映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』あらすじネタバレ結末と感想

SPACE BATTLESHIP ヤマトの概要:『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』の実写映画。地球の危機を救うため宇宙の果てにあるイスカンダルを目指す。CGを駆使した迫力ある映像が見どころ。

SPACE BATTLESHIP ヤマト あらすじネタバレ

SPACE BATTLESHIP ヤマト
映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

SPACE BATTLESHIP ヤマト あらすじ【起・承】

地球は異星人「ガミラス」の侵攻により、滅亡の危機にあった。地球人類には及ばない力を持つガミラス軍の攻撃により多くの生命が死に絶え、環境は破壊され、生存者は地下での生活を余儀なくされた。
放射能により地球滅亡まで残り1年という時、地球にあるカプセルが落下する。それを拾ったのは古代進だった。メッセージを記録したそのカプセルにより、遥かかなたにある異星イスカンダルには高度な文明があり、地球の放射能を除去する装置があることが分かる。

地球防衛軍はカプセルに記録されていた波動エンジンを搭載した宇宙戦艦ヤマトを造り上げ、地球の命運をかけてイスカンダルへと向かうことを発表する。

かつてエースパイロットだった進も、兄・守の死を知って派遣隊に志願する。そこで進は戦闘班長に任命されるが、兄を見殺しにした艦長・沖田には反発する。しかし、自分も上官として部下を指揮する中で艦長としての責任がどれほど大きく、組織を左右するものかを知って考えを改めていく。

進の部下となったパイロット森雪は、上官が進であることが気に入らない。敵の襲撃にあい、助けてくれたにも関わらず反発する。

SPACE BATTLESHIP ヤマト あらすじ【転・結】

何度もガミラスの襲撃にあいながらも、ヤマトは順調にイスカンダルを目指して進んでいた。反発し合っていた進と雪、真田、斉藤は、同じ仲間として一緒に過ごす内に惹かれ合っていく。

ついにイスカンダルへたどり着き上陸するが、中心部へ向かう間も敵の襲撃を受ける。仲間は次々と殺されるが、進と雪は中心部へ行きつく。
すると雪に何かが憑依し、放射能の除去が可能であると告げる。

真田、斉藤は進と雪に地球の未来を託し、ガミラスの攻撃の楯となり自爆する。

2人は何とか帰還し、ヤマトはワープで地球の目の前まで戻る。しかし、病の体で艦長としての役目を務めていた沖田はそこで力尽き、進に艦長代理を任せて亡くなる。

地球への帰還直前、デスラーの襲撃によって地球は滅びようとしていた。これを止めるには波動砲しか手はないが、塞がれた波動砲を撃てばヤマトも爆破に巻き込まれてしまう。
進は自分1人が残ってヤマトと運命を共にすることを決意する。一緒に残ろうとする雪を気絶させて親友の島に託すと、波動砲を発射した。

その後、生き残った雪は進との間にできた子供を産み、豊かな自然の中で暮らしていた。

SPACE BATTLESHIP ヤマト 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2010年
  • 上映時間:138分
  • ジャンル:SF、アドベンチャー
  • 監督:山崎貴
  • キャスト:木村拓哉、黒木メイサ、柳葉敏郎、緒形直人 etc

SPACE BATTLESHIP ヤマト 批評・レビュー

映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

一作の映画にまとめるには壮大すぎる

『宇宙戦艦ヤマト』シリーズは長く、劇場版もいくつも作られている。それだけに奥が深く、2時間あったとしてもその全ては語りつくせないだろうと思っていた。
実際鑑賞してみるとやはり思った通りで、イスカンダルにはあっという間に着くし(ワープしすぎ)、いろんなことが唐突でついていけない。
アニメシリーズを知っていればそれを思い出しながらどうにか内容を補完できると思うが、この映画で初めて『宇宙戦艦ヤマト』に触れる人にはよくわからないところも多かったのではないだろうか。
どこかに重点を置いて、ストーリーに軽重つければここまでお粗末にはならなかったように思う。
特に、進と雪の関係の変化は唐突。「そこでそうなる?」「いつの間に?」と感じる場面がいくつもあって、正直最後までついて行けなかった。

大スケールの映像は素晴らしい

この映画で良いと思えるのは、CGを使った迫力ある映像だろう。ハリウッド映画ならこれくらいのSF作品はいくらでもあるが、邦画のSF作品はほとんど見ないし、そんな技術もあるように思えなかった。実際、最近の邦画のSF作品『テラフォーマーズ』は大コケしている。それだけ漫画やアニメの世界を実写に、というのは難しいことなのである。
だが、この映画は原作の世界観を再現するということに関しては成功したと言っていいと思う。
ストーリーや設定には改変があったが、これはこれで『宇宙戦艦ヤマト』の新しい形としてあり、と感じた。

SPACE BATTLESHIP ヤマト 感想まとめ

人によって感じ方はさまざまではあるが、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのファンであれば、あの「ヤマト」が実写になって、これほどリアルに再現されたことは喜ばしいことだと感じるはずである。世界観をとことん追求したのがわかる出来栄えだった。
しかし、ストーリーや人物の描写には難がある。原作の登場人物を次々登場させるのは良いが、尺におさめるためにどれもこれも薄っぺらいものになってしまっている。
最後、進が自分の命と引き換えに地球を守るという展開は、アニメ劇場版では同じような展開があったが、どうも『アルマゲドン』を思わせる。内容だけ見るとまだハリウッドに及ばず、というところだろう。

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