この記事では、映画『十二人の死にたい子どもたち』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『十二人の死にたい子どもたち』の作品情報
出典:https://eiga.com/movie/89811/
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 118分 |
ジャンル | ミステリー |
監督 | 堤幸彦 |
キャスト | 杉咲花 新田真剣佑 北村匠海 高杉真宙 |
製作国 | 日本 |
映画『十二人の死にたい子どもたち』の登場人物(キャスト)
- サトシ(高杉真宙)
- 主催者であり集団自殺サイトの管理人。冷静沈着で落ち着いている。
- アンリ(杉咲花)
- 黒ずくめな服装を着た女性。過去に火事で弟を亡くしている。
- シンジロウ(新田真剣佑)
- 眼鏡をかけた冷静沈着な男性。推理好きで医学の知識に長けている。
- ノブオ(北村匠海)
- いじめにあっていた過去から集いに参加した。
映画『十二人の死にたい子どもたち』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『十二人の死にたい子どもたち』のあらすじ【起】
集団安楽死のため、廃病院に若者が集まっていく。主催者であるサトシが裏口から入ってくる。番号プレートを取った彼は病院を見回る。次に来たケンイチはプレートを取ると待合室で雑誌を読んでいる。3番プレートを取ったミツエはトイレで片方だけのスニーカーを見かける。4番プレートを持っている顔を隠したリョウコは走る黒い人影を見かける。
5番プレートを持つシンジロウは自動ドアの電源が入っていることに疑問を持っていた。外ではメイコとアンリが声をかけあい中へ入る。10番プレートのセイゴが9番プレートのノブオと共にエレベーターを調べに屋上へ向かう。降上から戻ってきたタカヒロと出会う。エレベーターの扉にはイスがはさんであった。
1階ではマイが到着11番プレートを取る。最後にユキが12番のプレートを手に取った。
集い部屋に入ったケンイチは男の死体を発見する。参加者たちは次々と集まり、死体を含めて12人となる。最後にサトシが入ってくる。12人で行うはずった集団安楽死のはずが、13番目の人物がいることで困惑が広がる。
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映画『十二人の死にたい子どもたち』のあらすじ【承】
この不測の事態の中でこのまま計画を実行することは出来ないとケンイチが言い出す。シンジロウが疑問点を見つける。車いすや飲んだと思われる薬の量から死体は自殺ではなく殺されたのだと推測する。
参加者たちはグループごとに病院内を確認しに行く。病院内にあったスニーカーや人影、止められていたエレベーターなど情報が各々に共有されていく。道中で12人が抱くそれぞれの死にたい理由が語られていく。
いじめ、病気、後追い、吃音、家庭環境、後遺症、自責の念…それぞれが語る死にたい理由を聞くうちに仲間意識が生まれていく。
タカヒロが屋上でノブオに初めて会ったときのことを思い出す。彼は自分より後に屋上に来たはずなのになぜか屋上の様子を詳細に知っていたと。タカヒロがノブオにこの事件の犯人なのか問いかける。ノブオはそれをあっさりと認めて、皆の前で話すと言う。
映画『十二人の死にたい子どもたち』のあらすじ【転】
集い部屋ではノブオが戻らないまま、シンジロウにより謎解きが行われていた。
12人の素性や理由が明らかになるにつれて、安楽死の行方が二転三転してゆく。準備や今回の謎解き進めていく中でそれぞれが抱える問題を話す内に彼らの仲間意識はより強くなっていた。
ノブオが現れる。頭から血を流していた。その理由はメイコに突き落とされ階段から転落したためだった。しかし、彼はメイコに感謝していた。ノブオが死にたい理由はいじめではなかった。自分をいじめていた同級生を階段で突き落として殺してしまった後悔からであった。同じように突き落とされて考えが変わったと彼は語った。
その話を聞き、ますます変わりゆく彼らの心境。中断されたシンジロウの推理は再開される。その結果、ノブオとアンリが協力しあっていたことが明らかになる。
映画『十二人の死にたい子どもたち』の結末・ラスト(ネタバレ)
早く病院に着いていたアンリとノブオは屋上から出入口を見張っていた。車いすを押す人影を見かけるが、押していた人物は居なくなり、死体だけがあったと言う。
そこで2人は死体を運び込んだのだ。スニーカーやエレベーターの謎が明らかになる。
そのとき死体から異音がする。調べ直すとそれは死んでいなかった。ユキが告白する。死体と思われていた人物はユキの兄だった。植物状態となった兄を楽にしてあげたかったと言う。
徐々に安楽死が中止の方向へと進んでいく。アンリが食い下がるがシンジロウが彼女に生きていくことを説いていく。
多数決の結果、集団安楽死は中止となる。それぞれ新たな希望を抱きながら病院を去っていく参加者たち。サトシとアンリがまだ残っていた。アンリはサトシが集いを主催するのは初めてではないことに気づいていた。サトシは死に取り憑かれながらも中止となることに喜びを覚えていた。アンリはまた参加することを宣言し、去っていった。
映画『十二人の死にたい子どもたち』の感想・評価・レビュー
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映画『十二人の死にたい子どもたち』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『十二人の死にたい子どもたち』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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