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映画『ミニオンズ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ミニオンズ』の概要:『怪盗グルーの月泥棒』『怪盗グルーのミニオン危機一髪』に続く、シリーズ第三弾。今までは怪盗グルーが主人公であったが、今回はミニオンが主役!とっても可愛いミニオンから、子供から大人までメロメロになること間違いなし。

映画『ミニオンズ』の作品情報

ミニオンズ

製作年:2015年
上映時間:91分
ジャンル:アニメ、アドベンチャー
監督:ピエール・コフィン、カイル・バルダ
キャスト:サンドラ・ブロック、ジョン・ハム、マイケル・キートン、アリソン・ジャネイ etc

映画『ミニオンズ』の登場人物(キャスト)

ケビン(ピエール・コフィン)
ボス探しの旅を思いついたミニオン。プライドが高く、時折周りを見下すような姿を見せるものも、基本的には思いやりがあるリーダー格。
スチュアート(ピエール・コフィン)
ケビンと共にボス探しに向かうミニオン。ロックスターを目指しており、常に楽器を手にしている。ややナルシスト。
ボブ(ピエール・コフィン)
ボス探しに向かうミニオンの一人。身体が小さいということや可愛いものずきということもあり、周囲からバカにされがち。
スカーレット・オーバーキル(サンドラ・ブロック)
ミニオン達が新たにボスとして認めた女怪盗。犯罪の天才で、エリザベス女王の王冠を狙っている。
ハーブ・オーバーキル(ジョン・ハム)
スカーレットの夫。自称天才発明家で、スカーレットの犯罪を全力でサポートしている。
グルー(スティーヴ・カレル)
前作まではミニオン達のボスであった人物。今作においてはまだ子供。今作が、ミニオンとグルーの出会いのきっかけとなる。

映画『ミニオンズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ミニオンズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ミニオンズ』のあらすじ【起】

今まで、怪盗グルーと共に数多くの犯罪に手を染めてきたミニオン達。ミニオンとは、全身が黄色く、まるでバナナのような人間とは全く異なる不思議な生物である。しかし、そんなミニオンにも、怪盗グルーと出会う前の過去があった。

実は、ミニオン達は人類が誕生するよりもずっと前から地球上に存在してきた。そして、いつの時代も彼らの目的はただ一つ。世界で一番凶悪で強い者を見つけ、その者をボスとして仕えることである。彼らは、巨大な恐竜、強い群を率いていた将軍など、様々な人物をボスとして認め、そしてそのボスのもとに仕えてきた。

しかし、彼らの仕えるボスは、ミニオンが侵したミスによって次々と死んでいってしまうのだった。ミニオンは吸血鬼のボスに太陽光を浴びせ灰にし、ティラノサウルスのボスを火山に落とし、ナポレオンを狙撃してしまう。全てのボスを失ってしまったミニオンは、頭を抱え立ち尽くしてしまう。彼らは、仕えるボスがいなければどうしていいのか分からないのだ。

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映画『ミニオンズ』のあらすじ【承】

とうとう仕えるボスを失い自分たちだけ取り残されてしまったミニオン達は、氷の洞窟の中に自分たちの文明を築いていた。しかし、ミニオンの本質は、巨大な悪に仕えることにある。今のミニオン達は、生きながらに死んでいるも同然だったのだ。

日に日に覇気を失っていく仲間達を見た1匹のミニオン、ケビンはある決意を固める。それは、自分達の新たなボスとなる存在を探しに行く旅をすることだった。しかし、これは自分一人で成し遂げられることではない。ケビンは仲間のミニオン達に、共に旅に出る同志を募る。そこで立候補したのは、ボブというミニオンだった。

しかし、ケビンはボブのことをなよなよしている女々しい奴と認識しており、そんなボブだけでは心許ない。そして、スチュアートというミニオンも加え、3匹の旅が始まった。彼らは氷の洞窟を出て、途中空腹に苦しみながらも海を渡り、そうしてある場所に辿り着いた。そこは、大都会、ニューヨークだった。

映画『ミニオンズ』のあらすじ【転】

そんなミニオン達の耳に、これ以上ない噂が飛び込んでくる。なんと、フロリダ州で『大悪党大会』が開かれるというのだ。ミニオン達はそこで自分達のボスを見つけようとフロリダへと向かうのだった。

その会場で、最も注目を浴びていたのはスカーレットという女怪盗だった。そして、例に漏れず、ミニオン達も彼女こそが自分達の新たなボスであると確信するのだった。彼女に接触したミニオン達は、なんとスカーレットの右腕として認められた。そして、イギリスにある彼女のアジトへと招かれたのである。スカーレットにはハーブという発明家の夫がいた。そんな夫婦の次のターゲットは、エリザベス女王の持つ王冠だった。そして、スカーレットは王冠を盗むようにミニオン達に命ずるのだった。

しかし、ミニオン達は基本的にドジである。なんと、王冠を盗むために侵入した一行は何故か女王誘拐犯と間違えられ、さらに、途中ボブがアーサー王の剣を抜き、新たな国王と認められるなど次々と予想外の事件を起こす。

映画『ミニオンズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、ボブが王様に選ばれてしまったことで激怒した人物がいた。スカーレットである。スカーレットは、ミニオンが自分を裏切ったと考えたのだ。自慢の拷問道具を片手に追いかけてくるスカーレットから、ミニオン達は必死に逃げ続ける。

そんな中、ケビンがハーブの作った究極兵器のせいで、巨大化してしまったのだ。そこに、ケビン達の帰りを待てなくなったミニオン達がイギリスへとやってきて、彼らは合流する。そして、ケビンはその巨体を利用してスカーレットとハーブを倒したのだった。

ケビンの身体は元のサイズに戻り、ミニオンは国の危機を救ったとして表彰されることになる。しかし、スカーレットはまだ諦めてはいなかった。ボロボロになりながらも、ミニオンに復讐を果たそうとしたのである。そんな時、一人の男の子が現れた。そして、あれだけミニオン達が苦労して倒したスカーレットを、あっという間に倒してしまったのだ。その男の子の名前はグルーといった。そして、これがミニオン達が新たなボスを見つけた瞬間だったのである。

映画『ミニオンズ』の感想・評価・レビュー

すごく可愛い。誰かが悲しい時はみんなが悲しくて、楽しい時はみんなが笑っている。
純粋な気持ちを思い出させてくれる作品だ。
子供向けと侮っていたけど、大人にこそ、この映画の優しさが染みると思う。

キャラクターもとても良い。黄色くて丸いフォルムに、甲高い声、いろいろ喋るけどバナナという単語しか聞き取れないセリフ。
なまけ者がいたり仕切りやがいたり、個性もあって、見ていて飽きない。
もっとシリーズを出してほしい。(女性 30代)


今回の作品は、ミニオンがグルーと出会うまではお話です。ミニオンのお馬鹿でキュートなやり取りから目が離せません!一生懸命にボスに尽くそうとしますが空回るミニオン達。ミニオン達は無事ボスのミッションをクリアすることが出来るのでしょうか!?この作品含め3シリーズでお届けされているミニオンですが、どの作品も見る人を元気付けてくれる無いようになっていると思います。独特な声のトーンと言葉、コミカルな動きが特徴のミニオンに大人も子どもも夢中で見られる映画になっています。(女性 20代)


ミニオンは誰かに使える習性を持っている、ということを今作で初めて知りました。ミニオンはいつも自由奔放なので、てっきり自由が好きなのかと思いきや、そうでもないのですね。ラストでグルーが登場した時に、まるで「運命の人を見つけた」と言わんばかりに、ミニオン達がはしゃいでいる姿が可愛かったです。
今作を見るまで、私はグルーとミニオンが出会ったのは、グルーが大人になってからだと思っていたのですが、結構前から付き合いがあったとは思いもよりませんでした。
ミニオン達のハチャメチャで長い旅が、グルーの所で無事終了して安心しました。(女性 20代)


ただのドタバタ劇だと思って借りて来たDVDでしたが、ミニオンズたちのドジがかわいく楽しく観ました。ドジってもラッキーに変わった時のミニオンのドヤ顔(?)が個性的・魅力的で良かったです。悪人ではありますが、スカーレットがちょっと気の毒な気もします。
タイトルがシンプルだったため、本作が一作目だと思って借りたので、今度は前作である「怪盗グルー」を2本借りて来れば、更に楽しく鑑賞できると思います。(女性 40代)


この作品を見るまで、他の作品の中でもあまりミニオンたちに注目していなかったが、この作品の中でそれぞれの名前やキャラクターを知り、作品を見終わる頃には、すっかりミニオンズのファンになっていた。また、ミニオンたちがどう生まれ、どうしてグルーと出会ったのかが分かり改めて他の作品も見直したが、この作品を見た後の方が数倍楽しめると感じた。

特徴ある声とミニオン語が可愛らしくコミカルで、何度見ても飽きない作品だと思う。(女性 30代)


とにかくミニオンズたちが可愛い!黄色くてずんぐりむっくりな身体に甲高い声、しかもちゃんと一人一人ちゃんと見た目や性格にも違いがあって面白いし、おドジなところも愛くるしいです。悪党に仕えたいのに皆でわちゃわちゃして、何だかんだ国を救っちゃうミニオンズたち、ちゃんとストーリーもあって子供から大人まで楽しめ、グルーと出会うラストも良いですね。キュートなミニオンズたちに癒されて、なんとなく幸せな気分にさせてくれる作品です。(女性 30代)


言葉らしい言葉を話さないのになんとなく何を言っているか分かるし、割と身勝手な行動をしているのに可愛らしいと感じてしまう。多分それは魅力的なキャラクターデザインと不快感を感じさせないギリギリのバランスを保ったミニオンズの性格、行動の結果だろう。物語を想像したスタッフたちのアイディアには頭が下がる。

この作品のストーリーは単純なのだが、サウンドトラックの使いどころが絶妙で何度も見たくなってしまう。どんどんこの路線で映画の続編が制作されることが望みだ。(男性 30代)


ミニオンたちが怪盗グルーに出会うまでを描いた物語。これまでミニオンのシリーズを観たことがなく、初めてまともに観たが、シリーズを知らなくても初見でも楽しむことが出来た。ミニオンがどういう生物で何を目的としているのか、何も知らずに観たが序盤で笑いを交えながら解説してくれる為、自然と把握することが出来る。何よりミニオンがとにかく可愛い。中でもボブの可愛さに心奪われてしまう。気楽にぼーっと観たいとき、癒されたいときにおすすめの作品。(女性 20代)

みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    今回登場したスカーレット・オーバーキルがグルーと違い本物の悪人だったので、前作までのハートフルな感じとはちょっと違っていて新鮮だった。
    シリーズ三作目にして主役に抜擢されたミニオン。シリーズの中ではスピンオフという位置付けにもかかわらず、一番ヒットしている。それだけ人々を虜にしているということ。正直私自身ここまで夢中になるとは思わなかった。
    怪盗グルーシリーズの続編も公開予定らしいので、それも楽しみだ。

  2. 匿名 より:

    ①あのミニオンたちが主人公

    『ミニオンズ』は、『怪盗グルーの月泥棒』や『怪盗グルーのミニオン危機一髪』に続くシリーズ三作目。今回は前作までのメインキャラクターはほぼ登場せず、ミニオンたちがメインのストーリー。
    今まではマスコットポジションだったが、今回はミニオンの過去を描き、グルーと出会う経緯までがわかるようになっている。
    前作までは正直、誰が誰やら見分けもつかなかったし、「ミニオンだなあ」くらいの認識で観ていたけと、今作でやっとキャラクター性が見えてきた。といっても、登場するミニオンの内メインキャラクターとなるのはケビン・スチュワート・ボブの3人だけ。
    この3人のキャラクターのモチーフは、シリーズに登場していた三姉妹マーゴ・イディス・アグネスらしく、そのおかげかシリーズ前作までとは趣きが違うにもかかわらずすんなり映画の世界に入り込める。

    ②なぜこれほどヒットしたのか

    ミニオンは、黄色くてギョロ目でわけのわからない言葉を話す生き物。第一印象ではこれの何が可愛いんだろうかと疑問だったが、実際観てみると印象はガラッと変わる。
    邪悪なボスに仕えることだけを生き甲斐にしている割にミニオンたちには悪者らしい要素が全くなく、主人を支えることだけを喜びにしている。おっちょこちょいばかりで、自分たちの行いが原因で主人を死なせてしまうことすらあり、とにかく憎めなくて可愛いのだ。
    そんなミニオンたちが主人公になるというのだから、ヒットした理由もなんとなくわかる。主役を張るくせに言葉はいろんな言語が混ざっていたり謎の言語だったり理解できるところの方が少ないのだが、そんなことはストーリー上で一切関係なく楽しめるのがいい。