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映画『シャンハイ・ナイト』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『シャンハイ・ナイト』の概要:ジャッキー・チェン主演「シャンハイ・ヌーン」の続編。アメリカで保安官として活躍する元中国近衛兵のチョン。父を殺され皇帝の宝「龍玉」が盗まれたと知り、復讐と奪還を決意。相棒ロイと共にロンドンへ渡った。

映画『シャンハイ・ナイト』の作品情報

シャンハイ・ナイト

製作年:2003年
上映時間:114分
ジャンル:アクション、コメディ、アドベンチャー
監督:デヴィッド・ドブキン
キャスト:ジャッキー・チェン、オーウェン・ウィルソン、ドニー・イェン、エイダン・ギレン etc

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映画『シャンハイ・ナイト』の登場人物(キャスト)

チョン・ウェン(ジャッキー・チェン)
清朝の近衛兵だったが、前作の任務で渡米後、ネバダ州で保安官をしている。父は12代に渡って皇帝の龍玉を守る高官であったが、何者かに殺害される。父の敵と龍玉の奪還のため、妹リンが待つロンドンに渡り大暴れする。拳法の達人。ロイからはジョン・ウェインと呼ばれている。
ロイ・オバノン(オーウェン・ウィルソン)
チョンの相棒のアメリカ人。銃の腕前も喧嘩もいまいちだが、憎めないお調子者。前作での活躍を自分が活躍したかのように小説に書いてヒットさせるが、自費出版だったためお金は残っていない。根っからの女好きで、チョンの妹リンに一目惚れをする。
チョン・リン(ファン・ウォン)
チョン・ウェンの妹。父の仇を討つためロンドンのラスボーンを殺そうとするが、警察に捕まり牢屋に入れられる。脱獄後、兄と一緒に龍玉を手に入れるため奔走し、ラスボーンの陰謀に巻き込まれる。
ラスボーン卿
イギリス王位継承権10番目の王族。継承権の前の9人を殺して王位に就きたいという野望を抱き、似たような野望を持つウー・チャンに協力して龍玉を盗む。
ウー・チャン
中国皇帝と腹違いの弟で、龍玉を手に入れて皇帝になろうと目論んでいる。ラスボーンが企むイギリス王族暗殺計画に協力する。

映画『シャンハイ・ナイト』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『シャンハイ・ナイト』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『シャンハイ・ナイト』のあらすじ【起】

1887年、清朝中国の紫禁城。主人公チョン・ウェンの父親は、皇帝だけが持つことを許される「龍玉」を守る高官であった。ある夜、イギリス人のラスボーン卿率いる義和団に襲撃され、龍玉を奪われた上に殺されてしまう。父は死ぬ間際、娘のリンにアメリカにいるウェンへの贈り物を託した。

チョン・ウェンは過去の任務で渡米して以来アメリカに住み続けていた。ネバダ州で保安官として働き、相棒ロイとの活躍が描かれた小説がヒットしたおかげでそこそこの有名人であった。妹リンの手紙で父の死を知ったチョンは復讐を誓う。彼は旅費を手に入れるため、相棒のロイが住むニューヨークに向かった。

ニューヨークの高級ホテル。ロイは美女に囲まれてかつての武勇談を語っていた。そこへ、ちょっと場違いな保安官姿のチョンが訪れる。再会を喜び合うのも束の間、ロイは預かっていた金は投資に回して手元にないと説明する。しかも彼はホテルの客ではなく従業員で、夜は娼夫で金を稼いでいると言った。その夜はチョンも娼夫として働こうとしたが、騒動となってホテルを抜け出した。彼らはリンが待つイギリスに行くため、船に忍び込んだ。

映画『シャンハイ・ナイト』のあらすじ【承】

ロンドンに到着早々、ロイはスリの少年に懐中時計を盗まれ、地元のゴロツキと喧嘩となる。チョンは得意の武術で次々と相手を倒すが、駆けつけた警察に逮捕されてしまう。スコットランドヤードの牢屋に入ったチョンとロイは、警察でも手を焼いていたゴロツキを退治したことで喜ばれ、さらに刑事がロイのファンだったため釈放された。彼らは別の牢屋にいるリンと面会し、ロイはリンに一目惚れをする。

ラスボーン卿は中国人のウー・チャンと密談をしていた。ラスボーンは王位継承権10番目の伯爵であるが国王になりたいと考え、ウーも中国皇帝の腹違いの弟であるが龍玉を手に入れて皇帝になりたいという野望があり、互いが協力し合っていたのである。

一方、チョンとロイはロンドン観光中に、バッキンガム宮殿でスリの少年と再会する。少年の手引きで豪邸に忍び込んでリラックスしながら、女王即位50周年の式典がラスボーンの主宰で開催されることを知った。彼らは貴族の服装に着替えて偽名を使い、晩餐会に潜入。ラスボーン卿が書斎で龍玉を手にしているのが見えたため、隙を見て忍び込んだ。チョンは回転扉をくるくる回りながら敵と格闘。ロイは敵に捕まりかけたところをリンに助けられる。彼らは龍玉の入れ物を見つけるが、中身は空っぽだった。

映画『シャンハイ・ナイト』のあらすじ【転】

書斎の奥の部屋では、ラスボーン卿がウー・チャンに龍玉を渡している最中だった。チョンたちは取り返そうとして乱闘となり、龍玉は転がり落ちてスリの少年が持ち去ってしまう。ロイとジャックは車で飛び出し、ストーンヘンジに衝突して車を大破させるが、馬車でやって来たリンによって助けられた。リンとロイと意気投合し、互いに惹かれ合う。

3人は売春宿に宿泊。チョンとロイは娼婦たちと枕投げでバカ騒ぎをするうちに全裸となってしまい、それを見たリンはショックで宿を飛び出した。彼女は暗がりで切り裂きジャックを退治した後、追いかけてきたチョンとロイと共に義和団に捕まってしまう。

船倉庫で天井から逆さに吊り下げられるチョンとロイ。ウー・チャンはラスボーン卿の王族暗殺計画を彼らに明かした後、処刑を手下に任せて船倉庫を出て行った。チョンは自力で縄を解き、手下たちと格闘して退治。ロイは何度も水に沈められながらも、どうにか脱出する。

倉庫を脱出したチョンとロイは、刑事の推理で少年の居場所を見つけて龍玉を取り戻すが、そこへ義和団も現れたため再び捕まってしまう。馬車に監禁されるチョンたちだったが、少年が盗んだ鍵を使って脱出。ラスボーンの野望を阻止するため、式典に向かった。

映画『シャンハイ・ナイト』の結末・ラスト(ネタバレ)

テムズ川沿いに停泊中の船で、チョンはリンを救出する。女王を始めとする王族たちは、花火を見るために並んで座っていた。午前0時、花火が打ち上がると同時に、ウー・チャンが王族に向けて機関銃を乱射。チョンはそれを阻止するためウーと格闘となった。互いに拳法の達人で決着がつかなかったが、最後はウーが花火で打たれて夜空に舞い上がった。

チョンとロイはビッグ・ベンの時計台でラスボーンと対決となった。ロイはラスボーンに蹴られて外に放り出されるが、短針に掴まり無事であった。チョンはラスボーンと剣で戦った後、塔の下に突き落として父の仇を討った。時計の針にしがみ付いていたチョンとロイは、巨大なイギリス国旗を引き裂きながら落下し、女王陛下の馬車に着地する。

女王は彼らの功績を称えて爵位を与え、龍玉は使節団によって中国に返却されることになった。チョンは父の贈り物の木箱を開け、「我が道を行け」と書かれた言葉に勇気づけられる。ロイはアメリカに戻ったら活動写真を始めたいと言い、チョンは映画スターになるのも悪くないなと思うのだった。

映画『シャンハイ・ナイト』の感想・評価・レビュー

ジャッキー・チェンが中国の近衛兵となり、アメリカで王女を救出する活躍を描いた『シャンハイ・ヌーン』の続編。本作はアメリカからイギリス・ロンドンへと舞台を移して大暴れする。一番の見所はなんといってもジャッキーのアクションシーン。市場での傘や木箱など小技の利いた格闘シーンや、回転扉をぐるぐる回ってコミカルに戦うシーンなど、ジャッキーのお得意芸が満載だ。

テムズ川におけるジャッキーとドニー・イェンの拳法バトルも見応え十分。もちろん、前作に続いてオーウェン・ウィルソンとの迷コンビも軽妙で面白かった。(MIHOシネマ編集部)


ジャッキー・チェンとオーウェン・ウィルソンのでこぼこコンビ。今作の舞台はイギリスです。
期待せずに見たヌーンが面白かったので、こちらも鑑賞しましたがナイトのほうが遥かに面白いです。チャップリンやコナン・ドイルなど個人的に好きな人たちがストーリーに絡んでくるのでそれがまた最高でした。
バカだなあと笑ってしまうような仕掛けには『インディ・ジョーンズ』のような雰囲気があったりと、最初から最後まで説明要らずで楽しめる作品です。(女性 30代)


ジャッキー・チェンの良さがたくさん詰め込まれた作品です。名作と呼ばれてきたさまざまな作品のオマージュではあるのですが、アクションのレベルも、コメディのレベルも高くて、オーウェン・ウィルソンとのコンビも最高でした。また、仲の良さそうな2人の笑顔にも癒されました。至る所に散らばる小細工や仕掛けも見応えの一部の要素となっています。初めて観たのは小学校前半でしたが、その時から現在に至るまで、家族で楽しめる映画だと思います。(女性 20代)

関連作品

前作 シャンハイ・ヌーン

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