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映画『台北に舞う雪』あらすじとネタバレ感想

映画『台北に舞う雪』の概要:2009年製作の中国・日本・台湾・香港合作映画である。台湾のトップ俳優チェン・ボーリンが主演で贈る純愛映画で、歌手になる寸前で声を失った少女と孤児で育った青年のラブストーリーである。

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映画『台北に舞う雪』 作品情報

台北に舞う雪

  • 製作年:2009年
  • 上映時間:103分
  • ジャンル:ラブストーリー
  • 監督:フォ・ジェンチイ
  • キャスト:チェン・ボーリン、トン・ヤオ、トニー・ヤン、モー・ズーイー etc

映画『台北に舞う雪』 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

映画『台北に舞う雪』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『台北に舞う雪』のあらすじを紹介します。

舞台は台湾北部の街。
ローカル線しか走らないこの片田舎は、その線路の終点にあった。
ここにモウと言う人の良い青年がいた。
彼の母は幼い頃出ていってしまい、孤児として町の人たちに育ててもらった。
その恩返しのため、毎日町の雑用をしながら暮らしていた。

ある時、そこにメイと名乗る女性が現れる。
彼女は売り出しが決まっているアイドル歌手であるが、その売り出しの直前声がでなくなり逃げてきたのだ。
そんな彼女と偶然出会い、宿探しなどを手伝っているうちにモウは彼女に恋心を抱くように。

しかし彼女とは世界が違う。
いずれはもとの世界に戻ると自分にいいきかせる。
街で働きながら漢方のおかげで声も戻ってきたメイ。
いよいよ周囲に場所がばれ迎えに来られてしまう。
モウを気にしながらも他に好きな人がいるメイは元の場所に帰っていった。
しかし歌手として始めた彼女はモウの存在の大きさに気がつき始めた。
そこで二人に奇跡が起こる。

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映画『台北に舞う雪』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『台北に舞う雪』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

素直に見てほしい映画

内容は全くありがちなストーリー構成。
声を失ったアイドル歌手が逃亡した先でであった人の良い青年との一冬の恋を描いている。
要はこれだけ。
これを聞いただけで想像したストーリーがまさにその通り、ど真ん中である。
意外性も無く、ひねくれてもないストレートな本作品は見る側の気持ち次第で感想が変わる作品であると言える。
できるだけ映像から汲み取れるものを、そのまま素直にとればこの映画は静かで美しく、心あたたまるものになるに違いない。

雪をキーワードに進む美しさ

トータルバランスにこだわった感がある本作品。
劇中で雪という言葉がキーワードになっている。
沖縄より南に位置する台湾では雪など見ることはできない。
主人公モウの母親は息子をおいて出ていってしまった、幼かった少年モウはいつ帰るのかと祖母に聞いたところ雪が降ったら帰ると答えるのだ。
そのくらい難しいことと言う意味なのだが全編きわたり雪という言葉をちらつかせドラマティカルに描いている。

風景にこだわった台湾プロモーション映画

とにかくカメラワークが良い。
素直に美しいのだ。
特に天燈をあげるシーンなどはノスタルジックさを感じさせつつ、かなりアートな演出効果がある。
この演出は元々台湾にある観光名所なのだが、あまり知られていないのと日本人には馴染みがなくとても目新しく映る。
誰もがこのシーンを見たら台湾に行きたくなるであろう。

チェン・ボーリンの演技

人の良い役どころがぴったりの彼。
何となくほっておけない役どころをやらせたら彼以外にはいないであろう。
この映画は彼のための映画。
彼の魅力が映画をさらに引き立てている。


ド定番の純愛ストーリーは、ある程度の展開や結末が分かっていても見たくなってしまうことってありますよね。今作はまさに、心に癒しや愛を感じたい時にはぴったりの王道のラブストーリーが描かれていました。
舞台となる台湾ですが、台湾の中でも田舎の地方のようで私がイメージする、華やかな街並みや食の都といった印象は全くありません。どちらかと言うと、何も無くて不便そうな田舎町と言った感じ。しかし、それが作品の雰囲気を引き立てる要因にもなっています。住む世界が違うことや、現実を受け止めなければいけないなど恋愛の苦しみを上手く表していて、多くの人が共感できるストーリーになっていたと思います。
チェン・ボーリンの優しくて穏やかな雰囲気に物凄く癒されました。(女性 30代)

映画『台北に舞う雪』 まとめ

台湾映画にチェン・ボーリンありと言わせるくらい彼の知名度は高い。
一見ぼーっと見える風体だが、実際には映画に合わせて表情を変えられる名優であると言えるだろう。
本作品はかなり高評価を得ている。
演出はかなりシンプルであるが、風景の美しさと青年と老人の心の交流など、人が欲しいと思う感動要素がたくさんあるのだ。

また、タイトル通り「雪」という言葉がキーワードとなり最後まで楽しめる。
様々な雪の意味合いを考えて見ると面白いかもしれない。
日本映画と少し似ているのだろう、風景の緑が出てくるとなんだか懐かしくなり切なくもなる。
台湾の田舎の風景はノスタルジックにひたらせてくれるから好きなのだ。

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