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映画『インシディアス』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『インシディアス』の概要:引っ越して来た新居にて様々な心霊現象に悩まされた一家。家のせいだと思い、再び引っ越すも現象は止まらず。やむなく夫婦は霊能力者に助けを求めた。そこで明かされる夫の過去。家族は救われるのか。家族愛を描きつつも、恐怖を追求した作品。

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映画『インシディアス』の作品情報

インシディアス

製作年:2012年
上映時間:130分
ジャンル:ホラー
監督:ジョー・ライト
キャスト:キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ケリー・マクドナルド etc

映画『インシディアス』の登場人物(キャスト)

ジョシュ・ランバート(パトリック・ウィルソン)
高校教師。妻のルネ、男の子2人と女の子1人の父親。幼い頃からの写真を1枚も持たず、幽体離脱ができる特殊な体質だが、本人は忘れている。昔から写真に撮られるのが嫌い。
ルネ(ローズ・バーン)
ジョシュの妻。作曲家であり、3人の子供の母親。数々の心霊現象に怯えているも、夫と子供を守るため、必死に気を強く持とうとする。
ダルトン(タイ・シンプキンス)
ジョシュとルネの長男。金髪の男の子。原因不明の昏睡に陥り、寝たきりとなる。幽体離脱ができる特殊な体質。
ロレイン(バーバラ・ハーシー)
ジョシュの母親。特殊な体質である息子を育てた経緯を持つ。ジョシュを守るため、記憶と幽体離脱の能力を封印する。
エリーズ(リン・シェイ)
有能な霊能力者。過去にジョシュの幽体離脱に対応し、救ったことがある。霊視や交信することができる。

映画『インシディアス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『インシディアス』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『インシディアス』のあらすじ【起】

高校教師のジョシュ・ランバートは妻のルネと息子2人、娘1人の5人家族。一家はそれまでの生活を変えるため、一軒家に引っ越して来た。
一軒家はとても広くどこか不気味な雰囲気だったが、夫婦はこれからの明るい生活を夢見て、新たな一歩を踏み出そうとしていた。

しかし、引っ越して2日目の夜、長男ダルトンが屋根裏で転倒。翌朝から昏睡状態となってしまう。医者にかかるも身体上の問題はなく原因不明だと言う。
3か月後、自宅療養に切り替えダルトンが帰宅。しかし、その後も深夜に謎の男が寝室へ来たり、姿の無い何者かに家へ侵入されたりと一家は数々の心霊現象を体験。極めつけはダルトンのベッドシーツに、人間とは思えない手形が付いていることだった。
すっかり恐怖に苛まれてしまったルネとジョシュはこの家が原因だと思い、とうとう引っ越しすることにした。

急な引っ越しではあったが、ジョシュの母親であるロレインも手伝いに来てくれ、これで事態が好転すると思われた。だがある程度、荷物が片付いた頃。ゴミを捨てに外へ出たルネは、振り返りざまに古めかしい衣服を身に纏った少年が家の中にいるのを目撃。不振に思い家中を捜索して再び、脅かされることになる。

前の家にいた何かが自分達について来たのだと思ったルネ。近くの教会の神父に悪魔祓いを相談。ジョシュは半信半疑だったが、息子夫婦の家に何かがいるのは確かだとロレインも言う。彼女は夢でそれを見たと息子を説得。その何かの目的はダルトンらしい。
直後、ロレインはジョシュの背後に赤い顔をした化け物を目撃し悲鳴を上げる。そして、ダルトンの部屋で物音がしたため、駆け付けると部屋の家具が切り刻まれ、意識のないダルトンが床に横たわっているのだった。このことでロレインは、知り合いの霊能者を呼ぶことにした。

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映画『インシディアス』のあらすじ【承】

すぐに霊能者エリーズの助手が2人やって来て調査を始める。助手の調査にて現象が本物であるかどうかを精査し、本当にエリーズが必要かどうかを調べると言う。しかし、来て早々に助手の1人が霊の姿を目撃。精査するまでもなくエリーズが来ることになった。

にこやかで上品な雰囲気を持ったエリーズがやって来る。彼女はジョシュを昔から知っているような言動をし、ロレインとは古い友人だと言った。早速、家の中を見て回ったエリーズ。ダルトンと対面し透視を開始。彼女は筆記係の助手にダルトンを狙っている何者かの姿を描かせた。スケッチされたのは暗い穴のような真っ暗な目、足にはひづめがあり赤い顔でクモの脚のような長い爪を持った化け物だった。
エリーズは全てを見た上で、とりつかれているのはダルトンだと夫婦に告げるのだった。

エリーズ曰く、ダルトンはとても優れた幽体離脱能力を持っており、夜な夜な身体から離れてはあちこちを飛び回っていたらしい。夢だと思っていたが故に恐怖心もなく、遠くへ行って迷ってしまったのだと言う。

そこは彼方の世界。死者の魂が彷徨う暗黒の場所であり、生者がいるべき場所ではない。幽体は彼方の世界に囚われ、抜け殻となった肉体を狙い死者たちが集まって来ている。死者よりも更に厄介なのは、悪魔にまで肉体が狙われていることだった。
エリーズが描かせた恐ろしい化け物は悪魔だったのだ。

映画『インシディアス』のあらすじ【転】

死者が肉体を手に入れるには相応の時間と力が必要だが、幽体と肉体が離れる時間が長引けば長引くほど、肉体と魂を繋ぐ緒が細くなるため、肉体を奪いやすくなるのだと言う。故に3カ月以上も離れているダルトンには時間がない。だが、ここへきてジョシュが反論。彼は心霊現象など一切を否定し、エリーズ達を帰してしまうのだった。

その夜、ジョシュはダルトンが描いた絵を見て、エリーズが言っていたことが真実であることに気付く。夫婦はすぐにエリーズ達を呼び戻し、彼方の世界にいるダルトンと交信を試みることにした。しかし、交信には成功したものの、悪魔にも見つかってしまう。悪魔はダルトンの身体を動かし、一同を吹き飛ばす。エリーズのお陰で何とか事なきを得た。

一息ついた頃、ロレインが家にやって来る。エリーズを紹介したのはロレインである。彼女がなぜエリーズと知り合ったのか、その理由を話しに来たのだった。

ロレイン曰く、ダルトンの幽体離脱能力はジョシュからの遺伝であると言う。しかし、ジョシュにはその時の記憶が無かった。
それは8歳の頃、ジョシュは老婆の霊につけ狙われていることを母親に告白。当時、ロレインはその話を信じなかったが、その後の写真にて歳を経るにつれ、背後に写った老婆の霊が徐々に近付いていることに気付く。心霊写真である。ロレインは怖くなってエリーズに助けを求めた。
エリーズはジョシュの記憶と幽体離脱能力を封印することで、老婆から彼を守ったのだった。ジョシュの幼い頃の写真が1枚もないのには、こういう理由があったのだ。

映画『インシディアス』の結末・ラスト(ネタバレ)

エリーズはジョシュの記憶を呼び覚ますと同時に、彼の幽体離脱能力を復活させる。今ダルトンを助けに彼方の世界へ行けるのは、ジョシュだけなのだ。
かなり異端な方法ではあるが、致し方ない。ジョシュはエリーズの助けを得て、何十年か振りに幽体離脱を試みた。

無事に幽体離脱後、彼方の世界へ向かったジョシュ。ランタンを手に暗闇を進み導かれて、前の家に辿り着く。
中へ入り死者の間を潜り抜けて赤い扉へ。そこで、ジョシュは男の霊に襲われてしまう。エリーズの導きにより、男を倒して扉の中へ入った。長い廊下を進むと、鎖に繋がれたダルトンを発見。
その部屋はすでに悪魔が住む領域であり、奴は陽気にも自分の爪を研いでいるのだった。

隙を突いて息子を救助したジョシュだったが、悪魔に気付かれる。急いで逃亡し今の家に辿り着くも、大勢の死者と悪魔をも連れて来てしまう。
現世でも家の中に死者の霊が集まって、方々から出現。夫と息子を必死に呼び続けるルネ。
家に戻って来た親子だったが、ダルトンは悪魔に狙われジョシュは長年、狙われている老婆と対峙。どうにか退け肉体へ戻った。

このことにより死者が一斉に撤退。ダルトンもジョシュも無事に目覚め、事は解決したかに思われた。しかし、戻って来たジョシュの様子がおかしいことに気付いたエリーズ。彼女は隙を突いて彼の写真を撮影。ジョシュは激情しエリーズを絞殺してしまう。
リビングにてエリーズの遺体を発見したルネは、消えたジョシュを探すも見つけられず、エリーズが撮影した写真を見て息を飲んだ。
ジョシュは肉体に戻れず、別の霊に肉体を乗っ取られてしまったのだった。

映画『インシディアス』の感想・評価・レビュー

父、母、子で引越した転居先の家で次々と恐ろしい怪奇現象が起こり、翻弄されていくのだが、原因を追究していく先でさらにゾクっとする展開が待っている。途中で疑問が浮かぶようなシーンがあるが、重要な伏線となっており、見終わった時に「そういう事か、、、」ともう一度見返してしまう程である。単純なドッキリ系ホラーでは無く、ジワジワ恐怖を感じる内容となっているので、パラノーマルアクティビティシリーズなどが好きな方にはお勧めのタイトルである。(男性 30代)


近年のホラー映画作品では良い出来といえるだろう。立ち上がりはよくある心霊現象がジョシュ一家を襲うのだが、息子であるダルトンが昏睡状態になった事をきっかけに方向性が少し変わってくる。ダルトンを救う為、親であるダルトンが幽体離脱をして、死者の世界に踏み入れるのである。ちょっとしたお化け屋敷を体験しているような展開で、思わず何度か驚きの声をあげてしまう事だろう。そして、それだけではないどんでん返しもある。続編も含めて、非常に楽しめる作品である。(男性 30代)


今作だけでも楽しめるホラー作品であるが、第2章や霊能者エリーズを主人公としたシリーズ作品もあるため、シリーズとしても楽しめる作品になっている。『ソウ』と『パラノーマル・アクティビティ』のスタッフが集結して制作された作品でもあり、隅々まで一切の手抜きがなく家族の絆と真の恐怖を追求している。

今作は始まりの作品であり、第2章で補完されるという珍しい構成でも知られている。心霊現象での恐怖から始まり、実は父親からの遺伝が関係しているという展開も面白く、エリーズが肝となり安心感を与えつつ、ラストシーンで全てを引っくり返すなど憎い演出である。(女性 40代)


中盤でテンポが良くなる展開になり、前半と後半で、ストーリーのテイストも変わったので、飽きることなく、最後まで観ることが出来たので良かったと思った。
元々ホラーは得意ではなかったが、今回の作品は、ストーリーの中に伏線が張られていたりと、怖いだけではなかったので、ホラー映画が苦手な人にもおすすめ出来る作品だった。

続きが気になる終わり方だったため、調べてみると次回作が出る予定だったので、楽しみにしておこうと思う。(女性 20代)


悪魔、もしくは悪霊につけ狙われるという洋画ホラーの定番ともいえる設定。そして遺伝した特異体質、つまり幽体離脱で魂が空っぽになった体を狙う、という変わった設定を混ぜた宗教色は少なめな独特なホラー。
始まりも定番で、幸せな家庭が怪奇現象に襲われるところから。面白いのはなんと言ってもジョッシュが幽体離脱して息子を助けに行くところから。全てが解決し、安堵したかと思われる終盤、油断できない展開もまた怖さを掻き立てる。しかも後でよく見ると伏線をしっかり張られていたのである。
私はこれまでかなりの数のホラー洋画を見てきたがだいたいの設定、展開、どれをとっても似たり寄ったりであった。その中でもなかなか印象に残りやすいホラーであると言える。
一点だけ、どうしても気になったのは、狙っているのか分からないが、カメラワークが映画というよりもドキュメンタリー番組のような素人感?があるところである。(女性 20代)


本作は、引っ越し先での怪奇現象に悩まされる家族を描いたホラー作品。
ストーリーがシンプルで理解しやすく最後まで飽くことなく楽しめる。
また、怪奇現象や音で大変驚かされ、次は何が出てくるのかとヒヤヒヤしながら鑑賞した。
そして、幽体離脱や死後の世界が現実と合わさった不穏な空気がオカルトチックだった。
含みのある終わり方だが、既にシリーズ化されていてストーリーも繋がっているため、続けての鑑賞をおすすめしたい。(女性 20代)


引っ越した先の新居で起こる様々な怪奇現象。ホラー作品にありがちな設定ですが、怪奇現象の原因は「家」ではありませんでした。
ホラー映画は怖いけど見たくなる、そして見るとやっぱり怖いというのが大事なポイントだと思うんです。日本のホラー映画は「雰囲気」を大事にしていて背筋がぞぞっとするような気持ち悪さや、何かがいるような嫌な気分を感じさせますが、この作品は「驚かせる」ことに重点を置いているように感じました。後半は「お化け屋敷」のような雰囲気です。(女性 30代)

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次作 インシディアス 第2章

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みんなの感想・レビュー

  1. アリィ より:

    『インシディアス』は、音の演出に長けています。オープニングでは気味の悪い音楽、劇中では恐怖心を煽る効果音をたくさん楽しめます。大音量にすると倍怖いです。さらに、ハンディカメラのようなカメラワークになる時があり、それが余計に怖く感じました。日本では悪魔という存在はあまり浸透していませんが、ラストに出てきた顔の赤い悪魔にはしっかり恐怖の念を感じました。子供に悪魔が取り憑き、怪奇現象が度々起きる展開もおどろおどろしいものでした。

  2. 匿名 より:

    近年ヒット作を出した低予算映画”ソウ”と”パラノーマル・アクティビティ”スタッフの作品という売り出しのため、期待外れも予想できるのだが、意外にも面白い作品になっている。
    パラノーマル・アクティビティのようなお化け屋敷を体感できる映画で、ソウのキャラクターがカメオ出演するという、どう転んでも楽しめるホラー映画だ。
    しかも、脚本のリー・ワネルがスペック役で堂々と出演している。

    2転3転とする怪奇現象の原因が幽体離脱だと判明すると、幼少期のジョシュの話まで盛り込まれてくるのでボリューム満点。
    説明の付かない部分が多いストーリーは、実は「インシディアス第2章」で回収され、しかも幽体離脱側の視点も第2章で明らかになるために、続編と一緒に見ると理解が深まるという珍しい映画でもある。

  3. 匿名 より:

    ①お化け屋敷感覚で楽しめる”ソウ”と”パラノーマル・アクティビティ”の世界観

    「ソウ」と「パラノーマル・アクティビティ」のスタッフが集結して、どんな作品になるのかと思えば、意外にも家族の絆を描いた作品になっている。
    血やグロテスクな表現は無いに等しいのだが、ソウのジグソウ人形がこっそり描かれているので、ソウシリーズが好きでも苦手でも楽しめるだろう。
    他にもカメオ出演が多く見られ、このスタッフならではのキャスティングになっている。

    幽霊が他の映画に出ていたような格好をしているのには、怖さよりも面白さが大きい。
    執拗にジョシュとダルトンを付け狙い、最後にジョシュの体を乗っ取った白塗りの老婆の幽霊はどう見ても女装した男性の幽霊だ。

    しかし、幽霊に気付かれてはいけないという制限が、お化け屋敷のようなドキドキ感を感じさせてくれる。

    ②意外すぎる展開と謎を残したままのストーリー

    家に問題があるように見せておいて、引越しても怪奇現象が収まらない事からいけないモノを連れてきたか、と思わせておいて実は幽体離脱体質が遺伝している、という展開には度肝を抜かれる。
    特に、洋画のホラー映画ではめずらしい”幽体離脱”が原因という設定は面白い。

    だが、展開が突飛しすぎており、ストーリーの回収が上手くいっていない。
    ジョシュの写真を見つけて、それを珍しいと呟くロレーヌの言葉の謎も上手く解明されていないので、腑に落ちない部分が多く残ってしまう。

    意識不明のダルトンをはじめ、子供たち全員を家に残したまま、ひとり安全と思われる庭に出てジョシュの帰りを待つルネには、せめて子供たちも連れて外に出たら良いのでは?とツッコミを入れたくなる。
    また、全く役に立たなかった牧師や霊媒師には、同情したくなるストーリーになっている。

    ジョシュの体が老婆の幽霊に乗っ取られて、エリーゼが命を落とす場面で終わっているが、この後味の悪い終わり方はホラーの有名作品を世に出したスタッフだからこそ出来たものだろう。