映画『ルート・アイリッシュ 』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ルート・アイリッシュ 」のネタバレあらすじ結末

ルート・アイリッシュ の概要:世界で最も危険な道と称されるイラクのルート・アイリッシュ。ある日、ファーガスは傭兵としてそこを往復していた友人のフランキーがテロに巻き込まれて死んだと知る。葬儀の後、フランキーから託された携帯電話を調べたファーガスは、友人の死に不審な点を見つける。

ルート・アイリッシュ の作品概要

ルート・アイリッシュ

公開日:2010年
上映時間:109分
ジャンル:サスペンス、戦争
監督:ケン・ローチ
キャスト:マーク・ウォーマック、アンドレア・ロウ、ジョン・ビショップ、トレヴァー・ウィリアムズ etc

ルート・アイリッシュ の登場人物(キャスト)

ファーガス(マーク・ウォーマック)
民間軍事会社の傭兵。現在は独立している。
フランキー(ジョン・ビショップ)
ファーガスの友人。ファーガスに誘われ民間軍事会社に入社し、イラク入りする。
レイチェル(アンドレア・ロウ)
フランキーの妻。夫がイラクで戦っていることを心配していた。
ネルソン(トレヴァ-・ウィリアムズ)
傭兵。ファーガスの元同僚で、フランキーと同じ部隊に所属している。
ヘインズ(ジャック・フォーチュン)
ファーガスの元上司で、フランキーやネルソンの雇い主。

ルート・アイリッシュ のネタバレあらすじ

映画『ルート・アイリッシュ 』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ルート・アイリッシュ のあらすじ【起】

フランキーから話がしたいという伝言を受け取ったファーガス。ファーガスの家の電話には、トラブルに巻き込まれているというフランキーの再三にわたる連絡があった。しかし、帰宅したファーガスがその伝言を聞いたときにはもう、全てが手遅れだった。

二〇〇七年のリバプール。ファーガスはフランキーの葬儀に出席するため教会にやってきた。ファーガスを見るなり殴りかかってきたレイチェル。ファーガスはそれを黙って受けた。礼拝堂から人がいなくなった後、ファーガスは封印された棺をこじ開け、フランキーの遺体と対面する。ファーガスは泣きながら、生前フランキーが苦手と言っていたネクタイを彼の遺体から外した後、その手を握って悲しみに暮れた。

葬儀が終わった後、ファーガスはレイチェルからフランキーの遺品を受け取る。生前、彼がファーガスに渡して欲しいと言伝ていたものだった。それから、ファーガスはフランキーの遺族と共に民間軍事会社の経営者ヘインズからフランキーの死因について、調査の進展を聞かされた。傭兵としてバグダットに赴いていたフランキーはルート・アイリッシュと呼ばれる安全区域から空港までの道のりでセルジオというスペイン人の新聞記者を迎えに行く途中、仲間と共に何者かに襲撃された。ルート・アイリッシュは世界一危険な道と称されていた。ヘインズがフランキーの死を不運だと言ったことに激高したファーガスは、その場から追い出されてしまう。説明の終り際、ヘインズはレイチェルにフランキーがイラク人運転手の携帯電話を借りたままだと話す。運転手も息子を亡くし、その息子の写真が電話の中に保存されているから、どうにかして返してやりたいとヘインズは言ったが、レイチェルには身に覚えがなかった。

ルート・アイリッシュ のあらすじ【承】

一人になったファーガスは葬儀の後でレイチェルから受け取った遺品を検めた。それは一台の携帯電話だった。中身を確認しようとしたが、アラビア語表記で彼には読めない。ファーガスは家の電話に残されたフランキーの伝言を再生しながら、彼との思い出を振り返っていた。兵士の仕事は金になる。そう言ってイラクにフランキーを誘ったのは、ファーガスだった。後悔に苦しむファーガス。気を紛らわせるためにランニングをして、その最中にレイチェルの家に立ち寄った。

レイチェルは遺品の整理をしていた。やってきたファーガスに、彼女は自分の後悔を打ち明けた。自分はフランキーがイラクにいることが不安で、できるだけそのことを忘れようとしていた。ニュースからも眼を背け、だからほとんど彼との思い出がない。あるのは遺灰だけとレイチェルは嘆く。そんな彼女を見て、ファーガスは傷が癒えるまで遺灰を預かろうかと持ちかけるが、レイチェルはずっと一緒にいただけでなく、死んでからも一緒にいるつもりかと激怒した。自分からフランキーを奪うなと怒り狂うレイチェルからファーガスは逃げ出すことにした。

ルート・アイリッシュ のあらすじ【転】

ファーガスはフランキーの遺した携帯電話の中身を探るため、英語の解るイラク人ミュージシャンを訪ねた。中には数枚の家族写真と誕生日の動画、それから家族が殺されたときの映像が遺されていた。撮影者の家族はイギリス人兵士の銃撃により殺されていた。その映像の中にはフランキーの姿もあった。なぜ民間人を殺したのかと仲間を怒鳴るフランキー。映像はそこで途切れていた。イラク人ミュージシャンは映っている奴のことを知っているかとファーガスに問う。ファーガスは咄嗟に知らないと嘘を吐いた。すると、ミュージシャンはオーダー17の話をした。イギリス兵が誰を殺しても無罪放免になる法だと彼は憤った。ファーガスは真相解明のためにミュージシャンに携帯電話の情報の翻訳を依頼した。

フランキーの死に不審を感じ、独自の調査を始めることにしたファーガス。彼は現地で働く仲間と連絡を取っている内に戦場でのことを思い返すようになった。戦地にいた時間のほとんどをアメリカ軍の作戦の手伝いに使っていた彼はテロリストの撲滅と称して民間人を殺していく様子を目の当たりにしていた。欧米は自分で自分の敵を作っていると嘆く。

ファーガスはレイチェルにイラク人ミュージシャンを紹介した。真相を知ったレイチェルは絶句する。そこにファーガスの同僚から調査の報告が入る。イラク人家族を殺したときにフランキーと同乗していたのはネルソンというファーガスの元同僚と三人のコロンビア人だった。レイチェルはコロンビア人の名前を知っていた。フランキーと共に何者かの襲撃を受けて殺されたのがそのコロンビア人だった。二人はフランキーの死の原因はネルソンにあると疑う。

ルート・アイリッシュ のあらすじ【結】

ネルソンが帰国するという知らせを受けたファーガスは、ネルソンが務める会社を訪ねた。ヘインズから話を聞き、彼が犯人であるという確信を持ったファーガス。一方、レイチェルは帰宅すると家が荒らされているのを見つけた。

ネルソンは手下を引き連れ、ファーガスの家を荒らした。しかし、どこを探しても携帯電話は見つからない。彼の家の留守番電話に残された伝言から、イラク人ミュージシャンの家に携帯電話があると思い込むネルソン。ネルソンはイラク人を襲撃した。

事情を知ったファーガスはゴルフに行こうとしていたネルソンを拉致する。ネルソンを拷問にかけて真相を暴こうとした。ネルソンはフランキーが死んだときアフガニスタンにいたと言い張る。拷問を繰り返すファーガス。ネルソンはヘインズの計画だと言う。しかし、ファーガスは納得しなかった。遂には助かりたい一心で彼の望む答えを白状したネルソンだったが、ファーガスは彼を殺してしまう。

ファーガスの仲間が帰国し、彼の情報からファーガスはネルソンが嘘を吐いていなかったことを知る。フランキーを始末するため、彼にルート・アイリッシュを何往復もさせていたのはヘインズだった。真相を知ったファーガスはヘインズが乗車したところを狙って彼の車は爆破し、それが済むと川へ向かった。そこでファーガスは、贖罪のために航行中の船から川へと飛び降りた。

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