映画『アイアンマン』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「アイアンマン」のネタバレあらすじ結末

アイアンマンの概要:アベンジャーズシリーズでも中核を務める「アイアンマン」誕生までの秘話。主役を務めるロバート・ダウニー・Jr.はこの映画の出演を熱望し、自ら積極的にアピールをしたという事。

アイアンマンの作品概要

アイアンマン

公開日:2008年
上映時間:125分
ジャンル:アクション
監督:ジョン・ファヴロー
キャスト:ロバート・ダウニー・Jr、ジェフ・ブリッジス、テレンス・ハワード、グウィネス・パルトロー etc

アイアンマンの登場人物(キャスト)

トニー・スターク / アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
天才科学者。頭脳は圧倒的だが、ナルシストで女好き、とやや性格に難あり。
オビー・ステイン(ジェフ・ブリッジス)
トニーの会社の部下で、以前トニーの代わりにCEOを務めていたほどの重役。
ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)
トニーの秘書で、彼が信頼を置く数少ない存在。
インセン(ショーン・トーブ)
トニーと共にテロリスト達に拉致される。2度にわたりトニーの命を助けた。

アイアンマンのネタバレあらすじ

映画『アイアンマン』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

アイアンマンのあらすじ【起】

かつて世界最初のスーパヒーロー、キャプテン・アメリカの開発にも貢献した伝説的な兵器開発者であるハワード・スターク。彼の子供として生まれたトニー・スタークも、父親の影響を受け幼少期から機械に触れ続けた事もあって他とは比べ物にならないほどの天才に育ちます。

父親の死後、トニーは父親の会社「スターク・インダストリーズ」の後継者となりました。その会社でトニーは次々と最新兵器やロボットなどを作り出し、兵器産業は最早彼を抜きにしては成り立たない程です。

しかしある日、トニーが自身の新しい兵器のデモンストレーションに向かっている時のことでした。なんとトニーが自身の作った武器を用いるテロリストによる襲撃を受けたのです。爆発に巻き込まれたトニーは瀕死の重傷を負いますが、同じく拉致されていたインセン医師によって一命をとりとめます。しかし現状では心臓近くに入り込んでしまった爆弾の欠片まで取り除くことはできず、電磁石の力によって一時的にその破片が心臓に向かわないように留めているという状況でした。

アイアンマンのあらすじ【承】

テロリスト達がトニーを拉致した目的は、自分たちのために最新兵器を作らせることでした。しかし、今のトニーはいつ電磁石が壊れ心臓に破片が入り込むか分からない状態です。そこでトニーはパラジウムという素材を使い、アーク・リアクターという機械を胸に装着する事でこの問題を解決します。

そしてトニーとインセン医師は、この場から脱走する為に、アーマースーツを作る計画を立てました。最新兵器を作るために用意された素材をバラし、その素材をもとに着々とスーツの開発を進めていきます。一応テロリスト側にも見張りはいましたが、ここまでの高技術の科学には疎いため、新製品を作っているのだろうと信じ切って疑う素ぶりも見せません。

そして、とうとうアーマースーツ、マーク1が完成しました。しかし予想外に起動に時間がかかり、流石に気づいたテロリスト達が雪崩れ込んできます。絶体絶命の危機を救ったのは、またしてもインセン医師でした。彼は自らの命を賭して起動の時間を稼ぎ、そしてトニーはスーツでテロリスト達をアジトごと一掃するのでした。

アイアンマンのあらすじ【転】

何とかアメリカへと辿り着いたトニーは、緊急記者会見を開き「兵器製造をやめる」と発表します。世界最大軍事企業のトップのこの発言に、世界はどよめきたちます。会社の役員会議ではトニーをCEOの座から降ろすようにする運動も始まりますが、しかし自身の武器がテロリストの手に渡っている現状を目にしたトニーの決意は揺らぐことはありません。

この大騒動により一時的に表舞台に立つことのできなくなったトニーは、益々研究にのめり込みました。まず、彼が着目したのは自身も胸につけるアーク・リアクターです。小型でもかなりのエネルギーを生産できるこの機会に将来性を見出したのでした。一方で、自身の作ったマーク1に改良を重ね、後にアイアンマンと呼ばれる彼が着用する事になる、マーク3が完成したのです。

そんな時、とある下痢組織がグルミラという村を占拠したというニュースがトニーの耳に入ります。マーク3を着用したトニーは現場に赴き、そしてその力でゲリラ組織によるテロを鎮めてしまうのでした。

アイアンマンのあらすじ【結】

世間は謎のスーツを纏ったそのヒーローについての話題で持ちきりです。一方トニーは、今回自身が制したテロリスト組織「テン・リングス」に自社製品の武器が流れすぎている事に疑問を抱きます。そして調査を続けた結果、自分の部下で、かつてトニーが成人するまで一時的にCEOの座についていたオビーという男がテロリストに武器を流している事を突き止めるのでした。

オビーはトニーのマーク3を見て、自らも研究者達にアーマースーツを作らせていました。しかし、そのコアとなるアーク・リアクターの製造がどうしてもできません。そこでオビーはトニーの胸のアーク・リアクターを奪います。トニーは旧型のアーク・リアクターを使う事で何とか生き延びますが、とうとうアーマースーツを完成させたオビーがトニーの前に立ちはだかります。

そしてオビーとトニーの一騎打ちが始まります。しかし天才が作ったスーツと所詮それを真似してスーツ、結果は見るまでもありません。オビーに勝利したトニーは、社内で生じたトラブルを説明するために記者会見を開いていました。しかし、そこでアイアンマンの正体について尋ねられたトニーは、自分がアイアンマンである事を発表するのでした。

アイアンマンの解説・レビュー

理想のヒーロー

今やマーベルだけでなく、ヒーローはとても多い。『アベンジャーズ』や『X-MEN』を見ればわかるが、特殊な能力を正義のために使うヒーロー、ヒロインたちは数えきれない。そんなヒーローに、個人的には全く興味がない。ヒーローものは好きではない、と思っていた。実は宇宙人だったり、特殊能力を生まれながらにして持っている者がヒーローになっていることに対し、あまり心が躍らないのだ。だからアベンジャーズにも興味がなかったし、スーパーマンにも全く興味がなかった。だが、アイアンマンは好きだ。何故か。努力の末のヒーローだからである。トニーは人間である。確かに天才で、恵まれた資産もあるけれど、でも彼は人間である。そんなトニーが、命の危機と、助けてくれた医師への感謝から、ヒーローになるまでが描かれているので、私はとても素直にアイアンマンが好きだと思うのだ。その結果、他のヒーローものも観たいと思うようになった(ちなみにアベンジャーズなども観たけれど、やはりアイアンマンが一番好きである。マーベル以外ならバットマン。彼もまた人間だからだ)。

とにかく、トニーは人格的にはちょっとどうかと思う部分もたくさんある男だ。そんな彼が痛い思いをしたり苦しい思いをしたり寝食忘れて研究して生まれたのがアイアンマンである。その過程を楽しむことができるのが、この作品なのだ。

ヒロイン然としたヒロインがいない

アイアンマンの魅力の一つに、よくあるヒーローもののテンプレート的なヒロインがいないことも挙げられる。秘書の存在がヒロインのようではあるが、彼女はきちんと戦う。守られるだけのヒロインでは決してない。好きな女を守るために戦う、という要素が全くないわけではないのだが、あくまでもトニーは社会、兵器といったもののために苦悩し、戦う。それが従来のありふれたヒーロー像と違って一層魅力的な作品になっているのだろう。

アイアンマンの感想まとめ

ヒーロー物の中では個人的にダントツに面白いシリーズだと思っている。バットマンもそうだが、ごく普通の(天才ではあるかもしれないが)人間が努力してヒーローでいようとしている姿に胸が熱くなる。バットマンは少しテイスト的に暗いが、アイアンマンはトニーの性格が明るく皮肉屋というのもあり、どちらかというとスカッと爽快なテイストに仕上がっている。それでいて、兵器やテロといった社会問題も描いているので奥深い。老若男女、どんな世代の人でも楽しめる映画だと言える。

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