この記事では、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』の作品情報

上映時間:151分
ジャンル:アクション、アドベンチャー
監督:ゴア・ヴァービンスキー
キャスト:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ビル・ナイ etc
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』の登場人物(キャスト)
- ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)
- ブラック・パール号の船長で海賊。飄々とした性格をしており、かつてデイヴィ・ジョーンズと契約した事で既に人間にではない存在。
- ウィリアム・ターナー・ジュニア(オーランド・ブルーム)
- 行方不明になった海賊を父に持つ真面目な青年。第1作でエリザベスと恋に落ちる。
- エリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)
- 良家の娘でありながら、ウィリアムと身分違いの恋に落ちる。勇敢な性格で行動力も持ち合わせている。
- デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)
- 海を牛耳る謎の存在。タコと一体化したような外見をしており、クラーケンという巨大タコを部下に引き連れる。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』のあらすじ【起】
共に激しい戦いに身を投じ、そして無事に生還したウィル・ターナーとエリザベス・スワンは(パイレーツ・オブ・カリビアン1を参照)、身分の違う恋を通に成就させ目前に結婚式を控えていました。しかしそんな幸せ絶頂の2人は、海賊、ジャック・スパロウの逃亡に手を貸したとして突然逮捕されてしまいます。
その裏では、ベケット卿という東インド貿易会社で権力を持つ男が糸を引いていました。彼の狙いはジャックの持つコンパスです。そのコンパスは方角を指し示すのではなく、持ち主の欲しいと思っているものを指すという不思議な力を持っており、ベケット卿はその力を自らの利権の為に利用したかったのです。そのコンパスをジャックから奪ってくれば2人を解放する、とベケット卿はウィルに命じます。
ウィルはエリザベスを救う為にジャックを探し求めますが、ようやく探し出したジャックに何故かかつての覇気はなく、すっかり憔悴しきっていました。ジャックはコンパスを渡す事を条件に、とある鍵探しに付き合えと言います。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』のあらすじ【承】
ジャックの追い求める鍵は、とある箱を開けるためのものです。かつてデイヴィ・ジョーンズという男が心から愛した女性に自分の愛を証明するべく、自身の心臓をくり抜きその箱にしまったという逸話があります。そしてジャックは、一度そのデイヴィ・ジョーンズと接触していたのでした。
今や海を牛耳っているデイヴィ・ジョーンズと、「ブラック・パールの船長にしてやるが、契約が切れれば自分の手下として100年間働く」という取り決めを交わしていたのです。そしていよいよその契約が切れる時期が訪れ、その証拠である印がジャックの手に浮かび上がってきていました。ジャックは箱にしまわれたデイヴィ・ジョーンズの心臓を潰す事で彼を殺し、その血の契約から自由になろうとしていたのです。
鍵探しの手がかりを手に入れるべく、2人は不思議な力を持つ呪術師、ティアのもとを訪れました。ティアはジャックに、「海に出るならば陸を持っていけ」と謎のメッセージと共にジャックに土が入った瓶を手渡しました。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』のあらすじ【転】
ウィルとジャックはデイヴィ・ジョーンズの船、「フライングダッチマン号」に潜入しました。しかしすぐに彼らは捉えられてしまい、デイヴィとの再会を果たします。デイヴィは3日以内に100人の船員を献上すれば契約は破棄するとジャックに告げます。ジャックが逃げないよう人質として船に残ったウィルは、死んだ筈の自身の父親、ビルと再会します。
かつてビルはデイヴィと契約を交わし、長年彼の下で働かされていたのでした。今すぐに逃げろという父親の言葉に従い、ウィルは船から逃げ出そうとしますが、丁度その時甲板で居眠りをしていたデイヴィの髭の中に、一つの鍵が見え隠れしている事に気がつき足を止めます。そしてウィルはデイヴィに気づかれないよう、こっそりとその鍵を抜き出す事に成功するのでした。
一方その頃、ジャックはジャックに献上する人間100人を集めるため、トルトゥーガという大きなたまり場のような場所で船員を募集していました。そしてかつてのジャックの部下や、ウィルを助けたいエリザベスまでもが集まってきたのです。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』の結末・ラスト(ネタバレ)
鍵が盗まれた事に気がついたデイヴィ・ジョーンズは、慌てて箱を守る為その隠し場所へと向かいます。一方、仲間を揃えたジャックもコンパスを使って箱の在り処を割り出し、そのクルーセル島へと向かいます。肝心の鍵を持っているウィルもなんとか島に上陸し、いよいよ激しい箱の争奪戦が始まりました。
最初に心臓を手に入れたのはジャック・スパロウでした。彼は心臓を隠す為にティアに手渡された砂入りの瓶の中にこっそりと入れます。しかしふとした隙を突かれ、自分でも気づかないうちにノリントンに心臓を盗まれてしまいました。ノリントン以外誰もが心臓はジャックが持っていると勘違いしています。ジャックはデイヴィから逃げる為海に船を出しますが、その行く手をデイヴィの手下である巨大なタコ、クラーケンに阻まれます。
エリザベスはウィルをデイヴィの手から救う為、ジャックをデイヴィに売り、エリザベスに手錠で繋がれたジャックは、船ごとクラーケンに食べられてしまいました。心臓は東インド貿易会社に手渡されました。何とかジャックを救い出す為、船員たちはティアに相談を持ちかけます。すると店の奥から第1作で死んだ筈のバルボッサが登場し物語は幕を閉じます。
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
デイヴィ・ジョーンズという海賊の間でも伝説として語られる怪物が登場する第2作目。
完結するのは次回なのだが、さらばジャックスパロウというジャックの死を示唆するかのような大胆なキャッチフレーズがとても意味深で、つい気になって見てしまった人も多いのではないだろうか。
前作でエリザベスと結ばれたウィルターナーの父親、通称靴紐のビルもデイヴィの船の乗組員として登場する。
デイヴィとの契約上、100年はフライングダッチマンで働かなくてはならないという危機を回避する為、ジャックが奔走するのだが、最後のシーンで例のキャッチフレーズの意味が分かり、次回に続くという流れ。
怪物だったり、不死だったり、呪いだったりと、様々なファンタジー的要素はなぜこんなにもワクワクしてしまうのだろうか。(男性 30代)
ジョニー・デップ主演のファンタジーアクション映画の第二弾。ジャックが過去に交わした契約から逃れるため奔走する姿を描く。
ジャックの身勝手な理由により騒動に巻き込まれてしまうウィルだが、その中で探していた父を見つけ、自身も身を投じていく点は意外なところから話が進み観客を驚かせる演出が見事。
最後に復活したバルボッサが後の物語に大きく影響を及ぼすことが予想され今後に期待を持たせる点も良い。(男性 20代)
待望の二作目も期待を裏切らない、面白さと抜群のストーリー展開です。
今回はデイヴィ・ジョーンズという怪物との対決です。最強の敵を目の前に危機一髪の展開を迎えるブラックパール号。そんな中、最後にはなんとジャック・スパロウがクラーケンの餌食になってしまいます。
船員はジャックを救おうとティアに助けを求めそこで現れたのは死んだはずのバルボッサと展開の読めない終わり方で次回作への期待をどんどん膨らませられます。(女性 20代)
パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズの2作目にあたるこの作品を、心待ちにしていた人も多いことだろう。新しい冒険が始まり、たくさんの駆け引きがある。新しいキャラクターも登場し、物語もより複雑にさらに面白く進化していっているのは、ファンにとっても嬉しいことに間違いない。
少しずつ謎が解けていく爽快さと共に、また新しい謎が出てくる複雑な感覚に囚われる。いったん見出したら目を離せないほどハマってしまっていることに、後から改めて気付かされるのではないだろうか。(女性 30代)
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第2弾。海賊映画はヒットしないという下馬評を見事に覆し、大ヒットした1作目。急遽制作が決定した続編は2と3を同時に撮るという構想だとか。そのせいですかねえ…今回はストーリーも設定もしっちゃかめっちゃか。前作でブラックパール号を取り戻し、船長となったジョニー・デップ演じるジャック・スパロウ。彼は13年前ブラックパール号の船長になるために「深海の悪霊」デイヴィ・ジョーンズと血の契りを交わしていました。その契約が切れたため、ジャックの魂を取り立てにくるデイヴィ・ジョーンズ。そんな難しい設定です。
デイヴィ・ジョーンズがとにかく怖い。子供は夢に出てくるんじゃないかと思ってしまうほど、トラウマ級の衝撃があります。海賊の世界って本当に面白いです。(女性 30代)
前作よりもスケールが大きくなり、よりダークな雰囲気になっているのが印象的だった。デイヴィ・ジョーンズの存在感が圧倒的で、海の怪物クラーケンとの戦いは迫力満点。ジャックが最後にクラーケンに飲み込まれる展開は衝撃的で、続編を強く意識させる終わり方だった。エンタメとして非常に満足度が高い。(20代 男性)
物語が複雑になり、キャラクター同士の思惑が交錯するのが面白かった。エリザベスの行動が意外で、ジャックを鎖で縛るシーンには驚いた。単なる恋愛ヒロインではなく、強い意志を持つ人物として描かれている点が印象的。ラストの展開は切なくもあり、続きが気になる終わり方だった。(30代 女性)
前作よりも物語の密度が増し、見応えがあった。デイヴィ・ジョーンズのビジュアルや設定が非常に魅力的で、シリーズの中でも特に印象に残る敵だと思う。ジャックのコミカルさとシリアスな展開のバランスも良い。ラストのジャックの死と、バルボッサの復活には驚かされた。(40代 男性)
アクションシーンがとにかく豪華で、見ていて飽きなかった。特に車輪の上での戦闘シーンはユニークで印象に残っている。ただ、ストーリーがやや複雑で少し理解しづらい部分もあった。それでもキャラクターの魅力と映像の迫力で最後まで楽しめた。続編への期待が高まる作品。(20代 女性)
全体的に暗めのトーンで進むが、その分物語に深みが出ていると感じた。ジャックの過去や契約が明かされ、キャラクターの背景が広がるのが良い。クラーケンとの戦いは圧巻で、海の恐怖がしっかり表現されていた。ラストの展開は賛否が分かれそうだが、個人的には好き。(50代 男性)
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』を見た人におすすめの映画5選
パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち
この映画を一言で表すと?
すべての始まりとなる、痛快で魅力的な海賊アドベンチャー。
どんな話?
呪いにかけられた海賊たちと、自由奔放なジャック・スパロウ、そして青年ウィルとエリザベスの出会いから物語が始まる。呪いを解くための戦いの中で、それぞれの思惑が交錯し、壮大な冒険が展開されていくシリーズの原点となる作品。
ここがおすすめ!
デッドマンズ・チェストの世界観やキャラクターをより深く楽しむためには欠かせない一本。テンポの良い展開とユーモア、アクションのバランスが絶妙で、シリーズの魅力が詰まっている。初めて観る人にもおすすめできる完成度の高い作品。
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
この映画を一言で表すと?
壮大な海戦と運命が交錯する、シリーズ屈指のクライマックス。
どんな話?
デイヴィ・ジョーンズや東インド会社との対立が激化し、海賊たちは存亡をかけた戦いに挑む。ジャックの行方やウィルとエリザベスの関係も大きく動き、すべての伏線が回収されていく。壮大なスケールで描かれる最終決戦の物語。
ここがおすすめ!
デッドマンズ・チェストの続編として、物語の結末を見届けたい人に最適。複雑に絡み合った人間関係や伏線が一気に収束し、圧倒的なスケールの戦いが展開される。シリーズファンなら必見の一作。
マスター・アンド・コマンダー
この映画を一言で表すと?
海の上で繰り広げられる、緊迫の戦略と人間ドラマ。
どんな話?
ナポレオン戦争時代、英国海軍の艦長が敵艦との激しい戦いに挑む。過酷な海上生活の中で、仲間との信頼関係やリーダーとしての決断が試される。リアルな戦闘と人間関係が丁寧に描かれる海洋ドラマ。
ここがおすすめ!
海を舞台にした迫力ある戦闘シーンが魅力で、パイレーツシリーズの海戦が好きな人におすすめ。ファンタジー要素は少ないが、その分リアルな緊張感と重厚なストーリーが楽しめる。大人向けの海洋映画として見応えがある。
キング・コング
この映画を一言で表すと?
未知の世界と巨大な存在が織りなす、壮大な冒険譚。
どんな話?
映画撮影のために訪れた未開の島で、巨大な生物キング・コングと遭遇した一行。島に潜む危険な生物たちとの戦いを経て、コングとの関係が変化していく。冒険と感情が交錯する壮大なストーリー。
ここがおすすめ!
巨大生物との戦いという点で、クラーケンの迫力に魅了された人にぴったり。映像のスケールが大きく、冒険映画としての満足度が高い。アクションとドラマのバランスが良く、最後まで引き込まれる作品。
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説
この映画を一言で表すと?
危険とユーモアが交錯する、スリリングな冒険エンタメ。
どんな話?
考古学者インディ・ジョーンズが、失われた秘宝を巡る冒険に挑む。危険な罠や敵対勢力との戦いの中で、仲間とともに困難を乗り越えていく。アクションと謎解きが融合した冒険物語。
ここがおすすめ!
テンポの良い展開とユーモア、スリルが詰まっており、パイレーツのような冒険活劇が好きな人におすすめ。個性的な主人公と魅力的な世界観が印象的で、何度でも楽しめる作品。エンタメとしての完成度が高い。



みんなの感想・レビュー
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの第二作目ということで、前作のヒットを受けて制作されたのだろうが、前作以上の勢いだ。勢いのままにひた走る。今回は三作目とセットで、前編という位置づけなので、この後失速しないかということだけが心配だが、立て続けになんやかんや起こるこのシリーズなら心配ないだろう。
今回のラストなんか、十字架島に一同が介して宝箱の争奪戦になるのだが、ここが一番面白い。奪い合いの最中はまさにてんやわんやという感じで、敵味方だけかと思えばノリントンの裏切りであっさり心臓を持ち逃げされてしまう。最終的には巨大なタコがジャックを飲み込み……と、序盤のウィルとエリザベスの逮捕からテンポが良い作品だった。
これはどれだけこのシリーズを愛しているかにもよるだろうが、なんとなくで観ているといろいろ忘れてしまうので困る。
ファンタジーシリーズにつきものの問題だろう。設定がややこしいし、キャラクターはどんどん出てくる。死んだと思っていた奴が生きていたり、とんでもないことが簡単に起こるので何が何やらわからなくなる。
映画でやたら説明するのはよくないが、シリーズものに限ってはもうちょっと説明的であってもいいんじゃないかと思う。
シリーズものなので、1から観るにこしたことはないと思うが、中にはこの二作目から始めて観る人もいるだろう。前作のことも設定もわからなくて、しかも話は完結せずに次回へ持ち越し。一番宙ぶらりんな部分なので、もっと冒頭にあらすじをつけるなどしてくれたら分かりやすいのになあと思った。
世界的に大ヒットした『パイレーツ・オブ・カリビアン』なので、失敗はないだろうと思っていたけれど予想以上に面白かった。
前作よりもコメディ要素強めなのかもしれない。伝説の海賊の亡霊やら恐ろしい汚いものがバンバン出てくるからホラーテイストにしたって良さそうなものを、ここまであっけらかんとコメディにしてしまうのがすごい。
とりあえず、完結編は次回作なので最終的な評価は次に持ち越しだが、この一本でもファンなら大いに楽しめると感じた。