映画『ディスタービア』あらすじネタバレ結末と感想

ディスタービアの概要:2007年のアメリカの映画。カイル(シャイア・ラブーフ)は交通事故で父親を亡くし、その罪悪感で暴力的に。事件を起こしてしまい、自宅謹慎中に近所を覗き見していた際に殺人現場を目撃してしまう。

ディスタービア あらすじネタバレ

ディスタービア
映画『ディスタービア』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ディスタービア あらすじ【起・承】

ケール(シャイア・ラブーフ)は父親と釣りに行った際に、自分の運転により事故を起こしてしまう。
ケールは奇跡的にほぼ無傷で助かるが、父親は死亡。
自分の運転のせいで父を亡くしてしまったとケールは罪悪感と自責の念で自暴自棄に。

学校でも集中出来ず、注意してきた教師のセリフで怒ったケールは暴力事件を起こしてしまう。
本来は実刑であるとされる暴力ではあったが、父親の事もあり情状酌量が認められる。
自宅謹慎3ヶ月と言う処分を受け、監視システムも設置されてしまう。
足には受信機がはめられ、30mの距離や30秒以内に戻らないといけないなどの制約が。

ケールは、ネットゲームなどして過ごしていたが、母親によって「お休みでなく、謹慎なのよ」と注意されてしまう。親友のロニーに至っては、話し相手にもならず夏休みバカンスと言いハワイへと行ってしまう。

暇を持て余していたケールの元に、嫌がらせが。
火のついた犬の糞を玄関前に置くと言う近所の子供のイタズラを受け、怒って追いかけたケールは受信機によって警察に取り押さえられる羽目に。
そんな姿をとある少女に見られてしまう。
彼女は最近越してきた少女でアシュリー(サラ・ローマー)だった。

ディスタービア あらすじ【転・結】

家の手伝いを渋々しながらも、時間を持て余していたケールは外を覗く。
すると、件のアシュリーの水着姿や着替えが見えた。
それを機にケールは近所を覗く行為を始めるのだった。

ハワイから帰ったロニーとも、アシュリーの水着姿を堪能したり、どんどん覗きはエスカレートして行く。
夜にも覗きをする様になったケールは、ある夜にお隣さんのターナーの家から出て来た車を不審に思う。
女性失踪容疑者の車と似ていると思ったのだ。
しかしそこまで追求せず、再びロニーとアシュリーの覗きをしていた際に、音を立ててしまった事でアシュリーにバレてしまう。
家に訪ねて来たアシュリーに謝罪するも、覗きでターナーの件を話すとアシュリーも覗きに興味を持ってしまう。

そのまま覗いているとやがてターナーが帰宅した、女性同伴での帰宅である。
陰ではやしたてるアシュリーとケールだが、逃げ惑う女性を見て違和感を感じ始めた。
通報した方が良いのか困惑している間に女性は帰ったようだった。

アシュリーが帰った後もケールは1人で見つのを続けていた。
するとターナーがゴミ袋をさげて居るのが目に入る、しかもそのゴミ袋はどうやら血まみれの様に見える。

ロニー、アシュリー、ケールの3人は、各自が見張り、指示、ターナーのガレージの詮索と分担し探っていく事に。
ロニーはガレージに入るためのリモコンコードの読み取りに成功するが、アシュリーはバレ、ターナーに忠告されてしまう。
しかし、ターナーの車に携帯電話を落としてしまったロニー。
取りに行く際に、ケールからガレージにあるビニール袋の中身を確認する様ビデオで映す指示を受けたロニーは、ひどい臭いのする袋を確認。
中には毛や血が入っていたが、見つけた際にガレージの扉が閉まり始める。

ビデオには逃げ惑うロニーが映り、助けに行ったケールだが、受信機のせいで警察に捕まってしまう。
ケールの話を聞いた警察は、ターナーの家を調べてくれたがロニーは見つからない、袋の中には犬の死骸が入っていた。
開放され、自宅に戻ると自力で逃げて来たロニーが居た。

ケールの母は、息子のお詫びをしに行くが、ターナーに捕まってしまう。
ターナーはケールの家に訪れ、殴られたロニーは失神してしまう。
アシュリーのおかげで屋根伝いに逃げたケールは母を助けにターナーの家に。
警察が到着し、ターナーの家に入るが、ターナーにより倒れてしまう。
奥に入ったケールは、多くの死体を発見。驚いてそこから出たケールはうめき声を頼りに吊るされていた母を見付ける。
母を助けたケールは、現われたターナーと戦いになりターナーは死亡。

自宅謹慎が解けた後も、ケールは3人で近所の監視を続けるのであった。

ディスタービア 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2007年
  • 上映時間:104分
  • ジャンル:サスペンス、ミステリー
  • 監督:D・J・カルーソー
  • キャスト:シャイア・ラブーフ、サラ・ローマー、アーロン・ヨー、デヴィッド・モース etc

ディスタービア 批評・レビュー

映画『ディスタービア』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

どの場面も迫力と緊張感が

最初から事故のシーンは迫力があり、その事故の悲惨さと、ケールの自責の念が比例している様子が伺える。
あれだけの事故でほぼ無傷のケールに怖い気持ちも出るが、もう少し父親との絡みがあっても良かったかもしれない。
伏線かと思える様な描写があるが、別に何でも無かったので、もう少しケールの父親との関係性は深く描いてもらえた方が、ケールの喪失感がアップして感情移入しやすかったかもしれないと思う。
自宅謹慎で、ネットも無く暇を持て余すケールの様子がうまく表現されていて、人ごとと思えない臨場感がある。
家の手伝いか、勉強、人を家に呼ぶ位しか無い中で、どの様に覗きを楽しんでいくかがポイントである。
3人の計画実行中の緊張感、母を助けにターナー宅へ乗り込んだ際の緊張感はなかなかのクライマックス度である。

いけない行為か判断しにくい

覗きと言うと、あまり良い顔が出来ない行為ではあるが、アシュリーも一緒になって参加してしまう所に楽しさがある。
アシュリー自身も家庭の問題などが背景にあり、覗きと言う背徳感がある行為を完全否定出来ない部分があったと思うと何だか責める事が出来ない。
また、前半少しアシュリーに対しての覗き行為がメインであり、微妙に感じる人もいるかもしれない。
しかし前半の少しダラダラした様子がアシュリーとの、後に一緒になって覗きをして行き、協力してターナー宅への侵入など成功させて行く中での見えない絆が育つ部分でもある。
また、結局は覗きによる行為で連続殺人犯が見つかる、と言う結果になるので善悪が判断しにくい。

ディスタービア 感想まとめ

父を自分のせいで亡くしてしまい、後に残る母を助けよう、と言う気持ちで殺人犯の家に乗り込んでいくケールの勇気は賞賛ものである。
それまであまり動向が無く、ある意味不気味な静けさを出していたターナーの、殺人犯としての豹変ぶりもこの作品では怖いと感じる。
淡々と覗きが進む中、いきなりの緊張感に襲われる感じがする作りになっているので、安心して見るのでなく逆にビクビクしながら観ると楽しい。
一緒になって覗きメンバーに加わってしまうアシュリーの気持ちや、その背景にある家庭の問題など見守りながら3人を観てあげると良い。
覗きと言う行為が完全否定出来ない様に出来ている不思議な作品である。

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