『フリー・ウィリー』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

孤独な少年とシャチの友情を描いた感動作。『スーパーマン』のリチャード・ドナーが製作総指揮を務め、主題歌はマイケル・ジャクソンの「Will You Be There」という豪華なスタッフを擁している。監督はサイモン・ウォーカー。

あらすじ

フリー・ウィリー』のあらすじを紹介します。

母親に捨てられ孤児院に入れられてしまった少年ジェシー(ジェーソン・ジェームズ・リクター)は、孤児院を脱走してストリートチルドレンになる。ある日、警察に追われて逃げ込んだ海岸沿いの寂れた水族館で、水槽の中で泳ぐシャチのウィリーと出会った。結局ジェシーは孤児院に連れ戻され、里親に引き取られるが、ジェシーはこころを開かない。里親から罰として水族館のペンキ落としの仕事を命じられ、ウィリーと再会したジェシーは、ウィリーにだけは心を開くようになる。ウィリーもまた、母親から引き離された過去を持っていた。同じ境遇のジェシーとウィリーは友情を深めていき、ジェシーの指導によりウィリーは様々な芸を身につけていく。

評価

  • 点数:
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:1994年3月26日
  • 上映時間:112分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 監督:サイモン・ウィンサー
  • キャスト:ジェイソン・ジェームズ・リクター、ロリ・ペティ、ジェイン・アトキンソン、マイケル・マドセン、マイケル・アイアンサイド etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『フリー・ウィリー』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

とにかくシャチ

ジェシー少年とシャチが友情を深めていく……。なんでそれが分かるねん!

映画手法としては、モンタージュを使用していますね。シャチの前後のカットを巧みに編集し、シャチと少年が友情を深めていくように「観客には」見せている。しかし、なぜ登場人物が彼らの友情を察知することが出来るのでしょうか?ジェシーが勝手にシャチの気を引く行為をしているだけかもしれないじゃないの。指導員として芸を仕込むようになるまでの経緯がちょっと雑ですね。これは残念。ジェシーが母親が迎えに来てくれると信じている理由もさっぱりわからんので、彼にいまいち感情移入しにくいのも欠点ですね。

ただ、終盤の展開はスマートにまとめられていたので、疑問点は少なかったです。極悪人のオーナーは悪くなかったし、ジェシーがウィリーを逃してあげようと思う気持ちもよく理解出来ました。全体としては、つまらなくはないけどわざわざ見るような映画ではないといった感じの評価です。

シャチを演じた「ケイコ」

ウィリーを演じたのはメキシコの遊園地で飼育されていたケイコという名のオスのシャチ。なぜオスなのにケイコなのか、なぜメキシコなのに日本風の名前が付けられているのかというと、ケイコは元々鴨川シーワールドに輸出される予定だったんです。しかし、手違いで鴨川シーワールドが別のシャチを購入していたため、カナダへ転売され、後にメキシコに辿り着いたんです。ケイコの人生はかなり壮絶で、映画よりもこちらの方がドラマ性に富んでいるくらいなので、ケイコのドキュメンタリーを見たほうが多分満足すると思います。昔テレビで見た記憶があるけど、どの局のどの番組だったかは忘れてしまいました……。

まとめ

動物映画は人間の感情が一方通行になるので、いまいち感動できません。動物映画で感動している人も見ると、「お前勝手だなー!」と心のなかでつぶやいてしまいます。邦画における犬映画ブームが過ぎ去った今、再び動物映画が脚光を浴びるのがいつになるかわかりませんが、東宝や松竹などの大手映画制作会社が小銭稼ぎのために動物映画を制作するのはやめてほしい……と思います。

映画で動物に触れるよりも、実際に動物に会いに行くほうがよっぽど感動しますよ。みんな鴨川シーワールドのシャチショーを見に行くべきですね!生の迫力がありますからね。こんなことを言うと元も子もないんですが、やっぱり動物は生じゃないと。

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