この記事では、映画『デスペラード』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『デスペラード』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『デスペラード』の作品情報

上映時間:104分
ジャンル:アクション
監督:ロバート・ロドリゲス
キャスト:アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ヨアキム・デ・アルメイダ、チーチ・マリン etc
映画『デスペラード』の登場人物(キャスト)
- エル・マリアッチ(アントニオ・バンデラス)
- ギター弾きの男。マフィアに恋人を殺され、手を撃たれた。ギターケースに大量の武器を隠し持っており、復讐のためにブチョを探し求めている。
- カロリーナ(サルマ・ハエック)
- 書店を経営する女性。道端で銃撃されたマリアッチの介抱をする。ブチョに麻薬の隠し場所を提供し、お金を受け取っている。
- ブチョ(ジョアキム・デ・アルメイダ)
- マフィアのボスでコロンビア人と取引して麻薬を密売している。突然現れたマリアッチを殺すように部下に命じる。
- ブシェミ(スティーブ・ブシェミ)
- マリアッチの友人。マリアッチがブチョを探し出すのを手伝っている。
映画『デスペラード』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『デスペラード』のあらすじ【起】
酒場にブシェミが現れて、バーテンダー相手に別の酒場で見てきた光景を語り始める。別の酒場にマリアッチが入ってきて、ブチョという男の居場所を聞きだそうとしたのだ。しかし、酒場にいたゴロツキが立ち上がったために、マリアッチは手にしていたギターケースから銃を取り出し、その場にいた全員を皆殺しにした。その話を聞いたバーテンダーは驚いた反応を見せる。ブシェミはマリアッチがここを目指していると言い残して酒場から出て行く。
ブシェミはマリアッチの元に行き、酒場での様子を報告する。そして、酒場がブチョと関係があるのは間違いないと断言する。マリアッチにはブチョのせいで恋人を殺され、手を負傷した過去があった。マリアッチはブチョに復讐するために酒場に向かう。一方、バーテンダーはブシェミから聞いた話をブチョに伝え、別の酒場で起きたことが事実だったと報告する。ブチョは部下に町に繰り出して警戒するように指示する。町ではナイフを持った屈強な殺し屋も徘徊し、危険な雰囲気が漂いだす。
映画『デスペラード』のあらすじ【承】
酒場に集金人がやって来て、バーテンダー相手に笑い話を披露する。そして集金人はトイレの奥にある隠し部屋でお金を数え始める。酒場に今度はマリアッチが入ってくる。ギターケースに隠した銃が見付かってしまい、マリアッチは酒場にいたブチョの部下達と銃撃戦になる。マリアッチは部下を殺すが、ブチョの居場所を聞き出すのに失敗してしまう。表通りに出たマリアッチはカロリーナとすれ違う。その瞬間に背後からブッチョの部下に狙われそうになり、マリアッチは相手を仕留めるが負傷する。
ブチョが様子を確認にするために酒場に現れ、惨めな惨状に激怒する。一方、カロリーナは自分の経営する書店にマリアッチを連れ込み、ケガを治療する。その弾みでカロリーナはマリアッチのギターケースの中身を見てしまう。そこでマリアッチは事情を説明し、ブチョを探すのを手伝ってほしいと頼む。マリアッチはその足で教会に向かい、ブシェミに会う。しかし、ブシェミはこれ以上揉め事を起こさないように助言し、協力を拒む。
映画『デスペラード』のあらすじ【転】
ブチョは取引相手のコロンビア人から殺し屋を派遣したとの連絡を受ける。マリアッチはブシェミを何とか説得しようとするが、そこにナイフを持った屈強な殺し屋が現れ、ブシェミを殺してしまう。マリアッチも窮地に追い込まれるが、そこにブチョの部下達も姿を見せる。ブチョの部下達は屈強な殺し屋をマリアッチと勘違いし、相手を撃ち殺す。しかし、屈強な殺し屋こそがコロンビア人組織が雇った殺し屋だった。
マリアッチはカロリーナの書店に戻る。そこに突如、ブチョが現れる。実はカロリーナは本屋を維持するために、ブチョに麻薬の隠し場所を提供していたのだ。しかし、カロリーナは慌ててマリアッチを隠れさせて庇う。ブッチョは一旦書店を後にするものの、マリアッチが書店にいると確信し、殺害を命じる。カロリーナは再びマリアッチのケガの手当をする。そして2人は結ばれる。2人がいる寝室にブチョの部下達が近づくが、マリアッチが気付き、銃撃戦となる。そして、マリアッチとカロリーナは書店の屋上から隣の家に飛び移って身を隠す。
映画『デスペラード』の結末・ラスト(ネタバレ)
書店は焼かれてしまい、ブチョが様子を確認に現れる。マリアッチは屋上からブチョを狙おうとするが、相手の顔を見て引き金を引くのをやめる。ブチョは書店襲撃が失敗したことに苛立ちを募らせる。マリアッチはカロリーナを連れてモーテルに身を隠し、過去の出来事を打ち明ける。そしてミュージシャン仲間に連絡を入れ、加勢を頼む。マリアッチは仲間と合流し、ブチョの部下達と対峙する。マリアッチの仲間はギターケースの中にマシンガンやロケットランチャーを仕込んでおり、ブチョの部下達と激しい銃撃戦を繰り広げるが、マリアッチを残して双方が全滅する。
マリアッチはカロリーナと共にブッチョの屋敷に乗り込む。ブチョはマリアッチの姿を見て驚く。何とマリアッチはブチョの弟だったのだ。ブチョはカロリーナに銃口を向けるが、マリアッチは袖の下に隠していた銃で取り出し、ブチョを撃ち殺す。復讐を果たしたマリアッチは一人で町を去ろうとするが、カロリーナが車で追い掛けてきて、2人は一緒に旅立つ。
映画『デスペラード』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
およそ100万円で製作された『エル・マリアッチ』が好評だったことを受け、ロバート・ロドリゲス監督が膨大な予算を投じて作った第2作。ロドリゲスらしいB級映画に仕上がっているが、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』など後の作品と比べると遊び心は控えめだ。ラテンの香りが漂い、ハリウッド慣れした目には新鮮に映る。盟友のクエンティン・タランティーノがゲスト出演し、得意の小ネタを披露しているのも注目だ。(MIHOシネマ編集部)
アメリカなのに中南米の土埃舞う雰囲気を漂わせているのが、メキシコらしさ全開で独特でユニークだ。もはやデスペラードというジャンルとして成り立っていると思う。三部作の中で一番最初に観たが一作目から観なくても十分面白い。
もちろん主人公を演じたアントニオ・バンデラスもカッコいいのだが、スティーヴ・ブシェミやクエンティン・タランティーノが出演している点も見逃せない。彼らが出演していることで、馴染みのないメキシコのストーリーでも直ぐに溶け込めた。(女性 20代)
ギターケースに銃を仕込んだマリアッチが、麻薬王ブチョへの復讐に燃える物語。冒頭のバーでの銃撃戦から一気にテンションが上がる。仲間が次々と倒れ、彼自身も撃たれながら戦い抜く姿はスタイリッシュそのもの。終盤、ブチョが実の兄だったと明かされる展開もドラマ性を高めている。サロマ・ハエック演じるカロリーナとの逃避行も含め、暴力とロマンスが混ざり合う痛快なアクションだった。 (30代 男性)
とにかく銃撃シーンの演出が派手で爽快。ギターケースからロケットランチャーまで飛び出す発想が面白い。ブチョが兄だと分かる場面は意外性があり、単なる復讐劇に終わらない深みを感じた。カロリーナが撃たれて倒れるシーンはショックだったが、彼女を連れて街を去るラストに少し救われる。荒々しいがロマンもある作品。 (40代 女性)
ストーリーはシンプルだが、映像の勢いが圧倒的。酒場での乱戦や市場での銃撃戦など、どの場面も過剰なまでにスタイリッシュだ。マリアッチが復讐を遂げるが、兄を撃つという結末はどこか虚しい。血なまぐさいのに、どこかユーモアが漂う独特の空気感が魅力。理屈抜きで楽しめるアクション映画だと思う。 (20代 男性)
ブチョとの対決が近づくにつれ、街全体が戦場のようになる展開に引き込まれた。マリアッチの孤独や悲しみも垣間見え、単なるガンマンではない人物像が描かれている。兄弟という関係が明かされるラストは切ない。派手な銃撃と情熱的な恋愛描写が融合した、90年代らしいエネルギーに満ちた一本。 (50代 男性)
暴力描写は多いが、どこか漫画的でスタイリッシュ。ギターケースを武器にするアイデアが最後まで効いている。ブチョを倒しても完全な勝利とは言えない余韻が残るのが印象的。カロリーナとの関係が物語に温度を与えていて、銃撃だけで終わらない点が良い。エンタメ性の高い復讐劇だった。 (30代 女性)
冒頭の語りから伝説的なガンマン像が強調され、実際にその通りの活躍を見せる展開が痛快。仲間が犠牲になるシーンは短いが印象深い。兄を撃つ場面には葛藤があり、単純な勧善懲悪ではないところが面白い。音楽とアクションの融合も心地よく、勢いで最後まで見せる作品。 (40代 男性)
マリアッチの復讐心が全編を貫いていて分かりやすい。銃撃戦は現実味よりも格好良さ重視だが、それが本作の持ち味。カロリーナとのラブシーンが緊張の合間の癒やしになっている。兄弟対決という要素が加わり、物語にドラマ性が生まれた。アクション映画として純粋に楽しめた。 (20代 女性)
過剰な銃撃と爆発が続くが、不思議と飽きない。映像のテンポが良く、マリアッチのカリスマ性が際立つ。ブチョが兄だと判明する瞬間は衝撃的で、復讐の重さを感じさせる。最後に街を後にする姿は、勝者でありながら孤独を背負った男の背中を象徴していた。 (50代 女性)
映画『デスペラード』を見た人におすすめの映画5選
エル・マリアッチ
この映画を一言で表すと?
伝説のガンマン誕生を描く、荒削りな原点。
どんな話?
メキシコの小さな町にやって来た若きマリアッチが、偶然にも殺し屋と間違われ、ギャング同士の抗争に巻き込まれていく。ギターケースを携えた主人公が、生き延びるために戦いへと身を投じる姿を描くアクション映画。後の物語へと続く復讐の始まりがここにある。
ここがおすすめ!
低予算ながら勢いとアイデアに満ちた演出が魅力。デスペラードの原点を知ることで、主人公の背景や復讐心の重みがより深く理解できる。荒々しいエネルギーを体感したい人におすすめ。
レオン
この映画を一言で表すと?
孤独な殺し屋と少女が紡ぐ、哀しきバイオレンス。
どんな話?
ニューヨークで孤独に生きる殺し屋レオンは、家族を失った少女マチルダと出会い、奇妙な共同生活を始める。やがて復讐に向かう少女と、それを守ろうとするレオンの関係が描かれる。銃撃戦の緊張感と切ない絆が交錯するドラマ。
ここがおすすめ!
スタイリッシュな銃撃アクションと、感情に訴える人間ドラマの融合が見事。デスペラード同様、孤独なガンマンの哀愁を味わえる。アクションだけでなく心に残る物語を求める人に最適。
フロム・ダスク・ティル・ドーン
この映画を一言で表すと?
犯罪映画が一転、狂気のホラーへ変貌する衝撃作。
どんな話?
銀行強盗を働いた兄弟がメキシコへ逃亡し、国境近くのバーに立ち寄る。しかしその店は吸血鬼の巣窟だった。犯罪劇から一気にサバイバルホラーへと展開が転じる異色作。暴力とユーモアが混在する独特の世界観が特徴。
ここがおすすめ!
過剰なバイオレンスとブラックユーモアが炸裂。デスペラードの派手な銃撃戦が好きな人なら、この振り切れた展開も楽しめるはず。予測不能なストーリーに身を委ねたい人へ。
ジョン・ウィック
この映画を一言で表すと?
復讐に燃える男が、闇社会を震撼させる。
どんな話?
愛する妻を亡くした元殺し屋ジョン・ウィックは、亡き妻から贈られた子犬を殺されたことをきっかけに復讐を決意する。封印していた戦闘能力を解き放ち、裏社会を相手に孤独な戦いを繰り広げるアクション映画。
ここがおすすめ!
銃撃と格闘を融合させた緻密なアクションが圧巻。シンプルな復讐劇を徹底的にスタイリッシュに描く点がデスペラードと共通する。純粋な爽快感を求める人におすすめ。
ワイルドバンチ
この映画を一言で表すと?
男たちの誇りと滅びを描く、壮絶な西部劇。
どんな話?
時代遅れとなった無法者集団が最後の大仕事に挑むが、裏切りと銃撃戦の末に壮絶な結末を迎える。暴力の連鎖と男たちの矜持を重厚に描いた西部劇の名作。終盤の銃撃戦は映画史に残る迫力。
ここがおすすめ!
スローモーションを多用した壮絶な銃撃描写は圧巻。デスペラードのガンアクションの源流を感じられる一本。哀愁と暴力が同居する物語を味わいたい人にぜひ観てほしい。



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