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映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の結末までのストーリー
  • 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を見た感想・レビュー
  • 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を見た人におすすめの映画5選

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0065433

製作年 2020年
上映時間 163分
ジャンル アクション
監督 キャリー・ジョージ・フクナガ
キャスト ダニエル・クレイグ
ラミ・マレック
レア・セドゥ
ラシャーナ・リンチ
製作国 イギリス

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の登場人物(キャスト)

ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)
元MI6エージェントで、コードネームは007。旧友であるCIAのフェリックス・ライターの要請により現役復帰する。
マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)
ボンドの恋人で、スペクターの一員ミスター・ホワイトの娘。
リューツィファー・サフィン(ラミ・マレック)
ミスター・ホワイトに家族を殺されたため、スペクターに恨みを持つ。さらに細菌兵器を世界中にばら撒くことを目論むテロリスト。
ノーミ(ラシャーナ・リンチ)
ボンドがMI6辞めた後の新たな007。引退後のボンドとジャマイカで会う。
M(レイフ・ファインズ)
MI6の部長。
Q(ベン・ウィショー)
MI6研究開発課長。ボンドの元同僚。
イヴ・マネーペニー(ナオミ・ハリス)
Mの秘書。ボンドの元同僚。
フェリックス・ライター(ジェフリー・ライト)
ボンドの旧友でCIA局員。
ローガン・アッシュ(ビリー・マグヌッセン)
米国務省の役人。フェリックスと共に引退後のボンドの前に現れる。
エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)
スペクターの元首領。ボンドの義理の兄であり、現在は刑務所に収監されている。
ヴァルド・オブルチェフ(デヴィッド・デンシック)
ヘラクレス計画に関わっていた細菌学者。
パロマ(アナ・デ・アルマス)
キューバでボンドに協力する新人CIAエージェント。
マチルド(リサ=ドラ・ソネット)
5歳になるマドレーヌの娘。青い瞳をしている。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじ【起】

マドレーヌの幼き日の記憶。ノルウェーにある自宅で、母と二人家にいた彼女は、能面を付けた男に襲撃される。母は凶弾に倒れるが、隠れていたマドレーヌは戸棚に拳銃を見つけ、隙を突いて男を銃撃。しかし家の外へと運んでいる最中、一度は死んだかに思えた男が息を吹き返す。逃げるマドレーヌは、湖に張った氷が割れ、水中へと落ちる。溺れる彼女をなぜか救出する男。

スペクターを壊滅させた後、MI6を引退したボンドはイタリア・マテーラにて、マドレーヌと平穏な日々を送っていた。

ボンドは過去と決別するため、かつての恋人ヴェスパーの墓を訪れる。そこでスペクターの紋章が記されたカードを見つける。直後、墓が爆発。ボンドは吹き飛ばされてしまう。マドレーヌの身を案じたボンドは、ホテルへ戻り彼女と合流する。

特別仕様のアストンマーチンに乗り、襲撃をかわしつつ、二人はなんとか駅に到着する。しかしマドレーヌの裏切りを疑ったボンドは、彼女に別れを告げる。

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映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじ【承】

5年後。ボンドはジャマイカで一人暮らしていた。そこへCIAのフェリックス・ライターが、米国務省のローガン・アッシュと共に現れる。フェリックスは、とある研究室から盗み出されたウィルスの奪還と連れ去られた科学者オブルチェフの救出を、ボンドに依頼する。

ボンドは引退を理由に一度は依頼を断る。しかし、MI6時代の上司Mがウィルスの開発計画「ヘラクレス計画」に関わっていることを知ったボンドは、フェリックスの依頼を受け、キューバへと向かう。

ボンドはCIAのエージェント・パロマと合流。スペクターが集まるブロフェルドの誕生パーティーに潜入する。潜入は事前にブロフェルドに察知されており、ボンドに向けウィルスを含むガスが噴射される。しかし、倒れたのはボンドではなく周囲のスペクター構成員であった。戸惑うボンドであったが、パロマと共に逃走するオブルチェフの確保に成功する。

オブルチェフを救出したボンドは、船でフェリックスらと合流する。しかしローガンが裏切り、オブルチェフを連れて逃亡。船は襲撃を受ける。ボンドは脱出に成功するものの、フェリックスは命を落としてしまう。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじ【転】

ロンドンへと戻りMI6へと向かったボンドは、Mに協力を求める。だが、Mがヘラクレス計画を進めていたことに関して口論となり、MI6を追い出される。

ボンドは元同僚のマネーペニーと共にQの元を訪れる。オブルチェフが持っていたデータを解析するQ。ヘラクレス計画とは、ナノマシンを仕込んだウィルスが触れるだけで感染し、特定のDNAを持つ人間を死に至らしめる兵器の開発であった。

一方、セラピストとなったマドレーヌの前に、サフィンという男が現れる。彼は能面を見せると、かつて母の命を奪ったのは自分だと告げる。彼は家族を、スペクターの構成員であったマドレーヌの父に殺されていた。サフィンはブロフェルドをウィルスに感染させるよう、彼と面会が可能なマドレーヌを脅す。

面会当日、マドレーヌは同じく面会に訪れたボンドと再会。マドレーヌとボンドは、ブロフェルドとの面会に望むが、おびえた彼女は部屋を出て行ってしまう。二人きりになったボンドは、ブロフェルドの挑発的な言動に激高し彼に掴みかかる。するとブロフェルドは苦しみながら死亡してしまう。直前にマドレーヌの手を握ったボンドが、ウィルスの橋渡し役となったのだ。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の結末・ラスト(ネタバレ)


ボンドはマドレーヌの家を訪れる。彼女はそこで娘のマチルドと二人で暮らしていた。

ボンドはサフィンに居場所を知られていることを察知し、二人を連れて逃げ出す。サフィンの部下の襲撃を受けたボンドは、裏切り者のローガンを倒すが、マドレーヌとマチルドを連れ去られてしまう。

ボンドは二人の救出と、ウィルス製造工場を破壊するため、ノーミと共にサフィンのアジトがある島へと向かう。マドレーヌとマチルドを救出したボンドは、ノーミに二人を託す。

ボンドは、アジト全体を破壊するため、イギリス海軍にミサイル発射を要請。アジトは堅固な防壁で覆われているため、システムを解除し防壁を開く必要があった。

管制室に向かうボンドの前にサフィンが立ちはだかる。戦いの末、ボンドはサフィンを倒す。しかし、戦いの最中、サフィンはボンドを「誰にでも感染し、マドレーヌとマチルドだけが選択的に死ぬ」ウィルスに感染させていた。

ミサイル着弾前にボンドはシステム解除に成功するが、島を脱出することは、もはや不可能であった。マドレーヌと最後の会話を交わすボンド。マドレーヌは彼に、マチルドが彼の娘であることを告げる。「わかっていた」と返すボンド。ミサイルが島へと降り注ぐ。

数日後、MI6ではMを始めとする面々が、ボンドに献杯し彼との別れを惜しむ。

マドレーヌは、かつてボンドと暮らしたマテーラの道を、娘を助手席に乗せて走りながら、彼の思い出を語っていた。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

ダニエル・クレイグ版ボンドの最終章にふさわしい壮大な幕引きでした。冒頭のノルウェーでの静かな逃避行から、マドレーヌと娘との再会、そしてラストの自己犠牲まで、ボンドの“人間としての生き様”が描かれていたのが印象的。スパイというより父であり、愛する人を守る男としての姿に涙しました。長年のファンとして、これ以上ない見送りだったと思います。(30代 男性)


最初から最後まで圧倒的なスケールと感情のうねりに圧倒されました。特に終盤のミサイル基地での戦闘シーンはシリーズ屈指の緊張感。ボンドが娘の存在を受け入れ、自らの命を犠牲にする結末は衝撃的でしたが、同時に深い納得を感じました。アクションのキレ、映像美、音楽、どれを取っても最高峰。感動で胸がいっぱいになるスパイ映画でした。(20代 女性)


ダニエル・クレイグが演じてきたボンドの人間臭さ、そして孤独がついに救われる形で完結したのが良かった。スパイ映画でここまで“愛”をテーマにした作品は珍しい。特にボンドが娘マチルドを抱きしめるシーンは涙腺崩壊。物語としても見事な終わり方だったと思います。これまでのボンド像を覆す“感情のクライマックス”。最高のラストでした。(40代 女性)


“ボンドが死ぬ”という結末は最初ショックでしたが、それが彼にとっての救いだったと感じます。マドレーヌや娘を守るための自己犠牲は、彼がようやく人として完成した瞬間。アクション映画でありながら、深い人間ドラマとしても成立していました。シリーズの中で最もエモーショナルな作品。静かな余韻が長く心に残ります。(50代 男性)


シリーズを締めくくるにふさわしい重厚な作品でした。ボンドの死を悲しみながらも、彼が人間として愛を選んだことに感動しました。音楽の使い方も完璧で、ハンス・ジマーのスコアが感情を引き上げます。ラミ・マレック演じるサフィンの狂気も秀逸で、悪役として印象に残る存在。美しく、切なく、そして偉大なフィナーレでした。(30代 女性)


本作は単なるスパイアクションではなく、家族と愛を描いたヒューマンドラマとして完成されています。冒頭からマドレーヌとの絆を軸に進む展開が、シリーズの中でも異質で新鮮。ボンドが娘に見せる優しい表情が忘れられません。最後の選択に涙したのは、ボンドが“愛される人間”になれた証。クレイグ版の集大成として文句なしです。(20代 男性)


長年ボンドシリーズを観てきましたが、ここまで感情的な作品は初めて。クレイグ版のボンドは強さの裏にある孤独を常に抱えていましたが、本作でようやく彼は“救われた”気がします。戦う理由が任務ではなく、“家族のため”になった瞬間にボンド像が変わりました。これほど美しい終わり方をできるシリーズはそう多くありません。(60代 男性)


アクションの完成度もさることながら、物語の構成が本当に素晴らしい。スカイフォール、スペクターと続いたテーマをしっかり回収し、クレイグ版の物語をひとつの人生として描き切った。最後にマドレーヌが娘に「彼の名前はジェームズ・ボンドよ」と語るシーンで号泣。シリーズを追ってきた人ほど心が震えるラストです。(30代 女性)


ボンドシリーズに“父性”というテーマを持ち込んだことが革新的でした。スパイとしての孤独、恋人への愛、そして娘への想い。その全てがラストに集約され、静かに幕を閉じる。爆発と共に消えるボンドの姿は悲しいのに、どこか満たされた印象を残します。アクションもドラマも一級品。ダニエル・クレイグの集大成に相応しい傑作。(40代 男性)


ボンド映画なのに涙が止まらなかった。アクションよりも“愛と別れ”がメインテーマであることに驚かされたけど、その深さが作品を特別なものにしていました。終盤、マドレーヌと娘が車で去るシーンの静けさが胸に刺さる。クレイグのボンドが築いた新しい007像は、間違いなくシリーズの歴史を変えたと思います。(20代 女性)

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

スカイフォール

この映画を一言で表すと?

ボンドの“過去”と“家族”が交錯する、シリーズ屈指の重厚な人間ドラマ。

どんな話?

MI6がハッキングされ、機密情報が流出する中、ボンドは自身のルーツと向き合うことになる。過去の秘密、Mとの深い絆、そして“ボンドとは何者なのか”というアイデンティティを描いた作品。007シリーズの中でも特にドラマ性が高く、映像も圧巻。

ここがおすすめ!

『ノー・タイム・トゥ・ダイ』に繋がる“ボンドの人間的な一面”を深く掘り下げた名作。サム・メンデス監督の美しい映像とトーマス・ニューマンの音楽が融合し、スパイ映画の枠を超えた感動を生み出しています。シリーズ最高傑作との呼び声も高い一本。

キングスマン

この映画を一言で表すと?

紳士の装いで世界を救う、新時代のスタイリッシュ・スパイアクション。

どんな話?

ロンドンに拠点を置く秘密組織「キングスマン」が、世界を脅かすテロ計画に挑む。若者エグジーが一人前のスパイとして成長していく過程を描くアクション映画。伝統とクールなユーモアが絶妙に混ざり合った新感覚スパイストーリーです。

ここがおすすめ!

『ノー・タイム・トゥ・ダイ』のような洗練されたスパイアクションを、よりポップかつ大胆に楽しめる作品。ガジェットの使い方や戦闘シーンの撮影がスタイリッシュで、クラシックと現代が融合した独自の世界観が魅力です。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト

この映画を一言で表すと?

“究極のスパイ”が極限まで追い詰められる、シリーズ最高のアクション大作。

どんな話?

IMFエージェントのイーサン・ハントが、奪われた核兵器を巡り国際的陰謀に挑む。仲間との信頼、過去の決断の代償、そして正義とは何かを問う展開がスリリング。全編を通して息をのむような実写スタントが繰り広げられます。

ここがおすすめ!

『ノー・タイム・トゥ・ダイ』と同じく、“任務と人間性の狭間”で葛藤する主人公像が共通。トム・クルーズの全力スタントはまさに圧巻で、映画としての完成度・スリル・感情の深さすべてが揃ったアクション超大作です。

テネット

この映画を一言で表すと?

“時間を操るスパイ映画”という新たな挑戦を描いた、クリストファー・ノーラン監督の傑作。

どんな話?

時間を逆行できる装置を巡り、第三次世界大戦を防ぐために奔走する男の物語。時間の流れが交錯するスパイアクションとして、複雑ながらも中毒性のある世界観を構築しています。科学とスパイの融合が極めて斬新。

ここがおすすめ!

『ノー・タイム・トゥ・ダイ』のようなスタイリッシュさと人間ドラマに、時間という新たな要素を加えた異次元のスパイ映画。ノーラン監督ならではの頭脳的演出と圧巻の映像体験が味わえます。何度も観るほど新しい発見がある作品です。

アルゴ

この映画を一言で表すと?

“嘘の映画で人を救う”——史実に基づいた緊迫の救出劇。

どんな話?

1979年のイラン人質事件をもとに、CIAが架空の映画撮影を装って人質を脱出させるという奇想天外な作戦を描く。実際の歴史をベースにしながら、手に汗握るスリルと人間ドラマを巧みに織り交ぜています。

ここがおすすめ!

『ノー・タイム・トゥ・ダイ』に通じる“命を賭けた任務”と“プロとしての矜持”が際立つ実話ベースのスパイドラマ。派手なアクションではなく、頭脳戦と心理戦で観客を引き込みます。ベン・アフレック監督の緻密な演出が光る名作です。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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