『わんわん物語』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

1955年に公開されたディズニーアニメ。当時のディズニーにしては珍しいオリジナルストーリーである。監督はウィルフレッド・ジャクソン、ハミルトン・ラスク、クライド・ジェロニミの3人が担当した。

あらすじ

わんわん物語』のあらすじを紹介します。

アメリカ中部の年が舞台。クリスマスの夜に、ジムは妻ダーリングに雌の子犬をプレゼントする。レディと名付けられ、大人になると利口で飼い主の言うことをよく聞く犬になった。

一方、都会の片隅で惨めながらも自由に暮らしている野良犬のノラ公は、野良犬刈りにあった仲間を逃した時に住宅街に逃げ込み、レディと出会う。この頃、レディはダーリングが出産を控えていることで扱いがぞんざいになったことを嘆き、近所の犬たちに慰められていた。

ダーリングが男の子を出産し、育児が一段落つくと夫婦で旅行に行ってしまい、レディは家に残される。赤ちゃんの育児とレディの世話を任せられたセイラおばさんに叱られ口輪を嵌められてしまったレディはついに家出してしまうが、野良犬に襲われそうになってしまう。そこに助けに入ったのがノラ公だった。

評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:1956年8月10日
  • 上映時間:76分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:ケン・ピーターソン
  • キャスト:Barbara Luddy、ラリー・ロバーツ、ビル・トムスン、ペギー・リー、ビル・ボーコム etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『わんわん物語』について、考察・解説します。※ネタバレあり

ストーリーがダメ

本作の原題は「Lady and The Tramp」。Trampは浮浪者の意味で、チャップリンが演じたキャラクターもTrampと呼ばれていました。ノラ公の人情深い性格は、おそらくチャップリンの影響を受けているのでしょう。

アニメーションについては触れるところがありません。ディズニーですから、当時の最高峰の技術を惜しみなく注いでいるわけで。当然素晴らしいわけです。
問題はストーリーですね。何が言いたいのかよくわからない。レディは結局人間の家に戻ってしまい、ノラ公は人間に飼われてしまう。途中の冒険は何だったんだ!お前ら独立しろよ!レディが家族のもとに戻るのは100歩譲って目をつぶるとしても、なんでノラ公が野良犬を卒業するんだよ!アイデンティティを奪われたノラ公が不憫でなりません。ヴィランのセイラばあさんとの確執も上手く解消していないし、レディが夫婦に対する憎しみをコロッと忘れているし。ダメですよ、こんなものは。

キャラクターが面白いでしょーアニメが凄いでしょー凄いと思ったんなら金払えーって、ボロすぎるでしょ。あいにく、本作から人気キャラクターは出なかったので、『おしゃれキャット』のようにディズニーの懐を潤し続ける存在とはなりませんでしたけど。

まとめ

ディズニーのダメ映画の典型例ですね。ディズニーは脚本がコケると途端にボロが出ますから。『シンデレラ』、『ふしぎの国のアリス』、『ピーター・パン』ときて『わんわん物語』ですよ。楽さが酷すぎるでしょ。前の3作は未だにディズニーのメインコンテンツですよ。『ピーター・パン』なんて、サブキャラのティンカーベルでどれだけ稼いだことか……。本作の後に『眠れる森の美女』が制作されるということで、完全にいらない子扱いですね。今後も日の目を見ることはないでしょう。さようならノラ公!もっとチャップリンに似せたキャラクターにしていれば人気キャラになったかもしれないね!

ディズニーの犬映画だと『101匹わんちゃん』もありますけど、こちらも面白く無いです。ディズニーの犬映画は駄作ばかり!ということを覚えておきましょう。ちなみに、実写版の『101』もクソです。

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