12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』の概要:子供から大人まで幅広い支持を受けた「怪盗グルーと月泥棒」の続編。よく主役はミニオン達と勘違いされることが多いが、正しくは映画タイトルにもあるように怪盗グルーが主人公。

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』の作品情報

怪盗グルーのミニオン危機一発

製作年:2013年
上映時間:98分
ジャンル:アニメ、ヒューマンドラマ、コメディ
監督:ピエール・コフィン、クリス・ルノー
キャスト:スティーヴ・カレル、クリステン・ウィグ、ベンジャミン・ブラット、ミランダ・コスグローヴ etc

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』の登場人物(キャスト)

グルー(スティーヴ・カレル)
かつて世界一の大悪党を目指していた元怪盗。現在では家族となった三つ子達を育てる為、怪盗業からは足を洗っている。
ルーシー・ワイルド(クリステン・ウィグ)
AVL(反悪党同盟)所属の女捜査官。グルーの相方として派遣された。
エドアルド・ペレス / 怪盗エル・マッチョ(ベンジャミン・ブラット)
かつてその残虐性で名を馳せた怪盗。近年すっかり影を潜めていたが…。

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のあらすじ【起】

グルーは人の嫌がる事をこよなく好み、世界最大の悪党となる事を日々夢に見る中年男。かつては何とあの月を盗み出そうという計画も練ったことがある程の怪盗でした。しかしそれももう過去の話です。色々あってマーゴ、イディス、アグネスという3人の孤児達を引き取る事となったグルーは(怪盗グルーと月泥棒参照)すっかり泥棒家業からは足を洗い、3人の娘達、泥棒自体の相棒であったネファリオ博士、そしてネファリオ博士とともに生み出した黄色い生物、ミニオン達と楽しく暮らしていまし。

現在は3人の父親として恥じぬ事がないよう、誕生日パーティーを開いたり、料理を作ったりと精一杯の努力をしていたグルーでしたが、そんな彼の元に、一軒の依頼が舞い込んできます。その依頼はAVL(半悪党同盟)という団体からのものでした。話を聞いたところ、なんと北極圏にあるとある研究所が、そっくりそのまま巨大磁石によって盗まれたというのです。困り果てたAVLは、かつて怪盗として活動していたグルーに専門家として助けを求めてきたのでした。

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のあらすじ【承】

何故僻地の研究所が盗まれたのか、その理由はその研究所で研究が進められていた、PX-41という薬物にありました。PX-41とは、使用するとどんな生物でも紫色の攻撃的な化け物へと変貌してしまうという恐ろしい薬でした。

グルーは娘達には悪党として依頼が来た事は伏せ、スパイとして働きに行くと身分を偽りその依頼を受ける事にします。そしてグルーはAVLから派遣れたルーシーという女性捜査官とコンビを組み、その調査に乗り出していきます。そして、その薬が隠されていると噂のあるショッピングモール、パラダイス・モールを訪れました。

そんな時、そのモールでサルサ&サルサというピザ屋を経営しているエドアルドという男に、グルーは既視感を覚えます。かつてその残酷性で名を馳せた、エル・マッチョという怪盗にエドアルドがそっくりだったのです。この店には何か秘密があるに違いないと踏んだグルーとルーシーは、夜間店が閉店している時間帯にこっそりと店内に忍び込みました。しかし店内からはPX-41は発見できず、ただただ秘伝のソースが隠されているだけだったのです。

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』のあらすじ【転】

グルーのスパイとしての活動を一目見ようと、三姉妹が勝手にルーシーとグルーの働く現場に現れました。そしてなんと、グルーと一緒にいた明るく面白いルーシーの事を気に入った三姉妹は、彼女にグルーの恋人になって欲しいと言い出したのです。そんな事はありえない、とグルーが騒ぐ一方で、ミニオン達が何十匹と盗まれていました。ですが、元々の数があまりに多いため、その事にグルーは気付きません。

そして、薬がとうとう発見されました。グルー達が睨んでいたエドアルドのピザ屋ではなく、同じモールにあるイーグル・ヘア・クラブというカツラ店からです。事件は無事解決し、ルーシーはオーストラリアに移動する事となりました。グルーにお別れの印として電気を発するリップスティック銃をプレゼントしたルーシーは、彼の元を去っていきます。

しかし2人は離れて初めて、互いが互いを好き合っていた事に気付くのでした。ルーシーはグルーの元へ戻ろうとしますが、何とそこで何者かによって拉致されてしまうのでした。そしてその犯人はエドアルドでした。

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』の結末・ラスト(ネタバレ)

グルーの睨んでいた通り、エドアルドはかつて名を馳せた怪盗エル・マッチョ本人で、そして今回の事件の全ての黒幕でした。彼はカツラ店の店主に罪をなすりつける事で、嫌疑の目から逃れていたのでした。

そしてなんと、エドアルドはグルーの相棒、ネファリオ博士を自分の配下に置きます。ネファリオ博士には変わらず最大の悪党を目指すという夢があった為、すっかり三姉妹にうつつを抜かすようになったグルーに愛想を尽かしたのでした。博士はPX-41を盗み出したミニオン達に投与し、彼らを凶暴化させます。しかし、長年共に過ごした家族を凶暴化させる事に対して罪悪感を感じた博士は、エル・マッチョのもとからPX-41の解毒剤をこっそり盗み出し、グルーの元へ帰りました。

そしてグルーは自作のゼリーにその解毒剤を混ぜ込み、次々とミニオン達の口の中に発射していきます。全てのミニオン達を奪い返されたエル・マッチョは自身にPX-41を使用し、グルーと対峙します。激しい戦いの後、グルーがルーシーから貰ったリップスティック銃でエル・マッチョを倒し、ルーシーを取り返す事に成功します。そしてグルーはルーシーに告白し、晴れて2人は結ばれるのでした。

映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』の感想・評価・レビュー

子供が楽しめる要素はもちろん、大人が楽しく笑えるシーンも数多く用意されている。グルーの女性に対する過去のトラウマがやけにリアルで、「小さい頃ってこういうイジメあるよね」と思わず同情したくなってしまう。
グルーはかなりの変わり者だが、ルーシーも負けず劣らず変わり者で、変な面で不器用なところも、心根が優しいところも似通っており、初々しい二人の馴れ初めがとても可愛らしい。恋愛に奥手だった二人だが、危機一髪の状況で結ばれ、147回のデートを繰り返した後に結婚式を迎えるシーンには、大きな拍手を送りたくなる。
純粋な大人同士の恋愛、可愛いミニオンと子供達など、癒し要素がたくさんあるこの映画を見ていると、心が満たされるのを感じる。(女性 20代)


ミニオンが主役ではないのだが、ミニオンがメインに描かれている。これは製作側はもう割り切っているのだろう。深い事は考えずに楽しめる良い映画だと思う。たまには重苦しいことは全て忘れて、こういう映画を楽しむというのも必要だと思う。奥深さなどは求めてはいけない。純粋に「ミニオンかわいい」「ミニオンがんばれ」これだけでいいのだ。
前作とは多少変わった部分もあるため、好みは分かれると思う。個人的には前作の方が好きだが、今作ではまた違った楽しみ方ができた。(男性 20代)


子供達のことを嫌っていたグルーが怪盗から足を洗い、子供達のことを家族として大切に育てている姿に感動した。前作から変わらずテンポが良い作品で、ミニオンがウロチョロしているのが可愛かった。女性捜査官のルーシーがとにかく明るい性格で、見ていて気持ちの良い女性だった。まさかグルーの恋愛が見られるとは思っていなかったため、予想外の展開に驚いた。グルーとルーシーはお似合いで、最後結ばれたところで終わったのが良かった。(女性 30代)


ミニオンシリーズ。三姉妹の大人になった姿は可愛くてグルーさんを想う気持ちも観ていて愛おしかったです。特に、末っ子のアグネスは純粋でいつ観ても可愛かったです。グルーさんも、最初は誰にも心を開かなかったのに三姉妹を本当の娘のように接していました。

ただ、ミニオンの紫バージョンは好きにはなれないです。やっぱり、ミニオンは黄色でないと愛着が湧いてこないです。(女性 30代)


ルーシーと恋愛模様も面白いし、三姉妹との関係性が確固たるものになったグルーの、父親としての一面は心温まる。いつも通りコメディ要素を多分に含んでいて、笑わせられるシーンがたくさんあった。

また、相変わらず奇想天外な行動ばかりするミニオンの愛らしい魅力が爆発している。一生懸命なのに空回りして、ドジだけど憎めない。大勢いるミニオンだが、一人一人が面白い格好や行動をしていて、ミニオンファンにはたまらないと思う。(女性 20代)


子供向けかとばかり思って舐めて見始めると、なぜかいい年の大人でも魅入ってしまう不思議な映画です。ミニオンたちが魅力的すぎます。ミニオンたちが喋るミニオン語は全く意味が分かりませんが、歌ったり踊ったりのシーンもありテンポよく退屈することなく最後まで見れます。
ストーリーの内容はスカスカなのかと思いきやしっかり作りこまれており、高度な比喩表現がさらりと使われていたり、グルーの経験がとてもリアルで感情移入しやすいです。(女性 30代)


子供向けのよく分からない映画だろうと思っていたので、友人に誘われて嫌々鑑賞しましたが、想像以上に面白く内容もしっかりしていて驚きました。グルーが何故そうなってしまったのかなど、幼少期にまで遡って分かりやすく説明してくれるので初めてでも安心です。
ミニオンや三姉妹が可愛いのはもちろん、グルーの「お父さん」らしい振る舞いにもキュンとしてしまいます。親子で楽しめる素敵な作品でした。(女性 30代)


今作の良い点は何かと尋ねられたなら、脚本がいい、音楽がいい、演出がいいなどよりも「ミニオンの魅力が詰まっている」と答える。

お話も別に悪くはないのだが、画面を所狭しと動き回っているミニオン達を眺めるだけで、なんだかもう満足させられてしまうのだ。キュートな見た目の割に過激な行動。なんて魅力的なキャラクターを「イルミネーション・エンターテインメント」は提供してくれたのだろう。

すっかり子煩悩になったグルーも微笑ましい。(男性 30代)


父親としてのグルーを眺めるのも良いものです。三姉妹に、たっぷりと愛情を注いでいます。さらに、今作は恋愛の要素も挿入されていますから、終始和みました。それにしても、ミニオンズが可愛くて堪りません。お寿司や富士山など、日本に関するものが沢山出てきて、ストーリーにすんなり馴染めました。ラストのウエディングシーンは、最高にハッピーな気分となりました。キッズ向けだからといって、侮れません。大人が見ても心がほろほろと解れます。(女性 30代)

関連作品

次作 怪盗グルーのミニオン大脱走
前作 怪盗グルーの月泥棒

みんなの感想・レビュー

  1. 村山 より:

    1作目から大好きなミニオンシリーズの続編。今作ではしっかりパパになっているグルーと、そんなグルーが大好きな子供たちの姿が見れてあったかい気持ちになった。また前作ではグルーは3人の子供たちと出会い家族になったが、今回グルーのありのままを受け入れてくれる素敵なパートナーと出会い結ばれたのがとても嬉しかった。ミニオンは狂暴化してもかわい。
    子供向けのアニメなので、テーマやストーリーの展開はわかりやすいが、家族愛など大人も楽しめる要素もありちょうどいいバランスの作品だと思う。

  2. googly より:

    怪盗グルーの月泥棒の続編です。前作では家族愛がメインに描かれていましたが、今作は父親・シングルファーザーとしての葛藤がメインのストーリーです。
    娘が男の子とデートすると聞くと、こっそり偵察してしまったり、素敵な女性が現れても、恋してもいいのかと迷ったりと、前作よりもグルーの人間性が表現されています。
    人間関係に臆病なグルーを応援しながら見ていましたが、デート中にカツラがズレるシーンでは笑ってしまいました。この映画の、こういう小ネタがすごく好きです。
    ミニオンたちは変わらず少し抜けていて可愛く、クスっと笑わせてくれます。ほどよく笑えて、温かい気持ちになれるおすすめな映画です。ぜひ月泥棒と合わせて見てほしいです!

  3. janice より:

    怪盗グルーとミニオンたちの冒険の第二章。今回は突然ミニオンたちが消えてしまいます。ミニオンたちは悪党エルマチョに捕らわれ、悪者の紫色のミニオンに変えられてしまします。

    この作品でもかわいいミニオンたちや3人の子供たちの一生懸命な姿に癒されます。
    また、あのグルーが恋に目覚め、不器用ながらも頑張るグルーに少し大人びたアドバイスをする子供たち。前回よりも家族として成長した4人に新しい家族が加わることになり、見ている人も幸せな気持ちにさせてくれます。

  4. 匿名 より:

    ニヒルな性格ながら、憎めない上に後ろ向きのようで前向きなグルーを応援したい気持ちになる。
    今回は特に恋バナが絡んでくる事もあり、幼き日の女性に対して怖がってしまう気持ち、恋愛に対しての二の足を踏んでしまう草食気味の男性の気持ちに寄り添いながら観てあげると手に力が入ると思う。
    同じ様に草食気味な男性はもちろん、良きパパになるべく仕事も頑張っていこうと考えているグルーは既に魅力的なはずなので視聴者の応援が得られやすく感じた作りになっている。
    孤児院から引き取った娘達のそれぞれも個性がある上に、保護者であるグルーを少しバカにしつつも内心感謝や応援している姿が微笑ましい。
    ネットでのお見合いサイトに内緒で登録してあげようとしたりなど、「デートくらいしなきゃ!」と、グルーを応援する娘達の優しさに胸が熱くなる。
    しかし、一方で載せる写真のチョイスの際にクソミソ言う娘達にもリアルに笑いがこみあげてしまう。
    バースデーパーティーでのグルーの奮闘姿も見ものである。

  5. 匿名 より:

    今回の見所は一生懸命なグルーもさておき、どちらかというとグルーは受け身モードが多いので、ミニオン達の一挙一動に注目である。
    さらわれたグルーを追う姿が滑稽なのに一生懸命で笑ってはいけない雰囲気を醸し出していたり、カップケーキで自分を似せて作っては一瞬でルーシーに破壊されてしまったりなど笑いを誘う姿が相変わらず多い。
    その上、ルーシーの美貌で、一瞬彼女との恋愛模様まで想像している姿が想像力豊かな割にあまりにも対象外すぎて吹き出してしまう。
    普段は集団での作業をするミニオン達なので、どうしても埋もれがちな雰囲気はあるが、動作の1つ1つが可愛さと笑いに溢れているので注目しながら話の行方を見守ると楽しい。

  6. 匿名 より:

    映像の質の良さは前回の「怪盗グルーの月泥棒3D」のそのまま。さらに細かい部分もある上に、前回でそれぞれのキャラクターの性格や動きを把握している視聴者には特に面白く観る事が出来るであろう。
    特に今回は主役のグルーより、ミニオン達のどじさや、愛嬌が特に引き立っている。グルーを追いかけてズボンのゴム紐でパラグライダーの様に利用して追いかけたり、ジュース作りの集団作業なり、ミニオンファンには必見と言える作品になっている。
    グルーの女性に対する向き合い方も応援したくなる。