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映画『ターミネーター』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ターミネーター』の概要:映画に限らず漫画、小説とあらゆる娯楽に影響を与えている『ターミネーター』の記念すべき第一作。観客を退屈させないための、あらゆる工夫が凝らされた最強の商業映画と呼べる一本。

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映画『ターミネーター』の作品情報

ターミネーター

製作年:1984年
上映時間:108分
ジャンル:SF、アクション
監督:ジェームズ・キャメロン
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン、ポール・ウィンフィールド etc

映画『ターミネーター』の登場人物(キャスト)

ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)
ジョン・コナー率いる人類たちを滅亡させるために開発された殺人機で、骨格は超合金で出来ている。人間社会に潜入するため、外見上は人間と同じように作られており、犬の嗅覚でないとターミネーターを察知できないほど精巧に作られている。
カイル・リース(マイケル・ビーン)
2029年の「可能性としての未来」からサラ・コナーを守るべく送り込まれた男。イケメンだがサラ・コナーに恋するチェリーボーイでもある。
サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)
核戦争の起きた未来で人類を滅亡の危機から救うことになる指導者ジョン・コナーの母と目される人物。ハンバーガーショップで働いており、仕事は不得意である。

映画『ターミネーター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ターミネーター』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ターミネーター』のあらすじ【起】

1984年、ロサンゼルス。稲光とともに全裸のターミネーターが出現し、町の不良から衣服を奪う。同じくカイルが稲光とともに出現し、ホームレスからズボンを奪ったのが見つかり警察に追われる。カイルは警察から逃げる際に銃とライフルを奪い、公衆電話の電話帳から「サラ・コナー」が並ぶページをちぎって持ち去る。
ターミネーターはガンショップでライフルと大口径銃を奪い「サラ・コナー」という名の35歳で2児の母親を射殺する。サラ・コナーは女性の友人と同棲しており、彼氏にデートをドタキャンされたため1人で映画を観に出かける。サラは食事をしているとTVニュースから2人目の「サラ・コナー」が殺されたことを知る。

警戒心を強めたサラはカイルにつけられているのを不審に思い、クラブに入り助けを求めて警察に電話するも繋がらないので自宅に電話する。しかし、サラの同棲相手は彼氏と情事に勤しんでおり電話に気付かない。しばらくするとターミネーターが乗り込んできて、サラの同棲相手と彼氏を殺す。そこにサラから電話がかかって来て、留守電に自身の居場所を入れてしまいターミネーターに聞かれてしまう。

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映画『ターミネーター』のあらすじ【承】

サラのもとにターミネーターがやって来て殺されかけるも、カイルに救われる。ターミネーターから逃げる際、車からターミネーターを振り落とすさまを警察に見つかり、カイルたちの車は手配をかけられてしまう。ターミネーターはその警察官のパトカーを奪ってカイルたちを追跡する。

カイルは逃げる車中でサラに、自分は君を助けに来た者だと伝える。サラを狙っているのは殺人鬼(サイバーダイン101型)で、人間社会に潜入するために外面上は人間と同じで、骨格は超合金で出来ている。そして、カイルやターミネーターが「可能性としての未来」から来ており、サラが狙われている理由も述べる。今から数年後、思考力を持ったコンピューターが人間全体を敵とみなし核戦争を起こし、人類を滅亡寸前に追い込んだ。しかし、ある男が人類の指導者となり、滅亡の危機から救った。その男の名前はジョン・コナーで、これから生まれるサラの息子だという。ターミネーターはサラ・コナーを殺すことで、ジョン・コナーの誕生自体を阻止しようとしているのだ。

ターミネーターに見つかったカイルたちはカーチェイスの果てに壁に衝突しかけて急ブレーキを踏み、ターミネーターは壁に激突。追手のパトカーがたくさん来て、カイルは捕まり、サラは保護される。ターミネーターは激突したパトカーの中から消えていた。

映画『ターミネーター』のあらすじ【転】

カイルは警察署で正直に事実を語るも、犯罪心理学者からは「妄想」として扱われ、取り合ってもらえない。ターミネーターは自らを手術して損傷を直し、サラの友人と偽り署に入ろうとするが止められる。署内にサラがいると判断したターミネーターは車で入り口に突撃して乗り込み、マシンガンで署内を蹂躙する。カイルはパニックに乗じて拘束を解き、サラを救出する。

逃げた先の洞窟でサラはカイルの手当てをしつつ、未来の話を聞く。カイルは志願してタイムスリップしてきたようで、目的はサラ・コナーに会うためだったと言う。サラ・コナーは未来ではジョン・コナーに戦闘と組織についてを教授した伝説の人物と目されているようだ。サラに未来を語るカイルは、ジョン・コナーにもらって大事にしていたサラ・コナーの写真を思い出す。

カイルとサラはモーテルに着く。カイルの外出中に、サラは母と電話しており、モーテルの電話番号を教える。しかし、サラの電話相手は母の声色を発するターミネーターであった。その夜、カイルはサラに「ずっと愛していた」と告白し、2人は体を重ね合わせる。事の後、ターミネーターが来て銃を乱射してくる中、カイルとサラは逃げる。

映画『ターミネーター』の結末・ラスト(ネタバレ)

チェイス中にカイルは銃弾を受け負傷する。カイルたちの車と、ターミネーターのバイクはクラッシュして各々に転覆する。ターミネーターが起き上がろうとしたところを巨大なタンクローリーにひかれる。ターミネーターはタンクローリーを奪って運転し、カイルたちに突進してくるが、カイルは爆弾を管に投げ入れタンクローリーを大爆発させる。火の海の中歩くターミネーター。肉体は燃え尽き、超合金の骨格のみになった状態でもカイルたちに迫ってくる。

2人は工場に逃げ込み、カイルは捨て身でターミネーターの骨格に爆弾を挟むんで爆発させる。ターミネーターは上半身だけになってもなお、サラに迫ってくる。サラはプレス機のすき間をかいくぐり捕まる寸前でプレス機を抜け、プレス機に柵をつけてターミネーターを閉じ込め、プレスして破壊する。

サラは救急車で運ばれる際、息を引き取ったカイルの姿を見る。

数カ月後、サラは車で砂漠を走りながらボイスレコーダーに、お腹の中にいるジョン・コナーが将来聞けるように、カイルとのことを記録している。立ち寄ったガソリンスタンドで、サラは現地の少年にポラロイドカメラで写真を撮られ購入する羽目になる。その時買った写真が、カイルがジョン・コナーからもらうことになるサラ・コナーの写真であった。

映画『ターミネーター』の感想・評価・レビュー

人間の未来が垣間見える、そんな映画だなと感じました。人間は戦わず、人工知能を持った機械が、命令の元自分で動き、地獄の底までそのターゲットを狙って追っていく姿にはぞっとしました。自分に身に覚えのない内容で追われる、主人公。実際に物語の最後にお腹に子どもが出来ているシーンには感動しました。色々な人物の助けを受けて、子どもを無事に産み育てていくのだろうなと思いました。もし、自分の子どもが「未来の人類の滅亡を阻止する救世主だ」と言われたとしたならば、そんな過酷な環境下に自分の子どもを置かなくてはならないのかと、自分だったら絶望してしまうなと思いました。ストーリーも、アクションシーンも楽しんで見る事が出来る映画です。(女性 20代)


不朽の名作とはこの映画のためにある言葉なのではないだろうか。
ストーリー展開から配役、音楽まで、何を取っても最高だった。30年以上前の作品だが、何年経ってもこの面白さは色褪せないだろう。
大人になると忘れがちな高揚感を、この映画は思い出させてくれる。ターミネーターが登場するあの音楽を聴くだけでワクワク感が止まらない。時間も短めであり、展開も早いので全く飽きない。細かいところは目を瞑って、頭を空っぽにして観れば、最高に満たされた気持ちになる。史上最高のB級映画である。(男性 20代)


アーノルド・シュワルツネッガー主演のSFアクション作品。現在も絶大な人気を誇る人気シリーズの第1弾。未来からやってきた殺人ロボットのターゲットとなった女性を守るため、同じく未来からやってきた青年の活躍を描く。

シュワルツネッガーによるアクション、カーチェイスシーンやロボットであるという点をうまく利用した演出の数々は今も語られる伝説的な作品。
本作は当時、斬新だったストーリーもさることながら、画期的な演出の数々で未知の映像体験を実現させたことによりヒットし、SF作品の一時代を作った作品。(男性 20代)


ターミネーターシリーズ全ての始まりの作品。アーノルド・シュワルツェネッガーという俳優を世に知らしめるきっかけとなったといっても過言ではないだろう。今考えても、世界観がしっかり構築されており、あらゆる未来系ロボット映画の基盤となっているのではないだろうか。若きアーノルド・シュワルツェネッガーだから出来るアクションシーンが多く盛り込まれており、非常に面白い。様々なSF映画が登場している昨今でも、やはりターミネーターは他を寄せ付けない魅力がある。(男性 30代)


アーノルドシュワレッツネッガーが親子共々好きで小さい頃観にいきました。幼い頃の私にとって、倒しも倒しても起き上がるターミネーターは少し怖くもあり近い将来本当にあんなロボットが出てくるんじゃないかと思いました。

今では、ターミネーター=シュワちゃんというイメージがすっかりつきましたが、当時のシュワちゃんのターミネーター役は少し違和感を覚えていました。(女性 30代)


テレビで何度も再放送されているジェームス・キャメロン監督脚本の超大作。言わずもがな、アーノルド・シュワルシェネッガーの出世作である。
今ではより身近になった人工知能の暴走から人間vsAIの大戦争が勃発し、人間側の指導者のジョン・コナーの母親を殺害するために未来からやってきたターミネーター。何度倒しても起き上がってくる姿に視聴者は恐怖を覚えただろう。これまでこんなにしつこい敵キャラはいなかったからだ。
未来から助けに来たジョンの部下のカイルが実はジョンの父親だったという発想も面白い。
映画史に残る最強の映画である。(男性 40代)


アーノルド・シュワルツェネッガーとジェームズ・キャメロンを世界に知らしめた作品でしょう。キャメロンはこの作品で監督と脚本を担当しています。この作品でキャメロン監督の大ファンになりました。
この時は撮影のお金がなくて真夜中の道路で車のシーンを撮影した、無名のシュワルツェネッガーを起用するしかなかった、などの裏エピソードまで知るとさらに面白く何度でも見れます。3は残念ながら監督が変わってしまって駄作になった印象ですが、1・2は伝説に残る映画だと思っています。(女性 30代)


CGを使用せず、ストップモーションアニメと特撮技術でこれほど迫力ある映像を生み出せるものなのか。しかも、脚本も物語もワクワクを掻き立てる。監督の才能に脱帽だ。

音楽も最高。物悲しいタイトル曲を聴くだけで、この1の世界に戻ってきたと感じる。

それに、アーノルド・シュワルツェネッガーの悪役としての存在感。彼が敵として登場するだけでこんなにも絶望感を感じさせるものなのか。偶然か必然か、いくつもの要素がマッチして、いまや名作と呼ばれる映画として語り継がれるのも無理はない。(男性 30代)


伝説のSF映画と分かっていても、現在と比較をしてしまうと映像技術は劣っていることが一目瞭然であるし、展開は王道過ぎて物足りなさを感じてしまいます。ただ、話や情報の伝え方が、過不足なく丁度良いのです。現代SFに見られる難しい単語の連呼は一切なく、タイムリープが絡んでも時系列は非常にシンプルな構成で、観る人全てが理解できる作品になっています。そして旅に出るサラ・コナーの場面で、伏線がすべて回収され、誰でもその後の展開が想像できる幕引きは良く計算されているなと思います。(男性 20代)


アーノルド・シュワルツェネッガーと言えばのこの『ターミネーター』。子供の頃に父親と一緒に初めて鑑賞した時のあの衝撃は今でもよく覚えています。
ターミネーターは2029年からやって来たという設定なんですよね。あと8年でこんなにも、強くて正確で残虐な殺人ロボットが誕生してしまうのかもしれないと思いながら鑑賞しましたが、映像自体は少し古さがあるものの、ターミネーターの戦闘シーンや無機質な感じがすごくかっこよくてハラハラドキドキしながら見られました。
伝説の始まりであるこの1作目は、長く後世に語り継いでいきたい作品です。(女性 30代)

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次作 ターミネーター2

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みんなの感想・レビュー

  1. surapi より:

    続編である『ターミネーター2』の方が世間では有名なイメージだが、このシリーズに関しては間違いなく“1あっての2”だと思う。登場人物はもちろん、彼らの台詞や行動、すべてが2への壮大な伏線となっており、1を観てからの方がより2を楽しめるようになっている。2しか観たことがない人は今すぐ1を観るべき。
    続編ではたくましい兵士となったサラ・コナーの初々しくも芯の強さを感じさせる姿と、物語のキーパーソンであるにも関わらず命を落としてしまうカイルとの切なくも強い運命の愛は必見。

  2. 匿名 より:

    核戦争の恐怖を体験しなければならない運命を知りつつ、子供のために生きてゆかなければならないサラの心情は複雑だろう。自分の事はさておき、核戦争で生き残り、さらにその未来で絶滅の危機を迎える時に、リーダーとなっている息子に託すのは果たして夢と言えるのだろうか。それともその先にある夢にまで及び考えて生きてゆくのか。そう考えざるを得ないエンディングである。そのさりげない日常的な場面がこの映画の価値を高めている。

  3. 匿名 より:

    SFの世界というのは理解出来ないほど面白い。それを読んだり観たりする人間の想像力が無限に広がるからであり、最初からあり得ない話として見せてくれる方が与えられる側は楽しいのだ。大人になって知恵がつくと何でも白けてしまうというのは人が成長するからであり、体験や知識というものに想像力を阻まれるゆえにつまらなくなるのである。このターミネーターは基本的にタイムスリップものであるが、大人の視線で観ると確かにつまらない。B級映画として扱われたのもよく分かるが、エンターテインメントとして若い頃のシュワちゃんの暴れっぷりや、ロボットのSFXや、追走劇のアクションやスリルを単純に受け止め楽しめば良いのである。