映画『レオン』あらすじとネタバレ感想

レオンの概要:1994年に公開された、リュック・ベッソン監督の初めてのハリウッド映画。マチルダ役のナタリー・ポートマンのデビュー作でもある。殺し屋レオンと12歳の少女マチルダの、心の交流を描いた作品。

レオン あらすじ

レオン
映画『レオン』のあらすじを紹介します。

アメリカに住むイタリア系移民のレオンは、プロの殺し屋。
ある日の仕事の帰り、同じアパートの隣の部屋に住むマチルダという少女と知り合いになる。
マチルダは実の父と継母、義理の姉から虐待を受ける毎日だったが、幼い弟マイケルの存在が心の拠り所だった。
マチルダの父ジョセフは麻薬売買に関わっていたが、商品をネコババしたことが上にバレて、家族と共に射殺されてしまう。
その時、レオンの牛乳を買いに行っていたマチルダだけが助かった。

現場を見てしまったマチルダは、とっさにレオンに助けを求める。
殺し屋だとマチルダにバレてしまうが、弟の仇を取りたいマチルダは、レオンに殺し屋にして欲しいと頼み込む。
渋々助手にするが、字の読み書きが出来ず社会性の無いレオンのサポートとしてマチルダは役に立った。
そして2人の奇妙な共同生活が始まる。

事件現場となった自宅に忍び込んだマチルダは、マイケルを殺害したのが麻薬取締局の捜査官スタンスフィールドで、麻薬取締局の他の職員も絡んでいると知る。
仕事を斡旋してくるイタリア系マフィアのボス、トニーに全財産を預けているレオンは、自分に何かあったらマチルダにお金を渡して欲しいと頼む。
だがその頃マチルダは、ピザの配達を装って単身スタンスフィールドの元へ乗り込み、捕らえられてしまっていた。

レオンに助けられるマチルダだったが、そのせいでレオンがピンチに陥ってしまう。
トニーを介してレオンに殺しの依頼をしていたのも、スタンスフィールドだったのだ。

レオン 評価

  • 点数:95点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1994年
  • 上映時間:111分
  • ジャンル:アクション、ラブストーリー
  • 監督:リュック・ベッソン
  • キャスト:ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ダニー・アイエロ、ゲイリー・オールドマン etc

レオン ネタバレ批評

映画『レオン』について、感想批評です。※ネタバレあり

個性派俳優たちの演技力のすごさ

ジャン・レノ演じる不器用な殺し屋レオンとナタリー・ポートマン演じる大人びた少女マチルダのプラトニックな純愛を交えつつ、マチルダの復讐の悲しい結末を描いた“名作”。
本作がデビュー作とは思えない演技力を発揮しているナタリー・ポートマンの、大人びた表情やしぐさの中で時折見せる12歳の少女らしい一面といった、多面性のあるキャラクターが魅力的で独特の存在感を出している。
マチルダとは正反対に、殺し屋という冷酷な仕事をしながらも純粋な一面を持ち、鉢植えの観葉植物を「根が地面についていない」という理由から、自分の友達だと語るレオンのギャップあるキャラクターもまた魅力的。
ゲイリー・オールドマンが演じたマチルダの仇であるスタンスフィールドの、常にドラッグでぶっ飛んでいて、これこそ悪役というポジションも納得の作品。

駆け引きの上手いストーリーと演出

年齢設定は定かではないが、おじさんとも言える年齢のレオンと12歳の少女のマチルダとの間の純愛を、丁度良いポイントで留めているのが見やすい。
だが「完全版DVD」ではマチルダの台詞に性的な表現があり、一歩間違えばポルノになってしまうような危うさが漂っている。

アクションシーンも素晴らしく、序盤で仕事のシーンを描いた後はぎりぎりまで引っ張り、マチルダがスタンスフィールドに捕まった際も最小限に抑えている。
そしてスタンスフィールドが立場を利用して、警察の突入部隊を踏み込ませたところで、派手なアクションシーンが始まる。
レオンに説得されて涙を流しながら別れを決意するマチルダや、スタンスフィールドに見つかってしまったレオンが彼を巻き添えに自爆してしまうという印象的なシーンも多い。

ラストで、マチルダが寄宿舎の庭にレオンの残した鉢植えを植えるシーンは、涙無くしては見る事ができないだろう。

レオン 感想まとめ

未公開シーンを含めて133分に拡大された「レオン完全版」のDVD、ブルーレイディスクも出ている、名作と呼ばれるこの作品。
完全版ではマチルダのストレートな愛情表現や、レオンがマチルダを連れて仕事をする場面などが増えている。

リュック・べッソン監督のアクション映画「ニキータ」に登場する“掃除屋”をモチーフにレオンが描かれ、2011年の作品「コロンビアーナ」では、マチルダを思い起こさせるような、家族の仇をとるために殺し屋になった女性が描かれた。
マチルダの「大人になっても人生はつらいの?」という台詞はテレビで放送された時は子供心に迫るものがあったし、大人になってから見るとなんともいえない気持ちにさせられる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    面白い

  2. より:

    はじめまして、先日、午後のロードショーでやってましたね。
    映画やってたときは、小学生くらいだったので最後のシーンは鮮明に覚えてました。
    今、大人になり観ましたが子供の頃には
    感じれなかった部分をかなり感じました
    純愛として成立してるということと、最後のハッピーエンドにはならない結末
    色々な意見はあるものの
    自分は、観て面白かったですね