『ふしぎな岬の物語』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

吉永小百合の俳優人生50周年を記念して製作されたヒューマンドラマ。吉永は初めて企画にも参加している。監督は『八日目の蝉』の成島出、脚本は『天地明察』の加藤正人。

あらすじ

ふしぎな岬の物語』のあらすじを紹介します。

千葉県の港の突端にある小さなカフェ。海の向こうには富士山が見える、地元住民たちが集う憩いの場だ。カフェの女主人である柏木悦子(吉永小百合)の人柄の良さに惚れ込み、彼女に会うためにカフェに通う常連も多い。柏木が淹れるコーヒーを飲むと、誰でも元気が湧いてくる。皆、疲れを癒やしにやってくるのだ。

そんなコーヒーは甥の浩司(阿部寛)と柏木が一緒に汲みにいく岩清水で作っている。浩司は性格に難があるが、柏木を献身的に支えてきた。
ある日、カフェの常連客だった竜崎みどり(竹内結子)が久々に地元に帰ってきた。音信不通だった彼女は、以前とは様子が違っており、どこか傷ついた様子だった。

一方、常連客で不動産屋を経営しているタニさん(笑福亭鶴瓶)がこの地を離れることになってしまう。

評価

  • 点数:20点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年10月11日
  • 上映時間:117分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 監督:成島出
  • キャスト:吉永小百合、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶、笹野高史 etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ふしぎな岬の物語』について、考察・解説します。※ネタバレあり

吉永小百合伝説は自らピリオドを打つことができない

もう許してあげてください!
吉永小百合は伝説でした。セゾンがどうとか、そんなことは関係ないほどの大スターでした。いまだに吉永小百合は大人気女優であり、人気アンケートを取れば必ずトップ3にランクインする。伝説は今もなお終わっていません。

しかし、演技や存在感などは負いておくにしても、近年の主演作は軒並み客入りが悪い。そりゃそうです。彼女は青春期に彼女のファンだった中年向けの作品にしか出演せず、その層向けの宣伝活動しか行いません。若者は誰も見に行かない。私が見に行った回は日曜日なのにガラガラで、若者は私以外にいませんでした。
しょうがないよ!つまんねーから中年も見に来ないし、誰も得しないんだもの!鶴瓶が頑張ってることくらいしか見どころ無いし!

さて、みなさんはあらすじを読んで寒気がしませんでしたか?これ、荻上直子映画の典型的な話運びですよ。限られた連中が内輪で楽しむ様子を見せるという。そして、ターゲット層も極端に限定されているわけです。これを、荻上ほど熟練した「お客さん向け演出」ができない人が監督すれば、こうなりますよね。とにかくひっでーの!起伏はないし、設定が小学生レベルだし、吉永小百合はカッチカチの笑顔だし、風景映像にすら魅力ない。こんなものを商品にするなよ!
もう、誰か、吉永小百合を止めてあげてくださいよ。レビューを見ている限り、ファンもガッカリしているみたい。タモリとトーク番組をやらせてあげればいいじゃない!タモリのことを気持ち悪がってるとか関係ないよ。女優業はもうやめた方がいい。誰も得しないんだもの。

まとめ

こんな映画誰も観るなよ!吉永小百合が好きなら『伊豆の踊子』を観てればいいんだ!悲しくなるだけだから、観なくていいと思う。黒澤明の晩年よりも悲惨ですよ。劇場の雰囲気が何よりも辛かった。こんなにつまらない映画を、サユリストだからと観に来てしまった人たち。勘弁してあげてください。
これ、原作小説はNHKラジオでラジオドラマ化されてるんですよね。ラジオドラマなら面白いと思えたかもしれない。仲間内にしか開放されていないカフェの話は、ラジオを聞くという行為においては正当化され得たかもしれないです。でも、映画だとキツい。有料だし。

私は成島監督を全く評価していないので、まあ、原作がこの程度ならこうなっちゃうよね、と思っています。成島監督、次はいい原作と脚本に恵まれるといいですね!おうえんしています!
あ、ちなみに本作はタモリと共演するのが死ぬほど嫌だった吉永小百合が笑っていいとも!の最終回を欠席する口実に使われた映画です。

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