『キラー・エリート(2011)』あらすじとネタバレ映画批評・評価

キラー・エリート(2011)の概要:2011年公開のアメリカ映画(原題:KillerElite)。元SAS隊員で冒険家のラナルフ・ファインズの冒険小説を元に製作されたアクション映画。

キラー・エリート

キラー・エリート あらすじ

映画『キラー・エリート(2011)』のあらすじを紹介します。

プロの殺し者として働いていたダニー(ジェイソン・ステイサム)は引退し愛する女性と穏やかな暮らしをすることを願っていた。
そんな時長い間仲間として働いていたハンター(ロバート・デ・ニーロ)が、ある難しいミッションに失敗しで拘束されていることを知る。
ハンターを助け出すためにダニーが代わりにそのミッションを引き継ぐことに。

そのミッションとはオマーン戦争時、オマーン部族長の3人の息子たちを事故にみせかけて殺害した元SASの隊員たちを探しだし同じく事故に見せかけて殺し、証拠写真を持ってくるというものだった。
ダニーは仲間2人を集め仕事にとりかかる。
元々やり手のダニー達は苦労しながらもそつなく仕事をこなしていくが、そこに謎の組織フェザー・メンによって送り込まれたスパイクという男性が邪魔をする。
彼もまた元SASの精鋭の1人だったのだ。

物語が進むに連れ、フェザー・メンの実態が明らかになる。
その団体は元SASの隊員たちを報復から守るための工作員を扱う団体だった。
仲間は殺され、ダニー1人になったがミッションは成功。

しかし、最後の1人は人間違いであったと連絡が入る。
ダニーは拒絶するが恋人の安全を脅かされた彼は恋人をハンターに任せ、最後の戦いに出て行く。
そして全て無事に終了したダニーは、無事に彼女の元に帰るのだった。

キラー・エリート 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2011年
  • 上映時間:117分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:ゲイリー・マッケンドリー
  • キャスト:ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、ロバート・デ・ニーロ、ドミニク・パーセル etc

キラー・エリート 批評 ※ネタバレ

映画『キラー・エリート(2011)』について、4つ批評します。※ネタバレあり

物語の展開がわかりづらく混乱する

物語自体は元になるストーリーがあるため実話としては迫力あるものなのであろう。
しかし撮影の仕方がわかりづらく、中心となる大型ミッションの全容が前知識無しだといまいち飲み込むのに時間がかかってしまう。
最初がごちゃごちゃしているために、必死に流れを追おうとしてしまい展開を掴むまで楽しめない。
敵と味方の区別もつきにくいので、もう少し観客に優しい手法での制作をしてくれたら良かった。

役者陣の演技が光る

ジェイソン・ステイサムはさておき、仲間になった俳優たちが個性的でとても魅力的である。
ロバート・デ・ニーロは仕事ができなさそうで穏やかなキャラクターなのに、最後のダニーの恋人を守るシーンでは格好良く銃をぶっぱなす。その意外性は昔のヒートの頃のデ・ニーロを彷彿させてダンディーだった。
そして忘れてはいけないのがエイデン・ヤング演じる眼鏡キャラクター。
1番頼り無さそうなのに冷静に暗殺し、淡々とこなしてく様が本当にはまり役。
この個性的なキャラクターにこの映画は助けられていただろう。

アクション映画としては最後まで飽きずに楽しめる

この映画の最大の魅力はアクションの迫力である。
特にJ・ステイサムのビルからビルに移るシーンは、まるでジャッキー・チェン。
どこかで見たことあるようなアクションではあるのだが、そこがまた面白い。
最後の椅子に縛られながら闘うアクションシーンは迫力満点。
スピード感があり息をつく暇もなく、あっという間に次のシーンに移っていくにはさすがである。

リアルさにかける甘さがいまいち

暗殺集団であるのに極秘ミッションを人前で話したり、新人部外者を簡単に信じたり、裏切り者を殺さなかったりと何かと甘さが目立つ映画。
そしてダニーがこんな仕事は足を洗うと宣言して引退してしまうことは極めつけだった。
そんなに簡単に身を引かせてもらえるのだろうか?
しかも旅行会社と称して傭兵や暗殺者を派遣している会社なら、もう少し厳重な警戒をしても良さそうなものだと思ってしまった。
もう少し緊迫感を持たせてくれたらリアルな感じが演出できたのでは?

まとめ

J・ステイサムの映画は昔のA・シュワルツネッガーのように裏切らないというイメージがある。というのも、本人のアクションが魅力的であり映画の内容なんてどうでも良いと思わされてしまうからだ。
話の内容が大したものでなくても、彼が演じていればそれなりのアクション映画になる。
そしてやはり暗殺者の映画はいつの時代も人気があるテーマだろう。
身近に感じることがない世界だからこそ、興味があり激しく格好良いハードボイルドな世界を想像してしまう。
この手の映画を製作するときはできるだけシリアスなシーンを作ってもやりすぎでは無い。それだけ観客側は勝手に妄想し次のシーンを自分なりに考えて見ているからだ。
その観客のこうであって欲しい妄想を超える映画を作って欲しい。

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