映画『SUPER8 スーパーエイト』あらすじネタバレ結末と感想

SUPER8 スーパーエイトの概要:スティーブン・スピルバーグ制作で、J・J・エイブラムズ監督という強力なタッグのもと制作されたSF映画。主演はジョエル・コートニー。ヒロイン役として、ダコタ・ファニングの妹であるエル・ファニングが抜擢。

SUPER8 スーパーエイト あらすじネタバレ

SUPER8 スーパーエイト
映画『SUPER8 スーパーエイト』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

SUPER8 スーパーエイト あらすじ【起・承】

舞台は1979年。主人公のジョーは、母親を工事現場の事故で亡くしてからあまり父とうまくいっていない。ジョーは、向かいに住むチャールズと幼いころから仲が良く、彼や他の友人たちと共に映画を撮ることにハマっていた。

ある日、作っているゾンビ映画のヒロインとして、アリスに出演を頼むと言い出すチャールズ。アリスはぶっきらぼうにも協力してくれることを了承。子供たちは深夜に家を抜け出して、無人駅まで行き撮影を始めた。撮影がうまく進んでいると思いきや、突然貨物列車と車が衝突するという大事故が起きる。巻き込まれた子供たちは、なんとか無事だったが事故の現場に駆け付けた。ぶつかった車に乗っていたのは、彼らの学校の生物の教師である。教師は「他言するな、殺されるぞ」と子供たちを嚇す。

何が何だかわからないまま、その場を立ち去る子供たち。ジョーは落ちていた積荷の一部なのか、正方形の銀色の物体を一つ持ち帰った。

翌日から、ジョーたちの街で奇妙な事件が起き始める。人が失踪したり、飼い犬が行方不明になった後、遠く離れたところで発見されたりするのだ。あの事故が何かに関係しているのではと思うジョーだが、教師の脅しが怖くて言い出せずにいた。子供たちはみんな不安を抱えながらも、映画の撮影を続ける。ジョーはアリスの距離は次第に縮まっていった。

SUPER8 スーパーエイト あらすじ【転・結】

ジョーの父親ジャックは保安官であり、街で起こる奇妙な事件の対応に追われていた。その最中、アメリカ空軍が何やら動いているのを知り、不審に思い始める。

一方ジョーたちは事故当日の夜に撮影していたフィルムの現像が終わったので見てみると、そこには信じられないものが映っていた。実は、あの貨物列車に積まれていたのは米軍が秘密裏に研究していたエイリアンであり、教師はそれを知ってそのエイリアンを開放したくて事故を起こしたのである。ジョーが拾った立方体の部品は、エイリアンの宇宙船の一部だった。さらに、アリスもまたさらわれたことを知り、ジョー達は心当たりのある場所に救出に向かった。エイリアンは地下に洞窟を掘り、そこに潜伏していたのだ。また、連れ去った人々を食料とするために、縛って捕獲してあった。ジョーはアリスや他の人々を助け、エイリアンの巣から逃げ出す。

軍は街ごと破壊しようとしていた。ジョーはエイリアンにつかまるが、エイリアンの孤独を理解したからか、エイリアンはジョーを殺さなかった。そして、エイリアンは地上の勤続などの破片を不思議な力でかき集め、宇宙船を作ってそれに乗り去って行ったのだった。

SUPER8 スーパーエイト 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2011年
  • 上映時間:111分
  • ジャンル:SF
  • 監督:J・J・エイブラムス
  • キャスト:ジョエル・コートニー、エル・ファニング、カイル・チャンドラー、ライリー・グリフィス etc

SUPER8 スーパーエイト 批評・レビュー

映画『SUPER8 スーパーエイト』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

SFメインというよりは

スピルバーグとエイブラムと聞くとどうしてもサスペンスたっぷりなのか、はたまた異世界観マックスなのかと期待してしまうが、この映画自体は実はそうでもない。どちらかというとエイリアンそのものより、ジョーと仲間たちの交流、またジョーの母親への執着、父との確執や、アリスとアリスの父との関係といった風に人間模様に比重があるように思う。そして1979年という設定からか、郷愁を感じさせるような描き方が多々されている。ただ私自身はその時代のアメリカをもちろん知らないので、懐かしい思いを抱いたかといわれるとそんなことはなく。ただ子供たちに焦点が当てられているので軍に関する描き方はなんだか微妙に胡散臭い印象だった。

そもそも車と列車で激突して車の運転手が助かっているのも不思議だし、犬が遠くに逃げるなんてエピソードはそんなに重要かもわからない。恐らく「日常に奇妙な出来事が滑り込んでくる」といった描き方をしたかったのかもしれないが、それならエイリアンをいっそE.Tみたいにコンパクトに描くなどしないと、話の規模がピンとこない。少年たちが主役で最後はジョーと何故か意思疎通のようなものをしているエイリアンだが、軍の人間のことは無残に殺戮しているので、その凶暴性というか恐怖をどう描きたかったのかがいまいちわからない。

少年の冒険というにはエイリアンは残虐だし、SFパニック映画というには小規模だし、という風になんだかどっちつかずな映画だったように思う。

エル・ファニングが美しい

恐らく設定としては10歳ぐらいだし、実年齢もその位だとは思うのだが、とにかくアリスを演じたエル・ファニングが美しい。子供に対して美しいという形容が正しい場面はあまりないのだろうけれど、エル・ファニングは本当に美しくジョーがいつもポーッとのぼせてしまう気持ちも非常によくわかる。将来が楽しみだ。

SUPER8 スーパーエイト 感想まとめ

映像はさすがだし、エイリアンの奇怪さ、不気味さも十分描かれている。しかし、ストーリーのメインはジョーを取り巻く人間関係である。最後にジョーとエイリアンの意思が通じ合うシーンがあるものの、エイリアンは軍人たちを殺しまくるし、「ただ彼は帰りたいだけなんだ」という感動系の展開にはイマイチなり切れていない様に思う。ノスタルジーも年代が違えば伝わってこないため、全てにおいて非常に中途半端な作品だという感想である。

Amazon 映画『SUPER8 スーパーエイト』の商品を見てみる