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映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』の概要:今や子供から大人まで、幅広い世代に愛されることとなったキャラクター、ミニオン。お馬鹿っぷりが可愛らしいミニオンと、悪役のはずなのに憎めない怪盗グルーのコンビが心を掴んで離さない。

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映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』の作品情報

怪盗グルーの月泥棒 3D

製作年:2010年
上映時間:95分
ジャンル:コメディ、アドベンチャー、アニメ
監督:クリス・ルノー、ピエール・コフィン
キャスト:スティーヴ・カレル、ジェイソン・シーゲル、ラッセル・ブランド、ジュリー・アンドリュース etc

映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』の登場人物(キャスト)

グルー(スティーヴ・カレル)
世界一の悪党を夢見る中年男性。月を盗み出す計画を立てる。
ベクター(ジェイソン・シーゲル)
ピラミッドを盗んだ若き大悪党。何かとグルーの邪魔をする。
ネファリオ博士(ラッセル・ブランド)
グルーの相棒的存在。初老の発明家。
ミニオン(ジェマイン・クレメント)
不思議な黄色い生命体。グルーの元で働く。
マーゴ(ミランダ・コスグローヴ)
三姉妹の長女。真面目な性格。
イディス(ダナ・ガイアー)
三姉妹の次女。男勝りな性格。
アグネス(エルシー・フィッシャー)
三姉妹の末っ子。メルヘンなものに目がない。

映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』のあらすじ【起】

近頃、世間はとあるニュースで持ちきりだった。何と、あの歴史的建造物であるピラミッドが盗まれたのである。元々ピラミッドがあった場所には犯人によってピラミッドの形をした風船が置かれていて、連日メディアがその現場に押し寄せていた。

この歴史に名を残す大犯罪を起こしたのは、ベクターという悪党だった。この事件をきっかけに、ベクターは世紀の悪党として名を馳せることとなる。一方、テレビの前でこの事件を不機嫌そうに眺めている人物がいた。彼の名前はグルー、彼もまた悪党の一人で、いつか世界を股にかける悪党となることを夢見ている中年男性だった。

相棒の発明家、ネフェリオ博士とその存在が謎に包まれている不思議な黄色の生命体、ミニオン達と日々悪行に勤しむグルー。自分の夢のため、真面目に悪党業に取り組んでいるグルーだったが、しかし彼の最近の活躍はイマイチパッとするものがなく、中々世間の注目も集まらない。グルーは悪党としてスランプに陥っていたのだった。

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映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』のあらすじ【承】

グルーは、ベクターをも超える犯罪を自分が起こすしかないと考える。そして、ピラミッドよりも注目される盗みのターゲットとしてグルーが目をつけたのは、何と空に輝くあの月だった。それからというもの、グルーは月を盗む出すための計画を練り始めた。

しかし、その計画を実行するには巨額な資金が必要となる。そこでグルーは、悪党に金を貸し出している悪党銀行に赴き資金援助を頼むこととした。自らの計画をプレゼンテーションしたグルーに対して、オーナーは「縮ませ光線銃を持って来い」と命じるのだった。

その縮ませ光線銃は、東アジアのとある研究所に保管されている。そこで、グルーとミニオン達はその研究所に忍び込み、縮ませ光線銃を盗み出す計画を立てたのだ。その作戦はうまくいき、一行は見事光線銃を盗み出したのだが、それをベクターに横取りされてしまう。資金を手に入れるために何としてでも光線銃をベクターから取り戻したいグルーは、ベクターのアジトへと向かう。しかし彼のアジトは最新鋭のセキュリティーシステムに守られており、グルーは手も足も出ないのだった。

映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』のあらすじ【転】

しかし、そんなベクターのアジトに出入りしている者がいた。それは養護施設で暮らし、クッキーを売っている3人の少女達だった。ベクターはこの少女達に目をつけ、彼女達を使いベクターの家に忍び込む作戦を立てる。まずベクターは養護施設の施設長に掛け合い、3人を自分の養子とした。

しかしこの3人も中々の曲者で、家の中で勝手に暴れまわった挙句、地下に隠してあるグルーの研究所まで見つけてしまうのだった。そしてグルーは、3人にクッキー型の超小型ロボットを持たせ、ベクターの家に持ち込ませるのだった。そして見事、グルーはベクターの家から縮ませ光線銃を盗み出すことに成功する。

グルーは約束通り悪党銀行のオーナーに光線銃を見せた。しかし、なんとオーナーはグルーへの資金援助を断ったのである。実はオーナーはベクターの父親だったのだ。落ち込むグルーを見た少女達とミニオン達は、協力して小さなロケット作りを始める。そんな彼女達の温かい心に触れたグルーは彼女達に愛情を感じ、少しずつ距離を縮めていくのだった。

映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかし、そんな現状に危機感を持っている者がいた。グルーの相棒、ネフェリオ博士である。このままグルーが三姉妹に心を許していけば、いつかきっと本業に支障が出るに違いないと博士は考えたのだ。そして博士は、3人を養護施設へと戻してしまう。

落胆するグルーだったが、本業に打ち込み、縮ませ光線銃を使って見事月を盗み出すことに成功するのだった。しかし、ベクターもまた月を狙っていた。ベクターは少女達を誘拐すると、彼女達の命と引き換えに月を要求する。少女達を見捨てられないグルーは月をベクターに渡すが、ベクターは約束を破り、少女達をそのまま連れ去ってしまう。

グルーはベクターを必死で追いかける。そして激しい逃走劇の末、グルーは少女達をベクターの魔の手から救い出すのだった。そしてちょうどその時、縮ませ光線銃の効果が切れ、月が元の大きさに戻った。月を手にしていたベクターは、一緒に宇宙へと飛ばされてしまう。そしてその後、グルーは再び三姉妹を養女にすると、共に幸せな日々を送るのだった。

映画『怪盗グルーの月泥棒 3D』の感想・評価・レビュー

個性的で可愛いキャラクターが多く、ストーリーのテンポも良くハートフルでハッピーエンド。あっという間に観終わってしまった。
グルーにおやすみのキスをしてもらうために順番待ちするミニオン達の可愛らしさは最高。ミニオン達の笑い方や喋り方、動きや表情など全部可愛い。
作品中に出てくるマシンもカッコイイ。子供の頃に憧れた秘密基地のような自宅も魅力の一つ。

遊園地でアグネスのためにぬいぐるみを手に入れてやったあとにニヤッと笑うグルーのシーンがお気に入り。(女性 40代)


アグネスのおもちゃを探しにミニオンたちがでかけた時のドタバタが好きです。銀行からの融資を受けられずに、悪事のための費用がなくなった時に、ミニオンたちがお金を出して助けるのもほっこりしていて良かったです。グルーの幼少期ももう少し観たかったところですが、それはまた次作以降のお楽しみということでしょうか。
ただ、演技が下手ではなかったのですが、最初から最後まで鶴瓶さんの顔が浮かんでしまい、その点だけがイマイチでした。(女性 40代)


ミニオンズシリーズに登場したグルーを見て、狙った獲物は必ず奪うような完璧な怪盗を想像していたのでギャップにびっくりした。騙されたり、ミスばかりでも憎めない心優しいグルー。また、吹き替え版も視聴したが、吹き替えの関西弁も個人的に違和感はなかった。

三姉妹とグルーが徐々に打ち解けていく様子も合間合間で丁寧に描かれており、特に一番年上のマーゴがグルーに心を許すシーンは心が温まる。グルーの周りで手助けしたり、手助けになっていなかったりするミニオンも可愛い。(女性 20代)


怪盗グルーとミニオンたちの冒険の第一章。最初は初めて見るキャラクターに戸惑いを感じましたが、見れば見るほど愛らしくかわいいミニオンたち。ドジでおちゃめなところもあるけれど、忠実で頼りになるミニオンたちはこの映画には欠かせな存在です。

また月を盗むための手段として、引き取った養子の3人の子供たち。怪盗として一人で生きてきた一匹狼のグルーが彼女たちと一緒に過ごすうちに、愛情が湧きだんだんと家族になっていく姿にとても感動します。(女性 20代)


今作は完全にグルーと三姉妹のお話であり、ミニオンは盛り上げ役のような印象を受けた。童心に帰って楽しむことができる映画。登場するキャラクターはそれぞれ強烈で楽しい。何よりもテンポがいいことがこのシリーズの最大の魅力だと思う。
話を変に複雑にしていないのも高評価だ。真っ直ぐ一直線にラストに向かっていく感覚である。好みは分かれるとは思うが、数あるアニメーション作品の中でもランクは高いと思う。(男性 20代)


ミニオンの可愛さに惹かれて映画館に見に行ったのですが、家族愛に感動する素敵な作品でした。家族からの愛情を感じないまま育ったグルーが、月泥棒計画に利用するために孤児院から引き取った3姉妹との交流を通して、自分の中の家族への憧れに気づき、その感情と向き合い成長するストーリーです。
形は違えど、お互い家族を求めていた3姉妹とグルーとの触れ合いに心が温まり、アニメ的な月泥棒計画も壮大で楽しめます。
吹き替えの声は、どうしても鶴瓶さんの顔が浮かんでしまいますが、破天荒だけど優しくて面白いグルーのキャラクターと合っていて、わたしは割と好きでした。(女性 30代)


ミニオンたちの動きや表情が細かく作ってあり面白いです。一体どういう発想をしたらこんな面白いキャラクターが作れるのか感心しっぱなしで終わる映画です。
ストーリーはきちんと筋道が立ててあり、単純なので誰でも楽しめます。ミニオンたちにはリアリティを全く感じないのに対し、グルーのストーリーは主役で悪党なのに現実味しか感じられず、しかも不思議な愛嬌と魅力があります。悪党らしくない悪党であるせいか共感してしまいます。(女性 30代)


吹き替えだとグルーは笑福亭鶴瓶の声ですが、こてこての関西弁が人情味たっぷりで心温まります。怪盗グルーが月を盗む物語だなんて、発想が余りに突飛で関心しました。また、グルーの繊細な心情や生い立ちについて、丁寧に触れている点が非常に良いです。嫌味な悪党が少しずつ打ち解けていき、気づけば愛に満ち溢れているのですから号泣必至です。お金を払っても手に入らない、培われた絆というものが確かにあるのでしょう。疲れた時におすすめの作品です。(女性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. matuge より:

    今回はミニオンズたちが主役では無く、グルーと3姉妹のお話でした。グルーと3姉妹に絆が生まれて家族のようになっていくところに心が温かくなり感動しました。特にマーゴと仲直りするシーンは、まさに本物の家族みたいでジーンとしました。そしてこの3姉妹とミニオンズたちの、しぐさや行動が可愛い!ミニオンズもどの子たちも可愛くて愛しいです。ホッコリするシーンが沢山あり、可愛い!と愛情に溢れた素敵な作品でした。大人でも楽しめる内容なので家族で観賞するのに、おススメです。

  2. きーもも より:

    USJのミニオンのイメージがとても強いので「怪盗グルー」が主人公だとは知りませんでした。子供向けの作品と侮っていましたが、大人でもうるっと来てしまうようなシーンもありとても楽しめました。
    グルーの声を担当するのは笑福亭鶴瓶。グルーの見た目もそっくりなので違和感無く見ることが出来ます。
    グルーと三姉妹の「愛」や「絆」が本当に可愛らしくて温かいので、子供と一緒に見て感想を話し合いたくなる作品です。

  3. 匿名 より:

    「怪盗グルー」シリーズでは、今ではミニオンが一番目立っていて人気がある印象だが、主役はグルー。
    アニメーションではディズニー・ピクサーが一番で、他は及ばないイメージがあったが、「怪盗グルー」シリーズはピクサーに並ぶほどヒットしている。
    偏屈で子供が大嫌いなグルーが三姉妹に対して徐々に心を開いていき、ハッピーエンドを迎えるストーリーは、子供だけでなく大人も十分楽しめるようになっている。家族で観るのもおすすめの作品である。

  4. 匿名 より:

    日本吹替え版のグルーの声優を務めているのが、笑福亭鶴瓶である。もう一人、三姉妹の末っ子アグネスを芦田愛菜が演じている。が、アグネスはイメージ通りでそんなにセリフ量も多くはないので全然違和感はなかった。言いたいのはグルーの吹替えである。
    アメリカの作品にも拘わらず、関西弁のグルー。もうそのまんま鶴瓶のイメージしかない。
    ハリウッドの吹替えで関西弁というと、『LIFE!』での岡村隆史の吹替えが記憶に新しい。主人公を演じるベン・スティラーの声を吹替えしているのだが、酷かった。本業の声優でもない素人が、しかも関西弁をしゃべる。
    本当にここ最近のタレントの声優起用には勘弁してくれと思うのだが、今回の鶴瓶の演技はそこまで悪くはなかった。ただ、海外作品なのに、しかも訛りがある設定でもないのに、なんで関西人に関西弁のままやらせるんだろうとずっとモヤモヤしてしまい、そこだけ残念だった。

  5. 匿名 より:

    ディズニー・ピクサー作品以外で日本でも唯一ヒットしたと言ってもいい「怪盗グルー」シリーズ。ストーリーは子供から大人まで楽しめる。吹替えの事だけが残念だった。海外作品の吹替えは、アニメ作品ではかなり重要だと思う。普通の洋画は字幕で観るけどアニメは吹替えで観るという人も多いと思うし、もちろん子供は吹替え版の方が見やすい。だからことアニメ作品に関しては作品自体の評価にも関わるように思うので、なんとかならないのかと思う。