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映画『パシフィック・リム』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『パシフィック・リム』の概要:日本をイメージしたというロボットと怪獣の戦い、そして圧倒的なグラフィックに多くの日本人が湧き、大ヒットを記録した。日本からも菊地凛子、芦田愛菜といった女優陣も参加している。特に菊地凛子は主役級の役所に挑戦。

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映画『パシフィック・リム』の作品情報

パシフィック・リム

製作年:2013年
上映時間:131分
ジャンル:SF、アクション
監督:ギレルモ・デル・トロ
キャスト:チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子、チャーリー・デイ etc

映画『パシフィック・リム』の登場人物(キャスト)

ローリー・ベケット(チャーリー・ハナム)
かつて兄と共にイェーガーを操縦し、怪獣達と戦っていた英雄。兄の死の為パイロット業から遠ざかっていたが、スタッカーの要請により再度前線に復帰する。
森マコ(菊池凛子)
スタッカーの秘書で、高い格闘技術を誇る。ローリーとの高い適性が見いだされ、彼とコンビを組む事になる。
スタッカー・ペントコスト(イドリス・エルバ)
かつてのローリーの上司で、軍のトップの様な存在。娘の様な存在であるマコが前線で戦う事に反対している。
ニュートン・ガイズラー(チャーリー・デイ)
本部に所属する天才科学者。一見ビビリであるが、思いがけない行動力を持ち合わせ、怪獣との戦いにピリオドを打つきっかけを作る。

映画『パシフィック・リム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『パシフィック・リム』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『パシフィック・リム』のあらすじ【起】

今より少し先の未来、平穏は突如として破られました。太平洋プレートが割れ、その隙間に異世界とこちらの世界とを繋げるワープゾーンのようなものが出来てしまったのです。その異世界から訪れる怪獣はこちらの世界で暴れまわり、甚大な被害を及ぼしていきました。

その怪獣と対峙する為に、政府が立案した計画は「イェーガー計画」でした。それは怪獣に匹敵する巨大ロボットを操り、怪獣の殲滅を狙うという計画でした。しかしあまりにそのロボットが大きい為に、1人では操縦することが不可能です。そこで政府は、2人のパイロットの神経をシンクロさせ、2人ぶんの力を用い操縦に当たることにしました。しかし、誰もがパイロットを務められるという訳ではありませんでした。

まず、パイロット達の思考をシンクロさせるので、相手の過去の記憶が一斉に自分へと流れて来ます。その為、自分を全て晒すに等しいその行為は、信頼に足る人物でないと行えません。また、そのパイロット達のシンクロ率が高い、つまり互いに適性が求められました。シンクロ率が足りないと、それぞれがロボットを好き勝手に動かす事となり、とてもではありませんが怪獣と相対することは出来ないからです。

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映画『パシフィック・リム』のあらすじ【承】

主人公であるローリーは、実の兄との適性が認められ、イェーガーのパイロットとして活躍していました。人々を脅かしていた怪獣を撃退した事で、ローラーと兄は一躍英雄となります。しかし、一匹の怪獣と相対していた時、なんと太平洋プレートからもう一匹の怪獣が突如として現れたのです。そして、その怪獣の不意打ちを受け、兄が命を落としてしまうのでした。

その事をきっかけに、ローリーはパイロット職から離れる事となります。5年の時が経ち、怪獣達はイェーガーに対応する様に、その体を進化させて行きました。ローリーが操縦していた頃のロボットでは既に太刀打ちできない存在となってしまった為、政府は新しいロボット作りに躍起になっています。その頃、ローリーのかつての上司であったスタッカーが、ローリーに再度怪獣相手に立ち上がる事を要請して来たのです。

ローリーは、スタッカーに連れられ基地本部へと向かいます。そして、そこでマコというスタッカーの秘書と出会いました。マコは隊に所属する誰にも負けない格闘術の実力を持っていましたが、ローリーに受け入れられずパイロットになる事が出来ないでいました。

映画『パシフィック・リム』のあらすじ【転】

しかしその格闘技の訓練の途中で、ローリーは初めて会うはずのマコと自分の息がピッタリあうことに気が付きます。ローリーとマコは、高いシンクロ率を誇っていたのでした。一方その頃、基地に所属する生物学者であるニュートが、とうとう怪獣の出口である太平洋プレートを壊す算段を導きだします。

それは、太平洋に出来た扉に爆弾を落とし、その爆発の力で扉を閉めるというものでした。ローリーとコンビを組みイェーガーを操作するというマコに対し、スタッカーは猛反対します。しかし結局マコは折れず、ローリーと、そして他のイェーガー操作者達とその任務へと飛び出していくのでした。

しかし、その途中でメンバーは残酷な事実に直面する事となります。太平洋プレートを塞ぐ為には、爆弾を落とすだけでは足りなかったのです。異次元への扉を完璧に消し去る為には、爆弾だけでなく、怪物と共にその異次元への穴に飛び込み、そして内部から爆弾を爆発させる必要があるのでした。つまり操作者は、怪物と共に爆発に巻き込まれる事になるのです。

映画『パシフィック・リム』の結末・ラスト(ネタバレ)

自らその役割を買って出たのは、ジプシーとスタッカーのコンビでした。マコはその提案に反対しますが、彼らはそれを聞き入れません。実はスタッカーは幼少期のマコを怪獣の手から守ったその日から彼女を引き取り、実の娘の様に今まで育て上げて来たのでした。これまで彼女に素質がありながらもパイロットになる事を許さなかったのも、その深い愛情故でした。

仲間の制止を振り切り、ジプシーとスタッカーは爆弾をもって、次元の穴へと飛び込んで行きました。そして巨大な爆発と共に、異次元への穴はその扉を閉じていったのです。ジプシーとスタッカーが自分達の命を賭して挑んだ最後の任務は、見事に成功したのでした。マコとローリーが操る機体は、そのあまりの爆風に飲まれ流されて行きます。そして爆風が収まり、機体は水上へと浮かび上がりました。

仲間達がヘリコプターで迎えに来る事を確認した2人は、様々な気持ちを込めて熱い抱擁を交わします。長く続いた怪獣達との果たし合いに決着をつけ、2人はジプシーとスタッカーの想いも両肩に乗せ、作戦基地へと戻っていくのでした。

映画『パシフィック・リム』の感想・評価・レビュー

まるで、エヴァンゲリオンとトランスフォーマーとゴジラを足して、ちょっとマイルドにしたようなロボット映画である。ロボットと人間とのシンクロ率といったワードや、怪獣のフォルム、異次元世界など、ありきたりな設定が凝縮されているのだが、それでも子供心を掴まれ、ついつい興奮してしまうことだろう。そこまで難しい設定は一切登場せず、過去をひきずるパイロットが、新たなコンビで怪獣達をなぎ倒していくのを遠慮なく楽しむ映画である。(男性 30代)


日本のロボットアニメにインスパイアされたSF作品。監督は日本のアニメ、漫画に増資が深いことで有名なギレルモ・デル・トロ。

本作は巨大な怪物とロボットがバトルを繰り広げることを主題としており、あえてゆっくりな動作でロボット、怪物の巨大さを協調し迫力ある映像を表現している。
怪物が海から現れるという設定は日本の怪獣映画に強く影響されていることが伺える。(男性 20代)


日本語が時々使われていたり、日本リスペクトの精神が随所に感じられて、日本人としてとても誇らしい気持ちになります!怪獣やロボットが沢山出てくるので、特撮好きな人や、メカニックなロボット等が元々好きな人にとっては、見所が多くて堪らない作品だと思います。
ド派手なアクションシーンは迫力があって、CGのクオリティも大変高く、スケールがとても大きいです。パイロット2名の意識を同調させないとイェーガーを動かせない、という設定も、少年漫画のようでワクワクしました。(女性 20代)


ストーリーはシンプルだがすごい迫力と映像美でワクワクさせられる。随所に日本を感じさせるところがあり、この映画で活躍した日本人の菊池凛子さんが主役級だったり、日本語が度々出てきたりと、日本をリスペクトしているのが伝わった。
芦田愛菜ちゃんが出てきたシーンではただ泣いて逃げるだけだったが、さすが芦田愛菜ちゃん、何もないところを逃げたんだろうがそれを感じさせない演技だった。
日本人として嬉しい作品だが、何か足りない印象だった。(女性 20代)


日本をイメージした作品ということだが、良い意味で実にアメリカらしい作品だった。ストーリーはそこまで期待しないほうが良い。期待すると必ず裏切られる。ロボットの見た目やバトルシーンを完璧なCGによって再現し、大迫力の映像を楽しめるという映画なのだ。なので繊細で丁寧な映画が好きな人は絶対に気に入らない作品だろう。細かい部分は気にせず、ただ真っ直ぐにリアルなロボットのバトルを鑑賞するという気持ちで鑑賞するべきである。(男性 20代)


ロボット映画にあまり興味がない自分が、なぜかめちゃくちゃハマってしまった作品。一度ハマってしまえばロボットさえも好きになってしまう不思議。ジプシー・デンジャーかっこいい!
なので、“ロボットが好きじゃないとつまらないだろうな~”なんて思っている人にはぜひおすすめしたい。というかこの映画はもっと日本で知られるべきだと思う。日本人なら絶対“おおっ”となるシーンが沢山あるし、日本語が分かるからこそ楽しめるやりとりなんかも結構ある。
映像も音楽も迫力満点なので、いつかリバイバル上映してほしい作品No.1。(女性 30代)


普段こういった怪獣もの、ロボットものはあまり見ないのだが、この映画は何度も見返すぐらい好きな映画。怪獣と戦うため、人型巨大兵器であるイェーガーを2人のパイロットが同時に操縦するのだが、操縦前に2人がお互いの脳を同調させる“ドリフト”を行うシーンがとてもかっこいい。細部まで作り込まれていて、特にイェーガーは重量感があり、また本当に目の前で怪獣と戦っているようなカメラワークで戦闘シーンは興奮した。男女のバディだがロマンス要素もなく、怪獣アクションムービーとして存分に楽しめる作品だ。(女性 20代)


男の子の大好きなものを詰め込んだら、こんな作品になりましたという映画。

とくに我々日本人には刺さる内容になっている。何しろ、モンスターの名前が「カイジュウ」。日本のロボットアニメに対するリスペクトがそこかしこに見られるのだ。興奮せざるを得ない。

特に注目すべきはイエーガーの重量感。動き一つ一つでずっしりした重みが伝わってくる。音響効果もバッチリ。ハリウッドの力で、少年時代夢見たロボット乗りの夢を疑似体験させてくれるなんて感謝しかない。(男性 30代)

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次作 パシフィック・リム アップライジング

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みんなの感想・レビュー

  1. hamataro より:

    別宇宙より次々送り込まれてくる巨大怪獣vs超パワーで殴り倒す人類の守護する巨大ロボ。ハイテクなのは間違いないのですが、戦闘がシンプルで迫力満点!ラストは奇跡といえる勝利でしたが手に汗握りました。日本へのリスペクトが感じられる作品で、特撮と被りますが映像技術が圧倒的です。特撮ロボの派手な戦闘も良いですが、イェーガーは一挙手一投足に重みが有って、よりリアルです。願うならもう少しサブロボットの活躍も見たかったです。

  2. 匿名 より:

    イェーガーを操縦するには、一人の人間では負担が重過ぎるため、必ず2人以上のパイロットを必要するのですが、ここで使用されるのが「ドリフト」です。「ドリフト」は、パイロット同士の神経を同調させることでイェーガーを操縦しますが、記憶まで共有されてしまいます。そこを利用して、科学者が怪獣の脳と「ドリフト」して、怪獣たちがどこからやってくるのかを突き止めるわけです。そこで明かされるのが異次元世界「アンティヴァース」から怪獣が送り込まれていることであり、その怪獣はプリサーカーと呼ばれる知的生命体によって作り出された生物兵器であった・・・うーん・・・散々使い古された設定ですね(笑)。しかも、地球の氷河期前の恐竜は、プリサーカーが作り出したもの・・・という設定もあり、もう何も考えずに純粋にロボットアクションを堪能せよ!と言わんばかりのご都合設定です。

  3. 匿名 より:

    日本が誇る子役代表の芦田愛菜ちゃんが出演しています!マコの記憶の中で愛菜ちゃん登場です!カニ型の怪獣に追われる愛菜ちゃん・・・!泣きながら助けを求める様は、もはや子役の域を超えています!それを守ったペントコストのドヤ顔も一見の価値ありですが(笑)。この作品は、超有名人が出てこない映画でもあり、俳優よりも作品制作自体に資金をかけているようで、ロン・パールマンが一番有名かと思いますね。しかも、日本語声優はケンドー・コバヤシです。映画のクレジット後も油断してはなりません!ロン・パールマン扮するハンニバル・チャウが怪獣に食べられたはずなのに・・・というシーンがありますので!

  4. 匿名 より:

    ロボットアクション映画をアニメではなくリアルに観たいならば、パシフィック・リムは超おススメします!観たかったロボット映画がここにあります!監督のギレルモ・デル・トロは日本アニメの大ファンでありますので、随所にオマージュを感じるシーンがあります。すぐに気づくのは、ジプシー・デンジャーの「ブレストファイヤー」!マジンガーZそのまま!ここまでパクると潔いですね!ロボット格闘シーンは見物なのですが、間に入るシーンが長く感じてしまいます。マコがパイロットになるまでの件やペントコストの持病の話や演説シーンなど、間延び感があり、もう少し短くしてほしかったですね。ですが、ロボットアクション映画としては一級品かと思います!ストーリーそっちのけでお楽しみください!