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映画『12モンキーズ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『12モンキーズ』の概要:2035年、ウィルスによって人口の大半が死滅した時代。囚人のジェームズはウィルスの原因を探るべく過去へタイムトラベルする。唯一の手がかりである「12モンキーズ」という言葉を頼りに辿り着く真実とは…。

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映画『12モンキーズ』の作品情報

12モンキーズ

製作年:1995年
上映時間:130分
ジャンル:SF
監督:テリー・ギリアム
キャスト:ブルース・ウィリス、マデリーン・ストー、ブラッド・ピット、クリストファー・プラマー etc

映画『12モンキーズ』の登場人物(キャスト)

ジェームズ・コール(ブルース・ウィルス)
2035年のウィルスによってほとんどの人口が死滅した時代の生き残り。過去へタイムトラベルしウィルスの原因を探る。
キャサリン・ライリー(マデリーン・ストウ)
ジェームズがタイムトラベルした過去で出会う女性。ジェームズに協力する。
ジェフリー・ゴインズ(ブラッド・ピット)
ジェームズが過去に精神科病棟で出会う男。「12モンキーズ」を指揮するリーダー。

映画『12モンキーズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『12モンキーズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『12モンキーズ』のあらすじ【起】

2035年、謎のウィルスが蔓延し人口の大半を失ってしまった時代。引き残った人間達も苦しい生活を送っていた。地上ではいまだに謎のウィルスは蔓延していた。そこで生き残った人類は地下での生活を余儀なくされる。

生き残っていた科学者は原因の究明にあたっていた。だが、このままではいずれ死滅するのは時間の問題であった。そこで科学者達は囚人の中での記憶力が優れているジェームズを過去にタイムトラベルさせる被験者とする。ジェームズは減刑を条件にウィルスの原因究明のため過去に戻ることを決める。

ジェームズは科学者達からタイムトラベルする前に「12モンキーズ」と廃墟に猿の絵と一緒に書かれた文字こそが手がかりと聞く。

謎のウィルスの正体は何なのか、原因と対策方法を探るため、ウィルスが普及し始めたであろう1996年を目標にジェームズはタイムトラベルするのであった。

タイムトラベルの機械の誤作動によるものか、ジェームズがやってきた時代は当初予定していた1996年ではなく1990年であった。

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映画『12モンキーズ』のあらすじ【承】

警察に保護されたジェームズは自身が未来からやってきたことと、「12モンキーズ」という情報を周辺の人達に説明する。だが、ジェームズがいた本来の時代の2035年とタイムトラベルでやってきた1990年では技術の発展レベルが大きく異なっており、誰もジェームズの話は信用しないのであった。

精神異常者と判断されてしまったジェームズは精神病棟へ強制的に収容されてしまう。ジェームズは担当医である精神科の先生キャサリンに同様の未来の話をするも信じてもらえないでいた。

ジェームズは同じ精神科病棟に収容されていたジェフリーという患者に出会う。ジェフリーの協力を得て精神科病棟からの脱走を試みるも見つかってしまい失敗してしまう。再度収容されたジェームズだったが、2035年に戻されてしまう。

ジェームズは科学者達に呼び出されタイムトラベルの詳細の尋問を受ける。科学者達が提示した写真の中にジェフリーの写真を見つけたジェームズは、再度タイムトラベルを行うことを決意する。

映画『12モンキーズ』のあらすじ【転】

タイムトラベルで飛ばされたジェームズだったが、今度は第一次世界大戦に飛ばされてしまい、その後も機器トラブルによる間違った時代へ続いてジャンプしてしまう。

複数回のタイムトラベルをトライしようやく当初予定していた1996年にジャンプすることに成功する。

ジェームズは講習会で講演をしていたキャサリンのもとへ行く。半ば強引にキャサリンを車に乗せ、「12モンキーズ」の手がかりであるフェラデルフィアに向かう。

フェラデルフィアに向かう中、腐敗した21世紀とは異なり音楽や地上の空気を吸えることに喜びを感じたジェームズは楽しんでいた。

街のホテルに着き眠りにつくと夢でキャサリンに似た女性が出てくる。夢の中では、銃で撃たれ倒れる男にキャサリンが駆け寄っている姿を幼少期のジェームズが見るという夢であった。

目が覚めたジェームズはキャサリンと一緒に「12モンキーズ」と猿の絵柄の調査を始める。そこで1990年に一緒に精神科病棟にいたジェフリーが動物保護を提言する「12モンキーズ」という環境保護団体を立ち上げていた事実を突き止める。

ジェームズはジェフリーのもとへ行くが口論になってしまいその場から逃げる。離れたとこに待機させていたキャサリンのもとへ行くが再度2035年に戻ってしまう。

映画『12モンキーズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジェームズがいなくなりキャサリンも無事家に戻ったことでマスコミや警察から注目されていた。ある日、警察からキャサリン宛に電話が鳴る。キャサリンがジェームズと行動していたときにジェームズから摘出した弾丸を警察が調べたところ、1920以前のものと報告を受ける。ジェームズがタイムトラベルをしていたという話の決定的な証拠と理解したキャサリンはジェームズを探し始める。

一方、ジェームズは2035年に戻っていた。だが、タイムトラベルを繰り返すうちにどれが正常な時代か分からなくなってしまい、2035年も自身の妄想だと信じ込んでしまう。1996年に戻ったジェームズはキャサリンと再会し行動する。

ジェフリー率いる「12モンキーズ」が活動を活発化させていくが、彼らはただ単に動物園から動物を解放させただけでウィルスをばら撒いた首謀者ではなかった。

2人は警察からの追っ手を振り払うため変装し空港に行く。そこで自分と同じようにタイムトラベルして過去へ来ていたホセと出会い真犯人を殺すための銃を渡される。

同じ頃、ジェフリーの父親の助手が真犯人であることを突き止めたキャサリンはジェームズへそのことを伝える。助手を追いかけたジェームズだったが、警察に撃たれてしまう。それはジェームズが夢で見ていた光景そのものであった。

追ってから逃げ切れたことで安堵した助手は飛行機に乗り込む。だが隣には2035年からタイムトラベルした女科学者が座っていたのであった。

映画『12モンキーズ』の感想・評価・レビュー

タイムトラベル映画の金字塔。作中に流れる音楽とブルース・ウィルスのコミカルな演技が人口50憶を死滅している絶望的な状況下でも重くなりすぎない軽快な作品になっている。もう少しまともな人がタイムトラベルすれば良いのにと思うが、案外世界を救うのは異常と思われる人なのかも。(MIHOシネマ編集部)


ギリアムワールド全開。少し変わったクセのある、ファンタジーな世界観を描くテリー・ギリアムが監督を務めたこの作品。難解で何度観ても謎が深まる不思議なストーリーです。世界に蔓延したウイルスにより、人類は滅亡の危機を迎えていました。その原因を探るため、過去にタイムトラベルするのがブルース・ウィリス演じるジェームズ・コール。過去に送られ、謎を探るなか見つけたのは衝撃の事実でした。
『未来世紀ブラジル』でとんでもない衝撃を受けてから、テリー・ギリアムは天才だと思い、こういうクセのある作品が大好きになりました。何度観てもわからない。妄想なのか、現実なのか。観れば観るほど謎が深まります。(女性 30代)


タイムトラベル物なのだが、最初は良く分からないかもしれない。何が起こっているのか良く分からないからこそ、何が起きているのだろうと思ってのめり込んでいき、気がつけばその世界観にどっぷり浸っている・・・ある種の中毒性がある不思議な作品。
主人公が捕らわれる(?)精神病院のイメージが強烈で、そこで出会うブラッド・ピットがまた違う意味でキレキレなので、ちょっとおかしな話なのかと身構えてしまうところもあるが、最後はある意味とてもロマンチックなお話。(男性 40代)


本作は、謎のウイルスによって人類の99%が死滅した2035年を変えるために、ウイルス拡散前の1996年に戻ったジェームス・コールのタイムトラベルを描いたSF作品。
既存のタイムスリップ作品とはひと味違い、少し難解で時系列も内容も次第に複雑な様相を帯びてくるが、様々な捉え方ができるストーリーだと思う。
近未来が舞台とは言え、今観ると現実に近づいているような気がしてゾッとした。
可能性を感じられる終わり方も好みだった。(女性 20代)


ブルース・ウィリスとブラッド・ピットが共演している珍しい映画です。タイムトラベルものではかなり秀逸な作品です。
途中で理解できなくなって何回か見直すシーンもありますが、タイムトラベルの度に精神が蝕まれていくのは、確かに!と納得してしまいます。
映画の中のブルース・ウィリスだけでなく、観客側にも夢なのか現実なのか分からなくなる仕掛けが多いです。他のタイムトラベル作品の設定がちょっとおかしく見えてしまいます。
コロナウイルスの影響がある現在、この映画を観るとまた様々なことを考えさせられます。1990年代にこの発想があったことにも驚きます。(女性 30代)


ストーリーが分かりにくいですが、発想がなんといっても面白い映画です。そして、若い時のブラッド・ピットが出演していますが、演技が上手くて驚きます。
最初はストーリーが理解できず、ブルース・ウィリスの妄想の世界の話の様に思えますがだんだん伏線が回収され、パズルのピースが合ってきて理解できます。何回か観て楽しむ作品ですね。
空気のおいしさに感動するシーンはとてもリアリティを感じました。ラストはモヤモヤが残ります。(女性 30代)

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