映画『さいはてにて やさしい香りと待ちながら』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」のネタバレあらすじ結末

さいはてにて やさしい香りと待ちながらの概要:能登を舞台に、生き別れになった父を待ちながら珈琲店を営む女性と、二人の子供を持つシングルマザーの女性との心の交流を描いたヒューマンドラマ。一杯のコーヒーが紡ぎだす二人の友情、そして家族の絆。

さいはてにて やさしい香りと待ちながらの作品概要

さいはてにて やさしい香りと待ちながら

製作年:2014年
上映時間:118分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:チアン・ショウチョン
キャスト:永作博美、佐々木希、桜田ひより、保田盛凱清 etc

さいはてにて やさしい香りと待ちながらの登場人物(キャスト)

吉田岬(永作博美)
生き別れた父との再会を待ちながら、珈琲店「ヨダカ珈琲」を営む女性。
山崎絵里子(佐々木希)
ヨダカ珈琲の向かいにある民宿で暮らしており、二人の子供を持つシングルマザー。キャバクラで生計を立てており、家を空けていることが多い。
山崎有沙(桜田ひより)
絵里子の娘。給食費が払えないことで悩んでいた時、岬に珈琲店でアルバイトしないかと誘われた。
山崎翔太(保田盛凱清)
絵里子の息子。母親が仕事で家を留守がちにすることを寂しく思っている。
城山恵(臼田あさ美)
有沙たちの学校の先生。ヨダカ珈琲の常連客。
絵里子の男(永瀬正敏)
度々、絵里子の元を訪れていたが、子供達からは怖がられていた。岬を強姦しようとする。
山崎由希子(浅田美代子)
絵里子の祖母。病気で入院中である。
清水俊夫(村上淳)
岬の生き別れの父親。

さいはてにて やさしい香りと待ちながらのネタバレあらすじ

映画『さいはてにて やさしい香りと待ちながら』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

さいはてにて やさしい香りと待ちながらのあらすじ【起】

ある日、東京に住む岬の元へ弁護士が訪ねてくる。失踪したままの父親には借金があり、失踪宣言をしたらどうかという提案に来たのだ。しかし岬は、失踪宣言はしないし、借金も自分が返済すると答える。そこで弁護士から、父親が唯一残していた舟小屋が能登にあると聞かされる。

岬は故郷である能登に戻り、父の残した舟小屋を改造して、珈琲店「ヨダカ珈琲」をオープンさせる。

ヨダカ珈琲の向かいにある民宿で暮らしている親子は、シングルマザー家庭であり、キャバクラで働いている母親は、家を留守にしていることが多い。有沙は、家が貧しいことを分かっていて、給食費のことを母親に話せないでいる。

そんな時、有沙のクラスで給食袋が盗まれたという騒ぎになる。クラスの皆から疑いの目を向けられる有沙。

ヨダカ珈琲に寄った有沙の担任教師から、有沙が給食費を払えないでいることを聞いた岬は、有沙にヨダカ珈琲でアルバイトしてみないかと提案する。

アルバイトで雇ってもらうための試験に合格した有沙は、ヨダカ珈琲で働くこととなる。

さいはてにて やさしい香りと待ちながらのあらすじ【承】

ヨダカ珈琲で働く姉の姿を面白くないと思った翔太は、有沙がアルバイトしていることをママにバラすと言うが、絶対に駄目だと口止めする有沙。

数日後、岬からアルバイト代を貰い、有沙と翔太の分の給食費をまとめて支払うことができた。

その帰りに、アクセサリーショップで万引き犯に間違えられてしまう。担任教師が絵里子の元を訪れ、万引きの件、給食費の件を伝える。すると事情を知った絵里子は、自分に知らせないでアルバイトをさせていた岬に「二度とうちのことに関わらないで」と言い放つ。子供達にも、岬のところへ行かないよう約束させる。

民宿に絵里子の男が訪ねてきたので、以前から男を怖がっていた子供達は、岬の元へ逃げ込む。その夜、ヨダカ珈琲の名前の由来を知る。「ヨダカが自分に似ているから」そう話した岬は、宮沢賢治の「よだかの星」を自分の姿に重ね合わせていたのだった。「よだかの星」の本を朗読する有沙の声。そして岬に「岬はヨダカになんか全然似てないよ。どこにも行かないで」と伝える。

さいはてにて やさしい香りと待ちながらのあらすじ【転】

ヨダカ珈琲に有沙のクラスの同級生の女の子が訪れ、給食費のことで有沙が疑われるような嘘をついてごめんと謝った。仲良くなった子供達は、同級生の女の子の家へ泊まりに出かけた。

その夜、ヨダカ珈琲に絵里子の男が忍び込んだ。勝手に父親のギターを持っている男の手からギターを取り返そうとするが、そのまま強姦されそうになる。そんな場面に絵里子が現れ、岬は助けられた。

うなだれる絵里子に、コーヒー入れるからと店内へ入るよう促す。テーブルを挟んで、互いのことを話していくうちに、打ち解けていく様子の二人。仕事の為、家に子供だけにしてしまうことを悩んでいる絵里子に、ここで働かないかと告げる岬。絵里子がヨダカ珈琲で働くこととなる。

ヨダカ珈琲で働く生活は、絵里子たち家族にとって穏やかな毎日であった。ヨダカ珈琲も軌道に乗り、全国から注文が入るようになった。

そんな頃、絵里子の祖母である由希子の元へ、岬も共に見舞いに行く。由希子は、岬の父親である清水を知っているようであった。

さいはてにて やさしい香りと待ちながらのあらすじ【結】

岬は、父親である清水俊夫のことをもっと知りたいと思って、「ゆたか丸」の他の乗員者家族に手紙を書いた。すると民宿を訪ねるとの返事があったので、岬たちは準備をして迎え入れた。生前の父親の話を聞いたり、父親の写った写真を眺めている岬の表情は、嬉しそうであった。

ところがニュースで「ゆたか丸」に関連のありそうな頭蓋骨や船体の一部が発見されたとの報道がされる。身元鑑定を受けるべきだと説得されるも、それでも父の帰りを待つと突っぱねる岬。これまでも身元不明の遺体が上がる度、不安だったと打ち明ける。

涙しながら、父のギターを抱え一夜を明かした岬。次の日、ヨダカ珈琲からも能登の地からも離れることを決意する。「もうこの波の音を聞いていられない」と絵里子たちに行き先も告げず、車を走らせる。

それでも絵里子たちは、岬のいなくなったヨダカ珈琲のライトを毎日灯している。ライトを灯しながら、岬の帰りを待っているのだ。しばらくして、能登の地へと岬が帰ってきた。「おかえり」と声かける絵里子に「ただいま」と返す岬であった。

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