映画『スタスキー&ハッチ』あらすじとネタバレ感想

スタスキー&ハッチの概要:「スタスキー&ハッチ」(原題:STARSKY & HUTCH)は、2004年のアメリカ映画。往年の人気TVシリーズをアクション・コメディとして劇場映画化した作品。監督は「ハングオーバー!」シリーズなどのトッド・フィリップス。主演のデヴィッド・スタスキー刑事役に「僕たちのアナ・バナナ」、「ミート・ザ・ペアレンツ」などのベン・スティラー。ケン・ハッチンソン刑事役に「アイ・スパイ」、「シャンハイ・ナイト」などのオーウェン・ウィルソン。共演にはスヌープ・ドッグ、フレッド・ウィリアムソン、ヴィンス・ヴォーン、ジュリエット・ルイスなど。

スタスキー&ハッチ あらすじ

スタスキー&ハッチ
映画『スタスキー&ハッチ』のあらすじを紹介します。

カリフォルニア州の危険なベイシティエリアで勤務する、優秀な秘密捜査官だが仕事に熱心な余り融通の利かないデヴィッド・スタスキー。一方、こちらも優秀でありながら要領よくいいかげんに事を運ぶケン・ハッチンソンの通称ハッチ。お互いにコンビとしては不本意な二人の刑事であるが、上司の命令により相棒となって仕事を開始する。ある日、マリーナに死体が浮かんだという無線連絡が入り、スタスキー&ハッチは現場に向かう。死体のテレンスという男の財布からは、リース・フェルドマン・コーポレーションの名刺が見つかりスタスキー&ハッチはリース・フェルドマン(ヴィンス・ヴォーン)の邸宅へ赴く。リースは表向きは大企業の社長でありながら、裏社会で麻薬の密売を行っている悪党だった。彼は犯罪組織のボスたちを集め、開発した新種の麻薬犬も反応しないコカインを披露し、その新しい麻薬の販売に乗り出しそうと目論んでいる最中だった。スタスキーとハッチの二人は、おかしな扮装や聞き込み方法で操作を続ける内に、度重なる失態で停職処分にされてしまうが、そんな中でハッチを狙った組織からの魔の手が忍び寄り、一人の少年が爆弾騒ぎの巻き添えになってしまう。怒りに燃え上がった二人の刑事は、命を狙われる危険に晒されながらも、リースの逮捕に向けて再び捜査を続けて行く。

スタスキー&ハッチ 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2004年
  • 上映時間:100分
  • ジャンル:アクション、コメディ
  • 監督:トッド・フィリップス
  • キャスト:ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、スヌープ・ドッグ、フレッド・ウィリアムソン etc

スタスキー&ハッチ ネタバレ批評

映画『スタスキー&ハッチ』について、感想批評です。※ネタバレあり

70年代へのオマージュ映画

ベン・スティラーにオーウェン・ウィルソンという大親友2人が共演であり、息の合った掛け合いには見所が多い。昔の人気TVシリーズを映画化するというところで極端に現代風なアレンジを施さず、70年代の空気感をさりげなく演出している部分ではオールド・ファンにも嬉しい映画ではないだろうか。使われている音楽も当時に流行った渋いものを採り入れ、2004年に撮られた映画としての時代錯誤感は満点である。当時のスタスキー&ハッチを演じたポール・マイケル・グレイザーとデヴィッド・ソウルがゲスト出演しているのも懐かしいが、随分と歳を取ってしまったものだ。スヌープ・ドッグのユーモアも楽しく、真っ赤なグラン・トリノが登場するシーンも70年代ファンには嬉しい部分だろう。シナリオはお馴染みの刑事ドラマという感じで、それほどギミックに富んだ表現も、特筆するアクションもないが、コメディとパロディと懐かし音楽を満喫できるエンターテインメント作品である。

70年代を知らない人にはウケないかも

TVシリーズは50分程度のストーリーでまとまっていた話が、倍にすれば間延びするというようなストーリー進行はあるが、それでも敵のスケールも麻薬を扱う大物という設定で膨らませ、映画バージョンに仕立てた苦労は窺える。それでも70年代へのオマージュ部分を随所に折り込みながら、コメディやパロディを強調したところは映画らしかったのではないだろうか。という内容なので70年代のヒットソングや当時のファッションに興味がない人にはちょっと理解出来ないかもしれない。観る人を限定してしまう部分は多い映画だろうが、当時青春真っ直中だった人にはウケること間違いなし。

スタスキー&ハッチ 感想まとめ

日本でもCSなどで70年代の刑事ドラマなどを良く放映しているが、このような刑事物もめっきり少なくなってしまったので、今となってはある意味貴重なドラマシリーズである。日本では石原軍団という刑事物のスペシャリストが存在しているわけだが、海外での刑事物と言えば「刑事コロンボ」が一時大ブームになり、ピーター・フォークは時の人となったのである。しかし本作のように西海岸を舞台にした刑事物というのは映画では多く観られたが、TVシリーズでは草分け的存在だったのではないだろうか。本作の少し後で「白バイ野郎ジョン&パンチ」が作られ日本でも大ヒットしたが、日本の刑事ドラマほどハードなシーンは少なく、のほほんとした西海岸独特の爽やかな空気感が観る人の心を掴んだのではないだろうか。シナリオのみならず、ロケーションと音楽も映画の魅力になり得るというのが実感できる作品である。

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