映画『メイズ・ランナー』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「メイズ・ランナー」のネタバレあらすじ結末

メイズ・ランナーの概要:集落を築き、自分達が構築した掟に従って生活する少年達。しかし実は、少年達は記憶を奪われその場に閉じ込められていたのだった。その場から脱出するには、巨大な迷路を解き明かすしかない。果たして少年達は自由を勝ち取ることができるのか。

メイズ・ランナーの作品概要

メイズ・ランナー

公開日:2014年
上映時間:113分
ジャンル:アクション、ファンタジー、サスペンス
監督:ウェス・ボール
キャスト:ディラン・オブライエン、ウィル・ポールター、カヤ・スコデラーリオ、トーマス・ブローディ・サングスター etc

メイズ・ランナーの登場人物(キャスト)

トーマス(ディラン・オブライエン)
ある日集落に送り込まれてきた青年。行動力があり、彼の登場によって集落の運命が大きく変わっていく。
ニュート(トーマス・サングスター)
集落の中でも比較的権力があると思われる人物。トーマスと共に迷路解読へと向かう。
テレサ(カヤ・スコデラリオ)
集落に送られてきた唯一の女性。トーマスを知っている様子であったが…。
ミンホ(キー・ホン・リー)
ランナーの一員。クールな男で、トーマスの能力を誰よりも買っている。
ギャリー(ウィル・ポルター)
保守派の1人。何かと掟を破るトーマスを敵視している。
アルビー(アムル・アミーン)
この集落に最初に送られた人物。青年達のリーダー。

メイズ・ランナーのネタバレあらすじ

映画『メイズ・ランナー』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

メイズ・ランナーのあらすじ【起】

その青年は、狭いエレベーターの中で目を覚ました。突然のことに混乱する青年であったが、暫くしてそのエレベーターは地上へと到着する。すると、地上では、そのエレベーターを多くの他の青年達が取り囲んでいたのであった。

青年がエレベーターから出ると、そこには小さな集落が広がっていた。その場所には大人はおらず、暮らしているのは青年と似たような年頃の者ばかり。彼らもまた、ある日突然この場所に連れてこられたのだという。そして、青年は記憶の全てを失っていた。他の者達に聞くと、名前は暫くすれば思い出すが、その他の記憶に関しては一切戻ることはないという。

その場所は、巨大な迷路によって取り囲まれていた。この閉鎖空間から抜け出すにはその迷路をクリアする必要があるのだが、その迷路は幾つかパターンを変える上、日が落ちると化け物が現れるのだ。ランナーと呼ばれる俊足の持ち主達が迷路解読に挑戦しているものの、中々解読には至らない。そしてその日の夜、青年は自らの名前がトーマスであった事を思い出す。

メイズ・ランナーのあらすじ【承】

しかし、平穏な日々にも終わりが見え始めていた。本来夜にしか現れない筈の化け物が昼にも姿を見せたのである。この緊急事態を打開するべく、青年達のリーダー、アルビーも自らランナーとして迷路に挑戦する。しかし、その日の夕方になってもアルビーは集落へと戻ってこなかった。迷路にはランナーしか入ることが許されないが、トーマスはアルビーを助ける為に迷路の中へ飛び込むのであった。

トーマス、そしてランナーであるミンホは負傷したアルビーを守りつつ迷路の中を突き進む。しかし、最悪なことに化け物と遭遇してしまったのであった。必死で化け物から逃げながらも、何とトーマスが迷路をうまく利用してその化け物を殺すことに成功したのだ。

初めて化け物を殺した存在として、集落に戻ったトーマスは英雄視される。しかしギャリーという青年など、掟を破った彼を許さない反対派も存在した。そんな時、先日のトーマスのように1人の人物がエレベーターに乗って集落へと送られてきた。その人物は集落の中で唯一の女性で、何と彼女は意識を失いながらトーマスの名前を連呼していたのである。

メイズ・ランナーのあらすじ【転】

ミンホとトーマスは、殺した化け物の身体から迷路を解く手がかりとなりそうな鍵を手に入れる。そして、その手かがりをもとに更に調査を進めた結果、何と、化け物達の出どころであると思われる入り口を発見したのであった。しかし、彼らのこの行為が影響してか、夜間は閉まる筈である迷路への入り口が開かれたままとなり、集落に多くの化け物達が雪崩れ込んできてしまった。

そんな化け物達の襲撃を受け、彼らはアルビーや集落の人間の多くを失った。トーマスは、自ら化け物の毒に汚染されることで、失った記憶を取り戻す賭けに出る。そして苦痛の中、トーマスは自らが青年達を管理する管理側の人間であった事を思い出すのであった。

この集落にいてももう安全は保障されない。そう考えたトーマス達は、本格的に迷路攻略のために動き出す。集落にとどまり今までの掟に従うべきと考えるギャリー達と袂を分かち、トーマス達は迷路へと飛び込んでいった。途中化け物達と激しい戦いになりながら、トーマス達はとうとうEXITと書かれた扉を潜りぬけたのであった。

メイズ・ランナーのあらすじ【結】

その扉を潜ると、とあるラボへと通じていた。そこには多くの研究者達が生き絶えており、トーマスは残された一つの映像を発見する。その映像ではこのラボの所長であった女性が、少年たちを捉えていた理由を説明していた。実は、地球は太陽の接近により殆ど壊滅状態にあり、更に謎のウイルスが蔓延していたのであった。

しかし、何故か若い世代にはそのウイルスは蔓延しない。そこで科学者達は、若者達を調査することでウイルスの対抗策を見つけ出そうと考えていたのだった。しかし何者かが施設に潜入、所長はビデオの最後で自ら命を絶つのであった。

そして、ラボに突然集落に残った筈のギャリーが現れた。ギャリーは化け物の毒に侵されており、全てはトーマスのせいだと彼に銃口を向ける。しかし、仲間の1人が身を呈しトーマスを庇い、トーマスは一命を取り留めた。その後、謎の組織がラボに現れトーマス達をラボから救出した。ヘリコプターに乗り込んだ彼らは、目下に自分たちが長く閉じ込められていたその迷路の姿を捉えるのであった。

メイズ・ランナーの解説・レビュー

どこかで見たような設定

若者だけが揃えられた異質な環境という部分は、シリーズが完結したばかりの「ハンガー・ゲーム」に通じるものがあり、記憶を失くしたまま謎だらけの迷路からの脱出を強いられるという設定は、まるで「CUBE」のよう。
原作が3部作で、映画も3部作予定で制作が進められているという点も、最近よく聞くハリウッド映画の宣伝文句だ。
どこかで見た、聞いたような設定が多く使われていて、真新しさは全くない。

3部作と銘打っている時点で“3作見なければいけない”という印象を覚えてしまうのも、ラストで「実験の第2段階」と言い切ってしまうのも、最近の若者向け映画の主流になってしまっている。

若手イケメン俳優がズラリ

出演者がイケメン揃いの本作。

主演のディラン・オブライエン、トーマス・サングスター、韓国系アメリカ人のキー・ホン・リーなど、将来有望な若手俳優をうまく集めた。
アカデミー賞を受賞した「レヴェナント 蘇えりし者」にも出演しているウィル・ポールターは、主人公トーマスとソリが合わないギャリー役。

また、本作でハリウッドデビューを果たした女優、カヤ・スコデラーリオが紅一点テレサ役として出演している。

スリリングで引き込まれるストーリー

設定はイマイチだが、スピード感あふれるストーリーと、少年たちだけで作り上げた集団生活が面白い作品。
リーダーのアルビーによって、あやうい状態だが均等が取れている生活の中、トーマスの暴走によって魔女狩りのような雰囲気になったりとハラハラさせられる。

女の子がひとり放り込まれて、誰も異性として見ないという奇妙な部分はあるが、性的な問題が発生しないことでファミリー向けになるという利点もある。

機械なのか怪物なのかわからないグリーバーは不気味だし、動く迷路の中でグリーバーに追われつつ、動く迷路から脱出するシーンはスリリング。
迷路のシーンが少なく、脱出にもあまりてこずらないというツッコミどころはあるが、徐々に引き込まれるストーリーだ。

メイズ・ランナーの感想まとめ

メイズ(迷路)というタイトルだが、迷路要素が少なめで苦笑いせざるを得ない作品。
どこかで見たこと、聞いたことのある設定のおいしいところだけを組み合わせ、お決まりの「3部作」にした、ありがちな若者向け作品。

しかし青年たちだけで作られた社会での、一触即発で危うさが残る人間関係の迷路はとても面白い。
数えるくらいしか出番はないが、動く迷路の中を駆け抜けるランナーや、大規模なセットには目を見張る。

研究側だったトーマスとテレサの詳しい過去や、迷路の外の広い世界がどうなっているか、明らかにされておらず気になる部分も多く残された作品になっている。

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