映画『E.T.』あらすじとネタバレ感想

E.T.の概要:1982年公開のSFファミリー映画。監督はスティーヴン・スピルバーグ。音楽はジョン・ウィリアムズ。出演はディー・ウォーレス、ヘンリー・トーマス、ドリュー・バリモアなど。

E.T. あらすじ

E.T.
映画『E.T.』のあらすじを紹介します。

舞台はアメリカ。深い森の中に突如宇宙船が現れ、中から宇宙人たちが登場する。彼らの目的とは地球の植物のサンプルを採取する事だった。しかし追跡者が現れた事に驚き、宇宙船は一人の宇宙人を取り残して去って行ってしまう。

一方、住宅街の一角では、10歳の少年エリオット(ヘンリー・トーマス)が仲間外れにされる孤独な生活を送っていた。そんなある晩、エリオットは宇宙人と出会う。一見不気味に見えるが、どこかしら愛嬌のあるその宇宙人をエリオットは自室にかくまう事にする。
超能力を使う事が出来る宇宙人は、やがてエリオットと心を通わせるようになる。宇宙人は家で映画やテレビを見て、様々な文化を吸収していく。「セサミストリート」を見ながら英語を覚え、やがて宇宙人は宇宙船と交信するための通信機を作り始めるのだった。彼は自分の世界に戻りたいのだ。エリオットら少年たちは、協力して宇宙人を元いた世界に返してやろうと考える。

しかし、そんな彼らの前に科学者たちが現れる。NASAの科学者は自分たちこそこの宇宙人を研究すべき人間であると考えているのだ。追手が迫る中、エリオットはと仲間たちは宇宙人を無事送り返す事が出来るのだろうか……。

E.T. 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1982年
  • 上映時間:115分
  • ジャンル:SF、ファンタジー
  • 監督:スティーヴン・スピルバーグ
  • キャスト:ディー・ウォーレス、ヘンリー・トーマス、ロバート・マクノートン、ドリュー・バリモア etc

E.T. ネタバレ批評

映画『E.T.』について、感想批評です。※ネタバレあり

宇宙への憧憬

今作は「未知との遭遇」の成功の5年後に制作された映画です。今作も同じく未知なる宇宙への限りない憧れが全編に漂うロマンチックな一作となっています。今でこそ宇宙の解明が進み(地球外生命体が存在する確率が限りなく低い事が判明したため)、これほど純粋な映画が作られる事はなくなってしまいました。それでも1980年代初頭にこういったストレートな作品が生まれていたというのは興味深い事実です。ちなみに同じ年に公開されたSF映画はジョン・カーペンターの「遊星からの物体X」やリドリー・スコットの「ブレード・ランナー」など。この顔ぶれを見る限りスピルバーグの「E.T.」はあまりにも子供向けだとは思いますが、この年一番の興行成績を上げたのがこの作品なのですから、スピルバーグはやはりあなどれませんね。

これぞエンタメの王道

スピルバーグは大衆にアピールするポイントをこれでもかとこの映画につぎ込みます。今で言えば「お涙頂戴映画」ではあるんですが、これほどうまくまとめられていると嫌味な感じがしないのが不思議。主人公である少年は、引っ込み思案なキャラクターとして設定されていて、同じくはぐれものとなったE.T.と心を通わせるようになっていく。大人たちが彼らの仲を引き裂こうとするものの、少年達はなんとかE.T.を守ろうと戦いを挑んで行く。

ジュブナイル映画の王道を行く展開に、少年とエイリアンの友情ものを挟み込む。大人たちとの追いかけっこは、自転車で逃げたり空を飛んだりと非常にスリリング。そしてラストには感動のお別れシーンまであるのだから、もはや脱帽するしかないだろう。

「お涙頂戴もの」と言えば、すぐに「難病もの」か「自己犠牲精神もの」が多いのが近年の邦画界の悪しき伝統だが、たまにはスピルバーグ流の王道世界を真似してもいいのではないだろうか。確かに恥かしくなるほどストレートではあるが、それを恐れなかったからこそ、これだけ愛される映画になったのだと言えるだろう。

しかし肝心のスピルバーグ自身、近年はパワーが落ちているのが非常に残念だ。久々にこういった子供向けの王道作品を作って欲しいと切に願う。

E.T. 感想まとめ

音楽の力は強い。E.T.はテーマ曲を聞くだけで、あの名シーンを思い出してしまうほどだ。そして映画というのはその音楽と映像を記憶に結びつける働きを持つ。その力は強大であり、そう簡単に剥がれるものではない。そんな映画の力をまざまざと見せつけられる作品はそれほど多くはないが、このE.T.はそんな稀有な例の一つだと言えるだろう。映画は偉大である。

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コメント

  1. aaa より:

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