映画『滝を見にいく』のネタバレあらすじ結末

滝を見にいくの概要:2014年公開の日本映画。幻の滝を見に行くバスツアーで偶然乗り合わせた中年の女性達がガイドと離れてしまい、山の中で一夜を過ごすことに。そこで経験した1日が忘れることが出来ない日へと変わる。

滝を見にいくの作品概要

滝を見にいく

公開日:2014年
上映時間:88分
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
監督:沖田修一
キャスト:根岸遙子、安澤千草、荻野百合子、桐原三枝 etc

滝を見にいくの登場人物(キャスト)

ジュンジュン(根岸瑤子)
娘からプレゼントされたバスツアーに参加。物静かで穏やかな女性だが、芯が強い。
ユーミン(安澤千草)
東京で美容師として働く女性。口が悪く態度も悪く見えるが、実は仲間思いでテキパキ動ける行動派。

滝を見にいくのネタバレあらすじ

映画『滝を見にいく』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

滝を見にいくのあらすじ【起】

そのバスは幻の大滝を見に行く日帰りツアーのバスだった。
滝の後は秘湯に入り、温泉を楽しむ旅。
そのツアーに参加したのは7人の中年の女性達で、あとは今日が初めての仕事になるという新米ガイドだけである。

バスの中では、思い思いの時間を楽しんでいた。
ジュンジュンは娘からのプレゼントでこのツアーに1人で参加、後部座席で静かに旅に参加している。
ユーミンは最初運転席に近い所に座っていたが、近くに座るクワマンとクミが病気の話ばかりをしているため後ろに移動してきた。
お互い1人同士だと、ジュンジュンに声をかけるユーミンに、次第に心を許し始めるジュンジュン。
めがねをかけた独特の雰囲気のセッキーは、マイペースで自分なりに楽しみ、スミスと師匠は趣味のカメラの話に花が咲いている。

そんな中、いよいよガイドから紅葉を見るように促され、車内から山の色づきを楽しむ一行。
長いバスの旅も終わりに近づき、ようやく大滝を見に行く山の麓に到着した。

滝を見にいくのあらすじ【承】

山を登り始めてすぐ、ガイドが初心者であることが判明する。
大滝への道がわからなくなった彼は、7人分の弁当を持ち地図を広げた。
しかしどこを見ても滝が見えてこないため、7人をその場に残し「確認してくるのでここに居てください」と言い、先を歩いて行った。

すぐに戻るだろうと、写真を撮影したり、風景を楽しんだり、会話を楽しんだりする彼女達だったが約束の20分を越えても戻らないガイドに腹を立て始める。
それと同時に不安感を持ち始めた彼女達。
この後どうするかと考えるが、中々話がまとまらない。

ガイドをここで待とうと提案するセッキーやユーミン達に対し、どうなるか不安でしょうがないクワマンとクミ。
地図を広げてみるともう少しで滝の近く。
しかしガイドは見当違いの方向へ進んでいるようだった。

そこで師匠がガイドを探すグループと、ここに残る人に別れないかと提案する。
そして自分の持っている笛を出し、最初に見つけた人はこれで知らせようと言った。
しかし2手に別れるのならもう一つないといけないことに気がついたセッキー。
するとクミが自分はオペラをやっていると自慢の美声を披露した。
スミスのお菓子の残りも確認し、一行は師匠の案を実行することにする。

滝を見にいくのあらすじ【転】

スミスとクワマン、クミがガイドを探しに出た。
スミスの持ってきていたとんがりコーンを道しるべに撒き、先を進む3人はガイドを呼び探し始める。

残ったジュンジュンとセッキー、ユーミンはお互いの生活や旦那、家族について世間話を始める。
そこでセッキーの夫が去年亡くなったことを聞き、踏み込み過ぎたことを謝るユーミンだった。
ユーミンは美容師で結婚もしていない。
色々な人生を背負った女性達がここに集まっているのだった。

するとクミのオペラ美声が聞こえてきた。
集合した彼女達だったが、ガイドをこれ以上探すと自分たちが迷子になってしまうと途中で止めたと言う。
クワマンは持病の腰痛が出て、ベンチに横になり動けない。

その頃師匠は杖を見つけ拾っていた。
クワマンの為である。
それにジュンジュンがテープで補強し、持ちやすくした。
一行がその場を動いて山を降りようと決心した時、ガイドが弁当を抱えて戻って来たがもうそこには誰も居なかった。

日も暮れ始めた山で、彼女達は一夜をそこで過ごすことを決心。
各自持っている食べ物を持ち寄り、山で採れる食べ物を集めた。
そして火をおこし、皆で協力して食事をしようとしている。

滝を見にいくのあらすじ【結】

その夜は楽しかった。
さっきまで知らない同士だった彼女達だったのに、それぞれが分担制で食事を作り
会話を楽しむ。
その内容は昔の恋愛や、どうでも良いような雑談から、真剣な話まで様々だった。
そして落ち葉を集め、その中に埋もれて寄り添ってねる7人は皆不安ではあるが、仲間がいることで「どうにかなる」と思っていた。
寒い夜空の下、不安感をぬぐうためクミが歌い始める。
すると徐々にその歌声は増えていき、全員で合唱が始まった。

翌朝、小川で顔を洗い、山を降りようとする彼女達。
その中で再び人生の岐路に立つ苦しみを語り始めるユーミンを励まし、慰めるジュンジュンは優しかった。
セッキーは野鳥観察が好きだったと言う夫の幻想を見ている。
夫に置いて行かれてしまう幻想で、その場に倒れていた。
残りの6人はセッキーを励まし、もし無理なら7人で山で暮らそうと冗談を言うほど仲が良くなっている。
意気揚々と山を下り始めた一行は、ついに昨日いた場所まで戻って来た。

いよいよ、もうゴールが見えたその時だった。
ジュンジュンが滝を皆で見たいと言い出す。
「本気か?」と聞く仲間に、「皆で見たい」と言う。
昨日とは違う道を行き、滝にたどり着いた彼女達は、ようやく見ることが出来た大滝に感動する。
太極拳や写真、風景を楽しんでいるその時。
ガイドが滝の下から上ってきたのである。

結局彼女達は近くの農家のトラクターに乗せてもらい、山を下ったのだった。

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