映画『君の香り』あらすじネタバレ結末と感想

君の香りの概要:2014年公開の中国・韓国映画。いなくなった恋人を探しに上海に来た韓国人の男性が、偶然怪我をさせてしまった中国人女性の世話をすることになり次第にお互い惹かれていくラブストーリー。

君の香り あらすじネタバレ

君の香り
映画『君の香り』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

君の香り あらすじ【起・承】

デザイナーとして多忙な日々をおくるカン・インジュン(パク・シフ)は突然居なくなった恋人を探しに上海にやってきた。
彼女は世界を旅して回りたいと言い、忙しいインジュンを待てずに一人で出かけてしまったのだ。
インジュンに送られてきた写真は上海のテレビ塔だった。

そんな時、恋人と揉め合っている中国人女性のジュリーを助けようとしたはずみで足に怪我を負わせてしまう。
病院まで送ったは良いが、財布もパスポートも空港で無くし一文無し。
しかも韓国語も英語もろくに通じない中国で困り果てる。
ジュリーは韓国語が話せる友人のソンダを呼び、通訳させることにした。
結局彼女の面倒を暫く住み込みで見るということで、治療費は払わなくて良いと言うことになった。

奇妙な二人暮らしだった。
インジュンは家事が得意で温厚な好青年。
最初は疑わしいと思っていたジュリーも次第に彼の優しさを受け入れるようになる。
ジュリーには婚約者がいたが浮気をされ、破談にしようとしていた。
そのため心が傷つき、落ち込んでいたのだ。

君の香り あらすじ【転・結】

ジュリーはインジュンの彼女を一緒に探してあげることにした。
街を歩きながら写真を見せるアナログなやり方のインジュンに付き合い、車いすに乗りながら。
しかし見つかるはずも無い。
一緒に居る時間を通して心が通い始めた二人。
ジュリーは彼のことが気になり始めていた。
そんな時ジュリーがまだ諦められない婚約者から皆の前でプロポーズを受けたジュリー。
悩んでいる姿にインジュンは「嘘をつかないで生きろ」と彼女に助言。
これがもとで婚約者とジュリーは完全に決別する。

ジュリーは実はインジュンの元彼女と連絡がついていた。
しかし悪い知らせだったため、彼に隠しておいたのだ。
ひょんなことでそのことを知ったインジュンは怒り、出て行ってしまう。
ソンダはインジュンを探しだし、ジュリーのことを本当は好きなのでは無いかと問う。
それを聞いて気持ちに気がついたインジュンは、ジュリーの元に走った。
家から出てきたジュリーにそっとキスをした二人。
この夜、二人は結ばれたのである。

翌朝、二人で朝食をとっている時だった。
連絡をもらったインジュンの彼女がジュリーを訪ねてきたのだ。
驚くインジュン。
結局インジュンは韓国に帰国することになってしまった。
空港に向かうタクシーに乗る前、「ジュリーが行かないでといったら残る」と言うインジュンだったがジュリーは送り出した。

韓国ではインジュンと彼女はもう別れていた。
実は居場所の連絡はジュリーからもらったのだと話した元彼女は、手紙を見せてくれる。
そしてジュリーの元にいってあげるように言った。
そのころジュリーはインジュンが暮らしていた韓国の土地を旅して回っていた。

上海で草木に水をあげているジュリー。
そこに伝書鳩がやってきた、そこには中国語で「愛している」と書かれている。
慌てて外に出たジュリー、そこにはインジュンがいるのだった。
「戻って来たよ」と中国語で言う彼に、ジュリーは「待っていた」と韓国語で返すのだった。

君の香り 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:105分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:ツァン・ツイシャン
  • キャスト:パク・シフ、チェン・ラン、アン・フー、イン・イェーツ etc

君の香り 批評・レビュー

映画『君の香り』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

こっそり素敵な恋愛映画

この映画を知っている人は多いのだろうか?
もし知らないのならぜひ見て欲しい。
実はこっそり名作なのである。
もちろん脚本的なもので少々雑な部分も隠せてはいないのだが、恋愛を描いた静かな気持ちを表現しているという意味では素晴らしく惹きつかられる映画である。

上海の街並みを美しく映し出していることも魅力的で、誰もが一度は行きたいと思わせてくれる情感溢れた雰囲気が綺麗。
そして登場人物たちが全員良い人であるということも、映画が高評価の理由である。

パク・シフの当たり役

韓国ドラマや映画では中々ぱっとした感じが出せないパク・シフ。
しかし本作品の彼は凄くはまっている。
それは中国映画の雰囲気にあっているからではないだろうか?
韓国映画ははっきりした色味と台詞使いで曖昧さがあまり無いのが特徴的。
それに対し、中国映画はふんわりとした空気を作る作品が多いのだ。

元々ふんわりとした柔らかい雰囲気の俳優である彼は中国映画のどこか薄い色使いの映画にしっくりきたように感じる。
英語や中国語を少しでも台詞として話す姿も、ファンにはたまらないであろう。

ジュリーの可愛さ

最初は美人だと思っていたが、次第に可愛らしい女性だと気づかされる。
美しいのに仕草や笑顔が少女のようで可愛いのである。
この女優は知らないが、どんどん合作映画に出てほしい。
他の国にも好かれる顔立ちの嫌みのない女優さんである。

君の香り 感想まとめ

思わず出会ってしまった綺麗な恋愛映画である。
中国の映画はこのように意表をつく素敵な作品が多い。
風景画を撮るように撮影する映画多く、女性が好きそうな作風が多いのだ。
恋愛映画にしてもコミカルなものより、大人の心理を描いたものが多く魅力的だ。
ぜひもっと中国映画を広めたい。

韓国俳優が出ているわけだが、パク・シフだけが目立っているいかにもな商業映画ではないし新しい彼の魅力もつまった映画である。

Amazon 映画『君の香り』の商品を見てみる