『シックス・センス』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

「シックスセンス」は、1999年に公開された、ブルース・ウィルス主演、M・ナイト・シャラマン監督のアメリカのホラー映画。幽霊が見える孤独な少年と、児童心理学者との交流を描いた作品。

あらすじ

シックス・センス』のあらすじを紹介します。

冒頭の、主演のブルース・ウィルスからの注意書きが話題にもなった映画です。

両親が離婚して、友達もいない、化け物扱いされるのもなれっこの孤独な少年コール。
児童心理学者のマルコムは、元患者に銃で撃たれた経験があって、その場に居合わせた妻アンナとは、それ以来ギクシャクしています。

その元患者とコールに共通点があることから、マルコムはコールに近づきます。
気味の悪い絵を書いたり、幽霊が見えると告白するコールを、マルコムは精神の病気と疑います。
お情けでお誕生会に呼ばれたコールは、ネチネチとした幽霊の声が聞こえてくるクローゼットに閉じ込められ、意識を失い病院に運ばれます。
幽霊につけられた体中の傷を見られ、コールの母親に虐待の疑いがかかります。

しかし、コールには本当にシックスセンス、霊感がありました。

「死んだ人はどこにでもいて、見たいものだけを見て、なのに死んだ人同士は見えないんだ。」
コールはマルコムに打ち明け、助けを求めます。

時間がかかったけれど、それを信じたマルコムは、コールにアドバイスをして、少女の幽霊を助ける事に成功します。
これをきっかけにコールは、幽霊との、生きている人との付き合い方を学んでいきます。

そしてマルコムは、自分も幽霊だったのだと気がつき、成仏したのでした。

評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1999年10月30日
  • 上映時間:107分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:M・ナイト・シャマラン
  • キャスト:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、トニ・コレット、オリビア・ウィリアムズ、M・ナイト・シャマラン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『シックス・センス』について、3つ考察・解説します。※ネタバレあり

注意書きの理由

言うなといわれれば、言いたくなってしまうのが人間です。
なのに、わざわざ冒頭で、しかも主演のブルース・ウィルスからのお願いとして伝えられたのは、それだけ期待できるようなラストだ、という意味があると思います。

けれど、公開から何年も時間が経った今では、すでに見ている人は多いと思われるので、効果は薄くなっていますね。

マルコムが、自分は幽霊だと気がつかない理由

コールが言うには、「彼らは見たいものしか見えない」ので、マルコムに自分の体の状態は見えません。
死んだという自覚がないから、見るものが限られているとも考えられます。

レストランでアンナとすれ違うシーンも、彼女はひとりきりで結婚記念日を祝い、もう一緒に祝えない相手を思いながら「おめでとう」と、ひとりごとを言っているにすぎません。

病院のベッドでコールが「幽霊が見える」と告白するシーンですが、あなたも幽霊です、と言えるのにそうしなかったのは、マルコムを信頼できる幽霊だと思ったからでしょう。
因みに、コールを診察した医師は、監督が演じています。

また、幽霊同士は認識し合えないのに、マルコムが、テープに録音されていたラテン語を話す幽霊の声が聞こえたのは、コールとの絆が強くなった影響だと考えられます。

消える直前に、マルコムに現実が見えたのは、自分が死んでいると自覚した幽霊に与えられる、特権みたいなものと思われます。
それから、ラストの大どんでん返しの印象を強くする意図も、感じられます。

コールの体の傷

コールの体の傷やあざですが、幽霊に付けられたものだと考えられます。
幽霊に近づくと同じ傷が付くとも考えられますが、そうすると、毒で死んだ少女キラ、絞首刑になった人々もいたのに、気分が悪くなったり、首にあざが浮かんだりしなかった事に、説明がつきません。

また、先生の子供の頃のしゃべり方を言い当てるシーンがありますが、先生の子供時代をよく知る幽霊が近くにいて、コールはとり憑かれた状態になったのだと考えられます。

まとめ

名作映画のひとつで、結末で度肝を抜かれる映画のひとつでもあります。
『隣のヒットマン』で演じた心優しい殺し屋「ジミー」も似合っていたブルース・ウィリスですが、死んでまで子供たちの心のケアをする、仕事熱心なお医者さんの役もピッタリでした。

登場シーンが壮絶で、何度見てもびっくりする幽霊の少女キラも、「吐いたら少し楽になった」という発言が人間味があふれていて、幽霊なのに親しみが沸いてきちゃいます。

何よりも、ブルース・ウィリス演じるマルコムと、子役のハーレイ・オスメント演じるコールの絆の描き方が素敵!
別れのシーンは、何度見ても涙が止まりません。

そして、M・ナイト・シャラマン監督は、シックス・センスの他にも、自分の作品によく出演しているので探してみると面白いです。

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