映画『トリハダ 劇場版2』あらすじとネタバレ感想

トリハダ 劇場版2の概要:2014年に公開されたオムニバス形式の映画。映画化1作目の「トリハダ 劇場版」は、2012年に公開されたばかり。ベースとなるストーリーと6本の短編から、日常に潜む恐怖を描いた。

トリハダ 劇場版2 あらすじ

トリハダ 劇場版2
映画『トリハダ 劇場版2』のあらすじを紹介します。

ストーカーの影に怯えるひとりの女性。
警察に相談してもひどくなる一方のストーカー行為の始まりは、前の住居者宛てのラブレターだった。

「所有の不確かさが招く悪夢の結末」
雨の日、コンビニの傘立てから他人のものを持ってきてしまった女性。
罪悪感を覚え、次の日には自分のビニール傘と交換するのだが。

「思いつきの遊戯と不条理な愛着」
ラブホテルに入ったカップルが、興味本位から無料のコスプレを頼むことに。
しかしフロントの男性からしつこく電話が掛かってくるようになる。

「執着の真意と末路の現実」
深夜のコインランドリーにやってきた男性のスマートフォンに、公衆電話からの着信が入る。
電話に出ると“早く洗濯を終わらせて”という女性の声が。
そして、外の公衆電話には不気味な女性の姿があった。

「憎悪の応酬と紙一重の勝利者」
女子高生が、屋上で友達の悪口を話していた。
すると悪口を言った相手が出てきて、彼氏の浮気も引き金となり衝動的に突き落としてしまう。
残された2人は、どちらが責任を取るかでもみ合いになる。

「負け組の嫉妬と共通の思惑」
2人のキャバクラ譲は、送り迎えをするドライバーが中年男性に変わった。
不気味な中年男性に苛立ち、逃げるように自宅に帰った売れっ子キャバクラ譲だったが。

「軽微な出来心に忍び寄る悪意」
行きつけの洋食屋で、忘れ物のスマートフォンを手にすることになった男性。
美人だという持ち主の女性のスマートフォンを開くと、“クロ男”という相手から異様な数の連絡が入っていた。
そして彼は翌朝、持ち主の女性と“クロ男”の正体を知ることになる。

トリハダ 劇場版2 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:94分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:三木康一郎
  • キャスト:石橋杏奈、足立梨花、佐津川愛美、入来茉里 etc

トリハダ 劇場版2 ネタバレ批評

映画『トリハダ 劇場版2』について、感想批評です。※ネタバレあり

前作と似た顔ぶれのキャスト陣

深夜に放送されたテレビ番組から人気に火が付き、シリーズ化、映画化は2回目となる作品。
幽霊や怪奇現象は起こらず、ひたすら不条理で不気味な人間模様を描いたオムニバス形式の映画。

「トリハダ」シリーズではお馴染みとなった濃いキャラクター性を持つキャスト陣や、劇場版1作目の主演、谷村美月がニュース映像に登場する。
しかし、どのシリーズを見ても似たような出演者ばかりで、マンネリ気味でもある。

2作目でも新鮮なオムニバス形式の映画

ストーカーに悩まされる女性の物語をベースに、6本の作品から成るオムニバス映画。
一見なんの繋がりもないように見えるが、1本目の「所有の不確かさが招く悪夢の結末」と6本目の「軽微な出来心に忍び寄る悪意」、そしてベースストーリーがさりげなく繋がっている。

6本目の主人公の男性が勝手にスマートフォンを開いた事が原因となり、クロ男(ストーカー)が女性殺害に至る。
犯人の正体は行きつけの洋食屋の店員で、6本目の主人公に正体がばれたにも関わらず、エピローグでは再びストーカー行為を始めているという突っ込みどころもある。
その相手であり、殺害現場となったマンションに新しく引っ越してきたのが、1本目のストーリーで傘にイタズラをされた女性。
殺害された女性の部屋の前の住人も、ストーカーによって殺害されているとニュースで流れるシーンもある。

2~5本目は、他の「トリハダ」シリーズと同様にまったく繋がりのない独立した話になっているが、忘れた頃に1本目の主人公が出てきたり、6本目の作品に後ろ姿だけで登場するベースストーリーの主人公など、これまでになかった演出が増えている。

トリハダ 劇場版2 感想まとめ

深夜ドラマ番組をきっかけに、カルト的人気を持つことになった「トリハダ」の劇場版2作目。
幽霊や怪奇現象は登場せず、淡々とした日常の中に潜む恐怖をさりげなく描いているにも関わらず、意表を突くストーリーや演出にはぞっとさせられる。

序盤から、ドアスコープを覗いた目を狙ってドライバーを突き立ててくるストーカーなど、一人暮らしをしていると背筋が凍るような場面のオンパレード。
“事故物件”と呼ばれる、事件などがあった部屋に住んでいるとわかってしまう、言いようのない恐ろしさもある。

残酷描写や流血シーンは、前作に比べて控えめなので、苦手な場合でも比較的安心して見ることができるだろう。
しかし、夜中に一人暮らしの部屋で見るのはためらってしまう内容だ。

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