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映画『ノイズ(1999)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ノイズ(1999)』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ノイズ(1999)』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ノイズ(1999)』の結末までのストーリー
  • 『ノイズ(1999)』を見た感想・レビュー
  • 『ノイズ(1999)』を見た人におすすめの映画5選

映画『ノイズ』の作品情報

ノイズ(1999)

製作年:1999年
上映時間:109分
ジャンル:SF、サスペンス
監督:ランド・ラヴィッチ
キャスト:ジョニー・デップ、シャーリーズ・セロン、ニック・カサヴェテス、ジョー・モートン etc

映画『ノイズ』の登場人物(キャスト)

スペンサー(ジョニー・デップ)
NASAの宇宙飛行士。宇宙空間で作業中に何らかのトラブルがあり、2分間だけ地球との連絡が途絶える。その後別人のようになり、宇宙飛行士をやめて、戦闘機を開発する航空機メーカーに就職する。
ジリアン(シャーリーズ・セロン)
スペンサーの妻。小学校教師。スペンサーが帰還後に双子を妊娠するが、夫の様子がおかしいことに気づき、情緒不安定になっていく。数年前、うつ病になったことがある。
アレックス(ニック・カサヴェテス)
スペンサーと一緒に宇宙へ行っていた宇宙飛行士。帰還からしばらくして、脳卒中で死んでしまう。
ナタリー(ドナ・マーフィー)
アレックスの妻。アレックスの葬儀の後、バスルームで感電自殺を図る。早い段階で夫の変化に気付き、ジリアンに相談していた。
ナン(クレア・デュヴァル)
ジリアンの妹。姉夫婦を慕い、よく家に遊びに来る。姉のことを心配し、スペンサーを問い詰める。
シャーマン(ジョー・モートン)
NASAの職員。宇宙空間での事故について詳しく調べ、そこで何があったかを解明する。しかし、ジリアンに真実を伝える前に消息を断つ。

映画『ノイズ』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ノイズ(1999)』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ノイズ』のあらすじ【起】

フロリダで小学校教師をしているジリアンは、NASAの宇宙飛行士をしている夫のスペンサーの出発が近づき、寂しい気持ちになっていた。スペンサーとジリアンは、熱烈に愛し合う仲の良い夫婦だった。

スペンサーと相棒のアレックスを乗せたビクトリー号は無事に発射し、2人は宇宙空間での任務につく。スペンサーは、シャトルの中からジリアンに電話をくれる。

ジリアンの妹のナンが遊びに来ていた日。シャトルの外での作業中に爆発が起こり、2人と連絡がつかなくなったという知らせが入る。ジリアンは、迎えにきたNASAの職員のシャーマンと一緒に、NASAの本部へ向かう。本部には、アレックスの妻のナタリーも来ていた。

その後すぐに2人の無事が確認され、ビクトリー号は帰還する。ただ、2人と連絡が途絶えた2分間に、宇宙空間で何があったのかは謎のままだった。

帰還した2人は、そのまま病院で精密検査を受ける。スペンサーの体に異常は見られなかったが、アレックスは心臓にかなりの負担を受けており、心停止状態となる。しかし、すぐに電気ショックなどの処置が施され、息を吹き返す。

ナタリーは、あの2分間について夫が一言も触れないことに違和感を感じていた。ジリアンは、恐ろしい経験を早く忘れたいからだろうと考えており、ナタリーにも「忘れましょう」と声をかける。

ニューヨークに本部のある大手航空機メーカーから、高待遇でスカウトされたスペンサーは、飛行士をやめてその会社に就職すると言い出す。ジリアンは都会が苦手だったが、愛する夫の決断に従い、一緒にニューヨークへ行くことにする。

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映画『ノイズ』のあらすじ【承】

大勢の友人や仕事関係者が集まり、スペンサーたちのお別れパーティが開かれる。ジリアンは、会場の中で言い争いをしているアレックスとナタリーを見かける。興奮状態になったアレックスは、大声でスペンサーの名前を叫んで暴れ出し、そのまま脳卒中で死亡してしまう。

アレックスの葬儀の後、ジリアンはナタリーを気遣う。ナタリーは疲れ切った様子で「アレックスは彼らと話していた、彼は私の中にいる」と意味深なことを言う。ナタリーは、ラジオから聞こえるノイズを「彼ら」と呼んでいるようだった。

ナタリーが眠ったので、ジリアンはリビングに戻る。すると突然室内が停電し、バスルームの方から女性の悲鳴が聞こえてくる。ジリアンたちが急いでバスルームに駆けつけると、水の中でラジオを抱えて感電死しているナタリーがいた。ナタリーは自殺を図ったのだ。

ニューヨークで、スペンサーの会社のパーティに出席したジリアンは、都会のセレブと会話が噛み合わず、気が重くなる。スペンサーはそんなジリアンを優しく慰め、彼女の体を求めてくる。ジリアンは、ナタリーも気にしていたあの2分間のことを聞いてみる。スペンサーはジリアンを抱きながら、抽象的に2分間の経験を語る。その夜、スペンサーはかなり暴力的にジリアンを抱く。

ジリアンは妙に気が滅入り、ナンに電話をかける。ジリアンは、数年前に両親が亡くなった時もうつ病になり、精神病院に入院した経験があった。ナンは姉のことを心配し、早めに病院へ行くようアドバイスする。それからしばらくして、ジリアンは自分が妊娠していることに気づく。

病院での検診の結果、お腹の子供が双子であることがわかる。しかしジリアンは、スペンサーが変わってしまったと感じており、この妊娠を素直に喜べない。ジリアンは、うつ病が再発したのではないかと不安になり、産婦人科医にその不安を打ち明ける。医師もスペンサーも、そんなジリアンに優しく接してくれる。

映画『ノイズ』のあらすじ【転】

ジリアンは深く考えることをやめ、明るく過ごそうと努める。そんなある日、店で子供用品を見ていたジリアンは、シャーマンに声をかけられる。シャーマンは切迫した様子で「あの2分間のことを話したい」とジリアンに迫る。あれからシャーマンは、2人のデータを詳細に調べ、帰還した2人が別人になっていることを突き止めていた。しかしNASAはその話を信じてくれず、彼は解雇されていた。

シャーマンから、ナタリーが妊娠3週目であったと聞かされ、ジリアンは驚く。シャーマンはジリアンにあの2分間の音声を録音したテープレコーダーを渡し、「ご主人は本物ですか?」と聞いてくる。ジリアンは恐ろしくなって、シャーマンから逃げる。

ジリアンはテープレコーダーの音声を聞き、すぐにそのテープを捨ててしまう。スペンサーが別人のように変わってしまったことは、ジリアンも感じていたことだが、その現実を受け止めるのは難しかった。

姉の様子を心配し、ニューヨークまで来てくれたナンだけに、ジリアンはシャーマンと会ったことを話す。ジリアンは「スペンサーには言わないで」と頼んでおく。

ジリアンはシャーマンの話が気になり、彼が宿泊するホテルへ電話をかける。その電話で、ナタリーの子供も双子だったことを知り、ジリアンは強いショックを受ける。シャーマンは、見せたいものがあるからと、ジリアンを外に呼び出す。

ところが、待ち合わせ場所にスペンサーがやってきて、シャーマンを連れて行ってしまう。ジリアンは、ナンが話したのだと直感し、彼女を責める。姉妹は喧嘩になり、ナンは家を出て行く。

シャーマンは、ジリアンに貸し倉庫の鍵を残して、消息を絶ってしまう。倉庫の中には、スペンサーのことを調べた膨大な資料と「ジリアンへ」と書かれたビデオテープがあった。

そのビデオテープは、自分が殺された時のために、シャーマンが録画しておいたものだった。シャーマンは、あの2分間の音声を解析し、人間の耳には聞こえないノイズ音が入っていることを発見していた。そしてそのノイズを発する未知の生命体が、スペンターたちの脳内に入り込み、記憶を消して自分の思念を刷り込んでいるのだと説明する。つまり、以前のスペンサーは抹殺され、現在のスペンサーは未知の生命体に中身を乗っ取られた別人であるということだった。スペンサーがツイン・コンピューターの戦闘機の開発に携わっているのもそのためで、お腹の子供が双子なのも偶然ではなかった。

映画『ノイズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジリアンは思い悩み、双子を中絶するための薬を入手する。その薬を飲めば、流産に見せかけて子供を堕胎することができるが、ジリアンはなかなか決心がつかない。そこへスペンサーが帰ってきて、中絶しようとしたジリアンを殴る。逃げようとしたジリアンは、階段から転落し、病院へ運ばれる。

ジリアンも双子も助かるが、彼女の恐怖は募る。ジリアンは病院へ来てくれたナンに「恐ろしいことが起きている」と訴え、そのまま気を失ってしまう。

ナンもジリアンの訴えがうつ病による被害妄想ではないと気づき、スペンサーを問い詰める。そしてスペンサーに殺されてしまう。夢の中でナンが殺される現場を見たジリアンは、深夜に病院を抜け出す。スペンサーに追われているという恐怖の中、ジリアンはあちこちへ移動し、朝には自宅前に到着する。しかし、スペンサーもそこにいた。

ジリアンは、一足先に自宅へ逃げ込み、鍵をかけて入り口を塞ぐ。自宅には夢で見た通り、ナンの死体があった。ジリアンは流しの水道を出しっぱなしにして、そこにラジオを置く。そしていつでも感電死できるようにコンセントと電気コードを持ち、スペンサーと対峙する。ジリアンは、愛する夫と妹を殺した別人のスペンサーに、強い憎しみを抱く。スペンサーは、ジリアンが座っているイスごと超能力で動かし、自分の方に引き寄せようとする。その時、ジリアンが出しっぱなしにしておいた家中の水道から水が溢れ、スペンサーが大量の水をかぶる。それを見て、ジリアンはコンセントに電気コードを差し込む。スペンサーが感電して苦しみ始めると、彼の体から謎の物体が出てきて、あっという間にジリアンの中に入り込む。スペンサーは死に、ジリアンは別人のように冷たい表情で微笑む。

それから数年後。ジリアンは双子を出産し、宇宙飛行士の男と再婚していた。ジリアンは幸せそうだったが、以前のジリアンとは明らかに違っていた。そして、スクールバスに乗ったジリアンの息子は、ヘッドホンでノイズを聞きながら、分厚い科学の本を読み始める。

映画『ノイズ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

宇宙からの謎の生命体が、宇宙飛行士の精神を乗っ取った事で、周りの人間が少しずつ巻き込まれていくSFサスペンス映画。SF映画といえば、マーズアタックのような少しコメディがかったものと宇宙戦争のような、宇宙人との敵対を表現したものの2パターンが主流だが、どちらにもあてはまらず、密かにかつ、確実に脅威が迫ってくる描き方はなかなか秀逸である。ラストはバッドエンドであるが、とても楽しめた。しかし、根本的に宇宙人の明確な目的が記されていないので、少し不完全燃焼である。(男性 30代)


本作は、地球外生命体の地球侵略を描いたジョニー・デップとシャーリーズ・セロン共演のSFスリラー作品。
宇宙で通信が途絶えた2分間に宇宙飛行士の身に一体何があったのか、興味深い題材で面白い。
スペンサーを演じた若き日のジョニー・デップは短髪でかっこよかった。
また、愛する人が変異する様子、じわじわと見る者に迫る演出や演技が巧妙で素晴らしかった。
ラストで姿を現したスペンサーの正体は少し予想外だったが、そこも含めて楽しめる作品だと思う。(女性 20代)


宇宙から帰還した夫が別人のように変わっていくというストーリーは、じわじわと迫る恐怖を描いていて印象的でした。ジョニー・デップ演じるスペンサーは、最初は優しい夫だったのに、次第に冷たく支配的になり、妻ジリアンが感じる違和感に観客も引き込まれます。双子を妊娠する展開が不気味さを増し、ラストに至るまで「人間とは何か」を考えさせられる作品でした。(20代 男性)


宇宙飛行士が事故に遭い、帰還後に別人のように振る舞う夫という設定は非常に不穏で、心理サスペンスとして楽しめました。妻ジリアンが徐々に夫の異変に気づき、恐怖と愛情の間で葛藤する姿がリアルでした。特に双子を宿す彼女が「これは人間の子ではない」と気づく瞬間の絶望は圧巻。人間ドラマとSFホラーの融合が見事でした。(30代 女性)


映画全体を通して漂う閉塞感と不安感が強烈でした。夫が宇宙で何かに“侵された”と暗示される描写が、説明しすぎず不気味さを増していたと思います。妻の孤立感や誰にも信じてもらえない恐怖は観ていて胸が苦しくなりました。終盤、彼女が夫を止めようとするシーンはサスペンスのピークで、衝撃的な余韻を残します。(40代 男性)


ジョニー・デップとシャーリーズ・セロンという豪華な共演が光っていました。夫婦の愛情が恐怖へと変わっていく過程を二人が丁寧に演じており、心理的な緊張感が伝わってきました。とくにセロン演じる妻が、夫とお腹の子どもに恐怖を抱くというジレンマは観ていて辛く、母性と生存本能の間で揺れる彼女の姿に共感しました。(50代 女性)


ラストの展開は好みが分かれると思いますが、私は「救いのなさ」が逆に印象に残りました。夫がただの人間ではなく、異質な存在に置き換わってしまっているという描写は不気味さ満点。最終的に妻も逃れられない宿命を背負わされるラストは衝撃的で、ハッピーエンドではないところがこの映画らしさだと感じました。(20代 女性)


サスペンス要素とホラー要素のバランスが独特でした。宇宙という未知の恐怖が家庭という最も身近な場所に侵食してくる構図はゾッとしました。特に夫が無表情に妻を追い詰めていく場面は、人間であるはずなのに“人間じゃない”と感じさせる演技が秀逸でした。緊張感を保ったまま最後まで引っ張る演出は見事でした。(30代 男性)


夫婦の物語を中心に据えたことで、単なるエイリアンホラーではなく心理スリラーとして成立していました。ジリアンが夫に寄り添いながらも、次第に恐怖を募らせていく過程は、観客に「もし自分だったら」と想像させる力があります。最後に彼女が選んだ行動は極端でしたが、それだけ追い詰められていたことが伝わりました。(40代 女性)


「愛する人が別人になる恐怖」をテーマにした作品として、とても印象的でした。ジョニー・デップが演じる夫は、冷たい視線や不気味な笑顔で異質さを表現しており、人間らしさを失っていく様子がリアルでした。シャーリーズ・セロンの演技も圧巻で、彼女が感じる不安や孤独がスクリーンを通して痛いほど伝わってきました。(50代 男性)

映画『ノイズ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ノイズ(1999)』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ステップフォード・ワイフ

この映画を一言で表すと?

理想的すぎる妻たちが隠す不気味な秘密を暴くサスペンス。

どんな話?

新天地に引っ越してきた女性が、近隣の妻たちが完璧すぎることに違和感を覚える。やがて「夫たちの真の目的」と「妻たちの正体」に気づき、理想の町が恐ろしい陰謀に満ちていることを知る。

ここがおすすめ!

日常の裏に潜む異常を描く物語は『ノイズ』の不気味さに通じます。家庭や夫婦関係を軸に、静かに恐怖を増幅させていく点が見どころで、じわじわ迫る恐怖を味わいたい人におすすめです。

ローズマリーの赤ちゃん

この映画を一言で表すと?

妊娠した女性を取り巻く不安と悪魔的陰謀を描いた傑作ホラー。

どんな話?

若い夫婦が新しいアパートに越してくるが、妊娠した妻ローズマリーは奇妙な隣人や夫の態度に疑念を抱き始める。次第に自分の赤ん坊が恐ろしい存在である可能性が浮かび上がる。

ここがおすすめ!

妊娠と家庭という日常的テーマを、極限の恐怖に変えた名作。『ノイズ』同様「愛する人や子ども」が恐怖の中心になる点で強い共通性があり、不安と緊張感を楽しめます。

ザ・インベーダー/地球人類最後の日

この映画を一言で表すと?

“人間が人間でなくなる恐怖”を描いたSFスリラーの金字塔。

どんな話?

ある町で、人々が次々と無表情で同じ行動をとるようになる。やがて主人公は、人間が地球外生命体にすり替えられていることに気づく。誰を信じればいいのか分からない恐怖が迫る。

ここがおすすめ!

「愛する人が別人に変わる」という『ノイズ』のテーマと直結。人間でありながら異質な存在に侵食されていく恐怖をシンプルかつ強烈に描いており、SFスリラーの原点を堪能できます。

アザーズ

この映画を一言で表すと?

静かな館に漂う緊張感と驚愕の真実が心を揺さぶる心理ホラー。

どんな話?

霧に包まれた屋敷で、光に弱い二人の子を守る母親。彼女は屋敷に潜む“何か”に恐怖を募らせるが、物語が進むにつれて衝撃的な真実が明らかになる。

ここがおすすめ!

視覚的な恐怖よりも心理的恐怖を徹底して描く本作は、『ノイズ』が持つ閉塞感や疑心暗鬼と共鳴します。観る者を最後に驚愕させる展開は一度は体験すべき名作です。

インセミノイド/宇宙からの種子

この映画を一言で表すと?

宇宙で妊娠した女性が背負う、異形との戦慄の物語。

どんな話?

宇宙探査中の女性科学者が謎の生命体に襲われ、妊娠してしまう。彼女は恐怖と本能の板挟みになりながら、自分の中で育つ存在の正体に怯える。

ここがおすすめ!

『ノイズ』で描かれた「妊娠を通じて訪れる恐怖」をより直接的に描いた作品。SFホラーらしいグロテスクさとサスペンスが組み合わさり、愛と恐怖の境界をえぐり出す内容になっています。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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SF映画サスペンス映画

みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    先に亡くなられた宇宙飛行士を乗っ取っていた宇宙人?はどこに行ったんですかね。

  2. 匿名 より:

    ジョニー・デップとシャーリーズ・セロンの美男美女夫婦は、見ていてうっとりしてしまう。
    ひとりで音楽に合わせながらダンスを踊り、生クリームを直に口に入れてしまうふざけたシーンのシャーリーズは、特に可愛らしい。

    ジリアンの妹ナンが、いい男はすぐに誰かのものになるという定説を、駐車場に例えているのはユニークで面白い。

  3. 匿名 より:

    悪魔の子供を妊娠するというホラー映画「ローズマリーの赤ちゃん」を、宇宙人に置き換えただけにも見える作品。
    宇宙で孤独を味わった空白の2分間に関して口を閉ざし続けるスペンサーとアレックスなど、出だしの不気味さには引き込まれる。

    だが、「空白の2分間」の謎に関して引っ張りすぎていて、リースの残したビデオでノイズの存在が明らかになる頃には、うんざりしてしまう。

    ラスト10分の展開は特にひどく、わざわざCGを使ってスペンサーの顔から出てくる水のような物体が、ジリアンへと移動するシーンを作り、宇宙人が乗っ取ったと確固たるものにしたことで、広がりのないラストになってしまっている。
    勝手に椅子が動くのは、もはや宇宙人との関係性が全く見えない。
    双子がノイズを聞きながら分厚い本を読むのも、宇宙人の子供という動かない設定を前のシーンで描いたことで、リースが人間の耳には聞こえないノイズ、と調べたことが無駄になってしまっている。

    スペンサーがジリアンの行動を全て把握しているような行動をとったり、ジリアンが夢でスペンサーの視点での出来事を見ているが、ジリアンには見える理由がないだろう。