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映画『ターミネーター2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ターミネーター2』の概要:映画史に名を残す名作、『ターミネーター』の続編。前作でサラ・コナーを襲ったアーノルド・シュワルツェネッガー演じるターミネーターが、今作ではなんと味方に。激しい戦いが再び始まる。

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映画『ターミネーター2』の作品情報

ターミネーター2

製作年:1991年
上映時間:137分
ジャンル:SF、アクション
監督:ジェームズ・キャメロン
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング、ロバート・パトリック etc

映画『ターミネーター2』の登場人物(キャスト)

T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)
前作でサラ・コナーを襲ったターミネーターと瓜二つの外見をした存在。ジョンを守るため、未来のジョンから送り込まれた。
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)
ジョンの母親。人類が滅亡することを訴えていたために、精神疾患を疑われ病院に収容された。T-1000に命を狙われる。
ジョン・コナー(エドワード・ファーロン)
サラ・コナーの息子。将来抵抗軍のリーダーとなる存在のため、命を狙われている。
T-1000(ロバート・パトリック)
ジョンを殺害するために未来から送られてきた、最新型のターミネーター。触れた物に擬態する能力を持つ。
マイルズ・ダンソン(ジョー・モートン)
将来、ターミネーターの要となるマイクロチップを開発することになる研究者。本人はその事実をまだ知らない。

映画『ターミネーター2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ターミネーター2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ターミネーター2』のあらすじ【起】

普通の人生を送ってきたサラ・コナーと、彼女の命を狙い未来から送り込まれてきたターミネーターとの戦いから10年が経過した現代。彼女はジョン・コナーという男の子を授かっていたが、二人は一緒には暮らしてはいなかった。実は、先日の戦いで知った、1997年8月29日に勃発する核戦争によって人類が絶滅することを訴えたサラは、精神異常として病院に無理矢理入院させられてしまったのだ。

しかし、養父母に引き取られたジョンはそのことを知らず、母親が自分のことを捨てたと考えていた。そのこともあり荒れた生活を送るようになったジョン。しかし、その頃ジョンの知らないところで再び事件が起きようとしていた。サラ・コナー殺害に失敗したスカイネットが、再び現代にターミネーターを送り込んできたのだ。

しかし、今回のターゲットはサラではなく、ジョンだった。そして、ジョンが友人らとゲームセンターで遊んでいると、そこに新型ターミネーター、T-1000が姿を見せたのだった。

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映画『ターミネーター2』のあらすじ【承】

最新型であるT-1000には触れた物に擬態できるという能力が新たに搭載されており、その恐ろしい力を持ってT-1000はジョンに迫ってくる。しかし、そこに突如としてもう一体のターミネーターが現れた。すると、T-800、やや旧型のそのターミネーターは、なぜかジョンをその場から救い出したのだ。

そのT-800を派遣したのは、他でもない未来のジョン自身だった。ジョンは、幼い頃の自分を守るため、T-800のプログラムを調整すると、この時代へと送り込んだのだ。そして、ジョンはT-1000がサラの命も狙っていることを知る。病院に乗り込もうとするジョンを一度は止めるT-800だったが、ジョンの命令が最優先の彼は、ジョンに従い病院へと向かうのだった。

そして、病院には既にT-1000の姿があった。なんとかサラを助け出した二人。しかし、T-800はかつてサラの命を奪いかけた例のターミネーターと外見が全く一緒であった。そんなT-800を恐れるサラだったが、ジョンの説得を受け、共に車で逃げることになる。

映画『ターミネーター2』のあらすじ【転】

そして、ターミネーター達を作り出すために必要なマイクロチップを完成させるのが、未来のマイルズ・ダイソンという人物であることを知ったサラは、マイクロチップ完成を防ぐため、単独でマイルズの家へと向かうのだった。侵入に成功したサラは、手にしていた銃をマイルズに突きつける。しかし、最後まで妻と子供の命を守ろうとするマイルズのその姿に、とうとうサラはマイルズを殺すことはできないのだった。

遅れて駆けつけたジョンとT-800。混乱するマイルズの前で、T-800は自らの腕をもぎ取り、自身が人間ではなくターミネーターと呼ばれる存在であることを証明した。そして、マイルズが将来サイバーダイン社でターミネーターに繋がるマイクロチップを作ること、結果的にそれが人類滅亡に繋がることを告げる。

そのことを知ったマイルズは彼らに協力し、社に保管されているチップと研究を破壊することにするのだった。しかし、忍び込んだ会社で警備に見つかってしまった一行。そこで、マイルズは自らの命を犠牲に、会社を爆発させたのだった。

映画『ターミネーター2』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかし、それでもなおT-1000は3人の後を追ってきていた。迫り来るT-1000に対抗しながら逃げ続ける一行。一度は液体窒素によってT-1000を凍らせ、そして、それを破壊することに成功したものの、辿り着いた製鉄所の熱によって、たちまち再生してしまうのだった。

T-800も重傷を負い、最早これまでかとサラとジョンが諦めかけた時だった。予備電源によって復活したT-800が、T-1000を溶鉱炉へと突き落とし完全に破壊することに成功したのだった。マイルズの研究データも失われた今、未来の世界でターミネーターが誕生することはなくなった。しかし、もう一つだけターミネーターのマイクロチップが残っていた。T-800の中に残っている物である。

T-800は自らも溶鉱炉に入ることで、完全にターミネーターの誕生を食い止める必要があることを告げる。しかし、ジョンにとってT-800は、ただのターミネーターではなくかけがえのない友人のような存在になっていた。涙を流すジョンに対して、T-800はサムズアップをしながら、溶鉱炉へと入って行くのだった。

映画『ターミネーター2』の感想・評価・レビュー

前作で敵として登場したターミネーターが今回は味方として登場し、新たな敵として、触った人物に変身できる新たなターミネーターが、サラとジョンを襲うという映画で、アクションや斬殺シーンもありワクワクしながら見る事が出来ました。シーズン2から見ても物語を十分に理解できるように、一つ一つ登場人物が状況を説明しながら映画が進むので、分かり易かったです。現代が何かを起こす事で、未来がどんどん変化していくという内容に、次回作にも期待が持てる作品となっています。ロボットといえど、命を張り人間を救おうとする姿に、ラストシーンでは涙なしでは見られないなと思います。(女性 20代)


完璧な名作であり、1よりもさらに進化している。
溶鉱炉サムズアップのシーンはあまりにも有名だが、知っていても実際観るとなかなか悲しい。悲しいが震える程にかっこいいシーン。映画史に残る名場面である。
ジェームズキャメロンの最高傑作とも言われる今作だが、観賞後は納得である。この作品を超えることは難しいだろう。当時では最先端のCGを使い、細かいところまで綿密に構成されたストーリーによって、今作は超えることがなかなかできない高い壁となった。(男性 20代)


アーノルド・シュワルツネッガー主演SFアクション作品の第2弾。再び未来からやってきた殺人ロボットの標的となった少年と彼を守るために未来からやってきた旧型殺人ロボットの対決を描く。

本作では前作で刺客として送られたターミネーターが味方となるわけだが序盤ではだれが味方かわからず、ドキドキする演出は見事、また、少年・ジョンとターミネーター・T-800の交流を描いている。(男性 20代)


前作のターミネーターはある意味、世界観の構築と作品の感覚を掴む為の土台の様なイメージなのだが、続編である2はそれらを加味した上で、全てが洗練された作品となっている。恐らく、世界中のターミネーターファンが口を揃えて言うのは、続編である2こそ至高の作品だという事だろう。2以降も作品は続いていくのだが、正直この作品だけでもターミネーターを知るには十分過ぎる程のクオリティである。特にラストシーンは、思わず誰もが見入ってしまう程、完璧な終わり方だと思う。(男性 30代)


この映画は人間の主人公が機械と心を通わせ、成長していく物語です。主人公を守るため未来の世界から来たマシーン「ターミネーター」は、自分は機械だから人間の心は理解できないのだが、主人公とともに苦難を乗り越え、徐々に人間の心を理解していくシーンは印象的です。

作品を通して、主演のアーノルド・シュワルツェネッガーの表情の変化は見どころがあります。全体的に暗く、怖いイメージの作品ですが、彼の演じるターミネーターが命令を受け、ぎこちない笑顔を作ったり、主人公を守るため敵に向かう勇ましい表情は本作の見どころと言えるでしょう。(男性 20代)


敵役T-1000の俳優がはまり役過ぎます。シュワルツェネッガーよりターミネーター役が似合っています。そしてジョン・コナー役の美少年っぷりが素晴らしいです。
「人間がなぜ泣くのか分かった」「犬はターミネーターを見分ける」など印象的なセリフも飛び出す今作は、貶す点が全く見つからない数少ない映画のうちの一つです。ターミネーターシリーズでは2が最高傑作ですね。何度見ても面白く、最後のシーンでは絶対にウルっときます。(女性 30代)


シリーズ屈指の名作。作品を観たことがない人でもあの有名な「I’ll be back」の台詞は聞いたことがあるのではないだろうか。
SFとしてもアクションとしても人間ドラマとしても非常にクオリティが高く面白いが、やはり一番の見どころはジョン・コナーとT-800との間に芽生える絆だろう。生意気だが可愛らしいジョンと、機械なのにどこか愛嬌のあるT-800が徐々に心を通わせていく様子は非常に微笑ましい。ラストは号泣必須。この二人を超える機械と人間の物語を未だに見つけられない。(女性 30代)


1であれだけの恐怖を与えたアーノルド・シュワルツェネッガーが、味方になる展開で「え?いいんですか?ホントに」と衝撃を受けた。最強の敵が味方になる展開は古今東西熱い展開に間違いない。しかも、少年と心を通わせるという展開ならもう聞いただけで垂涎ものだ。思わず真似したくなる映画史に残るセリフもあり、満足度は120パーセント。

ちなみに、3Dは自然で没入感が凄くてオススメ。自分もターミネーターに追跡されている気分になれる。(男性 30代)


子供の時に観て、未だにあのエンディングが脳裏に焼き付いているほど衝撃を受けた作品だ。赤い鉄の中に自ら沈んでいくT-800に涙が止まらなかったのを覚えている。

当時、設定やストーリーは難しくてよく分からなかったが改めて観ると、低予算ながらに良く考えられた構成とアイデアが詰まった作品だということが分かった。アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作として、今後も色んな世代に観られていくだろうと思う。(女性 20代)


1作目で人間に強い恐怖を与えたターミネーターが仲間になる今作。正直、それでいいの?とシナリオを疑いながら見始めましたがシリーズで1番好きな作品と言っても過言ではないほど面白く、完璧だと思っていた1作目を簡単に超えてきました。
今作の見所はなんと言ってもT-1000の登場でしょう。私は大人になった今でも、ターミネーターと言うとこれの存在を思い出してしまいます。
テレビでも放送されることが多く、何度も見ていますが毎回興奮できて最高にテンションが上がる作品です。(女性 30代)

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次作 ターミネーター3
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みんなの感想・レビュー

  1. miyaken より:

    数ある映画の中で、パート2がパート1を上回った映画は少ない。この作品はその貴重な一本である。AIが発達し、人類がロポットに支配されるというリアルな設定は、恐怖と人間の欲深さを考えさせられる。シュワルツェネッガーも豪快だが、敵キャラT-1000がとにかく強くてカッコいい。そして最後には、人間の主人公と機械のターミネーターとの間に芽生えた友情で心を揺さぶられてしまうのだ。さらに、ガンズ・アンド・ローゼズによるテーマソングも追い打ちをかけるように最高である。

  2. 匿名 より:

    正月や大きな連休がある度に「T2」はテレビで再放送され、もう見飽きたというほど観たにも拘わらず、そういいながら再び観たらやっぱり面白かったという余韻が残る映画だ。2時間半の放送内容があっという間に過ぎてしまい、気がつけば画面に見入っているという状況であるが、これで完結というイメージが強いので3は殆ど観る気がしない。とうとう5が作られているようだが、さてどうなることやら。

  3. 匿名 より:

    ①前作を遙かに凌ぐスケールアップ

    前作のターミネーターの翌年、「コマンドー」で一躍有名になったシュワルツェネッガーは、続々とヒット作の主演を続け、ジェームズ・キャメロンも「ランボー/怒りの脱出」などで大作を任せられる監督になっていた。前作から6年の間に話題作への監督・出演で時の人となっていた二人が作った「T2」は、B級作品として扱われていた1を、メジャーに引き上げるほど有名にしてしまった。この映画は1を観なくても充分に楽しめる特殊効果が売りになっており、タイムパラドックスの謎もさほど気にならない。制作費140億円というとてつもない金額に、最新のVFXが随所に導入され、エンターテインメントの要素が強く表れているのが大ヒットの理由だろう。日本でも空前のヒットになりTV番組でもパロディされるような状況になったのは記憶に新しい。
    そしてサラの子供であるジョンと、シュワちゃん演ずるT800の親子とも言えるような絡みが、重いストーリーの中で清涼剤のような効果となっているのも成功の要因だろう。前作では人類の敵として現れたターミネーターが、本作では未来のジョンが送ってきた人類の味方という、ヒーローが登場したわけである。ヒーロー作品で有名になったシュワちゃんに少年が絡んでくるとヒットしないわけがなく、それに当時最新の映像技術といえば宣伝する部署にも力が入っただろう。出来映えは今見ても文句なしという感じで、カーアクションや対決シーンに及ぶまで入念に作られており、重厚なテーマにしては画面の中に暗さが見えない。ハリウッドでの役者と監督の地位はこの作品で不動のものになった。

    ②新しいハリウッドスターの転換期

    ハリウッドは1970年後半から転換期を迎え、90年代でピークを迎えたのではないだろうか。撮影技術の進化に伴い、アクションスターが次々と頭角を現してきたのも80年代の大きなムーブメントだっただろう。1976年のロッキーに出演したシルベスター・スタローンを筆頭に、メル・ギブソン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、ハリソン・フォード、エディ・マーフィ、ケビン・コスナー、トム・ハンクスなど、今や押しも押されぬスターが続々と大ヒットを飛ばし続け、何を観に行こうかと迷うほど多くの作品が作られ続けた。「T2」は90年代でも4つのオスカーに輝き、一際ヒットした作品ではないだろうか。コマンドーなどで有名になってはいたものの、あまり一般受けしていなかったシュワちゃんもこの作品で開花した感じがする。