陸指示に騙される心配はなくなったが、燃料が無くなる前にテロリスト達を捕えることが急務だった。

映画『ダイ・ハード2』のあらすじ【転】

一方、エスペランザ将軍は移送機の操縦室を乗っ取っていた。スチュアートは無線を使ってエスペランザ将軍に着陸を指示する。偶然敵の無線を手に入れたジョンは、エスペランザ将軍の着陸位置で待ち伏せる。エスペランザ将軍を捕まえるが、スチュアートらに攻撃され、逃がしてしまった。

周囲の情報に詳しいバーンズが、テロリストの拠点は近くの教会にあるのではと思い当たる。バーンズの読みは当たったが、またしてもテロリスト達には逃げられてしまった。グラント少佐も対テロ部隊も、スチュアートの仲間だったのだ。

ソーンバーグは空前の大スクープに、機内電話を使ってダレス空港が乗っ取られたことを報じる。その身勝手な行動は、空港内に大パニックを引き起こした。このニュースは航空機内にも伝わった。ホリーはソーンバーグを気絶させる。

グラント少佐達がエスペランザ将軍に合流し、テロリスト達は南の島へ向け航空機で逃亡しようとしていた。ジョンは空港に居合わせた記者の報道ヘリを使い、彼らの航空機に近づく。

映画『ダイ・ハード2』の結末・ラスト(ネタバレ)

ホリーの乗っている航空機の燃料は残りあとわずかだ。機長はやむを得ず、灯りがまだ点いていない状態での緊急着陸を判断する。

ジョンは報道ヘリから身を乗り出し、エスペランザ達が乗る航空機の翼に降り立った。ジョンは補助翼に自分の上着を挟み、離陸を妨害する。これに気付いたグラント少佐とスチュアートが外に出てきた。ジョンは翼の上で彼らと戦い、グラント少佐はプロペラに巻き込まれ死亡した。ジョンはスチュアートに突き落とされてしまうが、こっそり燃料の蓋を外していた。

テロリスト達を乗せた航空機は離陸しようと走行を続けるが、燃料が滑走路に漏れ出し、一本の線となっている。ジョンは燃料の線の端にライターを落とした。火が一気に燃料を伝って航空機に到達した。航空機はテロリスト達もろとも大爆発を起こす。燃料を伝う炎が滑走路の灯りの代わりになり、ホリーを乗せた航空機は無事着陸することができた。他の航空機も、後に続いて着陸に成功する。ジョンとホリーは無事に再会できたことを喜び合うのだった。

映画『ダイ・ハード2』の感想・評価・レビュー

世界一ツイていない男は今度空港でテロリストの事件に巻き込まれる。

主人公のジョン・マクレーンを演じるブルース・ウィリスを一躍有名にしたシリーズだが、クリスマスの時期になると観たくなる作品でもある。

偶然遭遇したテロリストは、ジョン・マクレーンにとって必然と言えるだろう。

前作は限られた空間でのアクションだったが、今回は広い空港が舞台が中心となるだけじゃなく、その周辺も戦場と化す。

たった一人で奮闘するジョン・マクレーンは相変わらず傷だらけになるが、妻を救いたいという強い想いが彼を駆り立てる根底はラストで納得させられる。(男性 30代)


マクレーン刑事にはクリスマスの日の外出禁止令を出したいくらいに何かが起こる。
本当に運が悪いというか、そこに奥さんも巻き込まれるのもお約束なので夫婦揃って厄払いに行くことをお勧めしたい。

1作目から引き続き登場しているキャラクターもおり、警察官のパウエルとマクレーンはいまだに連絡を取り合っていることが分かり、ファンとしては嬉しいばかり。
奥さんはしつこいニュースキャスター、ソーン・バーグを気絶させるなど、冒頭に登場する『スタンガン』もきちんと伏線になっているのも面白い。

漏れた飛行機燃料に引火させ、着陸機の誘導灯にするアイデアもカッコイイ。
生き残るためには勇気だけではなく、知恵も必要だと思い知らされる。(女性 30代)


ブルース・ウィリス主演、大ヒットアクション映画、シリーズ第2弾。本作では空港を占拠したテロ集団との対峙を描く。

本作でも、血みどろになりながら奮戦するマクレーンの姿はもちろんの事、愛すべき「ぼやき」も健在、空港を舞台に前作以上の規模で展開されるストーリーは次々と起こるトラブルに息をつく暇がないほど、刻々と変化する状況な中、選択を迫られるマクレーンの焦燥が見事に表現されている。(男性 20代)


一作目は神だが二作目は普通のアクション映画。一作目で作りだしたジョン・マクレーンが完成されすぎたキャラクターだったために作られたファン向けの作品ともいうべきで、シリーズの勝ちパターンを確立した意味では続編としては十分に評価できるかもしれない。少なくとも興行的には大成功だったと思う。ただ今作からのイメージの強さゆえに一作目の傑出度に気づきにくくなったことも確かではある。功罪相半ばといったところか。(男性 30代)


1作目ではクリスマスに事件に巻き込まれた不運な主人公でしたが、今回も1年後のクリスマスに妻を迎えに行った空港で事件に巻き込まれていきます。今回は妻が乗っている飛行機が、テロリスト集団にハイジャックされるという前作よりも大きな規模になっているが、どんな困難でも文句を言いながらこなしていくマクレーンが本当にかっこいい映画だった。

主演のブルース・ウィリスの身体能力の高さを感じることが出来る作品になっている。(女性 20代)


極悪テロリスト相手に頑張っちゃうおじさん第2弾。“どうしてこうなるんだ”と困り顔で、やけくそで、そして強い。テロリストに後手後手の警察に対し、単独で食らいつくマクレーンの優秀さが際立つ。飛行機の墜落シーンがあまりにも残酷だったので、燃料導火線の飛行機爆発でテロリストを一網打尽にした瞬間は、思わずガッツポーズ。

空港が舞台になり、前作以上にガンアクションや爆発が派手で、手に汗握る。それでも笑えるのがダイ・ハードという作品の面白さである。(男性 20代)


1作目よりスケールが大きくなった2作目です。3作目はうーん…という感じなのでこのシリーズは1、2作目が傑作です。ブルース・ウィリスは相変わらずの不運っぷりで、今回は雪が降っていて屋外のシーンが多いので一層クリスマスの不運という雰囲気が出ています。見ているだけでも寒くなります。マクレーンの奥さんのホリーも今作ではスタンガンを記者に使ったりと活躍が多くて楽しいです。CAさんのノリも良くて飛行機内のシーンは何回見ても笑ってしまいます。(女性 30代)


ブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーンがクリスマスに必ず事件に巻き込まれてしまうので、個人的に『ダイ・ハード』はクリスマス映画だと思っています。
冷静に考えると、真冬の12月に白のタンクトップってなかなかやばいですよね。そしてとにかく口が悪いのが最高なんです。結局やることになるのにめちゃくちゃ文句を垂れるマクレーンが本当に好きです。
アクションシーンの迫力はもちろんですが、マクレーンの人柄もユニークで愛すべきキャラクターだなと思います。(女性 30代)

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次作 ダイ・ハード3
前作 ダイ・ハード

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みんなの感想・レビュー

  1. Miyaken より:

    大ヒットアクション映画『ダイ・ハード』の続編。ブルース・ウィリス扮するジョン・マクレーン刑事はまたもクリスマスに事件に巻き込まれてしまう。
    そして、今度の舞台は空港だ。ジョンが怪しい男を発見し、警備員に警告するも対応してもらえず、さらに軍からやってきた助っ人のグラント少佐が実はテロリストの仲間だったという展開。妻のホリーが乗った飛行機が着陸できないという状況と、同乗していた新聞記者が事件を勝手に報道してしまい機内がパニックになる状況がサスペンスに拍車をかける。
    こうしたハラハラ感を煽る演出も素晴らしい。ジョンの大暴れを堪能したい映画である。

  2. 匿名 より:

    閉鎖された空間で奮闘するしかなかった前作と異なり、本作では舞台が空港の外に出ることもあり、アクション映画として普通に楽しめる作品に仕上がっています。まあ、前作ほどの傑作ではありませんけどね。

  3. 匿名 より:

    ブルース・ウィリスは『ダイ・ハード』シリーズでアクション俳優として認知されるようになったのに、色んなジャンルの映画に出演していますよね。『シックス・センス』みたいな、アクション要素の全くない映画に出演しても、あまり違和感がありません。