海外ドラマ『ライ・トゥー・ミー 嘘の瞬間 シーズン2』の概要:ライトマン博士を中心に研究所の所員たちは真実を追求する。その技術を頼って警察や裁判所からの依頼を解決していくドラマ。人情か真実かの選択を迫られる事も多い中ヒューマンドラマも描かれる。
海外ドラマ『ライ・トゥー・ミー 嘘の瞬間 シーズン2』の作品情報
話数:全22話
ジャンル:フィルムノワール
海外ドラマ『ライ・トゥー・ミー 嘘の瞬間 シーズン2』の登場人物(キャスト)
- カル・ライトマン博士(ティム・ロス)
- 人の嘘を見抜くための分析や科学の追及を行う研究所のトップ。ぶしつけな質問や態度を駆使して相手から真実を引き出すのが得意。
- ジリアン・フォスター博士(ケリー・ウィリアムズ)
- 研究所内で心理の分野に長けた女性。ライトマン博士とは対照的に相手の思いを大事にする。
- リア・トーレス(モニカ・レイマンド)
- 人の嘘を見抜ける素質があり、科学も学んで成長を続ける研究所の女性。
海外ドラマ『ライ・トゥー・ミー 嘘の瞬間 シーズン2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 素顔の告白
ライトマン博士は本を執筆し、そのためのサイン会に来ていた。本にサインをもらいに来たトリシアという女性が殺人を見た話を始める。話によるとホテルの1室で起きたというが、そのイメージを見たのは霊感があるせいと主張する。信じられないと思いつつも、該当するホテルに行くと確かに血の跡があった。また、そこには証拠品もあったのだ。
ライトマン博士が見張っていると一人の女性が現れる。証拠を回収しに来た彼女を問い詰めると、トリシアの別の人格であることが分かった。彼女は多重人格者だったのだ。調べを進めると当人の人格を抑えて、複数の他の人格が入れ替わって過ごしていたらしい。そして、その中の危険時にのみ現れる男性的な人格が、事件の詳細を知っていると思われる。
ライトマン博士は彼女をわざと追いこみ、その人格を引き出す。しかし、その人格は言葉を話さなかったため、人格内で事件の詳細共有するよう説得。トリシアが目覚め、犯人はホテルの受付の男だったとわかる。しかし、証拠がないため自供をさせなければならない。ライトマン博士はトリシアに危険があっても人格が変わらないよう励まし、自供させる事ができたのだ。
研究所ではリアが判事の調査依頼を受けていた。始めはライトマン博士が担当する予定だったのもあり、若いリアを気に入らない判事。リアも負担だと感じつつも、話を聞くうちに裁判での不正があったのではないかと分かってくる。被害者の女性に誘われたのもあって、加害者の罪を重く判決したのだ。その事実は問題とならないと言われたが、判事は翌日のニュースで公開した。一件落着で終わる。
第2話 運命の歯車
大学生のパーティーにて男子学生が一人の女性を誘う。次の日、彼の元に警察がやって来て未成年のレイプ容疑で逮捕した。ライトマン博士の妻がその事件を扱って欲しいとやって来る。黒人男性でも偏見なく容疑を調べてほしいという思いと、将来がある子供のためという思いがあるからだ。
ライトマン博士は容疑者の男子学生に話を聞きに行くと、彼は囚人達に殴られて顔を腫らしていた。そのため表情が読み取りづらくなっていたが、パーティーには高校生も紛れることが良くあると知り、彼は未成年である事を知らなかったと語った。高校生も偽のIDで年齢を偽ってパーティーに忍び込めるらしい。
高校生の娘のエミリーが心配になったライトマン博士は、パーティーについて聞くと彼女の嘘がわかってしまう。そのため、エミリーが偽のIDを持ち、避妊薬も所持していたことが発覚。妻は知っていたと知りライトマン博士は立ちつくす。
寮のパーティーに潜入したライトマン博士は、隠し撮りをして映像を流用した犯人を見つけ、そこからカメラの持ち主も見つけた。その持ち主の女生徒はエミリーの先輩であることも分かる。女生徒に話を聞き、エミリーには近づくなとも忠告した。話から被害者の女生徒は大学生を狙って行為を誘ったことがわかった。それを証明し、男子学生は起訴をとり下げられた。しかし、その結果に憤った父親は殺人を犯して事件は終わりを迎える。
一方、フォスター博士は脱税の調査で宗教法人の調査をしていた。信仰心のある子供ばかりだから、捜査はご自由にと促される。しかし、世話役の女性の一人が不信感を抱いていそうだった。彼女から話を聞き、施設の実態を調査した結果フォスター博士はある行動にでる。女性とその子供は他に行く場所も無かったことから、脱税の事件をよそに彼女らを逃がしてしまう。こうして捜査は幕を閉じた。
第3話 命の値段
ライトマン博士は娘のエミリーとメキシコに休暇に赴いていた。しかし、プールで研究所の様子をパソコンにて盗み見する。エミリーに呆れられていると、大使館職員が女性の失踪について調べてほしいとやってきた。エミリーは自分と似た歳の子が母親を探していると知り承諾を促す。捜査を始めたライトマン博士だが非公式の依頼という事もあって、地元の警察から関わるなと忠告を受ける。
失踪した女性の娘から話を聞くと、出会い系で待ち合わせた男性が怪しいと分かる。リアの協力を仰ぎ、その男性や関わりのある人物の調査を始めた。その途中、エミリーが協力を申し出るが、危険にさらされるからと叱るライトマン博士。調査の結果、女性は卵子のドナー登録を行っており、病院での採取時に治療ミスがあったと分かる。偽物の医者が原因だったが隠ぺいするため彼女は閉じ込められていた。一命をとりとめた女性は病院で娘との再会を果たす事ができた。
事件は幕を閉じ、休暇を楽しむよう勧めるエミリーを受け入れ、お互いを分かり合って終わる。
一方、研究所ではフォスター博士が病院での事故の調査を依頼されていた。輸血をした患者が死亡したため、患者への治療がストップしている。一刻も早く再開すべく原因を探って欲しいとの事だ。誰かが輸血用の血液に細工をしたと推理し、看護師や研究員に話を聞く。そして、撮影された映像から研究員が秘密裏に実験具を使用していることがわかる。
彼らを問い詰めた結果、医療用にも使われる麻薬を製造していた事が判明。それを忙しさから慌てていた看護師が、使用してしまったために輸血液が汚染されたのだった。原因がわかり患者の治療を再開し始める事ができた。
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