映画『高台家の人々』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「高台家の人々」のネタバレあらすじ結末

高台家の人々の概要:テレパス能力を持つ3兄妹の長男に見初められた、妄想好きの主人公を綾瀬はるかが演じる。妄想ワールドをアニメーションと実写を交えコミカルに描く事で鮮やかに演出。信じる心を笑いあり涙ありで見事に描いたラブ・コメディ。

高台家の人々の作品概要

高台家の人々

公開日:2016年
上映時間:115分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:土方政人
キャスト:綾瀬はるか、斎藤工、水原希子、間宮祥太朗 etc

高台家の人々の登場人物(キャスト)

平野木絵(綾瀬はるか)
妄想が趣味の冴えないOL。子供の頃から話すのが苦手で、いつも一人で居た為か、つい妄想に耽ってしまうぼんやりさん。
高台光正(斎藤工)
高台家長男。祖母がイギリス人のクォーターである為、黒髪碧眼が特徴。遺伝によりテレパス能力を有しており、長男として躾けられた為、とにかく何事にも慎重。
高台茂子(水原希子)
高台家長女。クォーターで遺伝によりテレパス能力を有しており、アパレル関係の仕事をしている。おしゃれで美人だが気取らない性格。テレパスである事を明かし、失恋した過去を持つ。浩平に好意を寄せている。
高台和正(間宮祥太郎)
高台家次男。テレパス能力のせいで意地悪でひねくれた性格。純に好意を寄せている。
岸本浩平(坂口健太郎)
茂子の大学時代の友人。茂子を飲み仲間と豪語して偽らない。
斉藤純(夏帆)
茂子の同級生で10年間、光正に片思いをしている。意地悪してくる和正が苦手。獣医。

高台家の人々のネタバレあらすじ

映画『高台家の人々』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

高台家の人々のあらすじ【起】

昔々、イギリスの伯爵令嬢は日本人留学生の高台茂正と恋に落ちた。彼女は人の心を読む能力を有しており、その力は3人の孫に受け継がれた。

冴えないOL平野木絵はとにかくとんでもない、現実にはあり得ない空想をする事が趣味だ。風邪をひいて4日目には熱が下がり出社出来そうだったが、仕事をするのが面倒になり日がな一日空想して過ごすほどに。
5日目に出社すると会社の雰囲気が何やらそわそわと落ち着かない。すると隣の席の先輩OLが、いくつもの関連会社を持つ名門高台家の長男、高台光正がニューヨーク支社からやって来るのだと教えてくれた。高台家の長男は高台王子と呼ばれていて、東大卒のオックスフォード留学でエリートという噂。その上大層なイケメンだという。

噂をしていると当の本人が木絵のオフィスへとやって来る。
光正はテレパス能力を有している。彼の耳には社員の醜い心の声が生々しく聞こえるのだ。光正は笑顔を貼り付け超然とした態度を崩さない。だが、そこへおかしな妄想をする声とイメージが伝わって来た。その空想の主はコピー用紙をばら撒いていた。

木絵と光正は社内で度々会った。事ある毎に彼女は面白い妄想を展開。光正は思わず失笑し、興味を惹かれて彼女を食事に誘った。

2人はデートを重ねる。光正は彼女のぼんやりとした心の声に癒されていく。あまりにも察しが良い彼に、木絵はもしかしてテレパスなのかと問うが、光正はもしテレパスだったら他人と深く関わる事が怖くなるのではないかと話す。そして、もしテレパスが身近にいたら親しくなりたいかと問う。だが、木絵はそれを強く否定した。自分の空想を知られたくなかったからだ。だよね。彼はそう言って空を眺める。
木絵は公園の芝生の上で寝転がりながら、心の中で空想と共に光正へ大声で告白する。すると光正は笑顔で僕もと答えた。

画して付き合う事になった2人。光正は木絵を自宅へと招く。そこで光正の妹茂子と弟の和正を紹介される。兄妹は皆、美男美女。木絵はこんなに美しい人々が普通の人間であるはずがないと空想する。3兄妹はテレパス能力を持っている。故に、彼女の妄想はやはり全員に筒抜けなのであった。

高台家の人々のあらすじ【承】

食事をしつつ木絵の妄想に思わず笑う茂子。兄妹はテレパスで会話する。面白い女性だと。
食事の後は高台家の祖父母の肖像を眺めた。半年前に祖父が亡くなり、イギリスに住む祖母は毎日、夫の墓参りをしていると聞き共感する木絵。その血は孫へと受け継がれているのだろうと思う。それを聞いた3兄妹は彼女が信頼に値する女性だと感じる。

次女の茂子は過去、付き合っていた彼にテレパスの事を明かしてフラれた事があった。だから、テレパスの事は木絵に言わない方がいいと兄光正に忠告する。

シカゴへ出張していた光正が帰る日、彼から夜の予定をキャンセルするとメールが来る。その夜、先輩OLと帰る途中の事。タクシーから降りた光正と上品な若い女性が、2人でレストランへ入って行く姿を目撃した木絵は、やはり彼と付き合うのは分不相応だったのだと、潔く引く覚悟をした。
木絵に電話をしても繋がらない。不審に思った光正は彼女の自宅を訪ねた。暗いイメージに落ち込んでいる事を察した彼は、会っていた女性との関係を話し木絵にプロポーズをした。

母親が海外から帰宅。光正の婚約を聞いての緊急帰国だった。母親は誰が婚約者なのかと茂子に詰め寄る。そこへ、タイミング良く純が訪ねて来る。母親は純が婚約者なら心配ないと喜ぶがその矢先、光正が木絵を連れて来る。光正は彼女が婚約者だと紹介。
すると母親は普通過ぎる木絵に唖然とした。その後は質問攻めである。

高台家の人々のあらすじ【転】

母親は木絵との結婚を反対した。高台グループを継ぐ光正にはもっと相応しい女性がいると言うのだ。だが、光正は木絵と結婚すると断言。両親は子供達がテレパスを使える事を知らない。彼女のどこがいいのかと聞かれ、答える事が出来なかった。光正は彼女の良さを思い出す。彼は他にはない木絵の突飛な妄想と優しい心、そして強さに惹かれたのだった。

光正の父親が木絵に会いたがっているとの事で、夕食に参加する事になった木絵。父親は予想に反し、気さくで空気が読めない人だった。食事の作法に苦労する木絵に母親が厳しい目を向ける。改めて反対の意思を告げる母親。そこで、父親が祖父母の成り行きを話す。その話を聞いた木絵は自分も頑張ろうと思う。

そうして、いつもの妄想を微笑ましく見つめる3兄妹。兄妹はそのまま脳内会議を始める。純が結婚式に参列したいという話から、和正が実は純の事を好きだという話になり口論となる。木絵はそれを見聞きして、やはり3人はテレパスを使えるのかと訝る。弟は兄に、結婚するのだから、テレパスの事をちゃんと話すべきだと進言。光正は木絵に能力の事を話す事にした。光正がテレパスだと知った木絵は、驚きながらも彼の能力を受け入れる事にした。光正は本来あまり笑う人ではなかったが、木絵といるといつも笑っている。彼は改めて木絵にプロポーズ。木絵は神妙な表情で了承した。

テレパスで人の心が分かるという事は、恥ずかしい妄想も全て筒抜けという事だ。将来の事まで考え出すときりがない。はっとした木絵はどうしたらいいか頭を抱えた。

そんなある日、光正にロンドン支社への転勤の内示が出た。木絵にもついてきて欲しいと言う。テレパスの件で頭が一杯だった彼女はそこで、麦畑に一本の木が立つ画像を目にし、それを一心に思う事で何も考えないという方法を編み出した。その後、母親からは反対されつつも嫁になりたければ勉強をしろと言われ、父親には婚約者としてパーティに誘われる。パーティでしくじったり粗相をすれば、結婚の話は破棄されてしまうだろう。

帰り道、木絵を労わる光正に、彼女は心を読ませまいと必死にバリケードを張る。一人走って駅へと向かい、何も思わないようにするのは凄く疲れる。これでやっと自由な事が考えられると思った矢先、ふと顔を上げると背後に光正が立っている。彼女は気を取り直し、何事も無かったかのように対応してその場を去った。

高台家の人々のあらすじ【結】

木絵は無心になって頑張ると言う。だが、何も読ませない彼女に光正は無理しないで欲しいと常に労わる。ふとした瞬間、ぽろりと出た心の声にその場の雰囲気が台無しとなり、木絵は和正に責められる。彼女は更に萎縮してしまった。
3兄妹は木絵のシャットアウトに肩を落とす。彼女は今回の事で更にシャットアウトを強めるだろう。だがそこで和正が、それが本来の形なのではと公言。相手の本音や妄想は本来なら知りえない事なのだ。つまりは、これが普通なのだと。

親友の浩平と会い、自分の本心に気付いた茂子は落ち込んでいた。木絵に連絡して飲むから付き合って欲しいと話すが、木絵はこれからパーティに行かなくてはならなかった。茂子は遠慮して彼女を応援するが、木絵はパーティではなく茂子の元へ向かう。茂子は木絵の思いやりに元気づけられ、急いで彼女を連れて家へ帰った。

パーティに大分遅れて来た木絵に、光正は厳しい表情で何があったかを詰問するが、彼女は何も言い訳をしない。心もシャットアウトしたままだ。自分を受け入れられないのか。せめて心を見せてくれ。その言葉に木絵は、心を読まれる方の気持ちを考えた事があるかと心の中で話す。パーティに来るのも失敗をするのも、考える事も、思う事も許されないのは嫌だと。そこへ家族が集合。母親は木絵をきつく叱りつけるが茂子が援護。父親の、まるで昔の君のようだという言葉がとどめとなり、母親はついに結婚を許す。パーティは無事に終わったが、光正と木絵の関係はこじれたままだった。

結婚式当日。木絵は浮かない表情をしていた。同じく光正も浮かない表情をしている。しかし、周囲はお祝いムード。親族一同が見守る中、2人は神前に立つ。木絵は心の中で彼へと語りかける。最近は自分のせいで笑わなくなった。大好きだけれど、あなたには何もしてあげられない。テレパスの事を知りたくなかった。普通に一緒にいたかった。あなたを幸せに出来ない。一緒にいると辛い。彼女はその場から逃げ出した。

後日、木絵とちゃんと話したり、普通の恋愛をしてこなかったと反省する光正。父親からはもう一度ちゃんと向き合えと言われ、光正はロンドンへ行く前に待っているという留守電を入れる。茂子は兄と木絵の姿を見て浩平へ告白しに行く。和正は純に今までの事を謝り好きだと告げる。光正は1人空港でずっと木絵を待つが、彼女は来ない。彼はロンドンへ出発した。

その頃、木絵は会社も辞めて実家に帰っていた。電話にも出ない。そんなある日、実家に光正の母親が訪ねて来る。光正はとても優秀。それなのに、ちょっと妙な力があるくらいで怖気づくなんて、と言われる。逃げずに戦いなさいと。そして、ロンドンの祖母から木絵宛ての手紙を受け取る。手紙を読んだ木絵は、泣きながら自転車で空港へ向かおうとするが、当然辿り着けるはずもなく。川原の土手に座り込み、得意の妄想を炸裂させた。

光正はロンドンの祖母宅へ来ていた。そこで丘から見える湖を眺めていると、妙な掛け声が聞こえて来る。木絵、と心の中で呼びかけると不意に背後から声がする。振り向くと祖母と木絵が笑って立っていた。彼女はどうやらドーバー海峡を平泳ぎで渡って来たらしい。その空想に爆笑する光正。2人は抱き合い、一生を共にする事を誓った。

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