映画『ファミリー・ゲーム 双子の天使』あらすじネタバレ結末と感想

ファミリー・ゲーム 双子の天使の概要:ロンドンとカリフォルニアで離れて暮らす双子がサマーキャンプで偶然出会い、初めは反発し合うものの双子だということが分かると意気投合。離婚した両親を元サヤに戻すため思いついた二人の決死の作戦が実行される!

ファミリー・ゲーム 双子の天使 あらすじネタバレ

ファミリー・ゲーム 双子の天使
映画『ファミリー・ゲーム 双子の天使』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ファミリー・ゲーム 双子の天使 あらすじ【起・承】

カリフォルニアで広大な葡萄農園を経営する父、ニックの元で自由に育ったハリーと、デザイナーとして活躍する母、エリザベスの元、ロンドンの上流階級で育ったアニーの二人は同じサマーキャンプへ参加する。

八週間のそのキャンプで二人はフェンシングの試合をキッカケに偶然顔を合わせた。

だが、仲良くなるよりも先にフェンシングで負けたハリーはその負けず嫌いを発揮し、アニーに喧嘩を吹っ掛ける。アニーも勝気さで引けを取らず、二人はことあるごとに反発し合うようになった。

互いの友人を巻き込んでやり合うイタズラが度を過ぎ、キャンプクルーにお咎めを受けた二人は孤立キャビンで謹慎することになる。

初めはろくに話もしない二人だったが、雨嵐の日、ひょんなことがキッカケとなって話をするようになった。

互いに同じ誕生日だと知った二人は驚く。そして家族の話に及ぶと、ハリーには父親しか、アニーには母親しかいないことも分かった。

ハリーは偶然だと気に留めなかったが、アニーはすぐに勘付く。そして、互いがそれぞれ一枚だけ持っていた両親の破れた写真を繋ぎ合わせてみると、ピタリと繋がったのだった。

ファミリー・ゲーム 双子の天使 あらすじ【転・結】

双子だ、と分かった二人は夜通しそれぞれの両親のことを話す。両親共にどちらもいまだに独身で恋人もいないことが分かると、ハリーは二人を復縁させるために自分たちが入れ替わろうと提案した。

ハリーよりも髪が長かったアニーは同じように髪を切り、ピアスも空ける。家でのルールや言葉遣いなども教え合い、持ち物を交換した二人はそれぞれロンドンとカリフォルニアへ帰路に着いた。

無事それぞれの両親との初対面を果たした二人だが、予想していなかった事態が起こっていた。父親、ニックに恋人が出来ていたのだ。

ニックの恋人、メレディスは若く美人だったが、家政婦のチェシーによるとニックの財産目当てだと言う。

アニーはロンドンのハリーに緊急事態だと知らせ、サンフランシスコのホテルでの再会を目論んだ。

11年ぶりの再会を果たしたニックとエリザベスは互いに惹かれ合うものを感じるが、今はそれぞれが望んだ道を歩いており、またニックには婚約者がいるということもあって、二人は双子の今後のことを話し合うに留まった。

その翌朝、ホテルのチェックアウト手続きをする二人の前に同じ格好をしたハリーとアニーが現れる。ロンドンへアニーを連れて帰国するつもりだったエリザベスは二人のイタズラを叱るが、どちらがアニーか見破ることが出来ない。ニックも同じでハリーを見抜くことができないのだった。

ハリーとアニーは「四人で山歩きに行ってくれたらその後正体を明かす」と約束した。ニックのブドウ園に四人で戻り山登りの準備をしていると、そこへメレディスが現れた。

気分を害すメレディスに、エリザベスは自分の代わりに行くよう勧める。そして、山歩きや自然が苦手なメレディスにハリーとアニーは次々とイタズラを仕掛けていくのだった。

ファミリー・ゲーム 双子の天使 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:1998年
  • 上映時間:127分
  • ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
  • 監督:ナンシー・マイヤーズ
  • キャスト:デニス・クエイド、リンゼイ・ローハン、ナターシャ・リチャードソン、エレイン・ヘンドリックス etc

ファミリー・ゲーム 双子の天使 批評・レビュー

映画『ファミリー・ゲーム 双子の天使』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

王道双子もの

ホームコメディのまさに王道である。
生き別れた双子が偶然の再会により意気投合し、また家族四人で暮らせるよう両親を仲直りさるために入れ替わる、というストーリー、また、父親の方には若く美しい(しかし財産目当て)の恋人が出来てしまう・・・というところまで先の読みやすい映画であるが、それを差し引いても双子のコミカルな作戦や全編を通してポップで温かい雰囲気を演出する選曲は素晴らしかった。

脚本の秀と駄

双子が両親の為に奮闘する単なるホームコメディというだけではなく、映画序盤で互いに反発し合う二人がキャビン1棟に仕掛ける壮大なイタズラや、山登りのキャンプでメレディスに仕掛ける悪ガキ然としたイタズラは、90年代前半に大成功を収めたホームアローンを彷彿とさせるようで楽しい。
残念だったのは、少々説明的な台詞が多すぎたところだ。ハリーとアニーがどのように出会ってどういうわけで入れ替わったか、互いに会ったことのない父母に会いたかったからだ、という説明が少なくとも三か所あり観ている側としてはくどいような印象を受けた。

立役者は主役のリンジー・ローハン

1998年公開の映画で一人二役の双子ものだが、技術は全く今と引けを取らず、映像に無理や違和感は一切感じなかった。
二役を演じるのは子役時代のリンジー・ローハンだが、くるくると変わる表情が可愛らしくイギリス英語とアメリカ英語とが使い分けられているところはさすがだ。映像技術もさることながら、彼女の演技が上手く本当の双子のように見せてくれたこともこの映画の成功の一因ではないだろうか。

ファミリー・ゲーム 双子の天使 感想まとめ

終始可愛らしい、と頬を緩めてしまった。

顔中そばかすだらけの赤毛の双子が一喜一憂しながら、時には大人びた言動で両親を振り回していく・・・のみならず、彼女たち二人の回りの大人が実に温かい。

例え11年の空白の時があっても変わらない家族愛というものを見せてくれる。楽しいホームコメディかと思えば、涙を誘う爽やかな感動シーンも含まれているのだ。

ハリーとアニーが双子だと確信した時、生き別れ血を分けた片割れと出会えた喜びと感動、またそれぞれが正体を隠しながら父母に初対面を果たした彼女たちの感動は特にひとしおだった。

そしてラスト、ニックとエリザベスのラブストーリーの結末は、可愛らしい双子の娘たちに仕掛けられた最大のイタズラだったのかもしれない。

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