この記事では、映画『あいが、そいで、こい』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『あいが、そいで、こい』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0061033
| 製作年 | 2018年 |
|---|---|
| 上映時間 | 112分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ 青春 |
| 監督 | 柴田啓佑 |
| キャスト | 小川あん 高橋雄祐 長部努 古川ヒロシ |
| 製作国 | 日本 |
映画『あいが、そいで、こい』の登場人物（キャスト）
- ワン・ジャーリン（小川あん）
- イルカの調教師になるために台湾から来た、台湾と日本のハーフである留学生の少女。気が強く、亮のことを子ども扱いする。
- 萩尾亮（高橋雄祐）
- バスケに命を燃やしていた高校生。試合中にチームメイトの堀田と喧嘩をしてしまい、イルカの調教師をサポートするボランティアに参加する。負けず嫌いで天邪鬼。
- 掘田健太（長部努）
- 亮のバスケのチームメイト。亮と同じく、喧嘩が原因でボランティアに参加する。市長の息子である。
- 絹川学（古川ヒロシ）
- 亮の友人。神社の息子で規律は必ず守る真面目な性格。亮に誘われ、海の家でバイトをする。
- 小杉茂雄（廣瀬祐樹）
- 亮の友人。ぽっちゃり体型だが、とにかくモテることばかりを考えている。亮に誘われ、海の家でバイトをする。
- 瀬戸由衣花（中垣内彩加）
- 亮の幼馴染。昔から亮の世話を焼いていて、密かに亮に好意を寄せている。
映画『あいが、そいで、こい』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『あいが、そいで、こい』のあらすじ【起】
2001年。高校最後の部活の試合で負けてしまった亮は、チームメイトの堀田と大喧嘩をし、校長から、罰としてイルカの調教師をサポートするボランティアに行くよう命じられる。
嫌々ながらもボランティアに参加する亮は、見習い調教師で台湾と日本のハーフである、ワン・ジャーリンと出会う。
ボランティア中にジュースを飲む亮たちに、飲食禁止と怒るリン。素直に謝る仲間たちを横目に、亮は絶対に謝らないと意地を張る。リンはそんな亮に、ガキは嫌いと言うのであった。
亮と小杉と学の3人は見習い調教師たちに親睦会をしないかと誘う。それをきっかけに亮たちと見習い調教師たちは仲良くなるのであった。
ビーチバレーをする亮たち。海に入らないの？と聞かれるが、俺はいいですと亮は言う。
怖いんでしょとリンに言われてむきになり、海に入っていった亮は足がつって溺れてしまう。リンはそれを助けるのであった。
亮が目を覚ますと幼馴染の由衣花が心配していた。無理をするからだと言うリンに、亮はかなづちなのと由衣花は怒る。
リンさんと仲良くしないでと由衣花は亮に言うのであった。
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映画『あいが、そいで、こい』のあらすじ【承】
いがみ合いながらも少しずつ心を通わせていく亮とリン。その様子をみて由衣花は面白くなさそうだ。調教師の訓練が終わったら帰るというリンに、これ以上かき乱すなと由衣花は怒る。
リンのぎこちない日本語を馬鹿されるところを目の当たりにした亮は、日本語の練習をするリンに付き合う。ありがとうと言うリンに、礼を言う暇があったら練習しろと亮は素直になれない。そんな亮を引っ張って、かなづちを治してあげるとリンは海へ連れていくのであった。
ある日、小杉が1人の女性を尾行している姿を亮たちは発見する。道で気分を悪くしているところを助けた女性だそうだ。また会いたいから協力してほしいという小杉であったが、亮たちは断るのであった。
亮はリンに大学を出たら水族館で働くのかと聞く。
リンは5歳の頃に母親が台湾を出ていってそれから会っていないことを話す。ここは母親の故郷であり、イルカが唯一の思い出だと。
母親の居場所はわかるのかと聞く亮に、リンは昔母親が働いていたというスナックのライターを渡すのであった。
映画『あいが、そいで、こい』のあらすじ【転】
父の同僚である浜さんが行きつけの店とリンが言っていた店が一致する。亮は浜さんにスナックに一緒に連れて行って欲しいと懇願するのであった。
スナックでママだという女性がリンの母の名前と一致し、亮は驚く。スナックにはリンが持っていたキーホルダーと同じものが飾られていた。それを見て、いてもたってもいられなくなった亮は、店を飛び出し、リンを連れてスナックに戻るのであった。
リンとリンの母が対面する。リンは感情が抑えきれず、リンの母を問いただすが、リンの母はお帰りくださいと冷静に言うばかりだ。
リンはたまらず泣きながら店を飛び出す。それを追いかける亮。そのまま2人は海で一夜を過ごす。
昨夜のことを知った亮の父はかんかんに怒っていた。リンのこともステージに立たせないつもりのようだ。
リンをステージに立たせるため、亮たちはスナックの女性に、市長に頼んでもらえないかとお願いをする。そのかいもあってか、市長が亮の父に、リンをステージに立たせてあげるよう声をかけてくれるのであった。必死に頭を下げるリンや亮を見た父は、リンがステージにあがることを許可するのであった。
映画『あいが、そいで、こい』の結末・ラスト（ネタバレ）
ステージに立つリンを見守る亮たち。リンは見事にステージを成功させるのであった。
イルカの調教師になるとリンは言う。
最後の授業とリンは亮にシュノーケルを渡し、2人は一緒に海を泳ぐ。
台湾に帰らないで欲しいと亮は冗談交じりに言う。そんな亮にリンは台湾語で何かを言い放ち、怒った様子で行ってしまうのであった。
海の家でいつも通り働く小杉と学は、海で子供が溺れているのを発見する。小杉が助けを求めに行っている間に、学は海に飛び込みそのまま亡くなってしまった。
1人泣かない亮を見て、リンは亮を抱きしめる。戸惑う亮であったが、やがて堰を切ったように泣き出すのであった。
リンが旅立つ日。寝たふりをする亮に、もう2度会えないかもしれないと由衣花は泣きながら亮を送り出すのであった。
浜さんに車を出してもらい、空港へ向かう亮であったが間に合わず、飛び立つ飛行機を見守る。
大人になった亮が水族館に佇む。そこにはイルカと一緒に泳ぐリンの姿があった。
リンとの思い出を思い出す亮、飛び立っていく飛行機に、行け！リン！と叫ぶのであった。
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映画『あいが、そいで、こい』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『あいが、そいで、こい』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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