映画『メイズ・ランナー』あらすじネタバレ結末と感想

メイズ・ランナーの概要:2014年に製作された、終末世界を舞台にしたSFサスペンス映画。監督はウェス・ボール、主演はディラン・オブライエン、そして多くの若手イケメン俳優がそろっている。

メイズ・ランナー あらすじネタバレ

メイズ・ランナー
映画『メイズ・ランナー』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

メイズ・ランナー あらすじ【起・承】

気が付くとエレベーターのような場所にいた少年。
扉が開くと、同世代の少年たちやコンクリートの壁に囲まれた場所が出現した。
名前も記憶も思い出せない彼に、一番の古株でリーダーのアルビーが、新入りと荷物を運んでくる“ボックス”の存在、誰もが名前以外の記憶を持っていない事を教える。

やがて歓迎会が開かれ、彼は自分の名前がトーマスだと思い出す。
トーマスの前に送られてきたチャックと仲良くなり、アルビーと親しいニュートから、“ランナー”が壁の中の迷路の出口を探しているが、グリーバーという化け物がいて危険だと教えられる。

翌日、グリーバーに刺されたベンがトーマスに襲い掛かってくる。
ルールに従い、迷路に追放されるベン。
ベンの足取りを調べるため、ランナーたちと一緒にアルビーが迷路に入るが、戻らないうちに出口が閉じてしまう。
とっさに迷路の中へと進んでいったトーマスに驚いたランナーのミンホだったが、アルビーはグリーバーに刺されていた。
毎日道が変わる迷路の中を知り尽くしたミンホと共に、意識の無いアルビーを隠すが、グリーバーの出現ではぐれてしまう。
グリーバーに追われるトーマスは、ミンホの手引きで迷路の中を逃げ、動く迷路を利用してグリーバーを倒した。

翌朝、無事に戻ってきた3人に仲間たちは驚く。
突然ボックスが届き、「彼女で最後」というメモを手にした少女テレサが運ばれてくる。

メイズ・ランナー あらすじ【転・結】

テレサのポケットに入っていた注射を使うと、瀕死のアルビーは一命を取り留める。
ランナーになったトーマスはミンホと迷路に入り、グリーバーの死骸を調べ埋め込まれていた機械を取り出す。
そしてミンホから、迷路の中に数字が書かれた場所があると教えられる。

翌日、ミンホとトーマスは迷路に入り、グリーバーから取り出した機械が鍵になる出口を見つける。
ようやく目覚めたアルビーは記憶を取り戻していたがパニック状態で、夜になると迷路の入り口からグリーバーの大群が。
トーマスたちを助けようとしたアルビーはグリーバーに攫われ、記憶を取り戻したいトーマスはグリーバーの針を自分に刺した。
そしてトーマスは人体実験場にいること、自分とテレサが実験を行う側だったと思い出す。

トーマスを目の敵にしていたギャリーは、全てをトーマスの責任にした。
しかしトーマスを信じるニュート、ミンホ、チャック、テレサたちは仲間を募り、ギャリーと決別して迷路の出口へ向かう。

グリーバーに襲われながらも迷路から脱出した彼らは、「出口」のドアの中にある死体やコンピューターを発見。
エヴァ・ペイジ博士からのメッセージが流れ、太陽の影響による世界の終わりや、謎のウィルス“フレア”に耐性のある若者たちへの実験という事実と自殺の瞬間が記録されていた。
しかしグリーバーに刺されたギャリーが追いかけてきて、変化は悪いことだとトーマスに銃を向ける。
彼をかばったチャックは撃たれ、ミンホが投げた武器によってギャリーも倒れた。
残されたメンバーは、突然現れた大人たちによって施設の外へと連れ出された。

血糊を拭いたエヴァ・ペイジは、実験は第2段階に進むと宣言する。

メイズ・ランナー 評価

  • 点数:55点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★☆☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:113分
  • ジャンル:SF、アクション、サスペンス
  • 監督:ウェス・ボール
  • キャスト:ディラン・オブライエン、ウィル・ポールター、カヤ・スコデラーリオ、トーマス・ブローディ・サングスター etc

メイズ・ランナー 批評・レビュー

映画『メイズ・ランナー』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

どこかで見たような設定

若者だけが揃えられた異質な環境という部分は、シリーズが完結したばかりの「ハンガー・ゲーム」に通じるものがあり、記憶を失くしたまま謎だらけの迷路からの脱出を強いられるという設定は、まるで「CUBE」のよう。
原作が3部作で、映画も3部作予定で制作が進められているという点も、最近よく聞くハリウッド映画の宣伝文句だ。
どこかで見た、聞いたような設定が多く使われていて、真新しさは全くない。

3部作と銘打っている時点で“3作見なければいけない”という印象を覚えてしまうのも、ラストで「実験の第2段階」と言い切ってしまうのも、最近の若者向け映画の主流になってしまっている。

若手イケメン俳優がズラリ

出演者がイケメン揃いの本作。

主演のディラン・オブライエン、トーマス・サングスター、韓国系アメリカ人のキー・ホン・リーなど、将来有望な若手俳優をうまく集めた。
アカデミー賞を受賞した「レヴェナント 蘇えりし者」にも出演しているウィル・ポールターは、主人公トーマスとソリが合わないギャリー役。

また、本作でハリウッドデビューを果たした女優、カヤ・スコデラーリオが紅一点テレサ役として出演している。

スリリングで引き込まれるストーリー

設定はイマイチだが、スピード感あふれるストーリーと、少年たちだけで作り上げた集団生活が面白い作品。
リーダーのアルビーによって、あやうい状態だが均等が取れている生活の中、トーマスの暴走によって魔女狩りのような雰囲気になったりとハラハラさせられる。

女の子がひとり放り込まれて、誰も異性として見ないという奇妙な部分はあるが、性的な問題が発生しないことでファミリー向けになるという利点もある。

機械なのか怪物なのかわからないグリーバーは不気味だし、動く迷路の中でグリーバーに追われつつ、動く迷路から脱出するシーンはスリリング。
迷路のシーンが少なく、脱出にもあまりてこずらないというツッコミどころはあるが、徐々に引き込まれるストーリーだ。

メイズ・ランナー 感想まとめ

メイズ(迷路)というタイトルだが、迷路要素が少なめで苦笑いせざるを得ない作品。
どこかで見たこと、聞いたことのある設定のおいしいところだけを組み合わせ、お決まりの「3部作」にした、ありがちな若者向け作品。

しかし青年たちだけで作られた社会での、一触即発で危うさが残る人間関係の迷路はとても面白い。
数えるくらいしか出番はないが、動く迷路の中を駆け抜けるランナーや、大規模なセットには目を見張る。

研究側だったトーマスとテレサの詳しい過去や、迷路の外の広い世界がどうなっているか、明らかにされておらず気になる部分も多く残された作品になっている。

Amazon 映画『メイズ・ランナー』の商品を見てみる

関連作品